アルモネイチャー キャットフードの口コミ・評判をご存知ですか?様々な種類のキャットフードがありますが、原産国や添加物から見た危険性、メリット・デメリット、値段等が気になりますよね。今回はアルモネイチャー キャットフードのキャットフードについて口コミ・評判やラインナップ、安全性を解説します。
この記事の目次
目次を閉じるアルモネイチャー キャットフードとは?
愛猫が毎日元気に過ごせるようにするためにも、キャットフードにはこだわっていきたいですよね。
最近では猫の健康や安全性に配慮したキャットフードが増えてきているので、飼い主としてもありがたいのではないでしょうか。
今回、MOFFME記事で紹介していくのはアルモネイチャーのキャットフードです。
以下のような内容で分かりやすく解説していきますよ。
- アルモネイチャー キャットフードの特徴・原材料・原産地
- アルモネイチャーの口コミ・評判とは?
- メリット・おすすめポイントは?
- デメリット・危険性とは?
- キャットフードのラインアップは?
- アルモネイチャー キャットフードのQ&A
アルモネイチャー キャットフードの特徴・原材料・原産地
(画像引用元:ねこまんま アルモネイチャー日本直営店)
それでは早速、アルモネイチャーキャットフードについて見ていきましょう。
- 特徴
- 原材料・成分
- 原産国
アルモネイチャー キャットフードの特徴
現在では、様々な100%ナチュラルフードが販売されていますよね。
このナチュラルフードというのは、ヒューマングレードの食材を使い、人工添加物や保存料といったものを一切使用していないご飯のことを言います。
今回紹介しているアルモネイチャー社は、そのナチュラルフードを最初に作り、販売した会社と言われ、今では30ヶ国以上で親しまれているペットフードブランドです。
海外での評判・評価は高く、中でもヨーロッパではとてもポピュラーなフードのひとつなのだそうですよ。
本社はイタリアにあり、2000年に設立された比較的新しい会社で、日本での販売は2012年に開始されました。
販売されているのはドライとウェットのキャットフードとドッグフード、おやつ、猫砂といったものですね。
猫用のご飯には以下のようなシリーズがあります。
- デイリーメニュー
- オルタナティブ
- クラシックシリーズ
- ホリスティック ドライフード
- ファンクショナル
- 400g:1,210円
- 2kg:3,630円
- 12kg:15,730円
アルモネイチャー キャットフードの原材料・成分
- チキン46%(フレッシュチキン26%、ドライチキン20%)
- トウモロコシ(遺伝子組み換えでない)
- 米
- 玄米粉
- 加水分解された動物性タンパク質
- 鶏脂肪
- ドライビーフ1.3%
- ミネラル
- マンナンオリゴ糖0.1%
- 植物由来チコリから抽出イヌリン-フラクトオリゴ糖FOS0.1%
- ビタミンA:17500IU/kg
- ビタミンD3:750IU/kg
- ビタミンE:300mg/kg
- ビタミンB1:12mg/kg
- ビタミンB2:14mg/kg
- ビタミンB6:12mg/kg
- ビタミンB12:0.15mg/kg
- ビタミンK:31mg/kg
- 葉酸:1mg/kg
- D-パントテン酸カルシウム:20mg/kg
- ビオチン:0.5mg/kg
- ナイアシン:25mg/kg
- 塩化コリン:2660mg/kg
- ヨウ素(ヨウ素カルシウム):1.07mg/kg (1.64mg/kg)
- 銅(硫酸銅、キレート銅):4.78mg/kg(15.96mg/kg、16.87mg/kg)
- マンガン(硫酸マンガン):6.71mg/kg(20.67mg/kg)
- 亜鉛(硫酸亜鉛、キレート亜鉛):52.5mg/kg(125.74mg/kg、151.37mg/kg)
- セレン(有機セレン):0.03mg/kg(11.38mg/kg)
成分 | 含有量 | 成分 | 含有量 |
---|---|---|---|
粗タンパク質 | 32%以上 | 粗繊維 | 1.5%以下 |
粗脂肪 | 16%以上 | 粗灰分 | 7.2%以下 |
カルシウム | 1.5% | リン | 1.1% |
マグネシウム | 0.11% | オメガ-3 | 0.29% |
オメガ-6 | 3.1% | 水分 | 9%以下 |
アルモネイチャー キャットフードの原産国
少しでも安心できるご飯を食べさせたいのであれば、原産国にも注目したいところです。
どこの国かによっては評判や評価に大きな影響を与えますし、飼い主自身の不安要素の一つになることもあるでしょう。
アルモネイチャーキャットフードは、商品によって原産国が異なります。
主な国は以下の通りです。
- タイ
- イタリア
- フランス
アルモネイチャー キャットフードの口コミ・評判とは?
