エキゾチックショートヘアーの猫の飼い方・性格・特徴とは？

注目記事：猫のペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。

近年、ブサイクだけどかわいい猫ちゃんが人気急上昇中ですね。

そんなブサカワ猫ちゃんの代表といえば、エキゾチックショートヘアー。真顔なのに愛嬌たっぷりのお顔が特徴です。

今回MOFFMEでは

• エキゾチックショートヘアーの性格・毛色種類
  
• エキゾチックショートヘアーの飼い方・おすすめのご飯
  
• エキゾチックショートヘアーの歴史
  
• エキゾチックショートヘアーのかかりやすい病気
  
• エキゾチックショートヘアーにおすすめのペット保険

を中心に詳細をご紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、魅力的なエキゾチックショートヘアーをより一層知ることが出来ます！

性格は猫ちゃんの種別によって異なります。エキゾチックショートヘアーを初めて飼う方にとって、性格は重要ですよね。

性格は人懐っこく甘えん坊なので、初めて猫を飼うご家庭にもお勧めです！

また穏やかでおおらかでもあり、猫の多頭飼いや犬などの他の動物と一緒に過ごすこともできると言われています。

まずはエキゾチックショートヘアーの性格や種類の豊富な毛色について詳しくご紹介します。

エキゾチックショートヘアーはのんびりマイペースで人懐っこいので、スキンシップが大好きです。犬のように甘える子もいるようです。

また、落ち着いていて優しい性格なので、苦手な猫ちゃんが多いお風呂や爪切りは嫌がらずにお世話できます。

初めて猫を飼う方や子育て中のご家庭、猫の多頭飼いや他の動物がいるご家庭にもぴったりです！ブサカワの魅力にハマって、エキゾチックショートヘアーだけを多頭飼いされている方も多いようです。

運動量は多くないですが、好奇心旺盛な性格で色々な種類のおもちゃを用意してあげると喜びます。好奇心旺盛な性格は短毛種の特徴です。

一方で甘えん坊で寂しがりやなので、孤独が苦手でストレスを感じてしまうことがあります。

日中は基本的にお仕事で不在にされる方よりも、家にいる時間が多い方に向いていると言えるでしょう。最近テレワークに切り替わって在宅時間が多い方は愛情たっぷりで一緒に過ごせますね。

こまめなスキンシップが大事です。ブラッシングもスキンシップの一貫になりますよ。

またMOFFMEではエキゾチックショートヘアーのペット保険についても紹介しておりますので、そちらもぜひご覧ください。

エキゾチックショートヘアーは、ペルシャにアメリカンショートヘアーやバーミーズをかけ合わせて誕生しました。

ペルシャの特徴に見られるガッシリとした体格のいい身体つきで足が短いことが特徴です。

毛色種類はペルシャやアメリカンショートヘアーで公認されているものと同じですが、たくさんのバリエーションがあります。

レッド、ホワイト、クリーム、ブルー、ブラウン、黒、シルバーなど種類が豊富です。また単色だけでなくそこに様々な色や模様がある子もいます。

ブルーを例すると、淡いブルーから濃いブルーまでそれぞれ、ここにホワイトが加わってブルー＆ホワイト、縞模様のブルータビー、クリームが加わってブルークリームなど、それぞれ名称が異なります。

シャムやヒマラヤンを代表とするシール、バイカラー、キャリコ（三毛模様）といった特徴的な毛色もあります。

ユニークな愛らしいお顔は変わらないものの毛色によって印象も変わってくるでしょう。ご自身のお好みのカラーを探してみても楽しいですね。

家族としてお迎えした可愛い我が子にはできるだけ寿命をのばして長生きしてもらって一緒に過ごしたいですよね。

甘えん坊で寂しがりやなエキゾチックショートヘアー。頭は丸っぽく、少し離れた目に小さく低めの鼻がチャームポイントで、愛らしいお顔が特徴的です。

そんなエキゾチックショートヘアーならではの

• エキゾチックショートヘアーの飼い方
• エキゾチックショートヘアーにおすすめのご飯

をここではご紹介します。

先ほどご紹介したとおり、エキゾチックショートヘアーは運動量は多くないですが好奇心旺盛な性格です。スキンシップは多めに短時間でも遊んであげたり、一人でも遊べるおもちゃやグッズもお勧めです。

