内容をまとめると
- さつまいもはインコに不足しがちなビタミンを補うことができる
- さつまいも与え方や量には注意が必要
- 与えると危険な果物を事前に知ることによって事故を未然に防ぐことが大切
- インコは医療費が保険適用されないのでもしもの時に備えてペット保険に加入しておくと安心
インコがさつまいもを餌・おやつに食べるのは大丈夫でしょうか?さつまいもやその皮はセキセイ・オカメインコが食べていいものですが、食べ過ぎは下痢等の原因になるので注意が必要です。今回は、さつまいもはインコが食べても大丈夫な食べ物か、上手な与え方を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるインコはさつまいもが好物?あげていいか徹底解説!
愛鳥家の皆さんは、インコにさつまいもを与えたことはあるでしょうか?
様々な野菜を食べることのできるインコですが、さつまいもを与えても大丈夫なのか気になりますよね。
インコに野菜を与えるときは、生であげるのが基本ですが、その流れでさつまいもを生のまま与えてしまうのは危険です。
今回MOFFMEでは、
- さつまいもを与えるメリットや栄養素
- さつまいもの与え方
- さつまいもを与える際の注意点
- インコが食べても良い野菜や果物
- インコが食べてはいけない野菜や果物
インコにさつまいもを与えようか迷っている方は、是非、最後までご覧ください!
インコはさつまいもを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
インコにさつまいもを与えるメリットは、3つあります。
- インコが不足しがちなビタミンを摂取することができる。
- 食欲不振のときに食欲を取り戻すきっかけを作ることができる。
- おやつを与えることでストレス軽減につながる
インコはさつまいもを食べれる!
ホクホクとした触感と甘さが魅力的なさつまいも。
食卓に並ぶ機会も多く、インコにあげても大丈夫なのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
結論から言ってしまうと、インコはさつまいもを食べることができます。
与えるときの注意点さえ押さえておけば、インコと甘くて美味しいさつまいもを一緒に味わうことができますよ。
インコにさつまいもを与えるメリットは?栄養素を徹底解説!
メリット①インコに不足しがちなビタミンを摂取することができる
主食をシードにしている場合、インコの健康維持に欠かせないビタミンやミネラルの栄養素がほとんど含まれていません。
そのため、野菜を副食として与えて、栄養を補うことが必要。
さつまいもには、インコに不足しがちなビタミンが含まれているので、おやつとして与えるだけで、栄養も一緒に摂取できるメリットがあります。
さつまいもには、次のような栄養素が含まれています。
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- 食物繊維
- カルシウム
- カロテン
- リン
- 鉄
メリット②食欲不振のときに食欲を取り戻すきっかけを作ることができる
こんなとき、インコは甘いものを好む傾向があるため、いざというときの非常食にさつまいもはおすすめです。
メリット③おやつを与えることでストレス軽減につながる
野生の鳥は、様々な種類の餌を食べ、毎日刺激に溢れた生活を送っていますが、ペットのインコは、基本的に毎日同じです。
おやつとしてさつまいもを与えることで、毎日の食事に変化をつけてあげることで、ストレス軽減につながります。
インコにさつまいもはどうやって与える?与え方、注意点を解説!
インコにさつまいもを与えるメリットについて、解説してきました。
では、実際にどうやってさつまいもを与えれば良いのでしょうか?
いくつかの気をつけて頂きたいポイントがあります。
この項では、インコにさつまいもを与えるときの与え方や注意点について、
- インコにさつまいもを与えるときは、生のまま与えない。
- さつまいもは糖分が高いので、与えすぎないようにする。
以上の内容について詳しく解説していきます。
インコへのさつまいもの与え方は?生のまま与えて大丈夫!
