うさぎの体のつくりの特徴や習性まとめ|ペットに人気の種類ごとにも解説のサムネイル画像

一般的に、うさぎといえば、愛くるしい顔とかわいい耳が特徴の動物ですね。飼育は大変ながらペットとしても人気で、ネザーランドドワーフなど飼いやすいやすい特徴をもつ種類のうさぎもいます。今回は、うさぎの特徴的な体のつくりや習性、性格を、種類・性別(オスメス)ごとに徹底解説します。

この記事の目次

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かわいい顔をしているうさぎって、どんな特徴の動物?

うさぎはウサギ科の動物の総称です。中でもペットに多いまん丸かわいい顔のうさぎは、野生の「アナウサギ」と呼ばれる種を改良して生まれたものってご存じでしたか?


アナウサギは草原や森林に生息し、その名の通り「掘った巣穴」を安全基地として生活しています。うさぎは消化管を常に動かしていかなければ、脂肪肝という障害を起こして死んでしまう生き物なので、巣穴から出ている間は常に餌探しです。


そんなアナウサギは一夫多妻制に基づく「群れ」で生活しますが、この「群れ」は「縄張り内の緩やか集合体」といった感じで、厳密に組織化されている訳ではありません。単独行動が多く、縄張り意識も強い為、温厚そうに見えて、他のうさぎと激しい喧嘩をする事も珍しくないのです・・・!


その他にも

  • 完全草食性
  • 平均寿命は7~8年
  • 薄明薄暮性(朝方と夕方に活動)
  • 周期的な発情期がなく年中繁殖可能
  • 縄張り意識が強い
  • 体積に対し心臓が小さい

等の生態的特徴を持つのが「うさぎ」という動物なんです。


ペットのうさぎも野生時代の体のつくりや習性を受け継いでいる為、この様な生態的特徴を理解しておくと、飼育もかなりしやすくなるはずです!

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うさぎにはどんな特徴的な体のつくりがある?


うさぎといえばあの「長くて大きな耳」を誰もが思い浮かべると思います。でも耳以外の部位も、自然界で生き抜く上で極めて重要な役割を果たしているんですよ!

安全な自宅で過ごす「ペットのうさぎ」であっても、体のつくりは変わりません。そしてうさぎの体のつくりを正しく知れば、うさぎの感情や行動、健康状態への理解がより深まり、お世話の質もグッと向上するはずです。

そこで以下では、うさぎの体のつくりを

  • 口・歯
  • 骨格・頭骨・筋肉
  • 毛・毛皮
  • おしり・しっぽ

と部位に分け、簡単に紹介していきますので「うさぎの事をもっと理解したい!」という人は是非参考にしてみてくださいね!

うさぎの特徴的な体のつくり①:耳

長いはうさぎのトレードマークといっても良いでしょう。


耳にはまず当然ながら「聞く」という役割があります。うさぎの聴覚は人間の3倍もあると言われ、耳をアンテナの様にピンと立てる事で、360度あらゆる方向の音源を拾い、天敵の接近を未然に察知する事が出来ます。


また耳には聞く以外にも「体温調節」という役割もあります。耳には多くの血管が張り巡らされており、うさぎはこの耳に風を当てる事で放熱し、体温が上がり過ぎないようにしたり、逆に寒い時には耳の血管を閉じる事で、体温を保ったりしているんですよ。

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耳はとてもデリケートな器官です。小さなお子さん等がいらっしゃる場合は、上記の説明を子供向けにかみ砕いて教えてあげて、やたら触ってはいけない事を理解して貰いましょう。

うさぎの特徴的な体のつくり②:目

うさぎのはまん丸可愛いですよね。ただあんな綺麗な目をしていても、うさぎの視力はさほど良くありません。正面10度程度しか正確に距離感・立体感を感じて見る事は出来ていないのです。


ただ目が顔の真横についており、かつ少し外側に飛び出している影響で、視野が非常に広いです。背後も含め、ほぼ360度を見ることが出来ています。


また光の感知能力も優れているので、月明り程度の光があれば、夜の暗闇の中でも問題なく活動出来るんですよ。

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うさぎの特徴的な体のつくり③:鼻

うさぎのは、早く動いたり遅く動いたり、ほとんど動かなかったり、実に表情豊かですよね。鼻が動く理由は大きく分けて2つあります。


まず一つは「呼吸」する為です。鼻周りの発達した筋肉で、頻繁に鼻孔を開けたり、閉じたりして、いつも新鮮な空気を取り込んでいます。


そしてもう一つ「においを嗅いでいる」為です。うさぎの鼻がピクピク早く動いている時は、においを嗅いで情報収集しているんですよ。うさぎの嗅覚は人間の10倍もあると言われており、危険察知や食料探し、仲間の個体識別などに利用しているのです。

