【獣医師監修】インコの飼い方を紹介!飼育のポイントや注意点も解説のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. インコの飼育を開始する前に入念に必要なものを準備する
  2. インコは飼育方法によって手乗りやおしゃべりが可能
  3. インコは体調不良を隠す習性があるので定期的に健康診断に行くことが大切
  4. 鳥は医療費が自己負担になるので万が一の時に備えてペット保険の加入を検討することがおすすめ

「これからインコの飼育をはじめたいけど飼い方がわからない」、「初心者でもインコの飼育ができる?」このようなお悩みをお持ちの方に向けて当記事を作成しました。インコのしつけのポイントや飼育費用、注意が必要な病気に関しても解説しているのでぜひ参考にしてください。

この記事の目次

目次を閉じる

インコの特徴は?


インコは、美しい羽とかわいらしい見た目で誰もが知る人気のペットです。300種類以上の生息が確認されているインコには、どんな特徴があるかご存じでしょうか?


インコはもともと、南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、東南アジアなど温暖な地域に多く生息する鳥です。群れで生活をし、木の芽や実を食料にして生活しています。


大きさは小型〜大型まで3つに区分され、大型になるほど寿命が長くなる傾向があります。ペットとして飼育する場合は飼いやすい小型のインコが人気で、初心者にもおすすめです。


基本的には人に友好的な種類が多く人慣れしやすいことが、インコの人気の理由でもあります。ただし、性格は種類によって実にさまざまですので一概には言い切れません。


非常にたくさんの種類に出会うことができますので、まずは飼い主さんに合ったインコの種類を探すことからはじめてみましょう。

のサムネイル画像

インコ20種類の値段相場を一覧で解説!おしゃべりが得意な種類も紹介

インコの飼育に必要なもの


自宅でインコを飼育する場合、どんな飼い方が適切なのでしょうか?はじめてインコを飼うときは、飼い方や準備品をしっかり下調べしてから迎え入れましょう。


また、グッズが揃っていると初心者の方でも格段に飼いやすくなすくなります。実際にインコを飼うときに必要なものについて、以下を参考にしてください。


インコの飼育に必要なもの

  • 鳥類用ケージ
  • 止まり木
  • 水入れ
  • 餌入れ
  • 床材
  • おもちゃ
  • 体重計
  • ヒーター
  • 温度計
  • キャリーバック(移動用)
①ケージ
インコの飼育は、自宅にケージなどの生活空間をつくるところからはじまります。ケージの大きさは、インコのサイズや飼育場所にあわせて決めていきます。インコはケージの中でも羽ばたくことがあるので、広いケージを選ぶのがおすすめです。また、インコは夜間眠るときに暗い環境を好みます。そのため、日が落ちたら暗くなるインコ部屋があるのが理想です。

②止まり木・餌入れ・水入れ・床材
ケージにセットでついてくる止まり木、餌入れ、水入れを選ぶと便利ですよ。また、ケージの底板や床材は掃除のしやすさも考えて購入しましょう。

③ヒーター・温度計
飼い鳥の多くは本来寒さに強い生き物ですが、体調が悪いときは極端に寒さに弱くなります。鳥が寒がっているしぐさを見逃さず、また、最低温度を下回らないよう常にヒーター温度計を併用して室内が適温以下にならいよう工夫が必要です。

体調が悪いときは30℃程度に保温する必要があります。急な体調不良に備えるためにも、保温器具を使った保温室を用意しておくとよいでしょう。

④おもちゃ
おもちゃは発情の対象となってしまうことがあり、また事故の元にもなりえます。与えるならば、インコを見ているときに限りフードトイを使用するとよいでしょう。フードトイは飼い主さんとのコミュニケーションにもなります。

⑤体重計
重計は、日々の健康管理に利用します。微細な変化を見逃さない為に、購入するときはできれば0.01gまで測れる商品を選びましょう。餌や水がおなかに入っているとその重さで数グラム変わってしまうので、毎日計測する必要にしましょう。

