犬の予防注射は必須!注射の種類や料金、時期や接種間隔などを解説!のサムネイル画像

犬の注射は「必要ない・いらない」という声もありますが、そんな事はありません。狂犬病ワクチンは毎年の接種が義務であり、その他多くの感染症も予防注射で防ぐことができます。この記事では、犬の予防注射が必要な理由や、その効果について解説してきます。

この記事の目次

目次を閉じる

犬の予防注射の種類や防げる病気は?打つ頻度やスケジュールはどれくらい?

犬の予防注射には大きく分けて狂犬病ワクチン混合ワクチンの2種類存在します。


「うちの犬は外に出さないから必要ない」と思うこともあるかもしれません。

しかし、そうではありません。


そこで今回のMOFFMEでは、

  • 犬の予防接種は必要?なぜ注射を打つべきなのか
  • 犬に打つワクチンの種類は複数ある!どれが必要?
  • 予防接種を行ったら、注射済票を装着しよう
  • ワクチン接種以外で、予防が必要な病気な何がある?
  • 治療に注射が必要になる病気は?
  • 犬の注射でよくある疑問点を解説!
  • まとめ:病気を未然に防ぐため、ペットへワクチン接種はなるべく行おう!
以上の7項目に分けて、詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

犬の予防接種は必要?なぜ注射を打つべきなのか


犬の予防接種は必要です。

なぜなら、犬には犬特有の病気が存在し、中には発症してしまうと100%死に至る病気もあれば、発症すると重篤な症状があらわれ、死に至ってしまう可能性が高い病気もあるからです。


対処療法でしか治療できない病気もあるので、危険性のある病気は予めワクチン注射を打つことにより発症リスクを高い確率で回避することが出来ます。


他の犬との接触がないワンちゃんでも、例えば人の靴の裏についた土に病原菌がいて、それだけで感染してしまうこともあるのです。


どのような環境で育てていても、ワクチン注射は必要不可欠になってきます。

犬に打つワクチンの種類は複数ある!どれが必要?


犬に打つワクチンには大きく分けて狂犬病ワクチンと混合ワクチンの2種類存在すると先に書きましたが、その中の混合ワクチンには何種類もの感染症に対するワクチンが存在します

この頁では、

  • 犬のワクチン接種は、義務のものと任意のものがある
  • 狂犬病ワクチンは、毎年の接種が義務付けられている
  • 義務ではないが、接種を推奨されるコアワクチン
  • 義務ではないが、特定感染症を予防できるノンコアワクチン
  • ワクチンで防げる病気にかかった場合の治療費用はいくら?
  • 各種混合ワクチンで予防できる病気・接種に必要な料金や値段
について詳しく解説していきます。

犬のワクチン接種は、義務のものと任意のものがある

犬のワクチン接種には、義務付けられているものと任意のものがあります。


狂犬病ワクチンが、法律によって義務付けられており

混合ワクチンが、任意のワクチンとなります


義務付けられている狂犬病ワクチンは、必ず受けなければならず、もし接種を怠ると罰金もある重い義務となっています。


混合ワクチンは、義務付けられてはいませんが、もし犬が感染・発症すると高い確率で死亡してしまう病気もあります。

狂犬病ワクチンは、毎年の接種が義務付けられている

狂犬病ワクチン接種は、飼い主の義務

法律によって、飼い主に義務付けられており、違反した場合は最大20万円の罰金に処せられます。

狂犬病は犬から人へも感染する「人獣共通感染症ですの、これを防止する役割もあります。


1年に1回、必ず接種する必要がある

打つ間隔は、必ず1年に1回とされています。


動物病院や市町村の集合注射会場で注射してもらえる

狂犬病ワクチンは、動物病院か市町村の集合注射会場で接種できます。


動物病院で接種する場合は、特に期間はありませんが、市町村の集合注射会場で接種する場合は、お住いの地域によって、接種日がことなります。

地域の発行している、冊子などに時期がくると案内されていることが多いです。


狂犬病ワクチン接種は、毎年4月1日から6月30日までに受けさせる

狂犬病ワクチン接種は、毎年4月1日から6月30日とされており、市町村の集合注射会場は、この期間内に行われます。


犬を飼い始めたら、30日以内に必ず接種する

犬を飼い始めたら、飼いだした日(生後91日以上の犬)から30日以内に登録が必要となっており、結果的に30日以内に予防接種を受けさせる必要があるということになります。


