内容をまとめると
- うさぎの値段は5千円〜10万円前後とかなり幅広く、品種や年齢・毛色などによって値段が異なる！
- 飼育には牧草やトイレ砂などが継続的に費用がかかる
- うさぎの治療費は全額自己負担のため、治療費用もしっかりと備えておく必要がある
- 治療費用の一部を補償してくれるペット保険への加入もおすすめ！
新しくうさぎをお迎えするときに、うさぎの値段はいくらなのか気になりますよね。ペットショップやブリーダーなどをみると値段にもかなりばらつきがあります。この記事では、なぜ値段にばらつきがあるのかを解説し、飼育にかかる値段や病院に罹った時の治療費について解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じるうさぎの値段はいくらが相場？値段に違いがあるのはなぜ？
新しくうさぎをお迎えしようとペットショップやホームセンター、里親サイトなどを見ていると、値段の違いに「なんでだろう？」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
実際、うさぎの値段は5千円〜10万円前後とかなり幅広く、お迎えをする場所によっても値段は大きく異なります。
このように値段の差が生まれる要因には、
- 品種
- 年齢
- 性別
- 毛色
- 健康状態
- 血統
- 購入場所
などの、多くの要因によって異なっています。
一般的に、希少な血統、珍しい品種のうさぎや、あまり見ない毛色のうさぎは高価格になる傾向があり、大人うさぎよりもベビーうさぎの値段が高価に、また、お迎えする場所の違いで言うと、うさぎの専門やブリーダーから購入する場合は、ペットショップやホームセンターで購入するよりも値段が高価格になることがあります。
このように様々な要因によってうさぎの値段には違いがあるのです。
MOFFMEでは「うさぎを飼育している・過去に飼育していたことがある」方を対象に、お迎えした値段を独自調査しました！
調査結果によると、最も多かった回答が5,000円〜10,000円、次いで10,000円〜30,000円でした！ペットショップ・ホームセンターでお迎えした方の多くがこの金額帯を回答しており、「ブリーダー・うさぎ専門店」からお迎えした方の回答では、50,000円〜80,000円でお迎えした方が約半数を占める結果となりました。
人気のうさぎの種類別の値段を紹介！
では人気のうさぎの値段は平均でどれくらいするのでしょうか？
ここでは、5つの種類のうさぎの平均的な値段についてご紹介していきます。
- ネザーランドドワーフ
- ホーランドロップ
- ミニレッキス
- ライオンラビット
- ジャージーウーリー
世界一小さい手のひらサイズの「ネザーランドドワーフ」の値段
世界一小さいと言われているネザーランドドワーフの値段は、1万円〜8万円前後と幅広く、約5万円前後の値段が一般的でしょう。
1万円前後と比較的安い値段がついている場合は、雑種である可能性が高いと考えられます。
下記の記事でネザーランドドワーフについて詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
垂れ耳が特徴的な「ホーランドロップ」の値段
小さな身体に垂れた耳が特徴的なホーランドロップの値段は、5万円〜10万円前後と幅広く、約5万円前後の値段が一般的でしょう。
下記の記事でホーランドロップについて詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
高級絨毯のような手触り！「ミニレッキス」の値段
光沢のある毛並みが特徴的なミニレッキスの値段は、2万円〜6万円前後と幅広く、約3万円前後の値段が一般的でしょう。
下記の記事でミニレッキスについて詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
たてがみが特徴的な「ライオンラビット」の値段
名前から連想できるように、まさにライオンのような顔まわりにある毛が特徴的なライオンラビットの値段は、2万円〜3万円前後で販売されていることが多いです。
下記の記事でライオンラビットについて詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
まるでぬいぐるみ「ジャージーウーリー」の値段
うさぎを飼育するために必要なものの値段は？
うさぎと一緒に暮らしていく環境を作るために、どのようなものが必要になって、それぞれの値段の相場はいくらになるのでしょうか。
ここでは、
- お迎えと同時に揃える必要があるもの
- 継続して購入する必要があるもの
うさぎの飼育に必要なものの値段①お迎えと同時に揃える必要があるもの
うさぎをお迎えしたら、うさぎの飼育に必要なものを揃えていく必要があります。うさぎが快適に安全に過ごしていくために最低限揃えるべき必要なものをピックアップして、その値段の相場を紹介していきます。
| 必要なもの | 値段相場 |
|---|---|
| ケージ | 10,000円前後 |
| サークル | 4,000円前後 |
| トイレ | 1,000円前後 |
| 食器・給水器 | 1,000円前後 |
| キャリー | 4,000円前後 |
| グルーミング用品 | 1,000円前後 |
| 冷暖房用品 | 10,000円前後 |
最初に揃えるべき必要なものの値段の合計は大体3万円前後が相場です。
MOFFMEでは、うさぎのお迎えをするために必要なものの値段を独自調査しました！
半数以上の方が1万円〜3万円で初期に必要なものを揃えていることがわかりました。（うさぎの生体価格は含まれていません。）
うさぎの飼育に必要なものの値段②継続して発生するもの
上記で紹介した最初に揃えるべきもの以外にも、消耗品など、継続して購入していく必要があるものもあります。
| 必要なもの | 値段相場 |
|---|---|
| 牧草 | 1,000円前後 |
| ペレットやおやつ | 2,000円前後 |
| トイレシーツ・砂 | 1,000円前後 |
| ペット保険 | 3,000円前後 |
また上記以外にも、室温・湿度調整のためのエアコン・電気代も継続して発生していきますね。
こちらもMOFFMEで「うさぎ1頭を飼育するためにかかる毎月の平均費用」を独自調査をしました。
約2割の方は3,000円以下、そして約半数の方が3,000円〜5,000円と回答し、多くの方は毎月5,000円以下が毎月のうさぎの飼育にかけている値段であることがわかりました。
うさぎの定期検診や突然の怪我病気などでかかる動物病院の値段は？
うさぎと暮らしていくとどうしても付いて回る問題である「健康」について。うさぎは体調の異変を本能的に隠す習性のある動物のため、明らかな異変が見られた時には、病気がかなり進行していて大きな治療が必要になるケースは珍しくありません。
飼い主の気付かないうちに病気が進行していて、うさぎに辛い思いをさせないためには、うさぎの些細な変化にいち早く気づいてあげることに加えて、「定期検診を受けること」がとても大切なポイントになります。
定期検診の値段は動物病院や定期検診の内容によっても様々ですが、触診のみで1,000円前後であることが多いようです。
定期検診を行っていても、うさぎはストレスに大変弱く、あっという間に体調を崩してしまうことがあります。もしうさぎが体調を崩して病院に行くことになったら、治療費用はどれくらいかかるのでしょうか。
『アニコム損保「家庭どうぶつ白書2022」』によると、うさぎの年間治療費用の最高額は543,714円、うさぎの平均手術費用は99,231円もの費用がかかることが明らかになっています。
また上記データによると、15,727頭のうさぎのうち、22.9％ものうさぎが消化器系疾患で病院に通っています。消化器系疾患のみに着目すると、うさぎの5匹に1匹が病院にかかっていることになりますが、他の疾患も合わせて考えると、治療にかかる可能性というのは他人事ではなく、誰しもがこれだけの費用を支払う可能性があることがお分かりいただけるかと思います。
