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大人しく、あまり鳴き声を発しないイメージのあるモルモット。実は様々な鳴き声を発します。鳴き声一つひとつにそれぞれ意味がありますので、飼い主さんはしっかりと把握しておきましょう。今回のMOFFME記事では、モルモットの鳴き声について紹介していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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モルモットの鳴き声ってどんな感じ?鳴き声の意味や注意点を紹介

モルモットは丸くずんぐりした体型、短い尻尾が特徴の可愛い動物です。


大きさはうさぎよりも小さく、ハムスターよりも大きいネズミのような小動物です。

性格は人懐っこく、穏やかな生き物です。


喜怒哀楽の感情がわかりやすく、さまざまな鳴き声で自分の気持ちを表現する動物でもあります。


しかし、モルモットの鳴き方を聞いたことがある方はあまりいないのではないでしょうか。


今回MOFFMEでは、モルモットの鳴き方について紹介していきます。

  • モルモットの鳴き声を解説!大きさ・頻度について
  • 鳴き声の種類5つ
  • 注意点について
鳴き声の意味や注意点についても解説していきますので、是非チェックしてみて下さい!

モルモットの鳴き声を解説!大きさと頻度について

あまり鳴いているイメージがないモルモットですが、どんな鳴き声をしているのでしょうか。


モルモットの鳴き声の種類を解説する前に、鳴き声の大きさや頻度について解説していきます!


モルモットは鳴くことで仲間同士のコミュニケーションを行います。

そのため、鳴き方ひとつひとつに意味があります。


鳴き方の種類だけではなく、鳴き声の大きさや頻度によって何を伝えたいのかが変わってきます。


種類だけではなく、大きさや頻度、モルモットの表情まで観察しなくてはいけません。


モルモットの鳴き方を理解して、対応できるようにしていく必要があります。

モルモットの鳴き声:大きさ

モルモットの鳴き声は、鳴き方によって大きさに変化があります。


マンションやアパートで隣にも聞こえてしまいそうな大きな声や、聞こえるか聞こえないかくらいの小さな声のときもあります。


大きな声で鳴いていても、長時間鳴き続けることはありません。


鳴き声がうるさいと感じることは少ないと思います。


大きな声で鳴いているときには意味があります。


モルモットを観察し、なぜ鳴いているのかを理解してあげましょう。

モルモットの鳴き声:頻度

モルモットが鳴いているところをみたことがある方は、あまりいないかもしれません。


そのため、モルモットは鳴かないのではないかと思われることもあります。


しかし、モルモットはよく鳴きます。


感情豊かな動物のため、嬉しいときや恐怖を感じたときなど鳴く頻度は高めになります。


寝ていることも多いため、常に鳴いているというわけではありません。


モルモット同士でコミュニケーションをとったり、飼い主の気配を感じたときにもよく鳴きます。

モルモットの鳴き声の種類は大きく5つ!

モルモットは気持ちを表すために、鳴くことがわかりました。


鳴き方にもさまざまな理由が隠されています。


モルモットが鳴くのは、飼い主とのコミュニケーションや何かを伝えたいという気持ちの表われです。


鳴き声の種類を聞き分けることは、モルモットとの信頼関係を築くために必要なことかもしれません。

  • モルモット鳴き声①警報器のような鳴き声
  • モルモット鳴き声②鼻歌のような鳴き声
  • モルモット鳴き声③喉を鳴らすような鳴き声
  • モルモット鳴き声④高く大きな鳴き声
  • モルモット鳴き声⑤歯と歯がぶつかる鳴き声
モルモットの鳴き声について理解したい、モルモットについて知りたいという方は参考にしてみて下さい!