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うさぎは鼻呼吸をさかんにする一方で、口呼吸はほとんど出来ず、胸腔(心臓や肺を容れる空間)が狭い為、呼吸器系の病気に極端に弱いという性質があります。

うさぎの特徴的な体のつくり④:口・歯

うさぎの口は「ヘアリップ」と呼ばれるY字に割れた唇が特徴的です。口はいつも少し湿っていますが、これはにおい分子を集め易くし、嗅覚を補助する役割があるんです。


さらにうさぎといえば、上下に生えた長く鋭利な前歯も特徴ですよね。前歯は「切歯」とも呼ばれ、固い樹皮や木の枝を噛み千切る事が出来るほど強力です。


うさぎは普段からこういった噛み応えのある物をかじる事で、伸び続ける歯(常生歯)を適切な長さ・形状に保っているのです。


またうさぎは年齢を重ねると歯の老化現象で、上下の歯の擦り合わせが上手く出来なくなり、不正咬合と呼ばれる病気に罹り易くなります。医療の進歩でペットのうさぎの高齢化が進んだ為に、今や珍しくない病気になっています。

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うさぎの特徴的な体のつくり⑤:骨格・頭骨・筋肉

うさぎの骨格は体重の7~8%程度しかありません。天敵に見つかった時に素早く逃げられる様、非常に軽く細く設計されているんですね。大きな眼窩が特徴の頭骨についても、側面には網目構造になっている部位がみられ、軽量化の為の適応が伺えます。


これはうさぎの骨は脆く骨折し易い事も意味しています。年齢を重ねる程、その傾向は顕著になる為、固い床で飼われている高齢うさぎ等は、ちょっとした衝撃で骨折してしまう事も珍しくありません。


ただ骨が軽い分、骨格筋は非常に発達しています。特に足に強靭な筋肉を持っており、うさぎはその立派な足を利用して、高速で走ったり、何メートルもジャンプする事が出来るのです。

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うさぎの特徴的な体のつくり⑥:毛・毛皮

うさぎは全身被毛に覆われている動物で、毛質は細く・軽く・柔らかく、保温性に優れているのが特徴です。


春と秋に換毛期と呼ばれる毛の生え換わる時期がやってきて、大量に抜け毛が出ます。ペットのうさぎの場合、毛づくろいの際この抜け毛を大量に飲み込み、消化管うっ滞という病気を発症する事もあるので、小まめなブラッシングによる予防が求められます。


ちなみにノウサギの場合、冬を控えた換毛期には白い毛に生え変わり「冬うさぎ」に変身します。見た目を積雪地帯の背景にうまく溶け込ませ、天敵の目を逃れる事が出来るのですね。


ペットに多いアナウサギは換毛で「冬うさぎ」になったりはしませんが、色が薄くなったり濃くなったりと、多少の見た目の変化はあるんですよ。

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品種改良で生まれたペットのうさぎの毛色は、ブラック・ホワイト・チョコレート・オレンジ・オパール等実にバリエーション豊かです。

うさぎの特徴的な体のつくり⑦:おしり・しっぽ

うさぎには丸くて可愛らしい小さなしっぽが生えています。あまり目立たないので「何のためにあるんだろう?」と不思議にも思えますが、よく観察して観ると、毛色に関わらずしっぽの裏側が白くなっているのがわかると思います。


そして白くなっているのにはちゃんと意味があり、うさぎは天敵から逃げる時、しっぽを立て、あえてこの「白い部分」を目立たせる事で、仲間に警告を発するという、何とも涙ぐましい習性があるのです!


また犬ほどではないものの、うさぎのしっぽも「感情」が現れる部位です。寛いでいる時は尻尾が下がったり、怒っているには上を向いたり、嬉しい時には振ったりしているので、観察してみてくださいね!

うさぎの種類ごとの特徴・性格の詳細解説・違い


ペットのうさぎの大半はアナウサギという野生のうさぎを祖先に持ちます。そして品種改良により、そのアナウサギから様々な種類のうさぎが生み出されました。


ペットとして迎えるにあたり、どの種類を選ぶか大いに悩むと思いますが、種類ごとの特徴・性格の違いを判断材料にしてみてください。


うさぎ協会(ARBA)の公認品種の中で、特にペットとして人気なのは

  • ネザーランドドワーフ
  • ホーランドロップ
  • ミニレッキス
  • ロップイヤー
  • ミニウサギ

等が挙げられ、良くなつく上、初心者でも飼いやすいとされています。


以下でうさぎの種類別に、その特徴・性格を簡単にまとめましたので、これからうさぎを飼おうと思っている方は参考にしてみてください!