義務ではないが、接種を推奨されるコアワクチン

コアワクチンとは

致死率が高い感染症を防ぐために全ての犬に接種するよう勧告されているワクチンの事を言います。


犬ジステンパー

感染した犬の目ヤニ、鼻水、唾液、排泄物への接触で感染し、くしゃみなどの飛沫によっても感染します。


初期症状は、目ヤニ、鼻水、発熱、食欲低下などですが、重篤化すると麻痺痙攣などの症状が出てきます。


致死率50~90%と高く、有効な治療法もありません

治っても神経症状などの後遺症が残る場合もあります。


犬伝染性肝炎(犬アデノウイルス(I型)感染症)

感染した犬の鼻水、唾液、排泄物への接触で感染します。


嘔吐、発熱、下痢、腹痛などの症状があらわれ、重篤化すると肝臓の機能不全神経症状が出ることもあります。


子犬が感染すると、一晩で死亡してしまうケースもある危険な病気です。


犬伝染性喉頭気管炎(犬アデノウイルス(II型)感染症)

咳、くしゃみなどの風邪に似た症状があらわれます。

犬伝染性肝炎よりも症状が軽く致死率も低いとされていますが、他のウィルスや細菌との複合感染により重篤化する危険があります。


犬パルボウイルス感染症

感染した犬の便、嘔吐物に接触することで感染します。

激しい下痢や嘔吐、発熱、脱水症状があらわれ、重症化すると血便が出ることもあります。


下痢や脱水の悪化によりショック症状を起こし死に至ることもあります。

特に子犬の場合の致死率が高いです。


伝染性が強く死亡率も特に高いので注意が必要です。

義務ではないが、特定感染症を予防できるノンコアワクチン

ノンコアワクチンとは

居住地域や生育環境によって、必要に応じ接種したほうが良いとされているワクチンの事を言います。


犬パラインフルエンザウイルス感染症

咳や発熱、鼻水など風邪のような症状が出ます。

感染力が非常に強く、感染した犬との接触だけでなく、咳やくしゃみなどから空気感染することもあります。


致死率は高くないものの、他の感染症との複合感染で重篤化することもあります


犬コロナウイルス感染症

感染した犬の排泄物に接触することで感染します。

成犬の場合は感染してもほとんど症状が現れませんが、犬パルボウイルス感染症と複合感染すると重篤化する危険があります。


犬コロナウイルス感染症と犬パルボウイルス感染症を一緒に予防することが重要です。


犬レプトスピラ症

レプトスピラ菌に感染した動物の尿で汚染された、土や水を口にしたりすることで感染します。

人間にも感染する「人獣共通感染症で、腎臓肝臓がおかされる危険な感染症です。


様々なタイプがあり、代表的なのは、腎炎や出血性胃腸炎になる「出血型」、黄疸が見られる「黄疸型」になります。


アウトドアで活動する犬ほど感染リスクが上がりますので、予防が大切です。

ワクチンで防げる病気にかかった場合の治療費用はいくら?

混合ワクチンで防げる病気に犬がかかってしまった場合、治療費がいくらくらいかかるのでしょうか。

これは、かかった病気や、軽症か重症かで大きく異なってきます。

1通院だけで済む場合は、病気にもよりますが5,000~10,000円ほどかかります。


しかし、複数回の通院や、入院が必要になる場合の方が多いと考えておくべきでしょう。

その場合は、複数回の通院で50,000円~で、入院が必要な場合は、約1週間入院が必要な場合も出てくるため100,000円はかかると見といた方が良いです。


混合ワクチンで防げる病気は、言い換えれば、ワクチンを作る必要があったほど重篤化すると危ない病気とも言えますので、その病気にかかってしまえば、治療も時間が必要になり、費用も比例して高くなります。


※金額はあくまで一例であり、平均・水準を示すものではありません。

各種混合ワクチンで予防できる病気・接種に必要な料金や値段

混合ワクチンには2種~11種があり、居住地域や飼育環境によって種類が異なってきまので、獣医師と相談しながら種類を決めていくことになります。


価格も種類によって異なってきます。


以下、

グレー・・・・・・コアワクチン

薄いオレンジ・・・ノンコアワクチン

2種3種4種5種6種7種8種9種10種11種
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎(犬アデノウイルス(I型)感染症)
犬伝染性喉頭気管炎(犬アデノウイルス(II型)感染症)
犬パルボウイルス感染症
犬パラインフルエンザウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
犬レプトスピラ症(イクテロヘモラジー/黄疸出血型)
犬レプトスピラ症(カニコーラ型)
犬レプトスピラ症(ヘブドマディス型)
犬レプトスピラ症(オータムナリス型)
犬レプトスピラ症(オーストラリス型)
費用(目安)3,000円3,000円~5,000円5,000円~6,000円5,000円~7,000円5,000円~8,000円6,000円~9,000円7,000円~10,000円8,000円~10,000円8,000円~12,000円8,000円~12,000円


予防接種を行ったら、注射済票を装着しよう


<犬の登録と狂犬病予防注射は飼い主の義務>

犬の飼い主には、

(1)現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること

(2)飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること

(3)犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること


以上が、法律により義務付けられています。


狂犬病予防接種を受けると、注射済票が発行されます。

耐久性のある素材でできていますので、首輪や胴輪に装着するようにしましょう

ワクチン接種以外で、予防が必要な病気な何がある?


