インコはブロッコリーを食べられる!ただし食べ過ぎには要注意!のサムネイル画像

内容をまとめると

  1. 与え方や部位に気をつければインコにブロッコリーを与えても問題ない
  2. ブロッコリーを与えることによって主食だけでは摂取しきれない栄養素を補える 
  3. 与えると危険な果物を事前に知ることによって事故を未然に防ぐことが大切 
  4. インコは医療費が保険適用されないのでもしもの時に備えてペット保険に加入しておくことが安心

インコがブロッコリーを餌・おやつに食べるのは大丈夫でしょうか?ブロッコリーやその茎・葉っぱはセキセイ・オカメインコが生で食べていいものですが、食べ過ぎには注意が必要です。今回は、ブロッコリーはインコが食べても大丈夫な食べ物か、茹でる等の与え方を解説します。

この記事の目次

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インコはブロッコリーが好物?あげていいか徹底解説!


インコの主食に総合栄養食のペレットが推奨されてきていますが、嗜好性の問題などからシードに副菜をプラスして栄養を整えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。


今回MOFFMEでは、副菜のブロッコリーについて、

  • インコはブロッコリーを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
  • インコにブロッコリーはどうやって与える?与え方、注意点を解説
  • 参考:ブロッコリー以外にインコが食べてOK・ダメな野菜・果物
と詳しく徹底解説していきます。

これからブロッコリーをあげてみようと思っていた飼い主さんや、今まであげていた飼い主さんももう一度確認してみてください!

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インコはどんな餌を食べる?食性や与えてもよい食べ物についても解説

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インコに与えてもいい・与えてはいけない食べ物(野菜・果物)を解説

インコはブロッコリーを食べられる!与えるメリットや栄養素とは


インコの副菜として人気が高い野菜には青梗菜や豆苗などが挙げられますが、ブロッコリーも与えていい野菜の1つということはご存じでしょうか?


食事管理はインコの健康や寿命に大きく影響を与える為、飼い方の本やインターネット、SNS等でたくさん勉強されているかと思います。


ブロッコリーは、賛否両論の野菜として取り上げれており、与えてもいい野菜かどうかを迷ってしまいますね。


ブロッコリーを好物として食べているインコたちはいますし、与え方に気を付ければ、栄養面でもメリットが多い野菜です。

インコはブロッコリーを食べれる!

野生のインコは、自由に採食し、食事をすることができますが、飼い鳥のインコは飼い主さんが与えるもので生きています。


食べれる食材が多いことはインコ達にとって、健康面はもちろん精神面にも大きな影響を与えます。


ブロッコリーは与え方や与える部位に気を付ければ、栄養も豊富なのでインコが好む場合避ける必要はありません。


インコにブロッコリーを与えるメリットやその栄養素について詳しく見ていきます。

インコにブロッコリーを与えるメリットは?栄養素を徹底解説!

ブロッコリーを好んで食べるインコは多く、食べれる食材を1つでも多く増やすことはインコにとっても、飼い主さんにとってもメリットになります。


総合栄養食のペレットは、インコの健康を考えたものですが、本来、自由に採食行動を取っていたインコ達にとって、1つのフードだけを与えるよりは、様々な食材を食べることで、その食感を楽しんだり、野菜の色彩が刺激となり、ストレス発散へと繋がります。


またブロッコリーは、1年中スーパーに並んでいる野菜で、購入しやすく、家庭でも多用しやすいので、飼い主さんと共有して食べれるところも良いところですね。


もちろん、無理に与える必要はありませんが、ブロッコリーには、タンパク質をはじめ、ビタミンミネラルなど、インコの健康にも良い栄養がたくさん含まれていますので、与える野菜の1つとして試してみてはいかがでしょうか。


主なブロッコリーの栄養素

  • タンパク質
  • 脂質
  • 食物繊維
  • 葉酸
  • カリウム
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • ビタミンC
  • ビタミンA
  • ビタミンK など

インコにブロッコリーはどうやって与える?与え方、注意点を解説



飼い主さんにもインコの体にも栄養豊富なブロッコリーですが、与える際に気を付けていただくポイントがあります。


ここでは、

  • インコへのブロッコリーの与え方は?生のまま与えて大丈夫!
  • インコにブロッコリーを与える際の注意点は?食べ過ぎには要注意
と与える際に知っていてほしいポイントをまとめました。大事な内容ですので、インコ達の為にも、しっかりと把握してくださいね。

インコへのブロッコリーの与え方は?生のまま与えて大丈夫!