インコの餌や与え方

インコの食事の基本は、主食と副食をバランス食べることです。


主食はシードやペレットといったカロリーを摂取する食べ物です。対して副食は、青菜や果物などの栄養素を補う食べ物となります。また、単独で栄養素を補給したい場合はインコ用のサプリメントも活用できます。特に主食に関しては、体をつくる大切なものですのでしっかり吟味しましょう。


シードとペレット、どちらにもメリットとデメリットがありますのでご紹介します。

メリットデメリット
シード食いつきがよい
殻むきがストレス解消になる
高カロリー
副食との併用が必要
餌の減りがわかりづらい
ペレット栄養バランスに優れている
量の管理がしやすい
食いつきが悪い
餌の切り替えが難しい

インコが食べる餌は成鳥が体重の10%程度、雛は1回15%程度で4回が適量です。両方のメリット・デメリットを理解したうえで、インコの好みも考慮しながら与えましょう。

のサムネイル画像

インコの餌はペレットやシード以外に何がおすすめ?与え方も解説

インコの飼育方法は?


インコは、初心者でも飼育しやすくペットとして飼いやすい動物です。人気があるため、飼育方法についてもさまざまな飼育本で紹介されています。


しかし、情報がありすぎるとどこを重視すればよいのかわからなくなりませんか?

実は、インコの飼育にはいくつかのポイントがあります。

  • コミュニケーション
  • 温度管理
  • 日光浴
  • 清潔な飼育環境
  • 発情のコントロール
  • 噛み癖に注意
  • 鳴き癖の原因やしつけ方法を理解

以上が、インコの飼育でおさえておきたい5つのポイントを1つずつ解説していきます。愛鳥にあった育て方を見つけて気持ち幸せに暮らしてもらう手助けをしてあげましょう。

インコの飼育方法①インコと積極的にコミュニケーションをとる

インコの代表的な性格の1つとしてあげられるのが、寂しがり屋という一面です。インコの飼育では、この寂しがり屋な一面をコミュニケーションによって上手にカバーしなければなりません。


コミュニケーション不足は、体調不良や問題行動が出る原因でもあります。中でも、寂しさから大きな鳴き声を出す「呼び鳴き」は賃貸や集合住宅では大変な問題に発展してしまいます。


1人暮らしでインコの留守番が多くなる人は、特に注意しましょう。コミュニケーションの方法は、触れ合ったりおもちゃで遊んだりと些細なことでかまいません。また、ケージの中にいるときにこまめに話しかけるだけでも効果はあります。呼び鳴きは一度はじまると癖になる可能性もあるため、日頃からインコに寂しい思いをさせないことが大切です。

のサムネイル画像

インコの鳴き声の意味を解説!気持ちやうるさい場合の対処法

インコの飼育方法②温度管理に注意する

インコは、温度変化にあまり耐性がありません。そのため、飼育環境の温度管理は徹底して行う必要があります。


適温は20〜25℃です夏や冬は、エアコンをうまく取り入れて適温を保てるように心がけてください。幼鳥や老鳥は30度前後が適温ですので保温対策をして過ごします。


成鳥でも、インコは基本的に寒さが苦手なためヒーターは常にケージの横に設置しておくのが一般的です。


ヒーターは体調を崩して急激に体温が低下した際にも使用しますので、事前に準備しておきましょう。ケージの置き場所は、直射日光やエアコンの風が当たりすぎないような場所を選んで配置してください。

インコの飼育方法③日光浴をさせる

インコとの生活では、日光浴を習慣にしましょう。日光浴は、インコにとって大切な効果を発揮します。日光浴のメリットは主に2つあります。

①ビタミンDの生成

日光浴をすることで、餌からは摂取できないビタミンDを生成することが可能です。インコの骨を守り、病気の予防にも繋がります。

②生活サイクルの調整

インコの生活は、人間と同じく朝活動して夜に寝るというサイクルです。日光浴は規則正しい生活サイクルを体に覚えさせるためにも有効です。反対に、夜はケージカバーを使用しきちんと暗くしてあげるとなおよいですよ。日光浴をする際には、ケージを窓際に置き窓を開けて30分程度行いましょう。熱中症や逃走がないよう、かならず飼い主さんの目の届く範囲で実施してください。

