サザナミインコの平均寿命は?長生きする飼い方や値段も解説のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. サザナミインコの平均寿命は約10年程度
  2. サザナミインコは暑さに弱い
  3. サザナミインコがなりやすい病気を事前に知ることでリスクを防ぐ可能性が上がる 
  4. サザナミインコの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心

頭部や羽がさざ波の模様に見えることからサザナミインコと名付けられました。当記事ではペットとして人気のサザナミインコの平均寿命、飼育方法や値段についても徹底解説していきます。サザナミインコの飼育を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事の目次

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サザナミインコの平均寿命は約10年

サザナミインコの寿命は平均して約10年になります。一般的に20㎝以下の小型のインコの寿命は、8年前後が多い中、サザナミインコは10年と少し長生きです。ちなみに中型インコの寿命は12年~25年が多く、大型インコの寿命は40年~50年と長寿です。

寿命に近づくと老化の症状が見え始めます。主な老化の症状をご紹介します。

  • 筋力の低下によって上手に飛べなくなる
  • 止まり木でボーっとする時間や寝ている時間が長くなる
  • 視力が低下してぶつかりやすくなる
  • 殻の硬い餌を残すようになる
  • 声をかけても反応が鈍くなる
インコの老化が進む際には、事故が起きないように飼育環境の見直しが必要になります。
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【獣医師監修】インコの平均寿命と長生きさせる飼い方を紹介!寿命が長い種類は?

サザナミインコの長生きしてもらうコツ

「飼っているインコの寿命を延ばしたい」と思うのは、飼い主さん共通の願いですよね。

実際にサザナミインコの飼育をする中で、寿命を延ばすために実践できるコツはあるのでしょうか?


サザナミインコをより長生きさせるには、全体的な生活の質を上げる必要があります。

ポイントとなる5つのコツを見てみましょう。

  • バランスよく栄養を摂取する
  • 住環境の急な温度変化がないようにする
  • 肥満を予防するための体重管理
  • 日常の健康観察を怠らない
  • 積極的にコミニケションの時間を作る

これらのことに配慮して生活すると、インコのストレスがたまりにくく病気の予防にもなります。ポイントをひとつずつ解説しますので参考にしてください。

サザナミインコに栄養バランスの取れた餌を与える

サザナミインコは、普段の食事で主食副食を食べます。主食はシードかペレット、副食は野菜などを準備して与えましょう。


このときに大事なのは、いかにバランスよく食事をするかということです。

インコには、主に以下のような栄養素が必要になります。


▼サザナミインコに必要な栄養素

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物
  • ビタミン
  • ミネラル

たんぱく質・脂質・ミネラルは主食から、ビタミン・ミネラルは副食から補います。これらの栄養素はインコの活動に必要不可欠です。


サザナミインコの好き嫌いの問題などもありますが、日頃から栄養バランスは整えておきましょう。


鳥類専用のサプリメントも販売されていますので栄養が偏っていると感じた際には活用しても問題ないです。

温度管理と日光に注意する

サザナミインコの飼育で重要視されることのひとつが、温度管理です。インコは、品種に関係なく急激な温度変化が苦手です。


直接的な体調不良の原因にもなるため、部屋の温度は常に適温にしておくことが大前提となります。サザナミインコの適温は22~25℃です。


体調が優れないときは、体温が下がるため2~3℃程度高めの設定を推奨します。野生で涼しい地域に暮らしているサザナミインコは、ほかのインコよりも適正温度が低いということを覚えておきましょう。


飼育場所は、エアコンの風や直射日光が当たらない場所を選んでください。ただし、インコは日光浴によってビタミンを生成します。


普段は直射日光をさけて生活しますが、一日に一回は窓を開けて数分の日光浴をさせてあげましょう。飼い主さんの目が届く場所で、あまり日差しの強くない日を選ぶとよいですよ。

