ミニウサギの寿命は何年?性格や特徴、かかりやすい病気についても解説!のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. ミニウサギはミックスうさぎの中でも小柄なうさぎの総称!
  2. ミニウサギの寿命は7〜8年!10年以上生きることも
  3. 適切な飼育環境の用意と健康管理が長生きのポイント!
  4. ミニウサギは体調不良を隠す習性があるため、異変があればすぐに病院で診てもらおう
  5. うさぎの治療費は全額自己負担のため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ!

ペットとしてお迎えされることが多くなってきたうさぎ。うさぎと一口に言ってもその種類はさまざまで、それぞれ種類によってどんな性格や特徴があるのか気になりますよね。この記事では、ミニウサギの寿命や性格、特徴から飼い方のコツやかかりやすい病気などミニウサギに着目して解説していきます。

この記事の目次

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ミニウサギってどんなうさぎ?寿命や性格・特徴について徹底解説!

うさぎは、ペットとして飼育されることが年々増えています。


アニコム損保によると、2015年年度にはうさぎの契約件数は3,384頭数でしたが、2020年度には21,604頭と約6倍にも増加していることからも、うさぎがペットとして飼育されてる方が増えていることが分かります。


うさぎと言っても、その種類も様々です。ネザーランドドワーフやホーランドロップなど、様々な種類を目にしたり聞いたりしますよね。


そこで今回はその中でも、「ミニウサギ」に着目して

  • ミニウサギの性格や特徴
  • ミニウサギの寿命
  • ミニウサギの歴史
  • ミニウサギのお迎え方法
  • ミニウサギの飼い方のコツや準備するもの
  • ミニウサギがかかりやすい病気
  • ミニウサギにおすすめの人気ペット保険
について解説していきます。


また、うさぎを飼っている方にはペット保険への加入もおすすめです。MOFFMEではうさぎが加入できるペット保険や、小動物のペット保険ランキングを紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

ミニウサギの寿命は何年?

ミニウサギの寿命は7〜8年です。一般的なペットのうさぎの平均寿命と大きな差はなく、適切な飼養環境で飼育をしていれば寿命が10歳を超えることもあります。


犬猫でも寿命が伸びてきてるのと同じように、うさぎの寿命が伸びている背景には、

  • ペットの治療方法が改善されてきていること
  • 適切な予防治療が行われるようになってきたこと
などが、うさぎの寿命が伸びている背景と考えられます。


しかし、ミニウサギに寿命を長く全うしてもらうためには、飼い主による適切な環境の整備や病気の予防など、さまざまな努力が必要不可欠です。また、ミニウサギの性格や特徴などもよく知っておくことが大切ですね。


そこで続いては、ミニウサギの性格について解説していきます!

うさぎ寿命のサムネイル画像

ペットのうさぎの平均寿命は何歳? 幸せに長生きするためにできること

ミニウサギの性格や特徴を解説!飼い主にはなつく?

ミニウサギはミックスうさぎの中でも小柄なうさぎの総称のため、性格や特徴はさまざまです。


そのため、ここでは一般的なうさぎを元に、

  • ミニウサギの特徴
  • ミニウサギの性格
  • ミニウサギはなつくの?
について解説していきます。

ミニウサギの特徴

先述したとおり、ミニウサギはミックスうさぎの中でも小柄なうさぎの総称のため、その見た目の特徴はさまざまです。


ミニウサギは、最小品種のうさぎと言われているネザーランドドワーフよりかは少し大きいうさぎであり、体重は1.5㎏〜3㎏近くになることもあり幅が広く、耳の形や体型、毛色や模様も様々です。


そのため、他のうさぎと全く一緒の見た目となることがないことが、人気なポイント一つですね!

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うさぎの体のつくりの特徴や習性まとめ|ペットに人気の種類ごとにも解説

ミニウサギの性格

ミニウサギは小柄なうさぎの総称のため、その性格もさまざまです。見た目が近いうさぎに品種と性格が似ているとも言われています。


一般的なうさぎの性格には

  • 臆病で敏感
  • 警戒心が強い 
性格を持つ子が多いと言われています。

野生のうさぎは長い間獲物として追われてきた立場にいたため、周りに気を配る警戒心は強く、敏感になっていると考えられます。

しかし、うさぎの性格にも個体差があるため、非常に人懐っこい子もいます。特にミニウサギは、ミックスうさぎの中でも小柄なうさぎの総称のため、性格はさまざまと言えるでしょう。

うさぎの性格については下記の記事でも解説しておりますので、ぜひ確認してみてくださいね。

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うさぎの性格について徹底解説!種類ごとの性格と特徴も解説

ミニウサギはなつくの?