さつまいもを与えるときは、決して生のまま与えないでください。
インコに野菜を与えるときは、生のままが望まれますが、さつまいもは異なります。
焼く・蒸す・煮るのいずれかの形で、必ず火を通すようにしましょう。
理由は、さつまいもにはでんぷんが多く含まれており、生で食べると消化器官に負担がかかって下痢になってしまいます。
インコに与えるときは、皮以外の柔らかい部分をあげてください。
小指の爪先くらいの量をボール状に丸めて与えると、インコが遊びながら食べてくれます。
さつまいもの食べすぎは肥満の原因になるので、セキセイインコくらいの大きさで1〜2口が適量。
初めは警戒するかもしれませんが、食べていいものとわかると徐々にさつまいもを好きになってくれるでしょう。
インコにさつまいもを与える際の注意点は?食べ過ぎには要注意
さつまいもには、糖分が多く含まれているため、あげ過ぎはよくありません。
毎日あげるのではなく、あくまで特別な日のおやつとして与えてください。
インコは肥満になると、
- 飛べなくなる
- 足に不調がでる
- 便秘や下痢になる
- 動脈硬化や肝機能障害になる
上記のような症状があらわれます。
主食はシードやペレットを与えて、きちんとインコの健康維持に必要な栄養を摂取させることが大切です。
インコにとって太りすぎは命に関わることなので、飼い主が責任を持って食事管理をしていきましょう。
参考:さつまいも以外にインコが食べてよい・ダメな野菜・果物
さつまいもは、食欲が落ちたときに食欲を取り戻すきっかけ作りとして与えると良いということを解説しました。
しかし、インコによって食べ物の好みは異なるため、さつまいも以外にも様々な野菜や果物を食べさせて、インコの好物を見つけましょう。
では、さつまいも以外にインコが食べても良い野菜や果物にはどのようなものがあるのでしょうか?
この項では、
- インコが食べれる野菜や果物
- インコが食べてはいけない野菜や果物
さつまいも以外にインコが食べても大丈夫な野菜・果物は?
さつまいも以外にインコが食べても大丈夫な野菜や果物は以下のとおりです。
インコが食べれる野菜
- 小松菜
- 豆苗
- チンゲン菜
- 水菜
- パセリ
- 春菊
- カブ
- 大根の葉
- カボチャ
- ニンジン
- ピーマン
- ズッキー二
野菜の中でもおすすめは、小松菜と豆苗。
小松菜は、ビタミンA、鉄分、カルシウムが多く含まれ、シャリシャリとした触感を好んで食べるインコが多いです。
豆苗は、ビタミン類も多く含まれ栄養価が高いだけでなく、室内で再生栽培が可能。1度食べてしまっても、根本を水につけておくと2回収穫ができるのでお財布にも優しいです。
インコが食べれる果物
- みかん
- バナナ
- キウイ
- メロン
- ブルーベリー
- ぶどう
- マンゴー
- パイナップル
インコが食べてはダメな野菜・果物とは?
インコが食べてはいけない野菜や果物は、以下のとおりです。
インコが食べてはダメな野菜
- ネギ
- 玉ねぎ
- ニラ
- 生の豆類(大豆、小豆、インゲン豆)
- モロヘイヤ
- ほうれん草
- キャベツ
- レタス
- きゅうり
- ブロッコリー
- 芽キャベツ
- アボカド
- いちご
- リンゴ
- さくらんぼ
- 桃
- びわ
- 杏
- すもも
- 梨
- プルーン
- レモン
- グレープフルーツ
まとめ:インコにさつまいもを与えても大丈夫!
ここまで、インコにさつまいもを与えるメリットや与えるときの注意点について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- さつまいもを与えるときは、生のまま与えないこと。
- さつまいもは糖分が高いため、与えすぎは肥満になるので注意。
- さつまいもを与える適量は小指の爪先くらい。
- さつまいもを与えるメリット①インコが不足しがちなビタミンを摂取することができる。
- さつまいもを与えるメリット②食欲不振のときに食欲を取り戻すきっかけを作ることができる。
- さつまいもを与えるメリット③おやつを与えることでストレス軽減につながる
甘いものを好むインコにとって、さつまいもは、餌を食べないときに食欲を取り戻すきっかけになる食べものです。
さつまいもは食べていいものだということを教えるためにも、スペシャルなおやつとして、時々与えるようにしましょう。
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。