アルモネイチャー キャットフードのメリット・おすすめポイントは?
続いては、アルモネイチャーキャットフードのメリットを紹介していきます。
- ①栄養価が高い
- ②人工着色料・香料を使用していない
- ③自然に近いフードである
メリット・おすすめポイント①栄養価が高い
猫が健康的な生活をしていくためには水やビタミン、ミネラルなどの栄養素が必要となります。
どれも重要で大切なものですが、中でも重要なのはタンパク質、それも「動物性タンパク質」とされています。
タンパク質はエネルギー源となる以外にも、筋肉の成長や維持、皮膚、被毛の健康維持などの役割もあります。
つまり愛猫の健康にタンパク質は欠かせない存在というわけですね。
アルモネイチャーキャットフードは、上で紹介した原材料や成分を見ても分かるように猫にとって必要な栄養がしっかり含まれています。
動物性タンパク質はもちろん、ビタミンやミネラル、脂肪などもバランスよく摂取できるので、毎日美味しく健康維持ができますよ。
肉類と魚類の両方から味を選択できるので、愛猫の好みに合わせて選んでみてくださいね。
メリット・おすすめポイント②人工着色料・香料を使用していない
添加物の不使用はアルモネイチャーキャットフードに限らず、ナチュラルフードやプレミアムフードと呼ばれるペットフード全般に言えるメリットですね。
添加物は食品の劣化を防いだり風味を良くするために使われますが、猫には不必要なものもありますし健康に悪い影響を与えるものもあります。
そのため、商品を選ぶ際はできるだけ添加物が含まれていないものを選んだ方が良いとされています。
アルモネイチャーの商品は人工的な着色料や香料、保存料、風味などの添加物を全く使っていません。
商品の保存料として使われているローズマリーは天然のものを使用しているため、過剰に添加物の心配をする必要はないですよ。
こういった点は評判も良く、評価も高いですし、無添加にこだわる飼い主にとっては非常に安心できるポイントにもなるでしょう。
メリット・おすすめポイント③自然に近いフードである
アルモネイチャー社では自然に近い食事を推奨しているということもあり、商品は猫が本来食べていた食事に近付けて作られています。
その為、肉粉(レンダリングミール)という食肉加工の副産物などを使用することはありません。
肉や魚は全て新鮮で質の良いものが使われていますよ。
大切な栄養の一つである脂肪分に関しても鶏脂肪を使用しているので、安全性を維持しながら美味しく食べることが可能です。
この鶏脂肪は嗜好性を高めるとも言われているため、食い付きにも期待ができそうですね。
このように猫本来の食事に近付けているためか、好き嫌いが激しい猫でも美味しそうに食べてくれるという口コミが見られます。
全ての猫に当てはまるわけではありませんが、評判もなかなか良いので気になる方は内容量の少ないものから試してみると良いかもしれませんよ。
アルモネイチャー キャットフードのデメリット・危険性とは?
次は、アルモネイチャーキャットフードの気になる点や不安な点などを解説していきます。
- ①猫がなりやすい尿路結石等の対策が不十分
- ②穀物アレルギーの場合は注意
デメリット・危険性①猫がなりやすい尿路結石等の対策が不十分
デメリット・危険性②穀物アレルギーの場合は注意
上でも解説した穀物は、穀物アレルギーを持つ猫に与えることができない食材です。
口コミや評判を見てみても特にアレルギー症状が出たといった意見は目にしていませんが、だからと言って安心できるとは言い切れません。
穀物アレルギーがあると分かっているのであれば、辛い思いをさせないためにも購入はしないことをおすすめします。
アレルギーがあるか分からない場合は、しばらく猫の様子を注意深く観察し、体調に変化がないかをチェックするようにしましょう。
アルモネイチャー キャットフードのラインアップは?