サザナミインコは肥満になりやすいので体重管理に注意する

サザナミインコは、丸みのあるフォルムが魅力的なインコです。しかし、体重管理を怠ると肥満になることもあります。


先ほどもご紹介したとおりバランスのよい食生活は常に心がけましょう。年齢によって量や内容を変える工夫もする必要があります。


同じシードやペレットでもカロリーに違いがあります。ひまわりのたねやカナリーシードは肥満の原因になりやすいため与える量に注意しましょう。


食事以外の面では、毎日体重測定を行うことも健康管理に有効です。放鳥時など、ケージの外に出すタイミングではかると習慣にしやすいですよ。


基本的に、適度な運動と食事を続けていれば体重はあまり増減しません。体重に気になる変化があるときは、一度病院に相談しましょう。

サザナミインコを日頃からよく観察する

サザナミインコが寿命以上に長生きするためには、些細な変化に気づくことがとても重要です。そのために、自宅での健康観察を欠かさないようにしましょう。


日頃からチェックしておきたいのは、次のような項目です。

  • 食事の食いつき
  • 体重の増減
  • 排泄物の状態
  • 生活リズム
  • 見た目の変化(羽色・くちばし・爪の状態)

どの項目も、毎日の世話やコミュニケーションの中で簡単に確認することができます。大きな変化ではなくても、違和感を感じたら病院へ行きましょう。


自宅での健康観察ではどうしてもわかりにくい部分もあります。動物病院の健康診断では内部の検査や専門的な触診を行えますので、定期的に受けることをおすすめします。

サザナミインコとコミュケーションを積極的にとる

サザナミインコは、マイペースで周りの環境影響されにくい性格です。しかし一方ではとても寂しがり屋で、コミュニケーションが足りないとストレスを感じやすいです。


ストレスの蓄積は、サザナミインコの病気の原因でもあります。そのため、長生きしてもらうコツとして飼い主さんとのコミュニケーションは欠かせません。


例えば、日常で優しく触れたり話しかけたりするだけでも喜んでくれます。放鳥時であれば、飼い主さんと一緒におもちゃで遊ぶこともおすすめです。


普段はおとなしいサザナミインコも、寂しさが募ると大きな声で鳴くことがあります。この声は「呼び鳴き」と呼ばれ、ときには近所迷惑になってしまうほどの声量です。


呼び鳴きが癖になると大変ですので、コミュニケーションは普段から積極的にとるように心がけましょう。

サザナミインコの性格はマイペースで穏やか

サザナミインコは見た目は小柄で可愛らしいインコですが、どんな性格をしているのでしょうか。


性格はマイペースで穏やかです。攻撃性も少ない種類なので、飼い主に咬みつくことも少ないため、小さな子供がいるご家庭や初心者の方でも飼いやすい種類です。


また好奇心旺盛な性格でもあり、袋にもぐったり、ロープやおもちゃを壊したりして遊ぶことが好きです。探求心が強いので、時々新しいおもちゃをあげると喜びます。


一方で神経質で臆病な一面もあり、個体によっては人が苦手で、懐かなかったり、指を咬んできたりすることがあります。


なかなか懐いてくれない場合は

  1. 落ち着いて呼びかけに反応してくれるまで慣らしてあげる
  2. 手からおやつを取ってくれるまで待つ
  3. 指に乗ってくれるまで待つ

の順番で慣らしてあげることが大切です。


雛のうちからしっかりと愛情をこめてお世話すると、人間に慣れて手乗りインコになることもあります。

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サザナミインコの性格や特徴を紹介!オスとメスで性格が異なる?

サザナミインコの特徴は木の上のでの生活が多い

サザナミインコの名前の由来は、頭部や羽がさざ波の模様に見えることから名付けられたようです。


生息地は南米メキシコやコロンビアからペルーの標高2000m以上の山岳地帯です。そこで野生のサザナミインコは群れを作って生息しています。標高が高い森林地帯が生息地なので、涼しくて湿度が高い環境を好みます。また生い茂る森の葉の陰で、じっとしていることが多いです。


他のインコはまっすぐな立ち姿が多いのですが、サザナミインコは前かがみになります。

飛ぶ姿よりも木の上を歩く習性もあるので、止まり木は何本か入れてあげましょう。またよじ登ることができるおもちゃを置いてあげるなど工夫することで、適度な運動もできて退屈しません。

