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お散歩中やお出かけの際に犬をカートに入れている人を見かけることがありますよね。おでかけの範囲が広がるなどのメリットがありますが、他にはどんなメリットがあるのでしょうか。今回は犬用のカートのおすすめの選び方やデメリットもあわせて紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬用のカートやバギーってなぜ必要?メリットやデメリットとは

皆さんは、「犬用のカート」を見たことがありますか?犬用のカートやバギーは、「お出かけする時に便利」「熱中症の予防」「老犬になって散歩が困難」など、飼い主さんの悩みや目的に応じて、さまざまな利用方法があります。


では、なぜ犬用カートは必要なのでしょうか。そして、使うとどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。


今回MOFFMEでは、

  • おすすめカートの選び方
  • カートやバギーのメリット
  • カートのデメリットや注意点
  • レンタルカートについて
  • 大型犬・中型犬・小型犬それぞれのおすすめ人気カート
  • 犬用カート以外のお散歩グッズ
についてご紹介いたします。犬用カートを利用したことがある方もない方も購入する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

犬用のカートやバギーにはどんなものがある?おすすめの選び方

犬用のカートやバギーは、多くのメーカーからたくさんの種類が発売されています。また、大型犬・中型犬・小型犬によってサイズ用途が違います


犬用カートを選ぶときにおさえておきたいポイントは5つあります。カバーの有無・キャリーの取り外し機能・折りたたみ機能・タイヤの数や素材この5つのポイントをおさえることで、失敗することなく犬用カートやバギーを選ぶことができます。


それでは、それぞれのおすすめポイントを交えながらわかりやすくご紹介します。

犬用カートの選び方①:愛犬のサイズにあったものを

犬用カートの選び方1つ目は、「愛犬のサイズにあったものを選ぶ」ことです。犬用カートと一言にいっても、カートタイプリュックタイプなど、さまざまな種類があります。

また、耐荷重の制限や機能性など、予算と悩みに応じて考えなければいけないことはたくさんあります。ですが、愛犬のサイズにピッタリ合うカートを選んであげることは、とても重要なことです。

サイズが合っていないカートを使用していると「転倒の恐れ」「重さに耐えれなくなりカートが破損」など、大切なペットを危険にさらすことになってしまいます。

そのため、飼い主さんもわんちゃんも、安心してお散歩できるようなカートを選ぶようにしましょう。

犬用カートの選び方②:カバーの有無で選ぶ

犬用カートの選び方2つ目は、「カバーの有無」で犬用カートを選ぶことです。では、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。


カバー無しのメリットは、「わんちゃんの顔や状態を常に観察できる」ことです。また、デメリットは、「日差しが強い時の日よけがなく、熱中症にかかってしまう」「急な雨でぬれてしまう」ことです。


カバー有りのメリットは、「急な雨でも安心」「熱中症の予防」「ペット同士の喧嘩防止」などがあげられます。カバーがついている場合、カバーは折りたたみ式になっているため収納ができます。


邪魔なときは、しまうことができるので、カバーがあるものを選ぶことをおすすめしますが、飼い主さんの悩みや目的に応じて選びましょう。

犬用カートの選び方③:折りたたみ可能かどうか

犬用カートの選び方3つ目は、「折りたたみ機能があるかないか」で選ぶことです。折りたたみのできる犬用ベビーカーやキャリーは、「車や電車でのお出かけ時」「自宅で収納するとき」など、コンパクトにしたいときに便利な機能です。


また、コンパクトに折りたたむことができれば、持ち運びに苦労することがありません。折りたたみ機能の中には、バスケットを取り外して持ち運びできるものもあり、簡単に洗うことができるため衛生的に使用できます。


一方で、折りたたみに時間のかかってしまうカートもあるため「折りたたみ時間」も気にして選びましょう。折りたたみの機能が必要かどうかは、犬用カートを利用する場所やカートを置いておく場所によって決めましょう。