アルモネイチャーのキャットフードはどんなシリーズやどんな商品があるのでしょうか。
- オルタナティブ
- デイリーメニュー
- クラシック
- ホリスティック
- ファンクショナル
オルタナティブ
(画像引用元:ねこまんま 日本直営店)
シリーズの特徴
オルタナティブシリーズに使われている食材の91%~99.5%が新鮮な肉、または魚で、アルモネイチャーの商品の中でも最高峰と言われています。
このシリーズにはウェットタイプとドライタイプがあるのですが、ドライフードの場合はフレッシュな肉や魚が100%使用されているのだそうですよ。
ウェットタイプはカットした食材をパックに入れ、そのまま加熱殺菌するロウパック製法という方法で作られています。
そのため、食材から摂れる栄養を残さず吸収できますし、より新鮮な状態でフードを与えることができます。
商品の値段
オルタナティブは缶詰、ドライフード、パウチといった種類があるようですが、日本直営店やその他通販サイトでは現在の所パウチのみ取り扱いとなっているようです。
デイリーメニュー
(画像引用元:ねこまんま 日本直営店)
シリーズの特徴
パウチや缶詰、アルミカップといったウェットフードを取り扱っているデイリーメニューには、厳選された肉や魚が使われています。
味の種類も豊富で、以下のようなものがあります。
- 子牛肉とラムのミートボール
- マス、ミートボール入りお肉のご馳走
- ターキーとダック、ミートボール入りお肉のご馳走
- 鴨とチキンのミートボール
- たらとえびのミートボール
- まぐろとタラ入りお肉のムース
- チキンムース
- 七面鳥入りのソフトムース
また、商品によって鉄分やDHA・EPAなど、得られる栄養に違いがあります。
不足していると思う栄養がある時は、欲しい栄養を重視してみるのも良いでしょう。
商品の値段
- 缶詰85g:242円
- 缶詰400g:385円
- パウチ:231円
- アルミカップ:198円
- アルミカップ32個入り:5,500円
クラシック
(画像引用元:ねこまんま 日本直営店)
シリーズの特徴
クラシックシリーズは、基本的に必要最小限でシンプルな調理方法で作られています。
大切な栄養素を壊さないように気を付けられているため、健康維持に欠かせない成分をしっかり摂取することができますよ。
また、クラシックシリーズには以下のようなさらに細かい種類が存在しています。
- クジーン
- コンプリート
- レジェンド
- ロウパック
- HFC150g(缶詰):660円
- コンプリート(缶詰):407円
- クジーン(パウチ):352円
- ロウパック(パウチ):352円
- レジェンド(缶詰):407円
- ウェットフード(パウチ):330円
- マルチパック(パウチ):1,760円
- パウチ24個入り:7,260円
ホリスティック
(画像引用元:ねこまんま 日本直営店)
シリーズの特徴
ホリスティックはドライフードのみの商品です。
フレッシュな肉や魚が30%近く使われており、質の高いタンパク質を十分に摂取することができますよ。
他にも、老化予防のために抗酸化成分が含まれています。
保存料には天然のローズマリーが使用されているだけで、他の商品も同じですが人工添加物は一切含まれていないため、安心して与えることができます。
商品の種類は以下の通りです。
- チキン&ライス:子猫用
- フレッシュチキン:子猫用
- フレッシュターキー:成猫用
- フレッシュチキン:成猫用
- フレッシュフィッシュ:成猫用
- ビーフ&ライス:成猫用
- ターキー&ライス:成猫用
- 白身魚&ライス:成猫用
- 子猫用400g:1,452円
- 子猫用2kg:4,180円
- 子猫用12kg:16,390円
- 成猫用400g:1,210円
- 成猫用2kg:3,630円
- 成猫用12kg:15,730円
ファンクショナル
(画像引用元:ねこまんま 日本直営店)
シリーズの特徴
ファンクショナルシリーズは、愛猫の体の状態や用途に合わせて選べる商品を取り扱っています。
タイプはドライフードとウェットフードの2種類があり、味もいろいろと用意されていますよ。
- ユリナリーサポート:泌尿器系サポート
- センシティブ:食物に敏感な猫、胃腸ケアライン
- ヘアボールコントロール
- 避妊・去勢用
- パウチタイプ:264円
- マルチパック(パウチ):1,518円
- ドライフード400g:1,452円
- ドライフード2kg:4,180円
アルモネイチャー キャットフードのQ&A
ここまでアルモネイチャーのキャットフードについて、評判と共にいろいろなことを解説してきました。
最後に紹介していくのは以下の3つです。
- 賞味期限は?
- 保管方法は?
- 体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
アルモネイチャーキャットフードの賞味期限は?
