インコはメロンを食べられる！与えるメリット、食べ過ぎ等の注意点とは

インコにどんなものをあげてもいいのでしょうか？可愛いインコのためには、知っておきたいですよね。

実は、インコの中にはメロンを好物として、食べるインコもいるみたいなんです。

野菜や果物などを、主食の餌の種とは別におやつである副食としてあげることが多いです。野菜や果物などは、多くの種類があり、どれが与えてよいものか迷ってしまいますよね。

そこで今回、MOFFMEでは、

• インコにメロンを与えるメリットや栄養素
• インコにメロンを与える際の3つの注意点
• メロン以外にインコに与えても良い果物、ダメな果物

インコに餌として、あげていい野菜や果物を知ることで、栄養面でも安心してインコを飼うことができますよ！

セキセイインコインコはメロンを食べることができます。好物で、進んで食べるインコもいるようです。

例えば、セキセイインコの餌は種が主食ですが、副食として野菜やメロンなどの果物を食べることも大切なんです。

今回は、メロンについて深く解説していきます。

• インコはメロンを食べられるのか
• メロンを与える際のメリットやメロンの栄養素

インコは、メロンを食べることができます。しかし、それぞれのインコの好き嫌いによって食べるか食べないかの差は出ます。

舌には、味蕾という甘味や苦み、旨味、塩味、酸味など味を感じる細胞があるんです。その味蕾が、インコは人よりも少ないですが、好き嫌いが多いといわれています。

メロンを与える際には、様子をみながら与えることがよさそうです。また、幼鳥のときに食べていない食べ物は警戒心の強さから、食べないことがあるので、注意しましょう。

メロンを与えるメリットとしては、ビタミンやミネラルを摂ることができる点です。

主食である種だけだと、ビタミンやミネラルが不足しやすいです。

殻つきの種と、殻が剥かれている種の2種類があります。殻つきの種を選ぶとインコが食べる際に飛び散り、片づけが大変なので、殻が剥かれている種を選ぶことも多いのではないでしょうか？

実は、殻にもビタミンやミネラルが含まれています。殻が剝かれている種を選んでいるなら、ビタミンとミネラル補給のためにメロンを与えるようにしましょう！

メロンは、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。ビタミンでは、βカロテンやビタミンC、ミネラルでは、カリウムを多く含んでいるので、インコの栄養を考えると、与えたい食べ物の1つです。

栄養不足になってしまうと、病気になるリスクが上がったり、寿命が短くなったり、幼鳥のときでは上手く成長できなかったりしてしまいます。

インコの様子をみながら、少しずつメロンを与えてみてください。

モデル：ポーちゃんズ

インコには、メロンを与えても大丈夫ですが、適当に与えてよい食べ物ではありません。与え方によっては、かえってインコの体調を悪くする原因になるので、注意しましょう。

今回は、メロンを与える際の注意点を3つ解説していきます。

• 食べすぎは肥満の原因になるため、与える量は少なめにする
• 水分豊富なため、下痢に注意する
• メロンの種や皮は消化不良の恐れがあるため、与えない

人間と違い、インコの体は小さいのでメロンを与える量は少なめにしましょう。1回に与える量の目安は、小指の先程度の大きさです。

最初に与える際には、好き嫌いがある可能性があるので、より少なめから始めることがおすすめです。

メロンは、甘さがあるので糖分を多く含んでいます。あくまで、主食である種を補う副食なので、食べすぎは肥満の原因になってしまうのです。

肥満は、病気のリスクにも繋がるので、できるだけ健康な体重を維持してあげましょう。

メロンは、糖分の他にも水分を多く含んでいます。水分が多いと、お腹を壊しやすく、下痢になってしまう可能性があるんです。

インコは、水入れから飲みたいタイミングで水を飲んでいます。つまり食べ物以外でも、水を摂っています。メロンを多く与えてしまうと、水分の摂りすぎになってしまうのです。

水分の多いメロンですが、セキセイインコなら食べても大丈夫だといわれています。

水入れをよく観察して、水を多く飲んでいる日は、メロンを控えるなど調整を行うとよいでしょう。

メロンはインコに与えてもよいと解説していきましたが、種や皮を与えるのはやめましょう。メロンを与えるときは、果肉のみ与えるのが安全です。

メロンの種や皮は、硬いためインコが上手に食べることができない可能性があります。また、消化に時間がかかるうえに消化しづらく、消化不良を起こしてしまうのです。

種や皮以外にも、ワタも注意しましょう。ワタは与えると窒息の危険性があります。メロンを与えるときには丁寧に種や皮、ワタを取り除いてから与えることをおすすめします。

モデル：ポーちゃんズ

これまでは、インコに与える時のメロンの扱い方について解説していきました。ここからは、メロン以外の果物についても参考までに解説していきたいと思います。

• メロン以外にインコが食べても大丈夫な果物
• インコが食べてはダメな果物

インコが食べてもいいものを知ることで、副食のレパートリーが広がりますよね。幼鳥のときにさまざまな果物を試して、そのインコの好き嫌いを把握しておくと成鳥になったときに嫌がらずに食べてくれますよ！

メロン以外に、インコが食べてもいいものは、みかんやりんご、桃、いちごがあります。どれも、身近な果物ですよね。

メロンと同様に与えすぎてしまうと、糖分や水分の摂りすぎになるので、注意しましょう。また、果物を頻繫に与えていると、主食である種を食べなくなることが多いので、特別な日に与えるようにしましょう。

今回名前を挙げたものの中で注意が必要なのは、みかんです。みかんは、ビタミンCが豊富に含まれています。そのために、酸性度が高いです。

みかんが金属に触れると、金属が溶け出し、有害物質になる可能性があります。金属製のゲージのすき間からみかんをなかに入れる、金属製の容器にみかんを入れるなどは絶対にやめましょう！

インコが食べてはダメな果物は、アボカドや果物の種です。

アボカドは、野菜のイメージがあるかもしれませんが分類上は果物です。アボカドに含まれる「ペルシン」は、インコにとって有毒な成分が含まれています。誤って食べてしまうと中毒症状が起こり、最悪の場合死に至ってしまいます。

また、アボカドを調理しているときに出るガスによっても、中毒症状が出てしまうことがあるようです。アボカドを調理するときは、換気を十分にしましょう！

果物の種は、硬くて消化不良になりやすいこともありますが、有毒物質が含まれているものがあるからです。りんごやいちご、さくらんぼなどのバラ科の果物の種には、インコにとって有毒物質が含まれています。注意しましょう。

今回は、

• インコにメロンを与えるメリットやメロンの栄養素
• メロンを与える際の注意点
• メロン以外に食べてもよいもの、食べてはダメなもの

インコは、毎日同じ主食の種を食べているので、時々副食として今回解説したメロンやそのほかのおすすめの果物を与えると喜んで食べてくれそうです。コミュニケーションの1つとして、お互いに楽しむこともできますね。

その際には、注意点を守りながら様子をみてあげてみてください。大好きなインコと長く一緒にいるためには、病気に気をつけて健康を意識して飼うことが大切になってきます。