サザナミインコの欠点は暑さと日光に弱い

もともと南米の標高の高い、涼しくて湿度の高い森林地帯に生息しているサザナミインコは、他のインコに比べて、夏の暑さと乾燥に弱いです。


サザナミインコの飼育に適している気温は22℃~28℃、湿度は50%~60%が目安です。

野生のサザナミインコは葉の影を好み、日光に当たらない森林生活をしていることが多いため、暑さや日光には弱いのです。


夏の暑さ対策では、ケージを風通しの良い日陰に置くようにしましょう。室内の温度が高温になる前にエアコンをつけて温度を調節しましょう。冬は乾燥しやすいため、加湿器などで湿度を調整をしてあげましょう。

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【獣医師監修】インコを飼うデメリットは?後悔する前に知っておきたい注意点を徹底解説

サザナミインコの飼い方・注意点


サザナミインコを飼育するうえで押さえておポイントをご紹介します。

  • 室温
  • 水分管理
  • 歩くことが好き
  • 鳴き声
室温

熱帯地域に生息し、涼しい場所を好むため暑さにはとても弱いです。高温多湿を避けて風通しの良い場所にケージを置いて、室温を管理します。


水分管理

水を多くとる性質があります。新鮮な水をこまめに交換します。水分を多くとるため排泄物が水っぽい傾向にあります。ケージ内が不衛生になりやすいので、こまめな掃除が必要です。


歩くことが好き

飛ぶことよりも歩くことが好きなインコです。狭いところに潜り込むと大変危険です。隙間に入り込めないように対策が必要です。


鳴き声

鳴き声は小さいので静かです。危険が迫った時は、驚くほど大きな声で鳴くときもあります。

サザナミインコの飼育に必要なもの

サザナミインコを新しく迎える方へ、飼育に必要なものをご紹介します。


▼サザナミインコの飼育に必要なもの

  • ケージ
  • 餌と水入れ
  • 止まり木
  • 脱走防止用の鍵
  • 体重計
ケージ
最低限のケージのサイズは、幅60㎝×奥行40㎝×高さ50㎝以上

餌と水入れ
インコ専用の餌と新鮮な水

止まり木
ケージの中に2本は必要。1本だと運動不足になりやすい。

脱走防止用の鍵
口先が器用なので、ケージの扉を開けないため

体重計
体調不良が体重に表れやすいため

飼育に必要なものがチェックできたら最後に飼育する場所に注意しましょう。
サザナミインコを飼育する場所のポイントは
  • 直射日光が当たらず、風通しの良い場所
  • 暖房器具の近くやエアコンの風が直接当たらない場所
です。また、サザナミインコは騒音に敏感なので、静かな場所で飼育してあげましょう。
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【獣医師監修】インコの飼い方を紹介!飼育のポイントや注意点も解説

サザナミインコの値段は珍しいカラーほど高額な傾向

サザナミインコは実にカラーバリエーション豊富です。

カラー特徴
ノーマル原種はグリーン
一般的にはグリーン系やブルー系がノーマル
オリーブ暗い黄色
ブルー
サザナミインコで最も人気のカラー
コバルト濃いブルー
珍しいブルーは高額
ルチノー鮮やかなイエロー
瞳がレッド
アルビノ色素がない
純白&赤目
他のカラーと比較して免疫力が弱い傾向
モーブ薄グレーがかった紫色

*相場は羽の色や個体の状態により、異なります


一般的にノーマルの雛は20000円前後、ノーマルの成鳥は30000円前後、コバルトなど珍しい配色の成鳥になると60000円~70000円以上する個体も存在します。


サザナミインコのオス・メスの見分けは難しいので、性別を知りたい場合は、動物病院でDNA検査をする必要があります。


サザナミインコ以外のインコの種類や値段について知りたい方は以下の記事をお読みください。

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人気のインコを種類ごとに紹介!あなたにピッタリのインコが見つかる

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インコの値段相場を解説!おしゃべりが得意なインコも紹介

サザナミインコがかかりやすい病気は?