インコの飼育方法 ④生活環境を清潔に保つ

インコのケージは、1日で想像以上に汚れます。不衛生な状態はインコのストレスになりますので、生活環境はいつも清潔に保つように心がけましょう。


基本的な手入れは、毎日行う床材の交換と餌の交換です掃除の際に糞の状態チェックや餌の食べ具合もチェックして健康チェックを習慣にするのがおすすめです。


1カ月に一回はケージを丸洗いし陰干しをしてください。おもちゃなどを設置している場合は、そちらの衛生状態も確認しましょう。


インコの代表的な病気であるクラミジアや疥癬、そのう炎などの病気は生活環境の悪化が発症の原因です。生活環境を清潔に保つことは、直接的にインコの健康を守ることに繋がります。

インコの飼育方法⑤発情をコントロールする

インコは、年に2回ほど発情期を迎え特有の行動をみせるようになります。発情は繁殖するためのごく自然な行為で、現象自体には問題はありません。


しかし、繁殖期のインコには気性が荒くなる、大きな鳴き声を出すなどといった行動が多くあらわれます。そのため、飼育下のインコで繁殖を目的としない場合には発情期をコントロールすることをおすすめします


発情期をコントロールするためには、以下のような方法が有効です。

  • 巣穴などの籠れる場所をなくす
  • 栄養過多に注意
  • 部屋を熱くしない 
  • 昼夜をはっきりさせる
  • おもちゃや飼い主さんとの接触を少なめにする

インコは、暖かい場所や安心できる環境があると本能で繁殖できる環境だと判断します。そのため、発情期にはできるだけメリハリのある生活を心がけましょう。


飼い主さんやおもちゃに発情するリスクを避けるために接触を少なめにします。インコ自身の栄養が飽和した状態にあることも発情を誘発しますので、食事管理にも注意しましょう。

インコの飼育方法⑥噛み癖を矯正する

インコがくちばしで頻繁に飼い主さんの手を噛むようなことがあれば、それは噛み癖がついています。噛み癖は、一度ついてしまうと放置してなおるものではありません。


噛み癖がついてしまった後は、以下のような対応がしつけに有効です。

  • 大声を出さない
  • おもちゃで注意をそらす
  • ケージに戻して暗くする
ポイントは飼い主さんの対応で、噛まれたときにあまり大きくリアクションしないということです。そもそも、インコは飼い主さんの注意を引きたくて噛んでいるということが考えられます。

そのため、リアクションしてしまうとインコは満足してまた同じことを繰り返します。また、無理やり引きはがしたりたたいたりするのも逆効果ですのでやめましょう。

インコの飼育方法⑦鳴き癖の原因やしつけ方法を理解する

インコの鳴き癖の原因は、インコの寂しさが苦手な性格からくるストレス飼い主さんへの呼びかけです。大きな声で鳴き続けてしまい、近所迷惑になったりインコの寝不足につながるので気付いたらすぐに対策をしましょう。


しつけ方法としては、以下のような対応ができます。

  • 鳴き癖の声に反応しない
  • 鳴き止んだら話しかける
  • 部屋を暗くし安心させる
まず大事なのは、鳴き癖が発生しているときには反応しないことです。反応してしまうと、インコにとっては飼い主さんへのアピールが成功したことになり鳴き癖がより強くなる可能性があります。

夜間であれば、ケージカバーをかけて外部とシャットアウトすることも有効です。通常のさえずりと鳴き癖のときは、声の大きさや鳴き方が違いますので違いを見極められるようにしておきましょう。

インコにおしゃべりを教える方法ある?【参考】

インコといえば、人間のマネをしておしゃべりするイメージがありますよね。せっかくインコを飼うのであれば、おしゃべりを教えたいという方も多いのではないでしょうか?