モルモットの鳴き声の種類① 警報器のような鳴き声

「キューイキューイ」と警報機のような鳴き声は何かを強く求めているときに聞くことができます。


ご飯が食べたい、おやつが欲しいなど何かを強く要求するときに鳴くことが多いのが特徴です。


この鳴き声をしたら、何かをもらうことができると学習してしまうこともあるため、注意しましょう。


中には恐怖心を抱いているときもあります。


鳴き声を発している原因を確認することも大切です。

モルモットの鳴き声の種類② 鼻歌のような鳴き声

「プイプイ」と鼻歌のような鳴き声は、機嫌がいい、甘えたいときに聞くことができます。


飼い主に構ってほしいときに鳴くことが多いのが特徴です。


モルモット同士のコミュニケーションとして、この鳴き声を発することもあります。


少し寂しいという感情も含まれていることもあるため、撫でてあげたり、コミュニケーションをとってあげましょう。


ご飯を食べて、満足しているときも聞くことができます。


この鳴き声は飼い主を信頼している証拠でもあります。

モルモットの鳴き声の種類③ 喉を鳴らすような鳴き声

「グルルル」と喉を鳴らすような鳴き声は、甘えているときに聞くことができます。


飼い主に心を許している証拠です。


甘えたいという感情のため、たくさん撫でたり、甘やかしてあげましょう。


求愛しているときのも聞くことができる鳴き声です。


少し低めで「グルルル」鳴くときは、警戒を表していることもあります。


周りの環境をみて、ストレスを感じる原因があれば、すぐに離してあげるようにしましょう。

モルモットの鳴き声の種類④ 高く大きな鳴き声

「キューキュー」と高く大きな鳴き声は何かに警戒・興奮しているときに聞くことができます。


威嚇のために発していることもあります。


恐怖を抱いていることが多いため、動きや表情を確認するようにしましょう。


威嚇しているときに撫でたり、触ったりすると噛まれてしまうこともあるため、注意が必要になります。


動物病院や爪切りなど、嫌なことをさせられると感じたときのも同じような鳴き声を発することが多いのも特徴です。

モルモットの鳴き声の種類⑤ 歯と歯がぶつかる鳴き声

「カチカチ」と歯と歯がぶつかる鳴き声は、仲間同士のけんかや、威嚇をしているときに聞くことができます。


恐怖を感じたり、怒りを感じているときに発することが多いのが特徴です。


実際には鳴き声ではありません。歯と歯を嚙合わせることで音を発しています。


基本的にこの音が聞こえるときには、モルモットがストレスを感じていることが多いです。


ストレスの原因を探し、取り除いてあげましょう。

モルモットがいつもと違う鳴き声を発したら要注意!

モルモットは感情を表現するために、さまざまな鳴き声で鳴くことがわかりました。


モルモットと暮らすことで、鳴き声で感情が理解できるようになると思います。


しかし、モルモットがいつもと違う鳴き方を発しているときには注意が必要です。


草食動物は敵である肉食動物に弱っている姿をみせないために、自分の病気や体調不良を隠す習性があります。


モルモットがいつもと違う鳴き声を発したときには、体に病気や不調が発生してしまっている可能性も少なくはありません。


餌をしっかりと食べているか、排泄物に異常はないかなど毎日の様子をしっかりと確認しなければなりません。


体の中だけではなく、体表に異常がないかも確認するようにしましょう。


病気や体調不良に耐えることができるモルモットが、耐えきれずに発した鳴き声を聞き逃さないようにしなくてはなりません。


そのためにも、鳴き声の種類や意味を理解することが大切になります。

まとめ:モルモットの鳴き声の特徴を把握して適切に対応しよう

ここまでモルモットの鳴き声について詳しく解説してきました。

  • モルモットは感情豊かな動物のため、さまざまな鳴く声を発する
  • 鳴き声すべてに理由がある
  • いつもと違うと感じたときは、病気や体調不良の可能性もある
モルモットが飼い主に鳴くのは、飼い主に何かを伝えたいからでした。

モルモットが飼い主に送るメッセージを見逃さないようにしなくてはなりません。

鳴き声はうるさくはありませんが、モルモットを鳴かないようにしつけを行うのは難しいです。

鳴き声がうるさいと感じるときは、原因を探してあげましょう。

モルモットの鳴き声の理由を知ることで、信頼関係を上手く築いていくことができるのではないでしょうか。

MOFFMEでは他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!