ワクチン接種をしていれば、犬同士の接触などから感染する病気は、高い確率で防ぐことが出来ます。

しかし、ワクチン接種以外で、予防が必要な病気があります

この頁では、
  • フィラリア
  • ノミ・マダニ
について詳しく解説していきます。

フィラリア

フィラリアとは

犬糸状虫とも呼ばれ、成虫になると長さ10~30㎝にもなる、そうめんのような寄生虫です。

蚊を媒介して犬の肺動脈や心臓に寄生し、全身の血液循環内臓に深刻な障害を与えるとても恐ろしい虫です。

人間の場合、普通は体内に入っても、免疫作用が働きフィラリアは成長できませんが、
犬の場合は、免疫作用働かず、体内でどんどん成長・繁殖していってしまいます。

フィラリアに感染したら、どんな症状を引き起こす?

感染しても最初はなかなか気づけません。
進行していくと、
  • 咳が出る
  • 元気がない
  • 食欲不振
  • 呼吸困難
  • 腹水が貯まる
  • 血尿
などの症状が出てきます。
血液の流れが悪くなり、放っておくと死に至る危険が高いです。

フィラリアが成虫になりその数が多いと、外科的に心臓から取り出す手術が必要になり、ワンちゃんの体への負担もかなり大きくなります。

フィラリアへの感染を防ぐ方法

フィラリア症の検査を行い、陰性であれば予防薬(経口剤)を毎月1回、摂取させることにより予防できます。

予防期間は、居住地域により異なり、通年必要な地域もありますので、獣医師の指示通りに与えることが必要です。

ノミ・マダニ

ノミ・マダニとは

動物や人間の体の表面から血液を吸う吸血性節足動物で、様々な病原体を媒介する虫です。

ノミ・マダニに感染したら、どんな症状を引き起こす?

ノミ・マダニに寄生されると、かゆみや皮膚炎を起こすだけでなく、貧血になることもあります。

そして、怖いのが、ノミ・マダニを媒介して感染する病気です。
  • 瓜実条虫症(サナダムシ)
  • バベシア症
  • リケッチア ライム病
  • Q熱
  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
などを媒介しており、人間にも感染する危険があるのです。

ノミ・マダニへの感染を防ぐ方法

ノミ・マダニは寄生させないことが重要になってきます。
定期的な投薬によって予防することができ、スポットタイプのもの、錠剤・チュアブルタイプの飲み薬もあります。

ものによって、毎月の投薬が必要だったり、何ヵ月かに1回でいいものもあります。
期間は、通年予防することが多いでしょう。

治療に注射が必要になる病気は?


犬が病気になった時、治療の際に注射が必要な病気があります。

この頁では、
  • ①:パテラ
  • ②:緑内障
  • ③:糖尿病
  • ④:気管虚脱
  • ⑤:大腸炎
  • ⑥:膿皮症
  • ⑦:肺水腫
について詳しく解説していきます。

①:パテラ

膝蓋骨内方脱臼(パテラ)ともいい、意外と多い疾患です。

膝蓋骨は人でいう、膝の皿の部分です。
この皿の部分が内側にズレてしまうことがあり、この病気を膝蓋骨内方脱臼(パテラ)と言います。

小型犬によく見られ、症状としては
  • けんけんする
  • 散歩を嫌がる
  • 痛がる
  • ジャンプしたがらない
などがあります。
軟骨がすり減ることで原因で、症状によって外科治療や内科治療を行います。