インコがおしゃべりになるにはどんなふうに教えればよいのでしょうか?いくつかのポイントをみてみましょう。

  • 短い言葉で話す
  • 声が出たらほめる
  • 気長に待つ

以上が、おしゃべりが上手になるポイントです。最初のうちは短い言葉で、マネをする仕草をみせただけでもほめてあげましょう。


もちろん、おしゃべりができないといって怒ることは厳禁です。インコは飼い主さんが大好きですので、教えるというよりは楽しく遊んでいるうちに自然と覚えていくことも多いですよ。

【インコのおしゃべりに関する監修者コメント】

セキセイインコやヨウム、ボウシインコの仲間は人の言葉をおぼえておしゃべりができる鳥としてよく知られています。ただ、セキセイインコのおしゃべりは、おしゃべりというよりさえずりです。繁殖シーズンに入った鳥たちは歌でメスを呼んで魅了したり、他のオス鳥をけん制します。この時、歌(さえずり)のうまさで競い合うのですが、歌は訓練次第でどんどんうまくなります。特にセキセイインコは他のうまい先輩鳥たちの歌を真似ることでうまくなっていきます。この性質を利用して人の言葉を覚えさせます。


つまりセキセイインコのおしゃべりは理解してしゃべっているのではなく、多くの場合歌として覚え、さえずっているのです。このため一年中おしゃべりしているセキセイインコは一年中繁殖シーズンが続いているということになります。


これはとても危険なことで、いつかは生殖器がくたびれ腫瘍を招いてしまうと考えられています。おしゃべりは楽しいですが、寿命を短くしてしまったら意味がありません。言葉を覚えさせたなら、その後は発情抑制をしっかり行い、一年中さえずっている状況を防ぐ必要があります。


一方、ヨウムやボウシインコはコミュニケーション手段として人の言葉を使うことが知られています。診察をしていると、早く帰りたくて「おやすみおやすみ!」「ばいばいばいばい!」と叫ぶ鳥がいます・・・

インコの飼育の注意点

インコの飼育の注意点やデメリットを知らないまま飼いはじめてしまう例も少なくありません。見た目のかわいさやイメージ先行で飼育した結果、途中で飼育を放棄されてしまうというトラブルも起こっています。


ここから、以下の注意点について1つずつ解説していきます。

  • インコが口にしてはいけないものに注意
  • 長期間の外出はできない
  • インコはトイレを覚えれない
  • 動物病院で高額の医療費がかかる可能性がある

これらの注意点は、インコの飼育から切り離せないポイントです。インコの健康を守るためにも、しっかり覚えておきましょう。

のサムネイル画像

【獣医師監修】インコを飼うデメリットは?後悔する前に知っておきたい注意点を徹底解説

インコの飼育の注意点①インコに与えてはいけないモノや食べ物に気を配る

食べ物に気を配るインコの飼育中に起きる事故でとても多いのが、誤飲です。誤飲とは、インコに与えてはいけないものや危険なものを口に入れてしまうことです。


特に注意が必要なのは、毎日行う放鳥時です。放鳥は、インコにとって広い空間に出られたり飼い主さんと遊んだりできる大切な時間です。


一方で、インコが部屋にあるものを誤飲してしまう可能性が高いタイミングでもあります。例えば錠剤・ビニール・ヘアゴムなど日常的に使うものも見つければ飲み込んでしまいます。


