内容をまとめると
- ドワーフホトは目のアイラインが特徴で、平均寿命は7〜10年!
- ドワーフホトは体調不良を隠す習性があるため、異変があればすぐに診てもらうことが長生きの秘訣!
- うさぎの治療費は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ
白い毛で覆われている身体に、目の周りをアイラインで囲ったような模様が特徴的なドワーフホトですが、中には見た目が「怖い」という印象を持つような方もいるようです。初めて見た時にはインパクトのある見た目ですが、どのような性格や特徴を持つうさぎなのか気になりますよね。この記事ではそんなドワーフホトについて解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じるドワーフホトはどんな性格の持ち主?飼い主にはなつく?
ドワーフホトは純白な見た目から「品がある」ような印象や、目の周りのアイラインのような模様から、少し「怖い」という印象を持つ方も多いのではないでしょうか?
実はドワーフホトの性格は、その見た目の「怖い・品がある」などの印象とは反して、活発で好奇心が旺盛な一面があります。
また、社交的で人懐っこく、人間との関わりを好む傾向がある性格で、自分から寄ってきたりと飼い主にもなつく傾向があります。
懐いて甘えてくれる様子は、とても嬉しいし癒されますよね。
「怖い」という印象から一転して実は性格は人懐っこい。そんなギャップにのあるドワーフホトについて詳しく解説していきます!
ドワーフホトの特徴や歴史を解説!目の周りの「アイライン」の正式名称とは?
ドワーフホトの特徴はなんといっても白い毛並みに、目の周りにアイランを引いたようなクッキリとした目の模様が特徴的です。
この目の周りのアイラインのような模様は「アイバンド」と呼ばれており、太さが均一であることが理想とされています。
アイラインのような「アイバンド」以外にも模様が入っている子を「ミスカラー」と呼びます。
「ミスカラー」とは、本来の毛色とは異なる色が混じっている模様のことを意味しているためあまりいい呼び名のようには感じませんが、家族としてお迎えするとその「ミスカラー」は特別な模様となること間違いなしではないでしょうか!
ドワーフホトは、小型の体型が特徴的なうさぎで、体重は1.1キロから1.6キロ程度と、比較的小型でありながら、立派な筋肉質の体つきをしています。
また、その愛らしい見た目と機敏な動きから、ペットとしても人気が高い品種です。
ドワーフホトの歴史
ドワーフホトの歴史については、ドイツが東西に分かれていた時期にまで遡ります。
東西ドイツそれぞれで偶然同じ時期に似たようなうさぎを交配し生み出し、 ドイツが統一されてから東西で生まれたうさぎ同士をかけ合わせてドワーフホトが生まれたと言われており、1983年にARBAに認定を受けます。
現在では、世界中で人気のある品種となっています。
ドワーフホトのお迎え・購入方法や値段は?
ドワーフホトをお迎えしたいと考えても、まだ一般的には珍しい品種のため、どこからお迎えできるのか悩むかと思います。
そこでここでは、
- ドワーフホトをお迎えできる場所
- ドワーフホトの値段
ドワーフホトのお迎え・購入方法
- ペットショップ
- ブリーダー
- 里親制度
ドワーフホトの値段
ドワーフホトは1万円〜8万円前後とお迎えする場所によっても値段が異なります。ペットショップやホームセンターでは比較的価格が抑えられ、ブリーダーになると少し価格が張ります。一般的にはまだ珍しい品種のため、高額なケースが多いようです。
また、年齢やミスカラーによっても変動があります。
ミスカラーの場合は少しお値段がお手頃になるようですが、我が子としてお迎えすればその模様すら特別で可愛く思えることでしょう。
ドワーフホトの寿命やかかりやすい病気は?ペット保険に加入しよう
ここでは、
- ドワーフホトの寿命
- ドワーフホトのかかりやすい病気
- ドワーフホトが加入できるペット保険
ドワーフホトの寿命
ドワーフホトの寿命は、一般的には7年〜10年です。
