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うさぎのペット保険加入を考えている方から「病気になってからでもいいのでしょうか?」「加入年齢は何歳までなのでしょうか?」という質問をよく頂きます。しかしペット保険は病気になってからは加入出来ず、年齢制限がある場合がほとんどですので、注意が必要です。

記事監修者「西森 史奈」

監修者西森 史奈
MOFFME編集部うさぎ担当。愛玩動物飼養管理士、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。

すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という想いに共感しMOFFMEに参画。特に近年飼育頭数が増えているうさぎに着目し、飼い主とうさぎが長く一緒に幸せに暮らしていけるようにうさぎに関する正しい情報を発信すべく日々勉強中。

この記事の目次

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うさぎのペット保険は病気になってからでも入れるの?加入年齢は何歳まで?

近年はうさぎも入れるペット保険も増えてきましたね。繊細なうさぎは病気になりやすいので

  • 医療費の自己負担額が大幅に減る
  • 急かつ高額な医療費が発生した場合の備えになる
  • 受診へのハードルが下がる

等ペット保険に入る事で得られるメリットは大きいと思います。ただし注意しないといけない事が・・・それは多くのペット保険は

  • 病気になってからでは入れない
  • 高齢になってからも加入出来ない

という事です。


「え?保険って病気や怪我の為にあるのになんで?」


って思いますよね・・・。


でも保険は「将来のリスク」に備えて加入するもの。持病持ちやいつ病気になってもおかしくない高齢のうさぎを受け入れてしまったら、他の加入者との公平性が保たれず、保険制度自体が成り立たなくなるリスクがあるのです。


何歳まで加入できるの?」とよく質問を頂きますが、ペット保険最大手のアニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」ならば3歳11ヶ月まで、他の多くの保険会社もシニア(5歳頃)を超えたうさぎの加入は受け付けていないのが実情です。


ただSBIプリズム少短「プリズムコール®︎」のように満11歳未満でも加入できる所もあったり、「申し込み時点の病気」が補償対象外になる代わりに加入を認める場合もあったりするので、飼っているうさぎの状況と保険の加入条件を照らし合わせ確認し、わからない事があれば、直接問い合わせた方が確実です。

うさぎのペット保険は健康でも加入できないこともある!

ペット保険は病気になってからでは加入できないこともあると解説してきました。しかし例え健康でも「必ず加入できる」とは言えないんですよね・・・。ペット保険には「告知義務」というものがあり、その告知の内容によっては健康であっても加入を拒否されてしまう為です。


ペット保険に加入する為には、うさぎの健康状態や病歴等を「告知書」に記入し、保険会社に提出しなりません。現在治療中の病気や怪我も含め、ですね。


「なぜそんな事をしなきゃいけないの?」というと、先にも軽く触れた通り、加入者間の公平性を担保する為です。


ペット保険も人間の保険と仕組みは同じで、「相互扶助」が基本。多数の加入者が少しずつお金(保険料)を出して、助け合う制度です。病気のうさぎを、健康な時から加入していたうさぎと同条件で受け入れてしまうと、公平性が保たれなくなり、制度そのものが崩壊するリスクが生まれますよね。


だから「告知書」で事前に調査を行い、病気の場合は勿論、告知書の内容次第では、公平性担保を優先し、病気ではないのに加入をお断りされてしまう事もあるんですよ。


以下でもう少し詳しく

  • 告知書について 
  • 病気ではないが加入できないケース

について解説していきますね。

申し込み時に必要な「告知書」とは?なんのためにどんなことを告知する必要があるの?

ペット保険は「入ろう!」と思えばいつでも誰でも入れる訳ではありません。先に解説した通り、加入する前に「告知書」を提出して、審査に合格しなければいけません。


そして告知書とはペットの健康状態を保険会社に正しく伝えるもの。保険は将来のリスクに備えるもので、保険会社はこれまでの健康状態を確認してから加入判断を行います。


告知書に記載する内容は保険会社によって細かい違いはありますが、大まかには

  • ペットの基本情報 :品種・体重・生年月日などが該当。
  • 過去の罹患歴や通院歴:過去の疾患で今も何か後遺症がないかが問われます。
  • 現在の罹患や経過観察中の傷病:今現在何か傷病を負っているか否かが問われます。

などになります。 


この告知書の情報を元に、公平性との兼ね合いを総合的に判断した結果、加入可能かどうが決まります。


審査に不合格になるのを恐れて、疾患歴・通院歴といった情報を隠す人もいますが、虚偽は高確率で発覚します・・・。例え過去傷病の経験があったとしても、条件付きで加入が認められるケースもありますので、ありのまま正直に記入する事が大事ですよ。

うさぎが健康で病気になっていないのにペット保険に加入できないケースを3つ紹介

うさぎが健康で病気になっていないのに、ペット保険に加入できないケースとしては年齢制限・経過観察や通院歴・告知義務違反などが挙げられます。


①年齢制限

健康な状態が続いていれば保険は必要ありません。なので病気のリスクが高くなるシニア~高齢になってから加入しようと考える方も多いと思いますが・・・冒頭でお伝えした通り、ペット保険の新規加入には、公平性の観点から年齢制限があります。


