
「うさぎはしゃっくりするの?」「しゃっくりをしていたら、病気を疑った方がいいのかな?」一緒に暮らしているうさぎの様子がいつもと違った時は不安になりますよね。今回はしゃっくりの原因や、対処方法について解説しています。しゃっくりについて理解を深めておけば、すぐに対応できるので最後まで読んでみてください!
この記事の目次
目次を閉じるうさぎもしゃっくりをするの?しゃっくりとくしゃみの違いを解説!
うさぎは人間と同じく横隔膜があるのでしゃっくりをします。
しゃっくりとは横隔膜の一時的な痙攣のことを言い、うさぎには声帯がないので人間のように声を出してしゃっくりをしません。短く早く震えるような仕草がしゃっくりで、音を立てるのがくしゃみです。
「しゃっくり」と「くしゃみ」の違いを見分けることは難しいので、しゃっくりだと思って慌てて病院に行ったらくしゃみだったなんてケースもあります。それぞれで原因が違う「しゃっくり」と「くしゃみ」ですが、どちらの状態でも発見したら早めに病院に行き、検査しておくと安心できますね。
しゃっくりとくしゃみを見分けることの重要性とは?
しゃっくりとくしゃみは様子が少し似ていますが、原因が違うため対応に注意が必要です。不正咬合やスナッフルの影響によりくしゃみをしていることがあり、この場合は特に気を付けていかなければいけません。
くしゃみの原因である可能性が高い「スナッフル」とは、鼻炎のような症状がでて、悪化すると肺炎や結膜炎、斜頚などに進行する可能性があります。牧草などの粉で一時的にくしゃみをしているだけならいいのですが、病気からのくしゃみの場合は深刻な状態になっているかもしれません。
「しゃっくりみたいな動きをしているな」と様子見にしてしまったら深刻な状態になることもあるので、気になる症状があればすぐに病院へ連れていきましょう。
うさぎに多い不正咬合でくしゃみをしている場合もあり、進行させないように観察をして注意していきましょう。
うさぎはしゃっくりをどんな時にするの?病気の可能性はある?
- うさぎはしゃっくりをどんな時にするの?
- うさぎがしゃっくりをしていたら病気の可能性はある?
うさぎはしゃっくりをどんな時にするの?
うさぎがしゃっくりする時は「食べた後」と「運動の後」が多く、早食いや、激しい運動の後がしゃっくりの原因であることがほとんどです。人間なら急いで食べて空気が胃に入ってもゲップができますが、うさぎはできないので、しゃっくりをして胃の空気を外へ出していると言われています。
「キュッキュッ」という音を鳴らす子もいるので、よく聞いておいて自分のうさぎのしゃっくりのクセを覚えておくことをおすすめします。
今まで良く食べていて体調不良の様子がないうさぎが、一時的にしゃっくりをすることは問題ありませんが、毎日続いたり、頻度が高い場合は病気の可能性がありますので、すぐに病院へ行って診察してもらうと安心できます。
しゃっくりをしている様子を動画に撮っておくと、先生も判断しやすいです。動画が撮れないタイミングでは、しゃっくりをしている様子(回数や時間など)を細かく書いてメモにしておきましょう!
うさぎがしゃっくりをしていたら病気の可能性はある?
- 生後5ヵ月未満のうさぎ…回数は1日2回以上、頻度は週1回以上
- 大人うさぎ…回数は1日2回以上、頻度は月に1回以上
うさぎのしゃっくりが止まらない時はどうしたらいい?止め方は?
うさぎのしゃっくりが止まらない時はどうしたらいいの?
- 食欲はあるのか?
- 排泄物の状態
- くしゃみはしていないか?
うさぎのしゃっくりの止め方
うさぎのしゃっくりについてのまとめ
今回はうさぎのしゃっくりについて詳しく解説してきました。この記事のポイントは、
- うさぎも横隔膜があり痙攣してしゃっくりをする
- うさぎは食後や運動後にしゃっくりをすることが多い
- うさぎの「しゃっくり」と「くしゃみ」の違いをしっかりと見極めること
- しゃっくりを頻繁にしている場合は病気の可能性がある
です。
食後や運動後にしゃっくりが出て数分で収まるならあまり心配ありませんが、なるべくなら頻度に関係なく早めに病院に連れて行くことをおすすめします。しゃっくりみたいな動きをしていたり、くしゃみなのか判断がつかなかったりする時も病院の先生に相談してみましょう。飼い主さんがうさぎのちょっとした変化に気が付き、早急に対応することで病気の予防になります。
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