犬用カートの選び方④:キャリーの取り外しが可能なもの

犬用カートの選び方4つ目は、「キャリーの取り外しが可能なもの」を選ぶことです。車や電車など、公共交通機関での移動やお店でのお買い物など、「愛犬と一緒に出かけたい!」と思っている方はおおいのではないでしょうか。


そんな方は、バスケットやキャリーの取り外しができる犬用カートを選びましょう。取り外しができれば、ショッピングにレストランなど、愛犬と一緒に過ごせる時間が増えて楽しいですよね。


取り外し可能なキャリーは、カンタンに洗濯することができるのも嬉しいポイントです。また、カンタンに持ち運ぶことができるため、病院の待合室やお見合いなど、さまざまな場所で重宝します。

犬用カートの選び方⑤:タイヤの数や素材から選ぶ

犬用カートの選び方5つ目は、「タイヤの数や素材から選ぶ」ことです。たくさんのメーカーからいろいろな種類の犬用カートが販売されていますが「どんな素材のカートがあるのか」「タイヤの数で違いはあるのか」など、疑問に思ったかたもいるのではないでしょうか。


バスケットの材質は、ポリエステル、ナイロン、スチールが使用されているものがほとんどです。メッシュの窓がついたカートは、通気性にすぐれていておすすめです。


台車部分は、ポリエステル、パーティクルボード、アルミ合金フレームなどが使用されており、素材によって強度は異なります。タイヤの数は3輪と4輪の2種類あり、タイヤの太ささや駆動域など利用する場所と目的に応じて選びましょう。

犬用のカートやバギーのメリットとは?

犬用カートの必要性とおすすめカートの選び方5つについて、今までご紹介してきました。では、犬用カートやバギーを利用すると、飼い主さんと愛犬にどんないいことがあるのでしょうか。


次に犬用カートを利用するメリット5つ

  1. 出かける範囲の増加
  2. 多頭飼いのお出かけがしやすい
  3. 高齢やシニアのお出かけにおすすめ
  4. 熱中症対策
  5. 電車内での犬のストレス軽減
について詳しくご紹介いたします。犬用カートを検討しているかたは参考にして下さい。

犬用カートのメリット①:出かける範囲が広がる

犬用カートを利用するメリット1つ目は「愛犬とお出かけする範囲が広がる」ことです。「長い時間散歩に行きたいけど、わんちゃんが歩かなくなる・疲れてしまう」そんな悩みを抱いたことはありませんか?


犬用カートを使用すれば、愛犬が疲れてしまった時でも気にすることなく出かけることができます。また、人混みやガタガタと道が悪い場所など、普段はなかなか行けない場所もラクにお散歩することができます。


犬用カートを利用して出かける範囲が広がれば、いつもよりも楽しい時間を愛犬と過ごすことができます。ベビーカーのように荷物を収納できるカゴがついている便利な犬用カートもあるため、わんちゃんのお世話グッズ入れとして利用できるのもメリットの1つです。

犬用カートのメリット②:多頭飼いのお出かけがしやすくなる

犬用カートを利用するメリット2つ目は「多頭飼いのお出かけがしやすくなる」ことです。愛犬家の中には、多頭飼いのかたも多くいるはずです。


かわいい愛犬とのお散歩は楽しい時間ですが「それぞれ歩く方向が違い大変」「何匹か疲れて歩かなくなってしまい困った」という話を耳にします。そんな時は、犬用カートを使うのがとても便利です。


わんちゃんが歩かなくなってしまって抱っこする手間がなくなり重労働から解放されます。また、観光地や病院など「いつもと違う場所」は、わんちゃんが不安やストレスを感じやすいです。


