アーガイルディッシュドッグフードの口コミ・評判は？原材料や添加物、安全性を徹底解説

現在、ドッグフードは非常に多様化しており、小型犬から大型犬まであらゆる犬種に与えられるように作られたものもあれば、特定の犬種・年齢にフォーカスしたもの、身体機能のケアを目的にしたものなど、あげればキリがないほどにその特徴は様々です。

では、アーガイルディッシュとは、いったいどんなドッグフードなのでしょうか？

「日本生まれ、オーストラリア育ちのオーガニックペットフード」というコピーをもつアーガイルディッシュについて、ここでは以下を通して紹介を行います。

• アーガイルディッシュはどんなドッグフード？
  
• 原材料・成分は？
  
• 原産国は？
  

シンプルながらバランスの良い模様であるアーガイル（ひし形）により近づき、同じように人々から愛されるように。そんな願いを込めて名付けられたアーガイルディッシュ。

特徴は、やはり安心安全のオーガニック原料を使用していることでしょう。

その安全性は、審査が非常に厳しいと言われるオーストラリアの認定機関「Australia Certified Organic」から保証・認定を受けているほど。しかし同時に、メーカー自身は「今後、より犬猫の健康に良い原料が出てきたならば、オーガニックでなくとも使用する」と公言しており、箔付けよりも実際の栄養や効果を優先している姿勢がよく分かります。

犬種やサイズなど、特定の目的を持って作っているというよりも、優れた栄養バランスで多くの犬に愛されるように作られており、総合栄養食としての役割をしっかりと果たしてくれるフードです。

ただし、上質な素材を使用しているフードにはつきものですが、価格があまりお手頃ではないところは、実際に購入する前にしっかりと確認しておかなければならない点ではあります。

人が口にしても問題がないほどに品質と管理が徹底された原材料と、透明なトレーサビリティ。そこに込められた生産者のこだわりは、公式サイトの生産者だよりから見ることもできます。

その考えに賛同できるか、信頼を持てるかというところでアーガイルディッシュを購入するか決めてみるのもいいかもしれません。

アーガイルディッシュ（認定オーガニックドッグフード）

アーガイルディッシュはその製造・流通の透明性を重視しており、当然、原材料についても公開されています。

ここでは、最も一般的な成犬用栄養食ウィステリア・アダルトの原材料を紹介します。

• 有機動物性タンパク質（ラム肉、牛肉） 
• 有機全粒シリアル（玄米、オーツ麦、白たかきび、ミレット、大麦） 
• 有機植物性タンパク質（ひまわり種子） 
• オメガ３＆６植物性オイル（フラキシードオイル） 
• ブルーベリー抽出物、ユッカ、クロレラ
• ビタミン＆アミノ酸キレートミネラル（ビタミンA、ビタミンB1、B6、B12、リボフラビン、ビオチン、ナイアシン、パントテン酸、塩化コリン、L-アスコルビン酸、ビタミンD3、葉酸）、β-カロテン、アミノ酸亜鉛キレート、アミノ酸鉄キレート、アミノ酸マンガンキレート、アミノ酸銅キレート、ヨウ素酸カルシウム、塩化カリウム、亜セレン酸ナトリウム、アミノ酸類（アルギニン、トリプトファン、リジン、L-カルニチン)、タウリン、イオウ、クエン酸

アーガイルディッシュの原産国は、オーストラリアです。

原材料についても同様ですが、オーストラリアの衛生基準はとても厳しく、その国での認可を受けていることも、アーガイルディッシュに一つの価値をもたらす要因になっています。

