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愛犬が震えていたら飼い主さんは心配になってしまいますよね。病気や怪我、ストレスなど柴犬が震える原因はさまざまです。飼い主さんとして、柴犬が震える原因を把握して適切な対処をする必要があります。今回のMOFFME記事では、柴犬が震える原因や対処法を紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる柴犬が震える原因は何?元気がない・息が荒い際の病気の可能性
愛犬は大切な家族の一員です。大切な愛犬と少しでも健康に、長く一緒に過ごしたいですよね。
突然、大切な愛犬が震えていたら飼い主さんはビックリしてどうしたらいいか分からなくなりませんか?
そんな時の原因を一緒に見ていきましょう。
寒さや興奮、ストレスよる震えも考えられますが、元気がない時や息が荒い時には、もしかしたら重篤な病気が隠れているかもしれません。
今回MOFFMEでは、
- 柴犬が震える原因
- 震える時に考えられる病気
- 震える時の対処方
を解説していきたいと思います。
柴犬が震える原因を把握しておくことで、適切な対応ができるようになります。
大切な愛犬を守るためにも、柴犬の震える原因を理解しておきましょう。
柴犬が震える原因を3つ紹介!
愛犬が震えているのはどこかに異常があるのでは?と思いますよね。
柴犬が震える原因は、環境や病気、怪我と色々な理由があります。
まず対処法を考える前に、何が原因で震えが起こっているのか見ていきましょう。
主には、次の3つが考えられます。
- 寒さを感じている
- 興奮している
- ストレスを感じている
いずれも、飼い主さんに異常を知らせるサインです。
日頃からコミュニケーションを取り、愛犬からのサインを見逃さないようにしましょう。
柴犬の震える原因を理解して、愛犬の異常のサインを見つけ、適切な対処ができるようになりたいですね。
柴犬がなぜ震えるのか、原因を一つずつ紹介していきます。
またMOFFMEでは、柴犬のペット保険についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
柴犬が震える原因① 寒さ
柴犬は日本で生活し日本の気候に適してきたため、比較的寒さに強い犬種と言われています。
外で飼われていた昔と違い、最近では室内で柴犬を飼う家庭も増えてきました。
冷暖房の環境に慣れた柴犬は、季節ごとの毛の生え換わりがうまく行かず、被毛だけでは一定の寒さを耐えられなくなっています。
一定の寒さを耐えられなくなると、人間と同じように身体の筋肉を小刻みに震わせることで熱を発して身体を暖めようとするのです。
寒さには強い室内の柴犬は、環境の変化によって寒さを感じ身体を暖めるために身体を震わせているのです。
柴犬が震えている原因は、身体を暖めようとする行動のようですね。
柴犬が震える原因② 興奮
柴犬は嬉しいときに興奮し、身体を震わせることがあるようです。
例えば、散歩に行くときやご飯を準備してもらっているときに、「早く!早く」と興奮し喜んで身体を震わせます。
大好きな飼い主さんが帰ってきたときには、「待ってました!」としっぽを振り、震えて喜んでくれますよね。嬉しい時に身体を震わせて感情を表しているようですね。
また、飼い主さんからの「待て!」に焦らされ、好物を前にして我慢することで興奮して震えることもあります。
興奮が原因の場合、場所を問わず感情のコントロールをできていない子がいます。
柴犬は嬉しいときや喜んでいるときに興奮し、身体を震わせるようです。
柴犬が震える原因③ ストレス
柴犬はストレスがかかると震えることがあります。
例えば、大きな音(雷、掃除機、大きなトラック)、知らない人が来たときや病院に行くときに恐怖やストレスを感じています。
また、柴犬は不快なことや苦手なことがあると、ストレスを感じて身体を震わせていることがあります。
犬も人間のように人見知りをするため、苦手な人や動物が近くに寄ってくるのはストレスになります。
犬はとても聴覚が良いので、特に大きな音には敏感です。また、とても環境の変化を敏感に感じ取ることができるので検診やワクチンで病院に行く際には恐怖で震えていることがあります。
柴犬は恐怖やストレスから震えることがあるのです。
柴犬が震える際に考えられる病気・怪我を4つ紹介!