そのとき、いつめ使っている慣れたカートがあれば、安心して愛犬のスペースと居場所を確保することができます。

犬用カートのメリット③:高齢やシニアの犬のおでかけに

犬用カートを利用するメリット3つ目は「高齢やシニアの犬のおでかけに便利」なところです。人も歳をとってくると、足腰が弱くなり歩くのが困難になってくるように、わんちゃんも足や腰が悪くなり散歩や歩行困難なります。


高齢の愛犬のお散歩には、ケガや熱中症だけでなく、愛犬の体力や体調などいろいろなことに気をつける必要があります。時には散歩を嫌がるわんちゃんもいるでしょう。


しかし、健康維持のためムリのない範囲でお散歩をすることをおすすめします。犬用カートは、老犬の足腰への負担を減らすことができる他、寝たきりの愛犬や闘病中のペットのお散歩や介護・気分転換にとてもおすすめです。


 愛犬に合わせた犬用カートを上手につかい、飼い主さんとわんちゃん共に楽しくお散歩できるようにしましょう。

犬用カートのメリット④:熱中症対策になる

犬用カートを利用するメリット4つ目は「熱中症対策」です。人よりもアスファルトに近い場所を散歩する愛犬たちは、太陽からの照り返しが強力でたくさん浴びてしまいます。


最近では、地球温暖化により、アスファルトの照り返しはさらに強力になり、肉球をヤケドしてしまうほどです。そんな時、活躍してくれるのが犬用カートです。


犬用カートを使っていれば、わんちゃんを「ヤケドや熱中症」から守ってくれます。また、冬場は、凍結による転倒や冷えから守ってくれます。


しかし、完全には予防することができませんので、日が高くなる前の朝方や気温の落ち着く夕暮れなど「散歩する時間」にも気をつけてお散歩してあげましょう。

犬用カートのメリット⑤:電車内の犬のストレス軽減

犬用カートを利用するメリット5つ目は「電車内の犬のストレス軽減」です。わんちゃんは、いつもと違う環境に行くと緊張してしまいストレスを感じやすくなります。


車や電車などの移動は、愛犬からしてみれば「体力をつかう大移動」なのです。特に電車は、たくさんの人が利用し音や振動が大きい乗り物です。


そのため、普段使っている犬用のカートがあれば、愛犬の安心できるスペースを確保しながら安全に移動することができます。電車内でのトイレやお昼寝のスペースとして使用することもメリットの1つです。


わんちゃんとの電車移動に困っている方は、1度試しに使ってみてはいかがでしょうか。電車内でのストレスが軽減され、いつもよりも楽しい時間を過ごせるかもしれません。

犬用のカートのデメリットや注意点とは?

今までの記事で、カートの必要性と選び方について・犬用カートを利用するメリットについて紹介してきましたがいかがでしたか?


犬用カートには、愛犬と飼い主さんにとってたくさの使い方やメリットがあることがわかりました。では、犬用カートを使用するにあたって、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。


次にデメリットや注意すべきポイント・重いカートは持ち運び・電車などでのマナーについて詳しくご紹介します。

犬用カートのデメリット①:重いカートは持ち運びが大変

犬用カート利用時のデメリット1つ目は「重いカートは持ち運びが大変」なことです。犬用カートのフレームは、プラスチックや合金フレームが使用されていたりとさまざまです。


そのため、犬用カート本体の重さが異なり、軽いものだと2キロ程度からあり、重いものだと約10キロ程度になります。車にのせるときや収納するとき、移動での持ち運びなど犬用カートを持ち運ぶ機会は多くあります。


重たいカートを何回も持ち運ぶのはとても大変ですよね。そのため、わんちゃんのサイズに合った犬用カートを選ぶだけでなく、「カート本体の重さ」にも気をつけて選ばなくてはなりません。バスケットの取り外しができるタイプは、少し重さが軽減するためおすすめです。

犬用カートのデメリット②:電車などではマナーに注意

犬用カート利用時のデメリット2つ目は「電車などではマナーに注意」が必要なことです。皆さんは、電車やバスに乗ったときに「ベビーカーが邪魔だな」「カートがぶつかりそうで危ない」と感じたことはありませんか?