原材料の一つ一つについても解説があり、「オーストラリアで有機栽培したものを使用」と書かれているものも多いですが、一部野菜等には書かれていません。

ペットフード選びでは、口コミや他の飼い主さんからのおすすめなどがあると助かりますよね。

高額なものでは無くても、ペットの嗜好に合わなかったり、飼い主さんの希望に合わなかったりして余ってしまうと勿体無いですし。

できれば、購入前、愛犬に食べさせる前に情報を知っておきたい！

そんな人のために、

• アーガイルディッシュの悪い口コミ
• アーガイルディッシュの良い口コミ

上記について調査してみました。

実際に購入し、愛犬に食べさせた飼い主さんのリアルな声を見ていきましょう。

アーガイルディッシュの口コミを見てみると、食感やラインナップについては比較的高評価のようです。

様々な口コミ内容をまとめてみると、

• 口コミ①羊や牛肉のほかに有機全粒シリアル入りで、食感の違いを楽しめる
• 口コミ②複数の種類から選べるのでアレルギー対策ができる
• 口コミ③栄養素が90%入っているドッグフード
• 口コミ④食べ応えがあるような成分が豊富
• 口コミ⑤とても厳しい基準をクリアしたドッグフード

との口コミが多く見られました。

愛犬のドッグフード選びに役立ててみてはいかがでしょうか。

ドッグフード選びで大切なことは、「何が良いのか」を正しく知ることでしょう。

メーカーや広告の打ち出すおすすめポイントは非常に多く、逆に本当は何がそのドッグフードの優れた点なのか埋もれてしまうことも多々あります。

また、アーガイルディッシュのようなフードだと「オーガニックらしいけど、何がいいのかよくわからない」なんてことも。

ここでは、アーガイルディッシュをおすすめする理由として、以下の3つのメリットについて解説を行います。

• オーガニック素材の原材料
  
• 安全基準に厳しい生産過程
  
• アレルギー対応のドッグフード
  

アーガイルディッシュのおすすめポイントとして、やはりオーガニック素材の使用という点は最も大きなところでしょう。

オーガニックというのは、農薬や化学肥料を使用せず、土や水、生物など、自然にあるものを利用した農法、加工法などを指すものです。

それは、できあがった食品に余計なものが入り込まないという事に繋がります。

農薬や化学肥料は絶対にダメということはありませんが、それでも、オーガニック素材の使用というのは、十分に製品の安全性を高める理由になります。

アーガイルディッシュは、オーストラリアの認証機関による有機食品認証を受けています。

この有機認証Australian Certified Organic（ACO）は、非常に審査が厳しいと言われています。また、一度認証されてしまえばあとは認証マークをいつまでも付けていられるというわけでもなく、時期が来たら再び認証を受けて更新する必要があります。

一時的に有機素材や安全性を確保し、認証さえされてしまえば……というのではなく、常に安全基準をしっかりと遵守していることが分かります。

アレルギーへのケアは、ドッグフード選びにおいて重要なポイントの一つです。

とても良さそうなフードだけど、アレルギーの都合で小麦が入っているフードを食べてはいけない……というケースも少なくありません。

アーガイルディッシュのラインナップの一つである「グレヴィレア・アダルト」は、穀物アレルギーの愛犬に向けた、穀物不使用のドッグフードです。

穀物のかわりにジャガイモやサツマイモなどを使用、またタンパク源もエミューという鳥の肉を使用しています。

絶対にアレルギーを発症しないと言い切ることはできませんが、それでも症例が少ない食材を使用することは、間違いなくアレルギーケアにつながっていることでしょう。

アーガイルディッシュにはメーカーのとても強いこだわりが込められており、それは安全性や高い栄養バランスという形で品質に表れています。

一方で、そのためには多少犠牲になってしまった部分、消費者としては無視できないデメリットのような箇所も存在しています。

ドッグフードは長く買い続けるものです。そして、食べるのは飼い主さんではなく愛犬。実際に買ってみてから「やっぱり思っいてたのと違った」となってしまったら、困るのは愛犬です。