柴犬は、寒さや興奮、ストレス以外にも病気や怪我が原因で震えることがあります。
震えている時には大きな病気が隠れている可能性もあるので注意して見ていきましょう。
- 脳障害
- 中毒症状や低血糖
- 代謝や排泄をする臓器の機能低下
- 痛み
以上の病気や怪我から震えがくることが考えられます。
病気や怪我の場合、一番最初に気づく異変が震えかもしれません。
愛犬が出している異常のサインを見過ごさないようにしましょう。
愛犬のことをしっかり観察し、いち早く異常を見つけ、震えている原因にはどんな病気や怪我が隠れているのかを観察しましょう。
なぜ病気や怪我の時に震えるのかを説明していきます。
柴犬が震える病気① 脳障害
けいれんを起こす脳障害により、前兆として震えが起こります。
けいれんを起こす具体的な脳障害としては、脳腫瘍や脳炎、てんかん、水頭症があります。これらの症状では、神経症状として震えが起こることがあります。
脳障害が起こると脳からの信号がうまく伝達できず不随意運動(意志とは関係なく動く運動のこと)が起こります。
脳障害を発症すると不随意運動が起こることで、身体が震えているようになります。
脳障害が原因の震えを放置していると、けんれんに移行する可能性があります。
いつもと違う様子だと感じたら、すぐに病院を受診しましょう。
柴犬は、脳障害を起こしけいれんの前兆として震えることがあるのです。
柴犬が震える病気② 中毒症状や低血糖
柴犬は中毒症状や低血糖によって震えが起こる場合があります。
中毒性のものを誤飲誤食してしまうと、中毒症状を起こしてしまいます。
中毒症の可能性がある震えは、放おっておくと嘔吐や下痢を起こし、ひどくなると泡を吹いてけいれんを起こすこともあります。
愛犬が誤飲誤食しないように環境を整えておくことが大事です。
また、低血糖でも震えることがあります。血液中の糖分が減り細胞へ栄養が行き渡らなくなると激しい震えが起こることがあるのです。
さらに子犬の場合、血糖のコントロールの機能が未熟なため低血糖を起こしやすいので注意が必要です。
低血糖を予防できるよう、ドックフードにも気を使いたいですね。
柴犬が震える病気③ 代謝や排泄をする臓器の機能障害
身体の老廃物を代謝、排泄する機能が低下すると毒素が蓄積することでけいれんなどの神経症状が現れます。
柴犬はけいれんの前兆として震えが起きることがあるのです。
例えば、肝硬変や慢性腎不全などの、肝臓や腎臓の病気が代表的です。
肝臓や腎臓は老廃物を代謝、排泄する役目があります。そこが機能が低下すると、老廃物を排泄できず身体に毒素として蓄積してしまいます。
毒素が蓄積することにより、有害物質が脳に達することで前兆として震えが起こり、ひどくなればけいれんを起こします。
柴犬は代謝、排泄機能が低下し、毒素が蓄積することでけいれんを起こす前兆として震えることがあるのです。
柴犬が震える怪我④ 痛み
柴犬は痛みで動けなくなり、震えることがあります。
例えば、足の骨折や脱臼、椎間板ヘルニアです。骨折や脱臼、椎間板ヘルニアになると激しい痛みが生じます。
また、柴犬は膝蓋骨脱臼になりやすいと言われています。後ろ足の膝の部分が外れた状態になり、後ろ足に力が入らなく痛みを伴います。
人間でも痛みがあると、我慢しようと力が入り、なるべく動かさないようにします。犬も動かすことで痛みが増すので動かなくなり、その場で震えてしまいます。
無理に触ることで、痛みが増してしまい攻撃的になり噛み付いてしまうこともあるので注意しましょう。
柴犬は痛みがあることで動くことができず、震えてしまいます。
柴犬が震える(病気・怪我以外)際の対処法を紹介!
柴犬の震えている原因が分かっている時(病気や怪我以外)には、どのように対処したら良いでしょうか?
