モルモットはメロンを食べられる!栄養素、上手な与え方・量とはのサムネイル画像

モルモットがメロンをご飯・食事に食べるのは大丈夫でしょうか?メロンやその皮はモルモットが生で食べていいものですが、食べ過ぎは下痢等の原因になるので注意が必要です。今回は、メロンはモルモットが食べても大丈夫な食べ物か、上手な与え方を解説します。

この記事の目次

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モルモットはメロンが好物?あげていいか徹底解説!

メロンにはモルモットに害を及ぼす物質は入っていないので、安心してくださいね。


それでもなお、メロンに気をつける部分があるのではないかと、心配になる飼い主さんもいることでしょう。


他に、適量はどれくらいなのか、どんな効果があるのか、皮は与えて大丈夫なのか、など疑問を持ちますよね。


毎日の与えるものですから、モルモットによい作用があるものを選びたいですし、モルモットを喜ばせたいですよね。


そこで今回MOFFMEでは

  • モルモットにメロンを与えるメリットとメロンの栄養素
  • メロンの与え方と注意点
  • メロン以外でモルモット与えてよい野菜と果物、ダメな野菜や果物

について、解説していますよ。について、解説していますよ。


モルモットにあげる野菜や果物の種類を増やしたいという方は、必見の内容です。

モルモットはメロンを食べられる!与えるメリットや栄養素とは


メロンとひとことで言っても、果肉の色の違い網目の有無など、さまざまなメロンがありますね。


メロンの種類によって含まれる成分や味などに違いがあるので、より良いものを与えたいと考えるモルモットの飼い主さんもいることでしょう。


そこで、あなたのモルモットが喜んでメロンを食べられるように

  • モルモットが好みやすいメロンの紹介
  • メロンをモルモットに与える利得とメロンの栄養素や成分

について、詳しく説明します。


あなたのモルモットの好むメロンやメロンの効果を知ることで、あなたのモルモットとの絆を深められますよ。

モルモットはメロンを食べれる!

メロンはモルモットに安心して与えられますし、メロンの種類による違いをモルモットに楽しませてあげることも可能ですよ。


赤い果肉のメロンは甘みが強く食感は軟らかく、青い果肉のメロンはさっぱりとした味と若干歯ごたえのあるのが特徴です。モルモットによって、好みが分かれるかもしれませんね。


またメロンの皮は果肉よりも糖分と水分が少ないため、モルモットに与えても大丈夫です。


ただし農薬などが残っている可能性があるので、よく洗ってからモルモットに与えてくださいね。

モルモットにメロンを与えるメリットは?メロンの栄養素とは

メロンはモルモットにとって、重要なビタミンCや必須ミネラルが豊富に含まれているのでおすすめな果物なのです。


モルモットは体の中でビタミンCを合成できませんし、体外に排出されてしまうため、毎回の食事で摂らないといけない栄養素ですよね。ビタミンCが不足すると、壊血症という血管が壊れやすくなる症状を引き起こします。


またビタミンCはコラーゲンを作り出す時にも必要ですので、モルモットの皮膚などを丈夫にする上でも不足させたくない栄養素です。


また果肉が赤いメロンと青いメロンとでは、栄養素が異なります。大きな違いはカロテンの含有量で、赤いものですと100ℊ中3,600㎎、青いものですと140㎎と明らかな違いがあります。


カロテンは体内に入るとビタミンAに変わり、皮膚や粘膜などを正常に保つ働きや増えすぎると細胞を攻撃する活性酸素を抑える働きがあり、モルモットも摂っておきたい栄養素なのです。


メロンはモルモットのビタミンC欠乏症の予防や、皮膚や被毛を健全な状態に維持するためにも申し分ない果物なのです。


参考:日本食品標準成分表2020年版(八訂)

モルモットにメロンはどうやって与える?与え方、注意点を解説

メロンを食べた時に、口や舌がピリピリすることがあるかと思います。モルモットがメロンを食べた時、あの違和感は問題ないのか心配になる方もいるでしょう。


メロンの種類の違いで、食べた時の違和感の有無があることを知ってますか。あのピリピリの原因が分かれば、モルモットにあの違和感をさせずに済みますよ。


また、メロンにはビタミンCが含まれていると解説しましたが、ビタミンCを摂りすぎてもモルモットに問題が生じることがあります。


ここでは

  • メロンの種類によってモルモットにどんな与え方をすればいいのか
  • モルモットにメロンを与える時の量やポイント

を、解説します。

モルモットへのメロンの上手な与え方・与える量は?