手術費の関係や年齢、他の疾患により外科手術を行えない場合は、内科治療を行い、その際に、ヒアルロン酸などを注射することがあります

②:緑内障

緑内障とは、何らかの原因により、眼球内の「眼房水」が過剰に溜まることにより、眼圧が上がってしまう病気の事です。

強い痛みを伴い、放っておくと失明してしまう恐ろしい病気です。

初期の段階では、眼圧を下げるため点眼薬を投与したりして様子を見ることが多いですが、 症状によってはレーザー治療などで眼圧を下げたりします。

レーザー治療などの外科手術の前段階として、注射薬を打って、眼圧を下げることがあります。

③:糖尿病

糖尿病は、糖を血中から細胞へと十分に取り込めないことにより、高血糖、尿糖が持続している病気です。

初期段階での症状は、食欲が増えたりするだけなので、気が付かないことが多いです。

犬の糖尿病は、インスリン分泌量が少なくなるインスリン依存性糖尿病がほとんどで、
治ることは無いため、生涯、インスリン注射での治療が必要になります。

糖尿病が進行してしまうと、糖尿病ケトアシドーシスという状態になり、これはとても危険で、集中的な治療を行っても死亡するケースもあります。

④:気管虚脱

気管虚脱とは、空気の通り道である気管が途中で潰れてしまい、呼吸がしずらく、または出来なくなってしまう病気です。

かかりやすい犬種は
  • トイプードル
  • ポメラニアン
  • ヨークシャーテリア
  • チワワ
  • 柴犬
  • レトリバー種
に多く、若くても高齢でも発症する危険があり、重症の場合、突然死することもあるので注意が必要です。

軽度の場合は、内服薬で治療しますが、中等度の場合は、気管軟骨の健全性を高める注射を打つこともあります。

⑤:大腸炎

大腸炎は、大腸の粘膜が炎症を起こす病気です。


症状は、軟便から下痢になり、ゼリー状の粘膜や血が混ざることもあります。


原因は

  • 食事
  • ウィルスや細菌への感染
  • 寄生虫などへの感染
  • ストレス

などがあげられます。


治療法は、原因によって変わりますが、食事やストレスが原因の場合は、絶食し、腸を休ませてから、消化の良いフードを与えるなどしていきます。


ウィルスや細菌への感染の場合は、抗生物質などの注射や飲み薬で治療を行い、寄生虫が原因であれば、駆虫薬を投与します。

⑥:膿皮症

膿皮症は、皮膚で細菌が増殖することにより様々な症状を起こす病気です。
症状は、フケや痒み、皮膚の赤み、かさぶたや脱毛などが見られます。

原因は、ほとんどがブドウ球菌によるもので、稀に緑膿菌が原因の場合もあります。

治療法は、症状によって異なりますが、軽度の場合は抗生成分を含んだ外用薬や消毒薬を使用したり、抗菌シャンプーで洗浄します。
中等症以上の場合は、抗生物質などの注射や飲み薬での治療が必要な場合があります。

⑦:肺水腫

肺水腫は、毛細血管より肺胞内へ、血液中の液体成分が過剰に漏れ出し肺に貯まる病気です。

症状は、
  • 呼吸が増える
  • 開口呼吸をする
  • 歯茎・舌が白っぽい、紫っぽい
  • 横になりたがらず、伏せの状態か、座る状態で息苦しそうにしている
などが見られます。

原因は、心原性肺水腫と非心原性肺水腫があり、
  • 心原性肺水腫・・・心臓病が原因の肺水腫
  • 非心原性肺水腫・・・首がきつく締まることによる気道の閉塞、煙の吸引、肺の毛細血管に病的な変化があり、毛細血管から液体成分が肺胞内へ漏れ出す。
が主となります。

治療法は、とにかく犬は肺に水が貯まり、溺れているような状態なので水を抜くことになります。

そして、心原性肺水腫の場合は基本、入院となり高酸素の酸素を吸入させます。
その後、注射薬や内服液により、心臓の負担を減らします。

非心原性肺水腫の場合は、内服液を使用したり、重症の場合は心原性肺水腫と同じ治療法になります。

犬の注射でよくある疑問点を解説!


犬にワクチン接種などで注射を打つ場合、タイミングや、注射後のことなど疑問が出てくることもあるかと思います。

この頁では、

  • ①:注射をするタイミングはいつがベスト?
  • ②:注射を打つ当日は、どうしておくのが良い?
  • ③:注射時に犬が吠える・噛む・涙を流す・痛がるけど大丈夫?
  • ④:犬に注射を打つ際、どの位置に打つ?アルコール消毒は必要ない?
  • ⑤:注射を打った後、お風呂・シャワーや散歩をしても良い?
  • ⑥:副作用は副反応は問題ない?ワクチンアレルギーは大丈夫?
  • ⑦:基本的に何歳でワクチン接種を行うべき?
について詳しく解説していきます。

①:注射をするタイミングはいつがベスト?

注射をするタイミングは、できれば注射後、そばに誰かが居てあげられる日の午前中がベストです。


注射を打った後は、体調を崩す犬もいますので、そばに誰かついていないと手遅れになることもありますし、午前中に注射を打つことで、もし体調を崩した場合に病院で診てもらえる可能性が高くなります。

②:注射を打つ当日は、どうしておくのが良い?