「サザナミインコの元気がない」「いつもと様子が違う」といったことが起こると、飼い主さんはとても心配ですよね?病気が潜んでいる可能性があります。


サザナミインコの寿命を延ばすためにも、どんな病気にかかりやすいかを覚えておきましょう。


▼サザナミインコがかかりやすい病気

病気原因予防
メガバクテリア症マクロラブタスの感染免疫低下を防ぐ
PBFDサーコウイルスの感染飼育環境を清潔に保つ
アスペルギルス症アスペルギルス菌の感染免疫低下を防ぐ
飼育環境を清潔に保つ
肝疾患肥満
ウイルス・細菌感染
適度な運動
食事管理
ビタミンB1欠乏症主食の偏り食事管理
ビタミンD欠乏症日光浴不足定期的な日光浴

サザナミインコのかかりやすい病気は、飼育環境で予防できることも多くあります。まず大前提として、免疫力を下げるストレスの蓄積は厳禁です。


放鳥や日光浴も予防に有効ですので、毎日の習慣にしましょう。また、サーコウイルスやアスペルギルスなどの菌の感染は飼育環境を清潔に保つことで予防できます。


肝疾患やビタミンB1欠乏症には食事管理が大切ですので、飼いはじめから意識しましょう。

早期発見のためにサザナミインコの病気症状を確認しておこう

病気を悪化させないためには、早めに治療をはじめたいですよね。病気の早期発見は、寿命にも直接関係してきます。しかし、サザナミインコは症状をあまり表に出しません。毎日身の回りの世話をしている飼い主さんのだからこそ、些細な異常に気がつくことができるのです。

上記の病気の症状についても事前に確認しておきましょう。


▼病気の具体的症状

病気症状
メガバクテリア症食欲減退
嘔吐
黒色便
PBFD羽の形成異常
クチバシの形成異常
下痢
アスペルギルス症呼吸の異常
食欲・元気減退
肝疾患爪・クチバシの異常
羽色・質の変化
食欲減退
ビタミンB1欠乏症歩行の異常
食欲減退
ビタミンD欠乏症発育不良
骨折
骨軟化症

食欲の減退や、便の変化は日頃の健康観察でもわかりやすい変化です。また、病院で糞便検査や血液検査を受けるとウイルスや菌の感染を見つけることができます。不安を感じる前に健康診断に行くことがおすすめです。

ペット保険への加入を検討することも大切

鳥の医療費は保険適用外のため、入院や手術が必要な場合、高額になる可能性が高いです。入院が必要な場合、平均で1日あたり5,000円、手術が必要な際には100,000円の費用がかかります。


「手術代が高すぎて払えない」

「こんなに治療費が高いなんて知らなかった」


MOFFMEでも実際にこのようなお悩みがよく寄せられています。万が一に備えてペット保険への加入を検討することが大切です。


鳥のペット保険の需要は高まってきており、アニコム「家庭どうぶつ白書2019」によると、2012年には鳥の保険契約数は434羽に対し、2017年度には2,117羽となんと約5倍に増加しています。


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「どの保険にすればいいか分からない」


そんな方は以下の記事をご覧ください。

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サザナミインコの平均寿命と長生きする飼い方に関するまとめ

サザナミインコの平均寿命と長生きする飼育方法について解説してきましたいかがだったでしょうか?


今回の記事のポイントは

  • サザナミインコの平均寿命は10年と小型種の中では長生き
  • サザナミインコの飼育方法次第では寿命を伸ばせる可能性が上がる
  • サザナミインコは暑さに弱いので温度管理が大切
  • サザナミインコの医療費は保険適用されないので、もしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心
でした。

サザナミインコの平均寿命は約10年と人間に比べてとても短いです。なのでサザナミインコにとっての1日は貴重なので責任を持って飼育することが大切です。

MOFFMEでは他にもサザナミインコやペット保険に関する記事を多数公開していますので、ぜひご確認くださいね

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