しかし、飼養環境が不適切な場合にはこの平均寿命よりも短い寿命になることや、逆に適切な環境を用意できて健康に育てることができれば、平均寿命を超えた10年以上生きることも珍しいことではありません。
ドワーフホトを含むうさぎは体調不良を隠す習性がありますので、日頃からよくうさぎの様子を観察して些細な変化を見逃さないことや、獣医師の先生に定期的に健康診断をしてもらうことが、長く一緒に過ごすためのポイントとも言えます。
ドワーフホトのかかりやすい病気
ドワーフホトのかかりやすい病気を事前に知ることで、予防をすることもできますね。うさぎは体調不良を隠す動物のため、よく様子を観察して、何か異変がないか常に気にかけてあげてくださいね。
毛球症
飲み込んでしまった毛が胃で固まってしまうのが毛球症です。
うさぎは毛を吐き出すことができないため、排泄するしか外へ毛玉を出す方法はありませんが、胃腸の働きが悪くなると排泄することが困難になってしまいます。
毛球症になると、食欲不振や下痢・便秘などの症状が出て、そのほかにもさまざまな不調を引き起こしてしまいます。
繊維質の多い牧草を多めにあげて、必要な量の水をしっかりと飲んで排泄を促すことや、ブラッシングをこまめにすることで予防することができます。
ソアホック
足の裏の皮膚が炎症を起こしてしまう皮膚炎のことです。
症状が重くなると膿やただれができてしまい、痛みから食欲がなくなったり、放置をすれば他の病気を併発してしまう可能性もあります。
原因は肥満で足に必要以上の体重がかかってしまうことや、不潔な状態のままになっていることなどです。
適度な運動をして肥満の解消をしたり、ケージの掃除をして衛生環境を清潔に保ちましょう。爪のお手入れをすることもソアホックの予防につながります。
骨折
ドワーフホトは好奇心が旺盛な活発ですが、小柄なため骨折のリスクも高いです。
物にぶつかったり、誤って踏まれてしまうと、ただでさえうさぎの骨は折れやすいため、骨折をしてしまう可能性が非常に高いです。
へやんぽをさせるときはサークルを使って行動できる範囲を制限したり、抱っこをするときは万が一暴れてしまってもすぐにおろせるように、しゃがんで抱っこをしてあげるなど工夫が必要です。
ドワーフホトが加入できるペット保険
うさぎもペット保険に加入することができます。
アニコム損保によると、うさぎの年間診療費の最高額は543,714円にも及んでいます。
もしペット保険に加入していなければこの費用は全額自己負担ですし、動物の医療は自由診療のため、この金額以上に診療費がかかる可能性もあります。
ペット保険は必要になってからでは加入できませんので、健康なうちから加入するようにしましょう。
ドワーフホトに人気なおすすめのペット保険についても解説していますのでぜひ確認してみてください。
ドワーフホトの飼い方のコツや準備するものは?
ドワーフホトをお迎えしたら、長く元気に過ごしてほしいですよね。
そのためにも、ドワーフホトの飼い方のコツを知り、準備するものをしっかりと揃えてあげる必要があります。
ここでは、
- ドワーフホトの飼い方のコツ
- ドワーフホトを飼う時に準備するもの
ドワーフホトの飼い方のコツ
ドワーフホトの飼い方のコツを4つに分けて紹介します。
- 室温・湿度管理を徹底しよう
- 爪切りを定期的にしてあげよう
- 1日30分〜1時間、お部屋をお散歩させてあげよう
- ドワーフホトの様子をよく確認して、些細な変化にも気付いてあげよう
ドワーフホトを飼うときに準備するものは?
ドワーフホトをお迎えするにあたり、最低限準備する必要があるものを紹介します。
- ゲージ
- トイレ
- 牧草・チモシー
- 給水ボトル
- おやつ・ペレット
- かじり木・おもちゃ
- 温度計
- キャリー
- 冷却マット
- パネルヒーター
- 爪切り
- ブラシ
- サークル
ドワーフホトの性格や特徴のまとめ
この記事のポイントは
- ドワーフホトはアイラインで目を囲ったような模様が特徴的なうさぎ
- 活発で好奇心が旺盛な性格の持ち主
- 一般的にはまだ珍しいため、8万円前後かかることも
- 寿命は7〜10年だが、10年以上生きるうさぎも珍しくない
- かかりやすい病気を知って、予防してあげよう