例えどれほど健康であっても、シニア以降(5歳前後)は加入のハードルが一気に上がり、高齢になってからの加入は申し込み自体が出来ない場合がほとんどなのです。


②経過観察や通院歴

保険とは「将来の未知のリスクに備える為のもの」なので、通院歴がある(すでにリスクを抱えている)と主旨から外れ、加入できない可能性が高いです。また経過観察中(積極的な治療はしていないものの、定期検査で症状の経過を診てもらっている状態)であっても同様です。


③告知義務違反

過去に通院歴があると加入できない・・・と聞くと「嘘の告知をすればいいのでは?」と思うかもしれません。しかし先でも軽く触れた通り、告知義務違反は十中八九発覚します。嘘だと判るタイミングは

  • ペット保険を申し込んだ時
  • 保険金の申請を行った時

と2回あり、いずれも記載内容の矛盾・不審点からプロによる調査が行われ、高確率で虚偽が判明してしまうんですね・・・。告知義務違反と判明すれば、当然保険料は支払われないですし、契約解除となる可能性もあります。例え疾患歴があっても、条件付きで加入を認められる場合もありますので、隠さず正直に告知しましょう。


※例え悪気がなくても、うっかり記入を忘れていたり「経過観察中だしいっか」と自己判断で記入せず、図らず告知義務に違反してしまう人もいます。

避妊手術をしていたり、先天性疾患持ちのうさぎはペット保険に加入できる?

ペット保険には告知義務があり、その告知の内容によって「加入できるか否か」が判断されることを解説してきました。

例えば過去に避妊手術をしていたり、先天性疾患を持っている場合も、それを告知しなければいけません。なので告知書を書いていく中で「これを申告したら加入出来ないんじゃ・・・」と不安になる人はいるかと思います。

下記では

  • 避妊手術の経歴がある
  • 先天性疾患を持っている

という場合に、ペット保険に加入する事はできるのかどうか解説していますので、心配な方は参考にしてみてくださいね!

避妊手術

避妊手術は主に将来的な子宮疾患の予防の為に行われますが、その費用は3~5万程と安くありません。補償が下りれば助かりますよね。しかし残念ながらペット保険では避妊手術は補償対象外になっています。


ペット保険は「症状を伴う傷病の治療」に対し補償されるもの。例えば骨折やうっ滞のような通院・入院・手術が必要になる病気に適用されますが、避妊手術はあくまで予防治療。健康な子に行われる処置なので、保険本来の目的から外れてしまうのです。


ただし例外として、他の病気を治療する為・・・例えば「子宮疾患の治療の為に避妊手術を行う必要がある」という場合には、補償対象になります。


避妊手術歴がある場合

また、先に過去に疾患歴、通院歴がある場合は保険に加入できないケースがあるとお話ししました。その為「すでに避妊手術をしていた場合はどうなの?」と気になる人もいるでしょう。


しかし避妊手術は健康体に行われる処置ですし、現在も変わらず健康体であれば、避妊手術歴を理由に加入を拒否されることはないでしょう。過去の疾患歴・通院歴を告知するのは、あくまで今も障害や後遺症が残っていないかが問われる為ですからね。


ただ避妊手術には、麻酔によるアレルギーまたは合併症発症のリスクが僅かながらあるので、それで病歴がついて審査が不利になる事はあり得ます。なので出来れば避妊手術を行う前に加入を検討した方がいいでしょうね。

先天性疾患

先天性疾患というのは、生まれつきの身体や機能の異常が原因で起こる疾患のことです。うさぎの場合

  • 生まれつき歯根が歪んでいてうまく食べられない(不正咬合
  • 生まれつき足が外側に開いておりうまく歩けない(開張肢

といった先天性疾患をもって生まれてくる子が稀にいます。生涯のケアが必要になる場合が多く、通院による出費も高額になるため「保険加入を」と考える人も多いでしょう。


しかし残念ながら「保険加入の前に、獣医から診断・発見されていた先天性疾患」の場合、補償対象外である場合がほとんどです。加入後に発覚した場合も、補償制限があり、次年度からは対象外になる事も。加入前か後かに関わらず全ての先天性疾患を補償対象外にしている会社もあります。


この様に、先天性疾患への対応は、各社で分かれるので、事前に重要事項説明書や約款を十分確認したり、実際に問い合わせて認識の擦り合わせを行う事をおすすめします。

まとめ:うさぎのペット保険は健康なうちに加入しよう!

ここまでうさぎのペット保険には病気になってからでも加入できるのかについて解説してきました。


うさぎのペット保険は、病気になってから・高齢になってからでは加入ができません。そのため、健康で若いうちからペット保険に加入しておく必要があります。また、健康であっても①年齢制限②経過観察や通院歴③告知義務違反によっては加入ができない可能性もあるため、いずれにも引っかからないように注意が必要です。


うさぎが病気になってから、なんとなく病気の疑いが見えてきてからなど、保険が必要になってからではご加入は難しいので、早め早めに検討しておくことをおすすめします。


MOFFMEでは他にもうさぎや、うさぎにおすすめのペット保険についての記事も多数公開していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!