子犬をお迎えした飼い主さんが把握しておくべきことの一つに「ドッグフードをふやかすのはいつまでか」です。犬を育てる中で、ふやかしたドッグフードからドライフードに移行していく必要があり、この切り替え時期を知ることはとても大切になります。しっかりと把握しておきましょう。
この記事の目次
目次を閉じる子犬のドッグフードをふやかすのはいつまで?デメリットや注意点など
子犬を飼った際にドッグフードをふやかしてあげることが多いですが、いつまでもふやかしてあげるわけにもいきません。
普通のドライフードに切り替える必要があるのですが、いつまでに切り替えればいいのかわからない方が多くいます。
また、いつまでも柔らかくしたドッグフードを与えるということには注意点などもあります。
今回「MOFFME」では、子犬にふやかしたドッグフードを与えるのはいつまでなのかやメリット、デメリットなどを紹介していきます。
この記事の内容は
- 子犬のドッグフードをふやかすのはいつまでなのかを解説!
- ドッグフードをふやかす方法を紹介!方法は大きく2つ
- ドッグフードをふやかすメリット・デメリットを紹介!
現在子犬を飼っている方やこれから飼いたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。
子犬のドッグフードをふやかすのはいつまでなのかを解説!
ペットショップなどから購入して犬を飼うときなどは子犬であることがほとんどなので、ふやかしたドッグフードを与えなければいけません。
しかし、いつまでも柔らかくしてあげるわけにもいきません。柔らかくしてあげるのはいつまでなのでしょうか。
初めて子犬を飼う方やドライフードに切り替えるタイミングを知らないという方に向けてふやかすのはいつまでなのか解説していきます。
内容としては
- 子犬のドッグフードをふやかすのは生後3ヶ月まで
- 老犬や病気を抱える犬にもふやかすのは効果的
子犬のドッグフードをふやかすのは生後3ヶ月まで
子犬にふやかしたドッグフードを与えるのは、いつまでなのかというと、個体差はあるものの基本的に生後3ヶ月頃までです。
なぜ、生後3ヶ月で切り替えるのかというと、生まれてから3ヶ月が経過すると乳歯が生えそろうことが多いからです。
乳歯が生えそろうと噛むことができるようになりますが、固いフードは食べ慣れていないことからうまく消化ができないことがあります。
そのため、普通の固いドッグフードには徐々に切り替えるようにしてください
目安としては1週間ごとに徐々に固くしていって、1ヶ月程度で普通のドッグフードが食べられるようになることを目指しましょう。
老犬や病気を抱える犬にもドッグフードをふやかすのは効果的
ふやかしたドッグフードは、子犬だけに与えるものだと思っている方もいるかもしれませんが、老犬や病気を抱える犬にもふやかしたドッグフードは効果的です。
老犬になると、歯肉炎や歯周病などで上手く噛むこと飲むことができなくなることがあります。
また、水分も歳を重ねるにつれて飲む量が減ってくるので、食事も水分補給も簡単にできるふやかしたドッグフードはおすすめです。
しかし、歳を重ねても元気で歯や消化器官が健康な場合は、わざわざ柔らかくして与える必要はありません。
口の中や消化器官の病気を抱えた犬の場合は、普通の固いドッグフードを食べるということは難しくなってしまいます。
そのため、ドッグフードを与えるときはふやかした状態で与えてあげましょう。
柔らかくしてあげることで食欲がない状態であっても食べることができるので、試してみてください。
子犬のドッグフードをふやかす方法を紹介!方法は大きく2つ
- ふやかす方法① ぬるま湯
- ふやかす方法② 電子レンジ
子犬のドッグフードをふやかす方法① ぬるま湯
ドッグフードをふやかす方法として、ドッグフードにぬるま湯をかけるという方法があります。
具体的には、ドッグフードに40度前後のぬるま湯をひたひたになるくらい入れます。その後、10分~20分程度放置するだけで完成です。
しかし、ドッグフードの種類によっては柔らかくするのに20分以上かかってしまう場合もあります。
そこまで時間がかかってしまうと大変になってしまうので、ドッグフードに密着するようにラップをかけることで時間を短縮しましょう。
また、ふやけているかの確認方法としては、ドッグフードを一粒選び、親指と人差し指でつぶすだけで、簡単につぶせればふやかせている証拠になります。
ふやかすことに使用したお湯には、ドッグフードの栄養が溶け込んでいるため、捨てないで、そのまま犬に与えましょう。
しかし、柔らかくしたとしてもたまに芯が残っていることがあります。芯を見つけた場合は、再度ぬるま湯を入れてふやかしてあげてください。
ぬるま湯をかけて柔らかくするときには、やけどに注意するようにしてください。
子犬のドッグフードをふやかす方法② 電子レンジ
ドッグフードをふやかす方法として、電子レンジを使用する方法があります。
具体的には、ドッグフードがひたひたになるくらいに水を入れた後、ラップをして500Wで約20秒ほど温めるだけです。
電子レンジでふやかす際は、プラスチック製の食器は絶対に使わないようにしてください。
プラスチック製の食器を使用してはいけない理由としては、プラスチックは熱に弱く、着色料などがドッグフードに溶け込んでしまうからです。
また、ステンレス製であっても火花が出やすく、火事の原因となってしまうので、使用は控えましょう。
電子レンジを使ってふやかすときは、耐熱性のあるお皿を使用するようにしてください。
電子レンジでふやかす方法は、ぬるま湯よりも早い時間でふやかすことができるのですが、焦げたり、ふやけ具合にムラがでやすいのであまりおすすめはできません。
時間に余裕のある方は、ぬるま湯を使ってふやかしてあげてください。
子犬のドッグフードをふやかすメリット・デメリットを紹介!