一般的にうさぎはなつきにくいといわれています。


しかし、適切な飼養環境を整えてあげて、適切なコミュニケーションをミニウサギと取ることができていれば、ミニウサギはちゃんとなついてくれます


うさぎの種別によってもなつきやすさは異なると言われていますが、ミニウサギは個体差が非常に大きいと言えるでしょう。


うさぎがなつく方法は下記の記事でも解説しておりますのでぜひ確認してみてくださいね。

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うさぎは人間になつくのか?なつく方法やなつかない理由も紹介!

ミニウサギにはどのような歴史があるの?

ミニウサギは、日本白色種(ジャパニーズホワイト)と小型のダッチ種との交配によって生まれたと言われています。


日本白色種(ジャパニーズホワイト)は、明治時代に生まれた日本独自の品種であり、体重は3~6㎏と大型です。


この同時期に海外からきた小型のダッチ種うさぎと日本白色種(ジャパニーズホワイト)の交配によって、ミックスうさぎが誕生しました。


ミニウサギは、日本白色種(ジャパニーズホワイト)と比べて小型であることからその名がついたと言われています。

ミニウサギはどこからお迎えできる?

ここでは、ミニウサギをお迎えできる場所についてご紹介します。

  • ペットショップ
  • ブリーダー
  • 里親

ペットを新しくお迎えする場合、最初に思いつくのはペットショップでしょう。


ペットショップでもしミニウサギが見つからなかった場合は、ミニウサギの専門ブリーダーや、ブリーダーサイトから、ミニウサギを見つけることもできます。


また、さまざまな団体が行っている里親制度を利用することもできます。 個人で里親を募集していることもあり、無償・有償など条件はさまざまです。   


ミニウサギの価格帯は、お迎え後のサポート体制や、毛色や年齢などによってもかなり幅が広く、8,000円〜3万円前後することもあるようです。

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うさぎの値段はいくら?飼育にはどれくらいの費用がかかるの?

ミニウサギの飼い方のコツや準備するものは?

ミニウサギをお迎えしたら、長く元気に過ごしてほしいですよね。

そのためにも、ミニウサギの飼い方のコツを知り、準備するものをしっかりと揃えてあげる必要があります。

ここでは、
  • ミニウサギの飼い方のコツ
  • ミニウサギを飼う時に準備するもの
について解説していきます。

ミニウサギの飼い方のコツ

ミニウサギの飼い方のコツを4つに分けて紹介します。

  • 室温・湿度管理を徹底しよう
  • 爪切りを定期的にしてあげよう
  • 1日30分〜1時間、お部屋をお散歩させてあげよう
  • ミニウサギの様子をよく確認して、些細な変化にも気付いてあげよう
室温・湿度管理を徹底しよう
うさぎは特に暑さ弱い動物です。うっかりと管理を怠ってしまうと、最悪の場合命を落とす原因にも。

快適に過ごせる室温は18~24℃、湿度は40~60%と言われています。ミニウサギがよく過ごしている空間が、快適な室温・湿度になっているかを管理してあげましょう。

うさぎの暑さ対策や、暑がっている時のサイン、応急処置についても解説していますので、ぜひ確認してみてください。

爪切りを定期的にしてあげよう

ミニウサギの爪は生涯伸び続けてしまいます。そのため、定期的に爪切りをしてあげないと、伸びた爪でケガをしてしまったり、ソアホックの原因にも繋がります。

爪切りを無理に行おうとすると、嫌がった際の反動で骨折にも繋がりますので、慣れないうちはサロンなどで行うことをおすすめします。

また、飼い主自身でも爪切りにトライしたい場合は、爪切りのやり方を詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

1日30分〜1時間、お部屋をお散歩させてあげよう

ミニウサギは自由に行動ができるようなお散歩の時間が必要です。お散歩の時間があることで、運動不足やストレスの解消にも繋がります。

運動ができない環境にいると肥満になる可能性もあり、「肥満は万病のもと」とも言われるように、様々な病気の原因にもなってしまいます。

ミニウサギの散歩は部屋の中で十分ですので、毎日自由に動ける時間を作ってあげてくださいね。

ミニウサギの様子をよく確認して、些細な変化にも気付いてあげよう

ミニウサギは体調不良を隠す習性のある動物です。明らかな異変に気づいた時には治療が必要になるほど病気が進行しているケースも珍しくありません。

そのため、日頃からミニウサギの様子をよく観察して、「普段と違うことはないか?」にいち早く気付くことができるようになることが、長くミニウサギと過ごすための秘訣です。

ミニウサギを飼うときに準備するものは?

