インコがみかんを食べるのは大丈夫でしょうか?みかんはセキセイインコが食べていいものですが、食べ過ぎは下痢等の原因になるので注意が必要です。また白いスジや薄皮も餌・おやつとして与えても大丈夫です。この記事では、インコとみかん・オレンジについて詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じるインコはみかんが好物?与えて大丈夫か徹底解説!
インコは体が丈夫で、人馴れしやすい人気のペットです。指に乗せたり、言葉を覚えさせたりとさせたりとコミュニケーションも、とりやすくて容姿も可愛らしいですよね。
インコ用のエサ以外で、おやつ代わりに果物を与えている飼い主さんも多いと思います。
今回MOFFMEではインコが好物な、みかんについて詳しく説明します。
- みかんを与えるメリットと栄養素は
- みかんを与える注意点
- みかん以外に与えても良いもの、悪いもの
インコはみかんを食べられる!与えるメリットや栄養素とは
インコの原産地はオーストラリアなどの乾燥地帯で主に植物の種を食べているので、野生化ではほとんど果実を食べることはないようです。ですが、飼育下のインコは飼い主が食べているのを見て覚えたのか果物が大好物です。
個体差は出やすいですが、インコが大好きなみかんにはどんな効果があのでしょうか?
- インコにみかんを与えるメリット
- みかんの栄養素
インコはみかん・オレンジを食べられる!
セキセイインコにみかんやオレンジをあたえて大丈夫なのか気になりますよね。インコにみかんを与えても少ない量なら特に問題ないです。むしろ、インコの餌では接種できないビタミンやミネラルなどの栄養素が取れます。
みかんを与えることで、インコが健康に育ってくれるならおやつとして与えてみたいですよね。個体によっては皮、果実、白いスジのみ食べる子もいて観察すると面白いですよ。
インコにみかんを与えるときは、皮をよく洗浄し、金属に付着しないように気を付けましょう。
インコにみかんを与えるメリットは?みかんの栄養素を徹底解説
冬になるとよく出回るみかんはビタミンCなどが豊富で人間だけじゃなくインコが喜ぶ成分がたくさん含まれているので、一週間に一度おやつとして与えてみてはいかがでしょうか。
みかんに含まれている栄養素は、どんなものがあるのか詳しく見ていきましょう。
- ビタミンA
- ビタミンB群
- ビタミンP
- カリウム
- ミネラル
- 食物繊維
インコにみかんを与える際の3つの注意点とは?
インコの健康維持に大活躍のみかんですが、与えるときの注意点はあるのでしょうか。特に気を付けたい3つのポイントを紹介します。
- 食べ過ぎは下痢の原因に
- みかんを上げるときは、金属に付着させない
- 皮に農薬がついている場合がある
①:与える量に注意!食べ過ぎは下痢の原因になる
もともと、インコは植物の種を主食にしていた動物なのでみかんなどの水分が多い食べ物を食べすぎると、下痢を起こしやすい体の仕組みになっています。みかんは糖質も多いので、肥満や脂肪肝の原因にもなりやすいです。
いくら、体にいいからとインコにみかんの与えすぎに注意したいですね。
どれぐらいの頻度で、みかんを与えればいいかというと、週に1~2回ほど多くても1房ぐらいがよいでしょう。
みかんは主食ではなく、おやつやご褒美に挙げる特別なものとインコに認識させたいところです。
②:金属製のケージ等にみかんが付着してはダメ
鳥かごは主に鉄や鉛、ニッケルやステンレスなどの金属でできています。みかんに含まれるクエン酸が付着すると、金属が溶け出し有害物質を発生させ、鳥かごに錆を作る原因になります。
人間には効果は無くても、体の小さいセキセイインコなどの小動物には猛毒で中毒を起こして最悪の場合、命を落とす危険性があるので、みかんを与えるときは注意しましょう。
みかんをインコに与えるときは、鳥かごから出して放鳥するときかプラスチックやガラスの容器に移して与えると安心ですよ。
③:みかんの皮には農薬が付着している恐れもある
みかんの皮をインコに与えても問題ないと先ほど書きましたが、一つどうしても避けられない問題があります。皮の表面についている農薬や艶出しのワックスです。
食品なので、人間には影響がないものが使われていますが、体の小さいインコは毒になる場合があります。
健康でいてほしくてみかんの皮を上げたのに、農薬の影響で、インコの体調に影響が出てしまうのはつらいですよね。
みかんの皮をインコに与えるときは、みかんをよく洗うか、皮の内側の白い部分だけ与えるようにしましょう。国産で無農薬のみかんですと安心ですね。
参考:みかん以外にインコが食べてもよい・ダメな果物とは
みかん以外で、インコに与えてもいい食品なにがあるか気になりますよね。
- インコが食べても大丈夫な果物
- インコが食べてはダメな果物
みかん以外にインコが食べても大丈夫な果物は?
みかん以外にインコが食べていいものは以下のものになります。
- いちご
- りんご
- 桃
- 洋梨
- バナナ
- キウイフルーツ
- ぶどう
- メロン
イチゴやブドウは小ぶりで与えやすく、甘さも強いので好物になっているインコも多いと思います。ビタミンや水分が豊富ですが、与えるときは皮をむいて、種はしっかり取るようにしましょう。
リンゴや洋ナシ、メロンは気軽に水分補給ができて甘さも強いのでインコも大好きです。
シャリシャリ触感は食べていて楽しいのかインコのストレスを和らげてくれるようですよ。
桃やバナナは、ビタミンやミネラルが含まれていて果肉も柔らかく年を取ったインコの食べやすいのでオススメです。
果物を与えるときは、皮や種は取り除き、新鮮で安全なものを与えてください。
インコが食べてはダメな果物とは?
人が食べても問題ないのですが、インコに与えると中毒や命の危険がある食べ物は意外と多くあります。インコが食べてはいけない果物は以下になります。
- アボガド
- イチゴ
- りんご
- 桃
- 梨
- 柿
- レモン
- プラム
- グレープフルーツ
- 未熟なパイナップル
- チョコレート
まとめ:インコにみかんを与えても大丈夫!ただし食べ過ぎに注意
インコとコミュニケーションをとるのに、おやつは欠かせないで物ですがインコに与えてはいけない食品は多くあります。寒くなると食べる機会が多いみかんは、インコに与えても平気な果物になります。
インコにみかんを与えるメリットは、以下になります。
- インコの餌では接種できないビタミンやミネラルが取れる
- 遊びながら食べられるので、ストレス解消に役立つ
- おやつを与えることで、飼い主とコミュニケーションが取れる
- 与えすぎると、下痢や体調不良、偏食の原因になる
- 有害分質が付着する可能性があるので、金属に触らないようにする。
- 皮に農薬などが付いている場合があるのでよく洗ってから与える