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ペットに一番人気のネザーランドドワーフの特徴・性格

ネザーランドドワーフは、ペットとしては一番人気な種類です。ダッチ種と野生のアナウサギの交配により生まれた、体長26㎝・体重1kg前後の最小品種です。


短い耳、小さな丸顔が特徴的で、ピーターラビットのモデルとしても知られますね。後に紹介するうさぎと比べて、ブルー・オパール・チョコレート・ホワイト等、毛色が多彩なのもネザーランドドワーフの特徴です。


寿命は7~8年とされていますが、近年は医療の進歩もあり、年齢10歳を超える長寿の子も増えている様です。


性格については、活発で好奇心旺盛な子もいれば、臆病で神経質な子もいるなど、両極端です。神経質な子の場合、慣れるまでは色々な配慮が必要にはなりますが、ペットとして最も改良が進められた品種なので、基本的に飼い易いと思って良いでしょう。

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たれ耳がかわいいホーランドロップの特徴・性格

「ロップ」とは垂れ耳うさぎの総称であり、ホーランドロップはその垂れ耳うさぎの中でも最小の品種として知られます。「ホーランド」とは英語でオランダの事であり、オランダのブリーダーにより、ネザーランドドワーフとフレンチロップの交配から生まれた品種なんですよ。


ぺたんと垂れた耳、愛嬌のある丸い顔が特徴的で、ペットとしてはネザーランドドワーフに次ぐ人気を誇ります。体長は30~35㎝・体重は1.5~2.0kgとドワーフよりはやや大きめです。


寿命はネザーランドドワーフとそう変わらず、10年以上生きる事も珍しくなくなっています。


性格については、全体的におっとりしており、警戒心も低いです。甘えん坊で人に良くなつくので、大切に育てれば飼い主さんに付いて回る様にもなりますよ。


ただ垂れ耳うさぎは、立ち耳うさぎと比べて、「外耳炎」の様な耳の病気に罹り易いので、飼育には少々コツも必要な事も知っておきましょう。

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ホーランドロップは同じくロップの一種「ミニロップ」と似通っていますが、大きさが大分違います。ミニロップは「ミニ」とは言うものの体重2~3㎏、体長40~50㎝と、ホーランドロップより一回り大きいのです。

短毛で手触りが滑らかなミニレッキスの特徴・性格

ネザーランドドワーフ、ホーランドロップに次いでペットとして人気が高いのがミニレッキスです。アメリカ・カリフォルニア州にて、大型のレッキス(「うさぎの王」の意)と小型のドワーフの交配により生まれました。


体長35cm・体重1.4~2.0kgで、筋肉質な体、濃い艶やかな短毛、ビロードのような滑らかな手触りが特徴です。


性格については、個体差はあるものの、全体的に穏やかで人によくなつく子が多いです。毛が短く抜け毛が少ないので、手入れが比較的楽ですし、物覚えが良く、環境への適応能力も高いという事も相まって、非常に飼いやすい品種といえるでしょう。

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その他:ロップイヤー、ミニウサギ、混血うさぎなどの特徴・性格

その他にも様々な種類のうさぎがいますので、以下種類別の特徴・性格をまとめておきますね。


ロップイヤー

「ロップイヤー」は、垂れ耳うさぎの総称であり、上述したホーランドロップはロップイヤーの一種になります。種類によって大きさに差があり、1.5㎏前後のホーランドロップから、2~3kgのミニロップ、6㎏を超える様なフレンチロップまで様々。全体的に「穏やかで懐きやすい性格」とされています。


ロップイヤーの性格や特徴について解説!人にはなつくの?


ミニウサギ

「ミニウサギ」とは「小柄な雑種のうさぎ」の事です。「ミニウサギ」といっても、ネザーランドドワーフより大きな個体も多く、呼称はあくまで俗称であり「ミニウサギ」という品種は存在しない事に注意してください。そして様々な品種のミックスという事もあり、その性格も個体によって様々です。


ミニウサギの性格や特徴は?歴史や寿命、かかりやすい病気についても解説!


混血うさぎ

「混血うさぎ」とは、様々な品種のミックスのことです。大きさもカラーバリエーションも個体によってバラバラです。性格についても、穏やかな子もいれば、臆病な子もいるし、活発な子もいます。


ライオンラビット(ライオンヘッド)

「ライオンラビット(ライオンヘッド)」は、異種交配の突然変異で生まれた品種です。ライオンの様な飾り毛が特徴的。社交的で好奇心旺盛な性格とされています。


ライオンラビットの性格や特徴は?飼育する上での注意点についても解説!


