昨今の猫ブームで、身近でも色々な種類の猫を見かけるようになりましたね。現在世界共通で登録されているネコの品種は、60種類以上。登録されていないものも含めると300種類以上いるといわれています。今回はその中でも「高級猫種」といわれる猫5種をご紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる世界の猫種からみる高級猫とは?
世界には、日本ではあまり知られていない猫種もたくさんいます。
その中でも高級猫種と呼ばれる猫たちは希少価値が高いことも多く、驚くような高値で販売されることも。
また、高級猫の価格はその時の人気や世界の傾向にも左右されます。
高級猫TOP5ランキング!
まずは、たくさんいる猫種の中から高級猫種のTOP5をご紹介します。
高級猫ということで、普通のペットショップではあまり見かけることもない品種ばかりですよ。
ランキングはこちらです。
第5位 スフィンクス 20~50万円
第4位 ピーターボルド 10~60万円
第3位 ベンガル 20~100万円
第2位 サバンナキャット 80~300万円
第1位 アシェラ 200~1500万円
価格は人気や希少価値によって変動するものですが、やはり上位3種はなかなか動かないようです。
同じ品種でも柄や体格などで値段の基準があり、大幅に値段の違いが出るのが猫の販売価格の特徴です。
高級猫の品種解説!それぞれの特徴は?
ランキングに登場した高級な猫たち。
それぞれの体や性格にはどんな特徴があるのでしょうか。
飼うときの注意点や高級猫が生まれたルーツについても簡単にご説明していきます。
スフィンクス
スフィンクスは、無毛で全身に皮膚が見えているような見た目が特徴の猫です。
そのインパクトある見た目から、一部の熱狂的なファンがいるのもうなずけます。
ルーツはカナダにあり、突然変異で生まれた無毛の猫から繁殖がはじめられたと言われています。
無毛といえど、皮膚の表面に細かい産毛が生えている場所もありとても触り心地がよいのもポイント。
とても甘えん坊で人に懐きやすいので、比較的飼いやすい猫ともいえるでしょう。
飼うときには、皮膚のしわに汚れがたまらないよう定期的にタオルなどでケアしてあげましょう。
ピーターボルド
ピーターボルドも、スフィンクスと同じく無毛を特徴とする猫種です。
しかし、ピーターボルドのほうが多少の被毛が生えていることが多く毛色のバリエーションも豊富です。
元は、ロシアで見つかった突然変異の猫から始まったといわれています。
その時に交配したドンスコイという猫の特徴を受け継ぎ、途中で被毛の量が減ってくる個体もいます。
野性的な見た目とは裏腹に温厚な性格で、非常にペット向きですが一般ではなかなか出回らない猫種です。
飼育するには、皮膚の日焼けや皮膚のしわの手入れに注意して生活する必要があります。
ベンガル
ベンガルは、ヒョウのような斑点模様と美しい縞模様が特徴のアメリカ原産の猫種。
斑点模様の他にも、ロゼットやマーブルといった柄があります。
ルーツはベンガルヤマネコにあり、大きい個体では10キロ程度の大きさになることも。
とても活動的なので、飼うときには猫が思う存分遊べる環境があることが大事です。
人懐こい一面もあるので、ペット向きでもあります。
サバンナキャット
長い脚と野性的な見た目で、ヒョウやチーターを思わせる雰囲気を持つサバンナキャット。
動物園などでも姿を見ることができるサーバルキャットの血を引いているため、納得の見た目です。
7㎏~13㎏の体重なので、皆さんが想像する猫よりも一回り大きいのも特徴です。
基本的には社交的で飼いやすいですが、体が大きい分力も強いので家具や壁などの傷には注意しましょう。
アシェラ
アシェラは、上位3種の中でもさらに野性味のある猫です。
3位のベンガル、アジアンレパードキャット、アフリカンサーバルキャットの3種を交配させて繁殖したアシェラ。
身体も大きく15㎏以上ある個体がほとんどで、力も強いので飼育には少し工夫が必要です。
まだ一般的な繁殖はされておらず、日本での飼育も許可されていません。
このような経緯もあって数が少ないことから価格が高騰するということになっているようです。
価格は高いですが、見た目がとても恰好良いので猫好きの人は一度は飼育してみたい猫種ですね。
高級な猫の品種について!ランキングや特徴
今回は、高級な猫種についてご紹介してきました。
高級な品種を飼いたいという場合は、なかなか通常の販売店では出会えない為ブリーダーなどから購入する必要があります。
興味のある方は、ルーツや特徴をよく理解したうえで連絡してみましょう。