そうなる前に、アーガイルディッシュの2つのデメリットについても、しっかりと知っておきましょう。

• 値段が比較的高い
  
• 賞味期限が短い
  

有機栽培は、どうしても手間と時間がかかります。

肥料による生育促進や農薬による害虫・病気の駆除ができず、牛や羊を無理やり増量させることもせず、自然に生育。その分は、どうしても商品価格となって表れてきます。

アーガイルディッシュの価格は、最小サイズの800gでも2750円と高め。3000円もあれば他の総合栄養食ならば2kg以上購入できてしまうこともしばしば。

このような値段の高さは、特に大型犬と暮らしている飼い主さんには大きく影響する部分です。

単純に食べる量が多いほど、フードも量が必要になるため、高価格帯のフードを与える際には飼い主さんの経済的負担にも十分注意しましょう。

アーガイルディッシュには、保存料や酸化防止剤、添加物などが使用されていません。

このこだわりもまた、アーガイルディッシュの安全性を高めて品質を維持することに一役買ってはいますが、そのかわりに、一般的なドライフードよりも賞味期限が短めになってしまっています。

製造から1年以上賞味期限が設けられていることも珍しくないドライフードにおいて、製造から6ヶ月が賞味期限というアーガイルディッシュはとても短いと言ってもいいでしょう。

適切なサイズを選べば賞味期限が切れる前に食べ終えられるはずですが、食事量の少ない小型犬や老犬などでは注意が必要です。

特にまとめ買いをすると賞味期限切れを起こす可能性があります。手間はかかりますが、新しく製造・入荷したものをこまめに買う方が無難です。

アーガイルディッシュのドッグフードは、現在3つのラインナップを取り揃えています。

その内容は一般的な成犬向けのもの、シニア期に入った犬向けのもの、そして、アレルギーケアに主眼をおいたものの3種類。

サプリメントやトッピングなども製造・販売していますが、今回は、通常のドッグフードであるこれら3つについての解説を行います。

愛犬に適切な種類を選ぶことで、より高い効果が期待できることでしょう。

• ウィステリア・アダルト
  
• エバーラスティング・シニア
  
• グレヴィレア・アダルト
  

ウィステリア・アダルトは、アーガイルディッシュシリーズの中でも最も一般的なドッグフードです。

そのフードと水だけを与えていれば愛犬に必要な栄養を摂れるように作られた総合栄養食であり、アーガイルディッシュから何かを買おうという場合には、おそらくこのウィステリア・アダルトを選ぶ方が大半でしょう。

オーガニック原材料を使用しつつオメガ3とオメガ6やクロレラ等を配合することで栄養補給の補助をするという、とてもバランスの良いフードであるという特徴は、アーガイルディッシュの基本でもあります。

ただし、もし愛犬が何らかの疾患を持っていたり、腎臓・肝臓等の内臓や関節症のケアを強く意識するのであれば、アーガイルディッシュの販売しているサプリメント等を添えることで、より健康的な食事にすることも可能です。

アーガイルディッシュ　バランスサプリ一覧

エバーラスティング・シニアは、成犬期を過ぎ、老犬に差し掛かった愛犬向けのドッグフードです。

代謝や運動量が低下した老犬のために、タンパク質や脂肪がウィステリア・アダルトよりも抑えられており、その代わりに、関節や軟骨のサポートのためにグルコサミンを多く配合しています。

また、老犬のみではなく、摂取カロリーをおさえつつ満腹感を感じさせたい肥満気味の愛犬にもオススメです。体重が多いということはそれだけ心臓や関節への負担も大きくなるため、肥満犬へのケアと老犬のケアは近いところにあります。

それ以外にも、ドッグフードを手作りしたいという飼い主さんがベースフードとして使用することも想定されています。

より詳細に愛犬に必要なものが分かっているのであれば、エバーラスティング・シニアをベースに、必要なトッピングや栄養を補助することで、いつまでも変わらない（Everlasting）健康を維持できることでしょう。

グレヴィレア・アダルトは、グレインフリー（穀物不使用）によってアレルギーのケアを強く意識したドッグフードです。

小麦をはじめとした穀物は犬がアレルギーを起こす原因になることが少なくありません。そのため、グレインフリーであるということは、アレルギーケアに大きな意味を持ちます。