ジャージーウーリー

「ジャージーウーリー」は、ネザーランドドワーフと他のうさぎの交配種です。小柄かつもふもふ長い被毛が特徴。おとなしく穏やかな性格とされています。


初心者でも飼いやすい甘えん坊!ジャージーウーリーの性格や特徴、寿命について解説


ドワーフホト

「ドワーフホト」は、ネザーランドドワーフと他のうさぎの交配種です。小柄でくっきりしたアイラインが特徴。好奇心旺盛でフレンドリーな性格とされています。


アイラインが特徴的なドワーフホトの性格や寿命、かかりやすい病気を解説! 

うさぎは性別によって、ある程度性格の傾向が見られ、一般的には発情期がない分、メスよりオスの方が穏やかで懐きやすいと言われています。

うさぎの特徴的な習性・かわいい習性を解説


うさぎには厳しい自然界に適応する為に発達した様々な習性があり、それはペットのうさぎにも野生時代の名残として残っています。


例えば「うたっち」の様な、とても可愛らしい習性であっても、それは自然界を生きる上で重要な役割を果たしていたりするのです。


ここではそんなうさぎの習性の中でも代表的な

  • 毛づくろい
  • 穴掘り・足ダン
  • うたっち

の3つを取り上げ、それぞれの習性の持つ意味を簡単に解説していきます。

うさぎの習性①:毛づくろい

毛繕い」はうさぎの代表的な習性の一つです。うさぎの唾液には抗菌作用があり、常日頃から自分の毛を綺麗に舐めとる事で、身体を清潔に保っています。うさぎをお風呂に入れなくても良い(むしろ入れてはいけない)と言われているのは、毛繕いで十分綺麗に出来るからなんですね。


顔のような舌の届かない所は、唾液をつけた前足で器用に拭いています。特にグルーミング中の、耳を上手に両手で挟んで掃除する「ティモテ」と呼ばれる仕草は、飼い主さんが口をそろえて「可愛い!」といいますね。人間がまるで「髪をくしで解かす様」にも見えて、否が応でも愛着が湧きます・・・!


またうさぎは群れで生活する動物なので、仲間相手に毛繕いしてあげる事もあります。毛繕いは体を清潔に保つ以外でもスキンシップの役割も果たし、仲間内の信頼関係を構築し、秩序を維持するのに一役買っているのです。

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うさぎの習性②:穴掘り・足ダン

ペットのうさぎの多くは、アナウサギという野生のうさぎを品種改良して生まれたものです。アナウサギはその名の通り、巣穴(通称:ワーレン)を掘り、そこを安全基地にしたり、寝床にしたり、子育ての場にしたりする習性があります。


うさぎを飼う人なら、一度はうさぎが、地面がない場所、絨毯やマットの上でやたらホリホリしているのを見た事があると思います。あれって実は野生時代の名残なのです。


またこの穴掘りの習性に関連して、後ろ足を地面に叩きつけ、巣穴にいる仲間に危険を知らせるスタンピング(通称:足ダン)と呼ばれる習性もあり、人と暮らすペットのうさぎでも本能でこの行動を行います。


ただし、巣穴を作ったり、仲間に危険を知らせたりする必要のない飼育下では、ホリホリにしろ、足ダンにしろ、飼い主の気を引くためだったり、不満の意思表示である場合が多いです。

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うさぎの習性③:うたっち

最後にうさぎの可愛らしい習性「うたっち」について紹介します。


「うたっち」とは、うさぎがたまに見せる「立つ」仕草の事です。うさぎが急に立ち上がり、周りをキョロキョロ見渡す仕草は、これまたうさぎを飼う人なら一度は目にしたことがあると思います。


うさぎの「可愛らしい習性」の筆頭ともいえますが、うさぎにとってこの行動は情報収集もしくは警戒行動を意味しています。立ち上がると共に耳をアンテナの様に立てていると思いますが、これはより広範囲の音を拾い音源の正体を探ろうとしているんです。


自然界においては、この習性により天敵の接近等に迅速に対応できる訳ですが、そんな聴覚の良さが飼育下では弊害になる事もあります。私達が「大したことない」と感じる小さな音でも、うさぎにとっては大音量に聞こえている場合もあるのです。


器用に二本足で立つ姿は可愛らしいですが、あまりに頻繁に「うたっち」を繰り替えす様なら、それはうさぎが常に何かを警戒していなければいけないストレス下に置かれている可能性も考慮してくださいね・・・。

まとめ:うさぎの体のつくりの特徴やかわいい習性について

以上、「うさぎの体のつくりの特徴」や「かわいい習性」について解説させて頂きました。

うさぎの習性を理解する事は、家族としてうさぎとの良好な関係を続けていく上でとても大切です。まだうさぎとの接し方がわからない、小さなお子さんがいらっしゃる場合は、こういった習性の意味を子供向けにかみ砕いて教えてあげてくださいね!

MOFFMEではほかにもうさぎや、うさぎのペット保険についても多数記事を公開していますのでぜひ参考にしてみてください。

記事モデル:まぴんこ