ブロッコリーを食べるとき、軽く塩茹ですることも多いと思います。


インコに与える際は、茹でる必要はなく、生のまま与えていただいて大丈夫です。もちろん不必要な塩分は病気の元ですので、小さい体のインコ達にはそのままが1番です。


食感や味覚の好き嫌いがはっきりしているといわれているインコ達は、ブロッコリーの硬さによっては食べない場合があります。少し茹でた方が好んで食べる子もいるようです。


但し、栄養面を考えた場合も、生で与えた方がおすすめです。


ブロッコリーは、鮮度が持ちにくく、3日で栄養の半分が失われるとも言われています。よりフレッシュなものを選んであげてくださいね。

インコにブロッコリーを与える際の注意点は?食べ過ぎには要注意

ブロッコリーを与えるときに鮮度も大事なポイントですが、与える部位にも気を付けなくてはいけません。


ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、これらの野菜にはゴイトリンという成分が含まれており、甲状腺腫をはじめ甲状腺機能に影響を与えてしまうといわれています。


この成分は、ブロッコリーの花蕾に含まれていますので、葉や茎の部分を与えるようにしましょう。


また、ブロッコリーには、カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸も含まれていますので、与えすぎは要注意です。もちろん水分量も多いので、下痢の原因にならないか便の確認も大切です。


上記のように与える回数には十分気を付けなくてはいけません。


インコと一括りにはせず、オカメインコやコンゴウインコ、セキセイインコでは体の大きさにもかなりの違いがありますので、その子に合った適量を与えましょう。

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インコや文鳥など鳥におすすめの人気ペット保険を徹底解説!【2023年最新版】

参考:ブロッコリー以外にインコが食べてOK・ダメな野菜・果物


インコ達が様々な食材に触れ、選択できることは健康面や精神面の維持、向上に不可欠です。


ブロッコリー以外にもインコが食べてもいいもの、反対に食べてはダメなものを知り、これから与える際の参考にしてみて下さい。

  • ブロッコリー以外にインコが食べても大丈夫な野菜・果物は?
  • インコが食べてはダメな野菜・果物とは?
野菜や果物でビタミンミネラルの補給が必要なインコ達にとって体に良いものか、悪いものかは事前にきちんと把握し、誤ってインコが食べれないものを口にしないよう気を付けましょう。

ブロッコリー以外にインコが食べても大丈夫な野菜・果物は?

インコが食べても大丈夫な野菜は、

  • 青梗菜
  • 水菜
  • 小松菜
  • 豆苗(豆以外)
  • 春菊
  • パセリ
  • カボチャ
  • ピーマン
  • 人参(葉~葉に近い部分以外)
  • 大根や株の葉など
白菜やキュウリも食べれますが、水分が多いので下痢の原因になり易く、与える量に注意が必要です。

インコが食べても大丈夫な果物は、
  • みかん
  • バナナ
  • りんご
  • さくらんぼ
  • いちご
  • ブドウ など
りんご、桃、さくらんぼ、いちごなどのバラ科の果物は、インコにとって種や葉が毒となりますので、果肉のみ与えて下さい。

スイカやメロンも与えられますが、特に糖分と水分が多いので、肥満や下痢の原因になりやすい果物です。与える量に気を付けましょう。

インコが食べてはダメな野菜・果物とは?

インコが食べてはダメな野菜は、

  • アボカド
  • ネギ類
  • ニラ
  • ニンニク
  • 生姜
  • ジャガイモ
  • モロヘイヤ
  • アブラナ科の野菜 など
これらは、インコにとって毒性のある野菜ですので、口にしないように十分に気を付けて下さいね。

ほうれん草やレタス、タケノコなどシュウ酸の多い野菜も注意が必要です。
完熟前のトマトやキャベツもインコの体には良くない野菜です。

食べてはダメな果物は、
  • 梨(日本)
  • バラ科の果物の葉や種
  • ブドウの皮
  • レモンやグレープフルーツ など
放鳥時間に誤って食べないようにする事も心掛けてください。

野菜や果物特有の成分がインコにとって健康を害するものとなる場合もありますので、与える前に、1つ1つ確認すると安心ですね。

まとめ:インコにブロッコリーを与えても大丈夫!

今回はインコがブロッコリーを食べれることについて、

  • インコはブロッコリーを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
  • インコにブロッコリーはどうやって与える?与え方、注意点を解説
  • 参考:ブロッコリー以外にインコが食べてOK・ダメな野菜・果物
上記の内容でまとめました。

ブロッコリーはインコが食べても良い野菜か気になっていた飼い主さんは、ぜひ参考にしてみて下さい。

与える事は可能ですが、新鮮なブロッコリーの花蕾以外葉や茎を与えるようにしましょう。

生のままの方が栄養面でもおすすめですが、その子によって茹でた方が好んで食べる場合もありますので、与え方もおうちの子の合わせてあげて下さいね。

ブロッコリーもそのほかのものも、初めは1口から様子を見て、水分や糖分の多い野菜や果物は、特に与える量や回数に気を付けて下さい。

好みの野菜や果物が増え、インコ達の食事がより豊かになると良いですね。

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