アロマ用品や観葉植物も有害ですので置かないようにしましょう。食べ物であってもネギ類・チョコレート・アボカドなどは体内に入ると中毒症状を起こす危険があります。


インコに注意をしても誤飲をやめさせることはできませんので、飼い主さんは室内に置くものにいつも気を配らなければなりません。

のサムネイル画像

インコが食べれる食べ物(野菜・果物)は?NGなものや与え方も徹底解説

インコの飼育の注意点②長期間の外出や旅行を控える

インコはとても寂しがり屋な性格です。そのため、インコを飼いはじめたら長時間の外出や旅行は基本的に難しいと考えましょう。


インコを長期間留守番させることには、呼び鳴き、不衛生な飼育環境、ストレスなどさまざまなリスクがあります。病気の原因にもなりますので、インコの飼育は留守が少ない人のほうが向いています。


インコを預かるペットホテルや病院もありますが、インコの精神面を考慮すると余り得策ではありません。やむを得ず留守番が必要になった場合には、自宅に通うことができる知り合いや家族にお世話を頼むようにしてください。その際には、温度管理や食事交換に加えケージの掃除の仕方など細かくポイントを伝えましょう。

インコの飼育の注意点③インコはトイレを覚えない

インコは、犬や猫のようにトイレトレーニングをすることができません。比較的短時間で排泄する体内構造ですので一日の間で何度もフンをします。


したがって、こまめな掃除が必要になり手間がかかります。また、放鳥中に部屋で排泄してしまうこともあります。


当然匂いもするため、この習性に対応できる環境でなくてはなりません。部屋での粗相を減らすコツは、飼い主さんがインコの排泄時間を把握することです。


食事後何分程度で排泄するか、何分間隔で排泄するかなど細かく観察してみましょう。インコがよく留まる場所の下に新聞紙を敷いておくことも効果的です。

インコの飼育の注意点④インコの治療費は保険適用されないので高額になりやすい

インコを飼っていると、病気やケガに直面することがあります。インコはもとも体の不調を悟られないようにする習性があるため、思いがけないタイミングで病気が発覚するケースも多々あります。


病気が発覚した段階で重症化していると検査や手術で突然高額の医療費がかかる可能性があります。動物病院での治療費は、人間のように保険適用されないため高額になりやすいです。


インコは、購入時に比較的手軽に手に入る値段の種類もいます。しかし、万が一のときには高額な費用がかかるということもしっかり念頭に入れておきましょう。病気を防ぐためには、毎日の健康観察がとても重要です。日頃の掃除やふれあいの時間をうまく活用して、愛鳥の小さな変化を見逃さないようにしましょう。

インコのペット保険はこちら

インコの値段や飼育費用は?


インコを飼うことが決まったら、生体の購入について検討しましょう。実際にインコを迎え入れるには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?

気になる生体の値段、初期費用、日々の飼育費用についてご紹介します。まずインコの生体は、雛と成鳥で違いますのでどちらを飼うか決めるところからはじめましょう。

▼インコの値段
名目値段
3000~5000円
成鳥5000~15000
雛は3000~5000円、成鳥の場合は5000~15000円で羽色や人なれ具合で値段が変動します。雛と成鳥では飼い方や手のかかり方が違いますので、家庭環境にあったインコを選ぶことが重要です。

▼インコの初期費用
名目値段
ケージ
(水入れ・餌入れ含む)
4,000~1.5万円
ヒーター2,000~3,000円
床材500~1,000円
おもちゃ500~1,000円
菜挿し100~300円
移動用キャリー3,000~5,000円
ケージカバー2,000~3,000円
餌代300~1000円(月)
以上のものを、全てそろえると1〜3万円程度必要になります。また、雛から飼う場合には上記のグッズ以外にも雛用のプラケースなどが必要になり5,000円程度かかります。

継続費用として
  • 床材
  • エアコン
  • 医療費
がかかります。定期的な購入は主に餌と床材で、3か月に1度程度の間隔で買い足すことになります。また、エアコンの費用や医療費も飼育費用として視野に入れておきましょう。

インコは雛から育てた方がいい?