ミニウサギをお迎えするにあたり、最低限準備する必要があるものを紹介します。

  • ゲージ
  • トイレ
  • 牧草・チモシー
  • 給水ボトル
  • おやつ
  • ペレット
  • かじり木やおもちゃ
  • 冷却マット
  • パネルヒーター
ゲージは長い時間うさぎが過ごすものですので、快適に過ごせる広さのものを選んであげてください。

トイレは覚えることができますが、形や大きさが好みではないとなかなかトイレを使ってくれないこともありますので、気にいる形のものを見つけてあげてくださいね。

冷却マットやパネルヒーターは温度変化が苦手なミニウサギが寒さ暑さが厳しい季節でも快適に過ごせるために必要になります。

ミニウサギがかかりやすい病気は?ペット保険への加入もおすすめ!

ミニウサギをお迎えする場合、あらかじめどのような病気にかかりやすいのかも知っておくと予防することができますね。


ここでは、

  • ミニウサギがかかりやすい病気
  • ミニウサギが加入できるペット保険
について紹介していきます。

ミニウサギがかかりやすい病気

ミニウサギに限らずうさぎは、

  • 不正咬合
  • 毛球症
  • ソアホック
などにかかりやすいと言われております。

不正咬合

歯が伸びすぎてしまい、かみ合わせが悪くなってしまう病気です。

噛み合わせが悪くなるとうまく口を動かすことができないため、うまくご飯を食べられなくなったり、伸びた歯が口の中を傷付けてしまったり、痛みから食欲が衰退したりとさまざまな悪影響を及ぼします。

うさぎの歯は生涯伸び続けるという特徴があり、伸びた歯は、牧草などを食べることですり減らして適切な長さを保っています。

しっかりと牧草を食べてもらうことや、定期的に通院をして歯の状態を確認してもらうことが不正咬合の予防に繋がります。

毛球症

胃腸に毛がたまってしまい、腸の動きが低下する病気です。

うさぎは毛玉を吐き出すことができないため、胃腸でできた毛玉は消化管を通って排泄物として外へ出すしか方法がありません。

しかし、胃腸の機能が低下して胃腸の中の毛玉が排泄できない場合、食欲が低下したり、便の量が少なくなったりと様々な悪影響を及ぼしてしまいます。

うさぎは体調不良を隠す動物であり、明らかな異変が見つかった時には病気がかなり進行しているケースも珍しくありません。

日頃からうさぎの様子や排泄物の状態をよく観察して、少しでも異変があれば動物病院で診てもらうことをおすすめします。

ソアホック

足の裏の皮膚が炎症を起こしてしまう皮膚炎のことです。

一度ソアホックを発症してしまうと治療は長引いてしまい、うさぎにも負担をかけてしまいます。

また、悪化すると痛みで上手に歩けなくなったり、食欲不振から胃腸うっ滞を発症したり、放置をすれば他の病気を併発してしまう可能性もあります。

ソアホックはうさぎの性質上、どんなうさぎでも発症する可能性が高い病気ですが、飼い主が意識して対策することである程度予防することもできますので、ぜひ下記の記事を参考にしてみてくださいね。

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うさぎがかかりやすい「ソアホック」ってどんな病気?【獣医師監修】

万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ!

うさぎが動物病院で治療にかかった場合、どんなに高額な治療費用がかかっても、全額自己負担になってしまいます。


動物の医療は自由診療のため、動物病院によって治療費用も様々です。


うさぎは体調不良を隠す習性があるため、何かしら異変に気付いた時には手術が必要になることもあり、手術費用は10万円を超えることもあります。


そこでペット保険に加入していれば、治療費用の一部を補償してくれます。


ペット保険は、必要になってからでは加入できませんので、健康なうちから加入しておく必要があると言えるでしょう。


こちらの記事でもミニウサギが加入できるペット保険について解説していますので、ぜひ確認してみてくださいね。

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うさぎにペット保険は必要?おすすめの人気ペット保険を徹底解説【2023年最新版】

まとめ:ミニウサギの性格や特徴にについて解説しました!

この記事では、ミニウサギについて解説してきました。

今回の記事のポイントは、
  • ミニウサギは小柄なミックスうさぎの総称
  • そのため、性格や見た目の特徴などは様々
  • ミニウサギの寿命は7〜8年だが、10年以上生きるミニウサギもいる
  • ミニウサギは不正咬合や毛球症、ソアホックにかかりやすい
  • 万が一に備えてペット保険への加入もおすすめ!
でした。

MOFFMEでは他にもうさぎについてや、うさぎのペット保険に関する記事を公開していますので、ぜひ確認してみてくださいね。
記事監修者「西森 史奈」

この記事の監修者西森 史奈
MOFFME編集部うさぎ担当。愛玩動物飼養管理士、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。

すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という想いに共感しMOFFMEに参画。特に近年飼育頭数が増えているうさぎに着目し、飼い主とうさぎが長く一緒に幸せに暮らしていけるようにうさぎに関する正しい情報を発信すべく日々勉強中。