内容をまとめると
- 与え方や部位に気をつければインコにブロッコリーを与えても問題ない
- ブロッコリーを与えることによって主食だけでは摂取しきれない栄養素を補える
- 与えると危険な果物を事前に知ることによって事故を未然に防ぐことが大切
- インコは医療費が保険適用されないのでもしもの時に備えてペット保険に加入しておくことが安心
インコがブロッコリーを餌・おやつに食べるのは大丈夫でしょうか?ブロッコリーやその茎・葉っぱはセキセイ・オカメインコが生で食べていいものですが、食べ過ぎには注意が必要です。今回は、ブロッコリーはインコが食べても大丈夫な食べ物か、茹でる等の与え方を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるインコはブロッコリーが好物?あげていいか徹底解説!
インコの主食に総合栄養食のペレットが推奨されてきていますが、嗜好性の問題などからシードに副菜をプラスして栄養を整えている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回MOFFMEでは、副菜のブロッコリーについて、
- インコはブロッコリーを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
- インコにブロッコリーはどうやって与える?与え方、注意点を解説
- 参考:ブロッコリー以外にインコが食べてOK・ダメな野菜・果物
インコはブロッコリーを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
インコの副菜として人気が高い野菜には青梗菜や豆苗などが挙げられますが、ブロッコリーも与えていい野菜の1つということはご存じでしょうか?
食事管理はインコの健康や寿命に大きく影響を与える為、飼い方の本やインターネット、SNS等でたくさん勉強されているかと思います。
ブロッコリーは、賛否両論の野菜として取り上げれており、与えてもいい野菜かどうかを迷ってしまいますね。
ブロッコリーを好物として食べているインコたちはいますし、与え方に気を付ければ、栄養面でもメリットが多い野菜です。
インコはブロッコリーを食べれる!
野生のインコは、自由に採食し、食事をすることができますが、飼い鳥のインコは飼い主さんが与えるもので生きています。
食べれる食材が多いことはインコ達にとって、健康面はもちろん精神面にも大きな影響を与えます。
ブロッコリーは与え方や与える部位に気を付ければ、栄養も豊富なのでインコが好む場合避ける必要はありません。
インコにブロッコリーを与えるメリットやその栄養素について詳しく見ていきます。
インコにブロッコリーを与えるメリットは?栄養素を徹底解説!
ブロッコリーを好んで食べるインコは多く、食べれる食材を1つでも多く増やすことはインコにとっても、飼い主さんにとってもメリットになります。
総合栄養食のペレットは、インコの健康を考えたものですが、本来、自由に採食行動を取っていたインコ達にとって、1つのフードだけを与えるよりは、様々な食材を食べることで、その食感を楽しんだり、野菜の色彩が刺激となり、ストレス発散へと繋がります。
またブロッコリーは、1年中スーパーに並んでいる野菜で、購入しやすく、家庭でも多用しやすいので、飼い主さんと共有して食べれるところも良いところですね。
もちろん、無理に与える必要はありませんが、ブロッコリーには、タンパク質をはじめ、ビタミンやミネラルなど、インコの健康にも良い栄養がたくさん含まれていますので、与える野菜の1つとして試してみてはいかがでしょうか。
主なブロッコリーの栄養素
- タンパク質
- 脂質
- 食物繊維
- 鉄
- 葉酸
- カリウム
- マグネシウム
- カルシウム
- ビタミンC
- ビタミンA
- ビタミンK など
インコにブロッコリーはどうやって与える?与え方、注意点を解説
飼い主さんにもインコの体にも栄養豊富なブロッコリーですが、与える際に気を付けていただくポイントがあります。
ここでは、
- インコへのブロッコリーの与え方は?生のまま与えて大丈夫!
- インコにブロッコリーを与える際の注意点は?食べ過ぎには要注意
インコへのブロッコリーの与え方は?生のまま与えて大丈夫!
ブロッコリーを食べるとき、軽く塩茹ですることも多いと思います。
インコに与える際は、茹でる必要はなく、生のまま与えていただいて大丈夫です。もちろん不必要な塩分は病気の元ですので、小さい体のインコ達にはそのままが1番です。
食感や味覚の好き嫌いがはっきりしているといわれているインコ達は、ブロッコリーの硬さによっては食べない場合があります。少し茹でた方が好んで食べる子もいるようです。
但し、栄養面を考えた場合も、生で与えた方がおすすめです。
ブロッコリーは、鮮度が持ちにくく、3日で栄養の半分が失われるとも言われています。よりフレッシュなものを選んであげてくださいね。
インコにブロッコリーを与える際の注意点は?食べ過ぎには要注意
ブロッコリーを与えるときに鮮度も大事なポイントですが、与える部位にも気を付けなくてはいけません。
ブロッコリーはアブラナ科の野菜で、これらの野菜にはゴイトリンという成分が含まれており、甲状腺腫をはじめ甲状腺機能に影響を与えてしまうといわれています。
この成分は、ブロッコリーの花蕾に含まれていますので、葉や茎の部分を与えるようにしましょう。
また、ブロッコリーには、カルシウムの吸収を阻害するシュウ酸も含まれていますので、与えすぎは要注意です。もちろん水分量も多いので、下痢の原因にならないか便の確認も大切です。
上記のように与える量や回数には十分気を付けなくてはいけません。
インコと一括りにはせず、オカメインコやコンゴウインコ、セキセイインコでは体の大きさにもかなりの違いがありますので、その子に合った適量を与えましょう。
参考:ブロッコリー以外にインコが食べてOK・ダメな野菜・果物
インコ達が様々な食材に触れ、選択できることは健康面や精神面の維持、向上に不可欠です。
ブロッコリー以外にもインコが食べてもいいもの、反対に食べてはダメなものを知り、これから与える際の参考にしてみて下さい。
- ブロッコリー以外にインコが食べても大丈夫な野菜・果物は?
- インコが食べてはダメな野菜・果物とは?
ブロッコリー以外にインコが食べても大丈夫な野菜・果物は?
インコが食べても大丈夫な野菜は、
- 青梗菜
- 水菜
- 小松菜
- 豆苗(豆以外)
- 春菊
- パセリ
- カボチャ
- ピーマン
- 人参(葉~葉に近い部分以外)
- 大根や株の葉など
- みかん
- バナナ
- りんご
- 桃
- さくらんぼ
- いちご
- ブドウ など
インコが食べてはダメな野菜・果物とは?
インコが食べてはダメな野菜は、
- アボカド
- ネギ類
- ニラ
- ニンニク
- 生姜
- ジャガイモ
- モロヘイヤ
- アブラナ科の野菜 など
- 梨(日本)
- バラ科の果物の葉や種
- ブドウの皮
- レモンやグレープフルーツ など
まとめ:インコにブロッコリーを与えても大丈夫!
今回はインコがブロッコリーを食べれることについて、
- インコはブロッコリーを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
- インコにブロッコリーはどうやって与える?与え方、注意点を解説
- 参考:ブロッコリー以外にインコが食べてOK・ダメな野菜・果物