インコを飼うとき、雛がよいのか成鳥がよいのか迷いますよね?実は、雛と成鳥のどちらにもそれぞれのメリットがあります。


手乗りやお喋りするインコに育てたい方はヒナから育てるのがおすすめです。雛から育てたインコはとても懐きやすく、比較的容易に手乗りやおしゃべりを覚えることができますよ。


成鳥でも購入時に人慣れさせてある個体も多くいます。おしゃべりには個体差がありますが、懐いていればおしゃべりを覚える可能性も高くなります。


ただし、雛は成鳥に比べて世話が大変です。一日に4・5回の給餌に加え温度管理も繊細なため、1人暮らしの方には向きません。

【インコの飼育開始時期に関する監修者コメント】

鳥は幼いころに一緒に生活していた生物を親だと思ったり、成鳥になってからは伴侶として選ぶことが知られています。これをインプリンティング(刷り込み)と呼びます。


このため、これまでは鳥は雛(赤ちゃん)のころから飼育するのが一般的でした。しかし、ヒナのうちはとても体が弱く、知識や経験が浅い飼育者が育てようとすると死んでしまうことが多くあります。


また、幼いころに鳥から離され人に育てられるとインプリンティングによって自分を人と思い、鳥としての正常な情緒の成長が妨げられます。人には慣れやすくはなりますが、人への依存心が強くなりメンタルの病気(分離不安症)を起こし毛引きなどの問題が起きやすくなると考えられています。


人への強すぎる愛情が通年発情を招き、生殖器の疾患を引き起こします。このようなことから、現在はある程度大きくなり自分でご飯を食べられるようになってからのお迎えが推奨されています。

インコがなりやすい病気


インコとともに暮らすようになったら、体調不良病気も心配ですよね。インコは、基本的に体調不良を表に出さないという特徴があります。


そのため、飼い主さんが素早く体調の変化に気づくことがインコの飼い方の重要なポイントとです。インコがなりやすい病気と、症状などをご紹介しますので覚えておきましょう。


▼インコがなりやすい病気

病気症状原因
そのう炎口臭
頻回のあくび
嘔吐
細菌や真菌の感染
疥癬症かゆみ
顔や脚にかさぶた
クチバシや爪の変形
ダニの感染
メガバクテリア症嘔吐
下痢
黒い便
マクロラブダス(カビに感染すること)の感染
毛引き症
毛を抜く
皮膚を傷つける
ストレス
ダニの感染
卵塞腹部の張り
いきみ
うずくまる
日光浴不足
ビタミン不足
カルシウム不足
PBFD体温低下
震え
呼吸困難
サーコウイルの感染
オウム病食欲不振
体温低下
鼻炎
クラミジア・シッタシの感染

ペットのインコがウイルスに感染しても初期段階では症状に現れないことが多いです。初期段階で症状に現れるまでの期間を「潜伏期間」と呼びます。潜伏期間中であっても普段通りの行動や食欲を維持する子がほとんどなので飼い主が病気の感染に気づかないことが多いです。


手遅れになる前にインコに定期的な健康診断を行ってあげることが重要です。また、少しでも様子がおかしいと感じたらすぐに病院に相談するようにしましょう。


治療が遅れないように、インコを迎え入れたらかかりつけの動物病院を決めておくとと安心ですよ。

インコのペット保険はこちら

インコの飼い方に関するまとめ

インコの飼い方のポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。人なれも出来て、初心者でも飼いやすいインコはとても魅力的な存在であることわかりましたね。

かわいい手乗りやおしゃべりも披露してくれて、飼い主さんにとって癒しの存在になること間違いなしです。

この記事のポイントは
  • 飼う前に知っておきたいインコの種類や特徴を解説!
  • インコがかかる代表的な病気とは?
  • インコはしつけができる?問題行動のしつけ方法
  • インコの販売価格や飼育費用はどのくらい?
となります。

飼い方や種類によって、少しずつ個性がでてくるのもインコのよいところです。インコは陽気な性格と繊細な性格と持ち合わせているで、ストレス体調の変化にも注意して生活しましょう。

MOFFMEでは他にもインコやペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひご確認ください!
インコのペット保険はこちら