犬のしつけで伏せる行為を教えることがありますが、愛犬が命令なしに伏せるのはなぜなのでしょうか。これには明確な理由があります。また、突然伏せる行為をしなくなる原因はなんでしょうか。今回のMOFFME記事では、愛犬が自主的に伏せる理由などを紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる愛犬が命令なしに伏せるのはなんで?自主的に伏せる理由などを紹介
- 愛犬が自主的に伏せる理由
- 愛犬が伏せる行為をしなくなる原因
- 犬の伏せる行為は臨戦態勢の構えなのか
愛犬が自主的に伏せる理由を4つ紹介!
愛犬にしつけをする際に重要なのが、飼い主と犬の主従関係です。愛犬との主従関係がうまく築けていないと、飼い主さんがいくら命令しても聞くことはありません。
また、愛犬が自主的に伏せる姿はよく見かける行動ですが、どんなときに自主的に伏せるのでしょうか。愛犬が自主的に伏せる理由は下記の4つです。
- カーミングシグナル
- 興奮を鎮めている
- 飼い主に服従しているポーズ
- 退屈している
ときです。犬が伏せるタイミングには、さまざまな「犬の気持ち」があらわれています。飼い主さんは、犬の些細な変化から犬の心理を読み取れるように、日頃からのスキンシップを大切にしましょう!
愛犬が自主的に伏せる理由① カーミングシグナル
- 犬が生まれつきもっている非音声言語
- 自分と他の犬を落ち着かせるための合図
- 自分の立場や感情を伝える
愛犬が自主的に伏せる理由② 興奮を鎮めている
愛犬が自主的に伏せる理由2つ目は「興奮を鎮めている」可能性があります。
「飼い主さんと遊んでいたのに、急に伏せる」「命令していないときに伏せる」など、愛犬が突然伏せた場合は、自分を落ち着かせるために伏せていることがあります。
自分だけでなく、一緒に遊んでいるわんちゃんに対して「落ち着いて、興奮しないで」と伝えていることもあります。
愛犬が自主的に伏せる理由③ 飼い主に服従しているポーズ
愛犬が自主的に伏せる理由④ 退屈している
- 遊びたいのに遊べないとき
- 留守番しているとき
- 飼い主が構ってくれないとき
- やりたいことがやれない
愛犬が伏せる行為をしなくなる原因を2つ紹介!
子犬の頃からのしつけやコミュニケーションを通して、主従関係の構築やさまざまなことを学んでいきます。
しつけで「伏せ」を教えるかたも多くいるのではないでしょうか。「伏せる」行動には、自主的によるものと命令によるものがあります。
愛犬が自主的に伏せをする理由は、上記の記事の通りです。では、愛犬が伏せる行為をしなくなることはあるのでしょうか。
愛犬に命令した際に伏せをしない理由は
- 主従関係の逆転
- 愛情不足・運動不足
によるものです。1度主従関係が崩れてしまうと、元に戻すのはとても大変です。主従関係が逆転しないように、しっかりと原因と対策を習得し、今後の飼育に役立てて下さい。
犬が伏せる行為をしなくなる原因① 主従関係の逆転
愛犬が伏せる行為をしなくなる原因② 愛情不足・運動不足
- 飼い主に構ってもらいたいけど構ってもらえない
- 留守番が多い
- 遊んでいるおもちゃを取り上げてしまう
- 耳を伏せている
- あくびをよくする
- 身体を掻きむしる
- 肉球を必要以上になめる
犬の伏せる行為は臨戦態勢の構えでもあるの?
上記の記事では、犬が自主的に伏せる理由と伏せなくなる原因についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
飼い主からみれば「反省している」「服従している」ようにみえる伏せですが、興奮をしずめていたり、退屈していたりと、さまざまな感情が現れていることがわかりましたね。
その他にも犬が伏せるのには理由があります。例えば「臨戦態勢の構え」です。伏せのようにもみえる臨戦態勢の構えを見分ける方法は、以下の通りです。
- 耳を立てている
- 頭を低くし前傾姿勢になっている
- お腹が地面についておらず、お尻を上げている
- うなり声をだしている
- 歯茎をみせている
飼い主に対して上記のような仕草がみられた場合、むやみに手を出すと怪我をしてしまうこともあります。飼い主さんは、まずは無視して愛犬の様子をみましょう。
何度か威嚇のような行動がみられた場合、主従関係が逆転している可能性があります。犬との接し方に問題がないか振り返り、何か思い当たることがあれば改善しましょう!
問題が解決しないときは、しつけ教室や訓練士の力をかりるのも1つの方法です。
まとめ:愛犬が食欲がない状態で伏せる時は病気・怪我の可能性
- 愛犬が自主的に伏せる理由
- 愛犬が伏せる行為をしなくなる原因
- 犬の伏せる行為は臨戦態勢の構えなのか