メロンをモルモットに与える時は、主食である牧草を食べなくならない程度にときどき一口サイズに切って少量を与えましょう。


メロンを食べた際に口や喉に感じる違和感の原因は、メロンに含まれている「ククミシン」という成分が関係していますタンパク質を分解する酵素で口や喉のタンパク質を分解しているからなのです


ククミシン自体は体に害はありませんが、モルモットもメロンを食べたときの違和感を感じて嫌がる可能性があります。プリンスメロンなど網目のないメロンには、ククミシンが入っていないのでおすすめです。


ククミシンは種周辺でつくられ果汁に分泌されますが、果肉部分には含まれていません。網目のあるメロンをモルモットに与える時は、果汁と種などは除き、念のために種周辺の果肉も除いて与えるとよいでしょう。

モルモットにメロンを与える際の注意点は?食べ過ぎに注意!

モルモットがおいしそうに食べる姿を見ていると、ついついあげたくなりますよね。


メロンはモルモットにとって害になるものは含まれていませんが、与える量を考えないと体を壊します


ビタミンCはモルモットには必須ですが、食べる量が多ければビタミンCには便を緩くする作用がありますし、メロンには水分が豊富なので下痢をしやすくなります。


ビタミンCが不足しても過剰でも、モルモットは下痢するため量は調整しましょう。モルモットは下痢で命を落とすこともあるのです。


またメロンに限りませんが、果物には糖分が多いです。モルモットも肥満は病気の元ですので、食べ過ぎないように注意してくださいね。

参考:メロン以外にモルモットが食べてOK・ダメな野菜・果物

モルモットにあげる野菜や果物は、体に良くておいしそうに食べてくれるものをあげたいですよね。


モルモットの体のことを思えば、結石の原因となるカルシウム不足しやすいビタミンCが気になるのではないでしょうか。


そんなあなたの代わりに、

  • モルモットが食べれるメロン以外のビタミンCがふんだんでカルシウムが少量の野菜と果物
  • モルモットが食べると中毒を起こす野菜と果物

を探しましたので、ご紹介します。


モルモットに与える野菜や果物のバリエーションを増やすのに、ご活用ください。

メロン以外にモルモットが食べても大丈夫な野菜・果物は?

カルシウムが原因の結石が心配なモルモットには、カルシウムの含有量が少ないキュウリ・ニンジン・トマト・レタス・いちご・キウイフルーツ・ブルーベリー・みかんがおすすめですよ。


モルモットに食べさせたいビタミンCが多く含まれている野菜や果物は、ブロッコリー(生)とカリフラワー(生)、キウイフルーツやいちご、みかんです。


カリフラワーは茹でてもビタミンCの減少は少ないですが、ブロッコリーは茹でると半分以上減ってしまいますので注意してくださいね。


特にいちごとみかんはカルシウムが少なめでビタミンCが多く、モルモットにとって嬉しい果物です。ちなみにみかんは薄皮を摂った方が、さらにカルシウムを抑えられますよ。


出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂) 

モルモットが食べてはダメな野菜・果物とは?

モルモットが食べてはいけない野菜や果物は、ネギ類やニラ、じゃがいも、アボカドです。


ネギ類やニラには血液中の赤血球を壊す有機チオ硫酸化合物という物質が含まれていて、ネギ類などを食べたモルモットは貧血を起こします。


じゃがいもの芽や緑色になっているところには、ソラニンなどいくつかの毒素が含まれているためです。


アボカドの皮や種などにはペルシンという毒素があり、人は食べても解毒できますが、モルモットがアボカドを食べると下痢に嘔吐、呼吸困難などの症状を引き起こします。


モルモットをケージから出して自由にする時は、これらのものを口にしないように気をつけてくださいね。

まとめ:モルモットがメロンを食べても大丈夫!

ここまで、メロンをモルモットに与えるメリットや注意点、メロン以外でモルモットにおすすめな野菜や果物、与えてはいけない野菜や果物について解説してきました。


この記事のポイントは、

  • メロンの種類によるモルモットの好みの違いに気づける
  • メロンはモルモットにとって必要な栄養素が含まれている
  • 与えすぎると下痢をしたり、主食の牧草を食べなくなったりするので注意する
  • モルモットにおすすめな野菜や果物は、トマトやニンジン、いちごやみかんなど
  • モルモットに与えてはいけない野菜や果物は、じゃがいもの芽や緑色になった箇所、ネギ類やニラ

です。


モルモットは主食の牧草を食べないと歯のトラブルを招きますし、腸内細菌のバランスが崩れ病気になりやすくなるため与える量は注意しましょう。


あなたのモルモットが健康で長生きできるための参考になれば幸いです。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。