注射を打つ日は、ワンちゃんがいつもと変りなく、元気で尿・便にも異常がないかチェックしておきましょう。


体調については病院でも聞かれますが、体調が悪い日に無理して注射を打つと、悪化してしまう場合もあります

③:注射時に犬が吠える・噛む・涙を流す・痛がるけど大丈夫?

犬は年に1回の注射でも、痛かったことなどは覚えています。

特に、避妊・去勢手術を経験した子は、病院に強い恐怖心を抱いてしまいます。


あまり気にしない子もいますが、一度病院に対して恐怖心を抱くと、なかなか慣れてくれないでしょう。


注射時に吠える・噛む・涙を流す・痛がる等の行動を見せた際は、なだめたり怒ったりしないでください

余計に病院に対しての恐怖心が強くなってしまいます。


獣医師は、そんな犬に慣れていますので、都度対応してくれます。

ただし、噛むことなどは事前に獣医師に伝えるようにしてください。

④:犬に注射を打つ際、どの位置に打つ?アルコール消毒は必要ない?

犬を飼われている方で、ワクチンを打ってもらった時に「え?今アルコール消毒しなかったよね?忘れてる?」と思ったことがある方がいるんじゃないでしょうか。


人間の場合、注射を打つ場所にアルコール消毒してから注射しますよね。

実は、このアルコール消毒、医学的根拠がなくほとんど効果がないとも言われているんです。


人間の事は置いといて、犬にワクチンなどの注射を打つ場合、先生にもよるでしょうがアルコール消毒はしていなくても大丈夫です。


ちなみに、犬の場合、ワクチン注射は首の後ろ辺りに打ちます。

⑤:注射を打った後、お風呂・シャワーや散歩をしても良い?

注射を打った後の、お風呂やシャワーですが、注射後2~3日ほどはやめておいた方がいいでしょう。

獣医師によっては1週間はあけるよう指示される場合もあります。


また、注射後の散歩ですが、これも2~3日は激しい運動は避け、軽い運動にとどめておいて下さい。


これは、お風呂などは犬の体に負担がかかりますし、激しい運動も同じ理由です。

⑥:副作用は副反応は問題ない?ワクチンアレルギーは大丈夫?

ワクチンなどの注射を打った後、犬によって副作用・副反応が出ることがあります。

ぐったりしてしまう犬や、体中が痒くなってしまう犬など、ワンちゃんによって様々です。


アレルギーを持っている子は、ワクチンにアレルギー反応が出ることもあります。

特に、気をつけるべきはアナフィラキシーで、注射後1時間注意が必要です。


注射後は、注意深く観察し、異変があれば早めに病院に連絡してください。

⑦:基本的に何歳でワクチン接種を行うべき?

混合ワクチンを行いだす時期ですが、最初のワクチンは生後6~8週目で、1回目のコアワクチンの接種を行います。

その後、1回目接種から3~4週後に2回目、さらに3~4週後以降に3回目の接種を行うことが推奨されています。


ただし、これはあくまで基準ですので、ワンちゃんにいつ、どのワクチンを接種するかは獣医師と相談しながら決めるようにしてください。


そして、狂犬病ワクチンは生後110日前後で接種することになります。

※混合ワクチンと狂犬病ワクチンは時期が重ならないよう、20日以上の間をあけて別々に接種する必要があります。


以降は、年に1度、混合ワクチンと狂犬病ワクチンを別々に接種します。

まとめ:病気を未然に防ぐため、ペットへワクチン接種はなるべく行おう!

犬のワクチン接種やその種類、それ以外の病気などを解説してきました。

いかがでしたでしょうか。


この記事では、

  • 犬の予防接種は必要?なぜ注射を打つべきなのか
  • 犬に打つワクチンの種類は複数ある!どれが必要?
  • 予防接種を行ったら、注射済票を装着しよう
  • ワクチン接種以外で、予防が必要な病気な何がある?
  • 治療に注射が必要になる病気は?
  • 犬の注射でよくある疑問点を解説!
以上の内容を詳しく説明しました。

犬には特有の病気があり、ワクチンでカバーされている病気は、感染してしまうと命にかかわる病気も多いです。

たとえ治ったとしても、後遺症が残ったりしまうと可哀そうですね。
年に1回の混合ワクチン狂犬病ワクチンで、大抵の病気は防げますので、ワクチン接種は行うようにしてあげましょう。

この記事を読んでいただき、ワクチンの大切さを伝えられれば幸いです。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。