ここまで、ドッグフードのふやかし方やいつまでふやかすのかを紹介してきましたが、ふやかしてあげることは、良いことばかりではなく悪いこともあります。
良いこと悪いこととは、どのような内容なのでしょうか。子犬にふやかしたドックフードを与えることで出てくるメリットとデメリットについて紹介していきます。
まずメリットは
- ① 消化しやすい
- ② 食欲増進
になります。
次にデメリットは
- ① 歯石がつく
- ② 顎の力が衰える
子犬のドッグフードをふやかすメリット① 消化しやすい
ドッグフードをふやかすメリットとして、消化しやすいということがあります。
子犬は、消化器官が未発達なので、固いドッグフードを消化することは困難です。ふやかしてあげることで簡単に消化ができるようになります。
子犬でなくても、消化器官に問題を抱えている場合は、柔らかくしてからご飯を与えましょう。
また、一気に飲み込んでしまっても柔らかくしていれば、喉に詰まることがなくなります。
ご飯を与える上で心配することがなくなるので、子犬にご飯を与えるときは柔らかくしてあげましょう。
子犬のドッグフードをふやかすメリット② 食欲増進
ドッグフードをふやかすメリットとして、食欲が増すというのがあります。ドッグフードはふやかすことで風味が際立つようになるため、食欲が増しやすくなります。
普段ドッグフードをあまり食べない犬であっても、柔らかくしてあげることで食べるようになることも多くあります。
病気などで食欲がなかったり、ドッグフードをあまり食べてくれないという場合には、ふやかしてから与えてみてください。
また、ふやかすことで水分が含まれるようになるため、水分補給や満腹感を得ることもできます。ダイエットをしているときでもお腹いっぱいにできるのでおすすめです。
子犬のドッグフードをふやかすデメリット① 歯石がつく
ドッグフードをふやかすデメリットとしては、歯石がつくということです。
固いドッグフードであれば、噛む必要があるので歯につきにくいのですが、柔らかくした場合は、噛まないので歯につきやすくなってしまいます。
食べたものが歯についてしまうと、3日程度で歯石となってしまいます。そのため、柔らかくしたドッグフードを与えたときは、歯磨きをすることを忘れずに行いましょう。
子犬のドッグフードをふやかすデメリット② 顎の力が衰える
ドッグフードをふやかすデメリットとしては、顎の力が衰えてしまうということです。
柔らかくしたドッグフードを食べるときは噛む必要がないため、いつまでも柔らかくすると顎の力が衰えてしまいます。
子犬の場合であっても、いつまでも柔らかくしていると顎の力が育ちません。そのため、ドライフードに切り替える必要があります。
老犬や病気で噛むことが難しい犬の場合は仕方ありませんが、健康的な犬であれば、柔らかくする必要はないので、あげすぎないように気をつけてください。
まとめ:子犬にいつまでドッグフードをふやかすのか把握するのは大事
今回は、子犬のドッグフードを柔らかくするのはいつまでなのか、どのようにふやかすのかなどについて書いてきました。
この記事では
- 子犬のドッグフードをふやかすのはいつまでなのかを解説!
- ドッグフードをふやかす方法を紹介!方法は大きく2つ
- ドッグフードをふやかすメリット・デメリットを紹介!
以上の3つの内容を解説してきました。
子犬に柔らかくしたドッグフードを与えることはいいことなのですが、いつまでも柔らかくしていると顎の力が強くならないので、生後3ヶ月程度で切り替える必要があります。
子犬のご飯をいつまで柔らかくするのかを把握することは成長をしてもらう上でとても大事なことになります。
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!