穏やかでのんびりしているのでお昼寝することも大好きです。ソファーやベッドなど静かにくつろげる場所を用意してあげましょう。

運動不足解消のために、上下運動のできるキャットタワーも最適です。足は短めなのでステップが低めで高すぎないものが良いでしょう。マットを敷いてあげるとより良いです。

また、特徴的なお顔の構造上、涙の通り道が狭く汚れが溜まりやすいのでお手入れが必要です。涙やけや皮膚病に注意しましょう。

大人しくて運動が得意ではないエキゾチックショートヘアーは、体重が増えやすいです。

肥満気味になると病気にもなりやすいので、ご飯の与えすぎやフードの種類に気をつけて、見合ったカロリーを摂取できるようにしていきましょう。

またペルシャ由来のエキゾチックショートヘアーは筋肉質でガッシリしています。良質なタンパク質を多く取れるフードを選びましょう。

無添加でバランスよく栄養が含まれている総合栄養食がお勧めです。猫ちゃんはあまり水分を取らなくても比較的大丈夫ですが、特定の病気になるリスクがあるのでなるべくお水を飲ませるように注意してあげてください。

年齢や体重などによって1日に与える回数や量やフードの種類は変わってきます。迷ったときは動物病院でかかりつけの獣医さんに相談してみましょう。

MOFFMEでは以下の記事にてキャットフードおすすめランキングを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

エキゾチックショートヘアーはまだ歴史の浅い猫種で、様々な経緯で猫種として認められるようになりました。

特徴的な猫らしからぬお顔に奇形といわれてしまうことも…。しかしながらエキゾチックショートヘアーを新しい種類として登録したいと思う人々の努力で、現在の人気を確立した歴史があります。

いつの時代も特徴的な愛らしいお顔が人々を魅了しているということですね。

また様々な経緯を経たからこそ、豊富な毛色種類があって色んな顔を見せてくれるエキゾチックショートヘアーになったのでしょう。

ここではエキゾチックショートヘアーの浅くて深い歴史をご紹介します。

エキゾチックショートヘアーは、ブラッシングなど手入れのかからないショートヘアーのペルシャを飼いたい、という要望から1960年代にペルシャとアメリカンショートヘアーを交配して実現した猫種です。

世界最大の猫登録団体として知られている、CFA（THE CAT FANCIERS' ASSOCIATION, INC.）に登録されたのは1966年、と比較的新しい猫種と言えるでしょう。

歴史が短いため、短毛同士のエキゾチックショートヘアーからペルシャの遺伝であるロングヘアの子猫が誕生することもあります。ペルシャ猫が由来であることを感じることが出来ますね。

アメリカンショートヘアーとペルシャの交配が始まり、そこで誕生したシルバーカラーの子猫に魅了されたとあるブリーダーがいました。その赤ちゃん猫に「スターリング」と猫種を名付け、新猫種として登録できるように働きかけました。

当初はシルバーカラーしか認められていませんでしたが、他の毛色も産まれてきたことで多種多様な色が認められ、「エキゾチックショートヘアー」と名前を変えて認識されるようになりました。

同時期に、茶色い毛色のペルシャを誕生させようとペルシャとバーミーズを交配させ奮闘しているブリーダーがいました。そこで茶色い子猫は産まれませんでしたが、短い鼻の短毛の子猫に魅了され、正式に猫種として新しく登録したいと考えるようになりました。

多くの時間を要しましたが、バーミーズとペルシャから産まれた子にはアメリカンショートヘアーのみ交配を許すことで、この考えが広まり正式な猫種として認められるようになりました。

ここでは

• 猫の下痢
• 猫の腎臓病
• 猫の流涙病

などエキゾチックショートヘアーのかかりやすい病気や症状をご紹介します。

エキゾチックショートヘアーやペルシャに限らず猫ちゃんに特に多いのは下痢です。

下痢とは便の水分量が多くなっている状態のことで、

• 腸から水分が余計に出ている
• 腸が水分を吸収できない
• 腸に異常があり、水分が染み出ている
  

などのことが起きています。

体調や食事量やフードの種類によっても下痢になることはあり、数日で回復することがほとんどです。しかしながら、出血のある下痢、嘔吐などの別の症状がある場合は、なるべく早めに動物病院を受診しましょう。