寒さや興奮、ストレスを感じることで震えていることがわかったので、次は震えている時の対処法があるのかを見ていきましょう。
原因を知って、適切な対処をすることで、柴犬は快適に生活ができるようになります。
以下の3点の原因への対処法を解説していきたいと思います。
- 寒さが原因の場合
- 興奮が原因の場合
- ストレスが原因の場合
の具体的な対処の方法を知って、実践していきましょう。
震える原因があると、愛犬は快適に過ごすことができません。具体的な対処をして、愛犬に快適に生活ができるように心がけましょう。
柴犬が震える際の対処法① 寒さが原因の場合
柴犬は比較的寒さには強い犬種です。しかし、最近では室内で飼っている家庭は多く、体温調整がうまくできない柴犬が増えてきました。
体温調節が苦手になると、身体の筋肉を小刻みに震わせて熱を発生させます。
犬が快適に過ごせる室温は24〜26℃前後に保つのが良いと言われています。室内で震えている場合はペット用のヒーターやブランケットなどを使い、快適な温度に調整してあげましょう。
さらに、屋外で過ごす時には、暖かい洋服を使用することをおすすめします。特に、小雨の降る際の散歩の時には寒さをしのげるレインコートがあると良いでしょう。
愛犬が安心して快適に生活できるように対処してあげると良いでしょう。
柴犬が震える際の対処法② 興奮が原因の場合
興奮が原因で震えている場合は、感情のコントロールができていないことがあります。
震えを抑えるためには、感情のコントロールをできるようなるといいですね。
そのため、興奮を落ち着かせるようにするのではなく、感情のコントロールができるようにしつけていく必要があります。
どこでも感情のコントロールができていないと、外出先でも興奮を抑えることができません。例えば、屋外で遊んでいて嬉しくなってしまい、興奮状態が続くと感情をコントロールできなくなってします。
常に興奮状態でいるとコントロールができず、外にいる場合は事故に合う可能性もあります。どこに行っても興奮を抑えられない子はしつけを検討する必要があるでしょう。
柴犬が震える際の対処法③ ストレスが原因の場合
ストレスが原因で震えている場合は、まずはストレスとなっている原因を取り除いてあげましょう。
ストレスの原因から離れることで、震えは抑えることができます。
例えば、病院に行って緊張している場合は優しく声をかけて安心させてあげましょう。
いつも聞いている飼い主さんの声は、愛犬を安心させてあげることができ、震えは落ち着かせることができるでしょう。
犬は聴覚が人の何倍もありとても敏感です。大きな音(雷や大きなトラックなど)のがして震えている場合は、できるだけ音の聞こえない場所に連れて行って上げましょう。
また、人見知りで苦手な人がいて震えている時は、少し遠くに離してあげると良いでしょう。
柴犬がストレスを感じている場合は、ストレスとなっている原因を取り除くようにしましょう。
柴犬が震える際に元気がない・息が荒い場合は病院へ連れて行こう!
柴犬の寒さや興奮、ストレスでの震えは原因を取り除けば問題ないのですが、元気のない時や息が荒い時の震えには注意が必要です。
元気ない、息の荒い際はなにかの病気が隠れていることがあります。
例えば、呼吸器の疾患(肺炎や気管支炎)で呼吸困難になっていたり、心臓の疾患(心不全や肺水腫)で心臓の機能が低下してたりする可能性もあります。また、熱中症による脱水も考えられます。
この様な場合には、すぐに病院を受診して治療を受ける必要があります。
怪我や病気で震えている場合は、すぐに原因となる病気を治療することが重要なので病院に行きましょう。
柴犬が震える原因になる病気を放置していると、さらに重篤な病気となってしまいます。
大切な愛犬を助けるためにも、いつもと違う思う違和感は大切です。
柴犬が震えて元気ない、息が荒い際には、明らかに異常が現れているため躊躇せず病院を受診することをおすすめします。
日頃からのコミュニケーションで、愛犬が何を訴えているのかを汲み取れるようになりたいですね。
まとめ:柴犬が震える場合はその状況をメモしておこう!
柴犬が震えている原因を理解することで、正しい対処の方法がわかり、愛犬を助けることができます。
- 柴犬は寒さや興奮、ストレスで震えることがある。
- 柴犬の震えは病気の前兆!病気や怪我が隠れている可能性をあります。
- 柴犬が病気や怪我以外で震えている時は、原因を取り除いてあげましょう。
愛犬が震える場合にはメモに残して、どんな時に震えているのか知りましょう。
また、震えている状況や様子をメモしておくと、診察の時に役に立ち治療に活かせる可能性があります。
飼い主さんが少しでもおかしいと思った時はメモをして病院へ相談し、治療が必要であればすぐ対処することが大切です。
愛犬の変化をいち早く発見し、少しでも長く同じ時間を過ごすことができたら良いですね。