また、タンパク源も他種のドッグフードに使用されているビーフやラムではなく、白身魚二種、そしてエミュー肉という珍しいものを使用しています。

もちろん、エミューの飼育も安全性の高いオーストラリアで行われています。

ただし、ウィステリア・アダルトとエバーラスティング・シニアとは異なり、グレヴィレア・アダルトはACO認証を受けていません。

これは原料に使用している魚のためであり、決して認証を受けていないからオーガニックの観点から危険性があるというわけではありません。

有名な機関による保証がないというのがどうしても気になるという方は、頭の隅に留めておく必要があるでしょう。

ここまで、アーガイルディッシュについて基本情報から口コミレビューまで、良い点も悪い点も含めて紹介を行いました。

ここからは、それらを踏まえて、アーガイルディッシュを我が家の愛犬の食事にしよう！と決めた飼い主さん向けに、購入や与える際の注意事項などについて解説を行います。

特に、アーガイルディッシュは高価格帯のドッグフードです。より安く買える場所があるのならば、そこを利用することはとても大切になるでしょう。

また、賞味期限の短さもあり、適切な与え方をせず余らせてしまったり、余計に買うことになったりしても大変です。

しっかりと、より実用的な情報についても知っておきましょう。

• アーガイルディッシュの最安値は？楽天・アマゾンを比較！
  
• アーガイルディッシュを購入できる場所とは？
  
• アーガイルディッシュはどうやって与える？適切な餌の量とは
  

アーガイルディッシュは公式のオンラインショップこそ持っていませんが、多くのショッピングサイトから購入することができます。

ここでは、大手のショッピングサイトであるアマゾンと楽天で、アーガイルディッシュ3種の値段比較を行いました。

誤差程度にアマゾンの方が安い品もありますが、基本的にはほぼ同じ価格で販売されていると言っていいでしょう。

ポイント、その他サービス等を基準に選んでもよいかもしれません。

アーガイルディッシュの詳細な取り扱い店舗情報は、現在明らかになっていません。

実店舗で購入するのであれば、「お近くのペットショップ、オーガニックショップ様にお問い合わせ下さい」という公式サイトの表記に従い、都度問い合わせ、もしくは店舗に赴いて確認することになるでしょう。

その商品特性上、オーガニックへのこだわりが強いショップの方が輸入している可能性が高いとは言えます。

より確実に商品を購入するのであれば、ネットショップの使用をおすすめします。

アーガイルディッシュは多くのネットショップで取り扱われているため、楽天やアマゾンなどの大手ショッピングサイト他、ペット用品を扱っているショップではよく見かける商品ではあります。

アーガイルディッシュを与える量の目安は、パッケージおよび公式サイトの商品紹介に表記されています。

ここでは、ウィステリア・アダルトの給与量を例に解説します。

ただし、この給与量は1日40～1時間の散歩を行う室内犬を想定したものであり、あくまでも目安です。

実際に与える量は、運動量に応じて飼い主さんが調整を行う必要がある場合もあります。

与える際には、計算した給与量を1日2回に分けて与えましょう。また、水は常に新鮮なものを、愛犬が飲みたい時に飲めるように用意しておきましょう。

アーガイルディッシュは栄養バランスに優れているため、このフードと水だけでも基本的な栄養管理には事足ります。

しかし、バランスに優れているということは、特別な療法食ではないということでもあります。

もし愛犬が何らかの病気や特別にケアすべき事情を持っている場合は、アーガイルディッシュに加えて、薬やサプリメントなどのトッピングを行いましょう。

アーガイルディッシュはとても優れた栄養バランスを持っているドッグフードです。

健康な愛犬であれば、適切な量を水と一緒に与えているだけでも長く健康維持ができることでしょう。

しかし、何らかの事情があってアーガイルディッシュでは不足する栄養があったり、そもそも子犬向けではないなど、他のドッグフードを選ばなければならない場合もあります。

愛犬に最適なドッグフードを選ぶのは、飼い主さんの大切な役目です。

愛犬には何が必要なのか、そしてどんなドッグフードが向いているのか、しっかりと判断してあげましょう。

今回は、オーガニックドライフードアーガイルディッシュを紹介しました。

• 認定機関にも認められた、安心安全のオーガニック食品
• 優れた栄養バランス
• 衛生基準の厳しいオーストラリア産
• 価格はドライフードとしてはやや高め
• 購入はウェブショップがオススメ