アルモネイチャーキャットフードを取り扱っている日本直営店の公式サイトを見ても、特に賞味期限の目安についての記載はありませんでした。
フードには人工添加物が使われておらず、使用していたとしても天然のローズマリーです。
そのため参考程度ではありますが、ドライフードの賞味期限は大体2ヶ月を目安にしておくと良いでしょう。
開封後は空気に触れて酸化が起こるため、期限内であってもできるだけ早く使い切れるようにすることも大切ですよ。
アルモネイチャーキャットフードの保管方法は?
ドライフードは開封した瞬間から酸化が起こります。
空気に触れる時間が長ければそれだけ品質も低下してしまうため、保管する際はできるだけ空気を抜く、もしくは密閉状態にすることをおすすめします。
保管しておく場所は風通しが良く直射日光を避けられる所が良いでしょう。
他にも、フードの品質は湿度や温度にも左右されるため、高温多湿は避けることが大切ですよ。
ウェットフードの場合は、基本的に開封したら使い切るのが理想です。
しかし、一度に全て与えると量が多くなってしまうこともありますよね。
そういった時は一時的に冷蔵庫に保管しましょう。
ただ、開封済みのウェットフードは長持ちしないため、開けたら2日以内に使い切ることを心がけてください。
アルモネイチャーキャットフードの体重ごとの目安給餌量、1日あたりの価格は?
アルモネイチャーではドライフードとウェットフードの併用を推奨しています。
そのため、1日の給与量はドライフード+ウェットフードで紹介していきますね。
子猫の1日の給与量
月齢 | ドライフード | ウェットフード |
---|---|---|
6~9ヶ月 | 40g | 110g |
9~12ヶ月 | 35g | 110g |
いきなり切り替えてしまうと体調に影響が出てしまうことがあります。
初めのうちは少なくし、徐々に量を増やしてゆっくり切り替えていくようにしましょう。
1日に与える回数
子猫は一度に食べられる量がまだ少ないので、1日の給与量を3~4等分して食べさせてあげてください。
分けて与えることで吐き戻しを軽減できることもあるため、そういった意味でも何回かに分けてあげることをおすすめします。
ただ、たくさんの栄養が必要だからといって与え過ぎには注意が必要です。
過剰に与えると肥満に繋がる恐れもあるので、必要以上に食べさせるのは避けてくださいね。
成猫の1日の給与量
体重 | ドライフード | ウェットフード |
---|---|---|
3kg | 30g | 110g |
4kg | 35g | 110g |
5kg | 40g | 110g |
6kg | 45g | 110g |
子猫も成猫もウェットフードの量は変わりませんが、ドライフードの量は月齢や体重によって変化します。
また、55gのパウチ1袋を1日で与える場合は、足りない分を補うためにドライフードを10gほど増やして与えるようにしましょう。
1日に与える回数
成猫の場合は1日に2回、多くても3回が目安です。
フードを与える際は1日の給与量を2~3等分して食べさせてくださいね。
ただし、給与量はあくまでも目安ですので、その日の体調や活動量、年齢などを考慮して愛猫に合った適正量を見つけていきましょう。
1日あたりの価格
アルモネイチャーは数多くの商品を販売しています。
商品によって値段も変わりますし、ウェットフードとの併用を推奨しているため正しい価格を計算することは難しいです。
ただ、あくまでも目安としてドライフードのみを与えた場合の価格を計算してみたので、見ていきましょう。
体重 | 給与量 | 1日あたりの価格 |
---|---|---|
3kg | 50g | 90円 |
4kg | 55g | 99円 |
5kg | 60g | 108円 |
6kg | 65g | 117円 |
今回はホリスティックの2kgの価格を参考に、小数点は切り捨てで算出しました。
プレミアムフード選びの参考にしてみてくださいね。
まとめ
アルモネイチャーのキャットフードは、プレミアムフードの中でも手が出しやすい値段になっています。
初めてプレミアムフードを試す方や愛猫の食事を見直してみようと考えている方には、試しやすい商品なのではないでしょうか。
それでは、最後に記事の内容を簡単にまとめていきましょう。
- アルモネイチャーは世界で初めてナチュラルフード作った会社
- ドライフードとウェットフードの併用を推奨している
- 食材はヒューマングレードのものを使い、人工添加物は不使用!
- 商品のシリーズや味の種類が豊富にある
- 使われている肉や魚は全て新鮮で質が高い
- 好き嫌いがあるでも美味しそうに食べてくれると評判になっている
- 商品によっては穀物が入っているため、アレルギー持ちの子は注意が必要!
- 数は少ないけれど子猫用フードも販売している
- 品質管理について明確な記載がないなど不安な点がいくつかある