犬用ベビーカーやカートは、便利で使いやすい一方で大きく場所をとってしまいます。そのため、混雑している電車やバスなどの公共交通機関では、マナーに注意しなければなりません。


例えば、「バスケットを取り外しコンパクトにまとめておく」「隅に犬用カートをよけておく」など、周りの利用者に迷惑がかからないように工夫をしましょう。お互いがマナーに気をつけて利用することで、トラブルの防止になり快適な移動ができるはずです。

犬用のカート・バギーについて気になる疑問点を解消!

犬用カートの選び方や必要性・メリットとデメリットについて今までの記事で紹介してきました。犬用カートやバギーに興味をもち「実際に試してみたい!」と思った方もいるのではないでしょうか。


では、犬用カートやバギーについて気になる疑問点

  1. 犬用カートやバギーのレンタルについて
  2. 大型犬・中型犬・小型犬それぞれに人気のカート
  3. 犬用カート以外のお散歩グッズの違い
について詳しくご紹介します。

犬用のカートってレンタルできる?

「犬用カートやバギーに興味があるけど、購入まで踏み切れない」そんな飼い主は少なくないのではないでしょうか。もし、犬用カートがレンタルできれば、いろいろな種類のカートや使い心地、サイズ感を試すことができて嬉しいですよね。


犬用のカート・バギーのレンタルは、安いもので月々1500円からレンタルすることができます。「購入してから失敗した」という話をよく耳にしますが、安価な料金でいろいろな犬用カートを試すことができるため失敗をなくすことができるのもレンタルの魅力です。


購入する前にサイズや素材、使用感を試したいかたはレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。

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大型犬・中型犬・小型犬それぞれに人気のカートは?

犬用カートには、必ず「耐荷重」がそんざいします。耐荷重とは、ベビーカーやカートがどのくらいの重さまで耐えられるかという指標です。


小型犬には、キャリーバックのようなコンパクトなカートが人気です。中型犬や大型犬には、ゆったりとしたサイズのカートを選んであげると快適に過ごすことができます。


また、わんちゃんの体重を考え、タイヤや台車の素材は強度の高いカートを選ぶと壊れにくく、長く使用することができます。


中型犬におすすめカート

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大型犬におすすめカート

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カート以外のお散歩グッズ(抱っこ紐やリュック)の違いは?

犬用カート以外のお散歩グッズは、リュックタイプ抱っこ紐タイプのものがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。


リュックタイプのお散歩グッズは、電車やバスなどの人混みでも快適に過ごすことができます。しかし、小型犬以外の中型犬や大型犬には、飼い主さんの身体への負担が大きく不向きな傾向にあります。


抱っこ紐タイプのお散歩グッズは、コンパクトに収納することができ、わんちゃんが疲れてしまって少しの間抱っこするときに便利です。仔犬や小型犬におすすめですが、中型犬や大型犬は、長時間の抱っこには不向きです。


どのお散歩グッズを選ぶかは、飼い主さんと愛犬の悩みや目的に応じて決めましょう。

まとめ:犬用カートのメリットやおすすめの選び方は?

今回MOFFMEでは、

  • おすすめカートの選び方
  • 犬用カートやバギーのメリット
  • 犬用カートのデメリットや注意点
  • レンタルカートについて
  • 大型犬・中型犬・小型犬それぞれのおすすめ人気カート
  • 犬用カート以外のお散歩グッズ

についてご紹介してきましたがいかがでしたか?なかなか使っている方は見かけませんが、使いかたメリットはたくさんありましたね。


犬用カートでのお出かけは、愛犬とのコミュニケーションにも役立ちます。犬用カートについて知らなかった方・興味がでて試したくなった方は、まずレンタルカートから試してみてはいかがでしょうか。


MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!