下痢だけでは原因となる病気は分かりませんが、便の状態や量、1日に何回か、いつからか、色や匂いがいつも違うか、他の症状があるか、など細かく記録しておきましょう。

環境の変化などによるストレスが原因となることもあります。

多発性嚢胞腎（PKD）という腎臓を作る遺伝子の異常によって腎臓にたくさんの嚢胞ができてしまう、ペルシャやペルシャ由来の猫ちゃんに多い遺伝性の病気です。

両方の腎臓の中に、水がたまった嚢胞という袋が現れ、正常な組織が減ってしまうことで腎臓の動きが弱まってしまうこともあります。命を落とす危険もあります。

病気の進行は遅いですが、一度発症すると元に戻らず、年齢とともに数も増え大きくなります。発症後は、食事管理や投薬による治療が一般的です。

水をたくさん飲んだり食欲がなく体重が減っていくといった症状があります。排尿が多かったり排尿時間が長い場合も要注意です。

しかし初期段階では出ない症状でもあります。早期発見できるようにこまめな定期検診を心がけましょう。

親猫が発症している場合、50％の確立で子猫にも遺伝します。この病気は先天性のもので遺伝子検査が可能です。

多発性嚢胞腎については以下の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

エキゾチックショートヘアーは鼻が低いことが特徴で、ペルシャと同じく流涙病になりやすい猫種です。

涙の通り道が狭く、目の周囲に涙が溢れて目やになどを放置すると、目頭が茶色や黄色に変色して涙やけが出来てしまいます。

基本的には命の危険はありませんが、常に湿っていることで顔の皮膚が炎症を起こします。また目や鼻の周辺の違和感から猫ちゃんがかいてしまうことで症状が悪化することもあります。

濡れたコットンなどで毎日こまめに拭いてあげてケアすることが重要です。眼と鼻の間をつなぐ管（鼻涙管）を広げたり洗浄する手術もありますので獣医さんと相談の上、検討してみましょう。

顔周りの毛の変色や猫ちゃんが顔を気にしている様子があれば、早めの動物病院の受診をお勧めします。

MOFFMEではエキゾチックショートヘアーのペット保険を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

猫ちゃんが病気になり病院に通うことになると治療費が多くかかります。また人間と違って任意のペット保険に入っていないと全額自己負担となります。

ペットの医療費はヒトと違って点数化などで全国的に統一しておらず、病院ごとに異なることもあります。病院によっては治療費高額の病気にかかってしまうと、100万円以上してしまうことも…。

そんな心配がある方はペット保険に入ることがお勧めです。ペット保険とは、大切な家族であるワンちゃん猫ちゃんの通院・入院・手術の費用を補償するものです。

正直、まとまった金額を気にすることなくいつでも支払えるくらい、貯金に余裕がある場合は加入しなくていいと思います。

もちろん、何もないのが1番です！しかし、高額医療など最適な治療をお金が理由で諦めてしまうことがないように、少しでも将来の不安があれば備えておくと安心です。

この記事では、エキゾチックショートヘアーの性格や飼い方、歴史、かかりやすい病気について解説してきましたが、いかがだったでしょうか？

• エキゾチックショートヘアーは人懐っこく甘えん坊で穏やか
• エキゾチックショートヘアーにはスキンシップをこまめに
• エキゾチックショートヘアーは歴史が浅く様々な経緯で誕生した
• エキゾチックショートヘアーはペルシャ由来のかかりやすい病気がある

以上のことがポイントとなります。

エキゾチックショートヘアーをお迎えされている方は愛情たっぷりで甘やかしてあげましょう。スキンシップや日々のケアをしながら体調をチェックしてあげることが重要です。

いつかの万が一に備えてペット保険の加入もぜひご検討ください。

値段が安い保険には理由があって、高い保険にも理由があります。

加入する際は、ペットショップやブリーダーさんに言われた通りではなく、それぞれプランの補償内容を比較して最適な保険を選びながら、大切なご家族の万が一のリスクに備えましょう！

MOFFMEでは、他にもエキゾチックショートヘアーのペット保険に関する記事やその他ペットに関する記事を公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください！