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猫が顔を擦り付けるシーンを見かけたことがある方もいるかと思います。猫が顔を擦り付ける理由は大きく5つあります。またすりすりされる人とそうでない人にも違いがあります。今回のMOFFME記事では、猫が顔を擦り付ける理由や他の愛情表現などを紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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猫が顔を擦り付けるのはなぜ?5つの理由とすりすりされる人の特徴

猫を飼っていると、顔や頭を擦り付けてくることがあります。この顔や頭を擦り付けるという行動には様々な意味があります。


顔や頭を擦り付けてくる行動はよく見ますが、誰にでもする行為ではありません。どのような人に擦り付けてきて、どんな理由からこの行動をしているのでしょうか。


今回「MOFFME」では、顔や頭を擦り付けてくる理由や擦り付けられやすい人の特徴について紹介していきます。


この記事の内容は

  • 顔を擦り付ける5つの理由を紹介!
  • 顔を擦り付けたくなる人とそうでない人の違いを紹介!
  • 愛情表現は顔を擦り付ける以外にもたくさん!8つの行為を紹介
以上の3つです。


猫について知識を深めたい方や飼っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

猫が顔を擦り付ける5つの理由を紹介!



猫が顔や頭を擦り付けてきてくれると飼い主さんとしても嬉しい気持ちになると思います。この擦り付けて来るという行動には、様々な理由があります。


猫が顔や頭を擦り付けてくるのはどんな理由なのでしょうか。ここからは、顔や頭を擦り付ける理由を紹介していきます。


擦り付ける理由は

  • ① 縄張りのマーキング
  • ② 何かを要求したい
  • ③ 匂いを広げたい
  • ④ 仲間と認識している
  • ⑤ スキンシップを取りたい
の5つになります。


ここからの内容を読んでいただければ、猫が顔や頭を擦り付けるという行動をしている理由がわかるので、覚えておきましょう。

猫が顔を擦り付ける理由① 縄張りのマーキング

顔を擦り付ける理由は、自分の縄張りだと主張するためのマーキングをしているからです。


猫には、臭いを出す臭腺という器官が備わっており、顔などを擦り付けることでマーキングができます。


臭腺が備わっている場所は

  • おでこ
  • あごの下
  • 肉球
  • 尻尾
などです。


主にマーキングは、物にするイメージがありますが、人間にも自分のものだと主張するためにしてきます。

猫が顔を擦り付ける理由② 何かを要求したい

顔を擦り付ける理由は、飼い主さんに対して何かしらの要求をしたいからである可能性があります。


飼い主さんに要求することとしては

  • ご飯・おやつが欲しい
  • 遊んでほしい
  • トイレを綺麗にしてほしい
  • 構ってほしい
などがあります。


猫の多くは、鳴くことで要求を伝えようとするのですが、顔を擦り付けることで伝えようとする猫もいます。


顔や頭を擦り付けられたら、要求をしている可能性もあるので、撫でたりした後にトイレやご飯などのお世話をしてあげましょう。

猫が顔を擦り付ける理由③ 匂いを広げたい

顔を擦り付ける理由は、自分の匂いを広げたいからである可能性があります。


仕事や買い物などで外出した後にすりすりされる経験をしたことがあると思います。これは、外の匂いを自分の匂いに上書きしているのです。


また、この行動はお風呂の後などにも見られ、お風呂に入ったことで、自分の匂いが薄くなっていたり、無くなっていると感じるとすりすりをします。


匂いが無くなっていなかったとしても、匂いを広げたいと感じると顔を擦り付けたりして匂いをつけることもあります。

猫が顔を擦り付ける理由④ 仲間と認識している

顔を擦り付ける理由は、仲間だと認識したからである可能性があります。


猫は、野良猫であっても仲間だと認識すると顔を擦り付けあうことがあります。


この行為は挨拶を意味していて、朝起きたときなどにすりすりしてきたときは、挨拶をしている可能性が高いです。


また、この挨拶は、猫や人間以外の動物にすることもあり、すりすりをしている時間が長ければ長いほど仲が良いということになります。

猫が顔を擦り付ける理由⑤ スキンシップを取りたい

顔を擦り付ける理由は、スキンシップを取りたいからである可能性があります。


猫が飼い主さんに顔や頭を擦り付けたら、ただ甘えているだけの場合も多くあります。


子猫のときなどに、すりすりをしたことで撫でてもらえたり、遊んでもらえたりした経験を覚えていると、すりすりをすれば構ってもらえると思うようになります。


猫がすりすりしてきたときは、猫が嫌がらない程度に撫でてあげたりして、思う存分甘えさせてあげてください。

猫が顔を擦り付けたくなる人とそうでない人の違いを紹介!


猫はよく顔や頭を擦り付けていますが、誰にでも行うわけではありません。擦り付けたくなる人とはどのような人なのでしょうか。


ここからは、顔を擦り付けたくなる人とそうではない人の違いを紹介していきます。


内容としては

  • 顔を擦り付けたくなる人
  • 顔を擦り付けたくない人

です。

どのような人が擦り付けられるのか分かれば、猫に好かれやすくなり、今まで擦り付けてくれなかった場合でも擦り付けてくれるようになるかもしれません。

猫が顔を擦り付けたくなる人

顔を擦り付けたくなる人とは、単純に猫に好かれている人です。猫は、好きな人だから要求やマーキング、甘えるという理由から顔を擦り付けます。


猫に好かれやすい人とは

  • 猫といる時間が長い
  • 猫を自由にしている
  • 構ってほしいときに構ってあげている
  • 高い声を出している
  • 猫の目線で接している
  • 性格がおっとりしている
など様々あります。


猫は可愛い動物なので、構いたくなってしまいますが、必要以上に構ってしまうと嫌われてしまいます。


そのため、構うのは甘えてきた時だけにするようにしてください。

猫が顔を擦り付けたくない人

顔を擦り付けたくない人は、擦り付けたくなる人の逆で猫に好かれていない人です。


猫に好かれない人の特徴としては

  • しつこい
  • 声が大きい
  • 足音が大きい
  • 猫を見すぎる
  • 構いすぎる
  • 香水など強い匂いを付けている
  • 表情が怒っている
  • 急に動く
などです。


猫に好かれない人の特徴を持っていると猫に好かれることは難しいので、猫に好かれたい人は自分の行動などを見直して特徴が当てはまらないか確かめてください。


もし、好かれない人の特徴に当てはまった場合は、一つ一つ直していきましょう。

猫の愛情表現は顔を擦り付ける以外にもたくさん!8つの行為を紹介


猫は、顔や頭を擦り付けることで甘えたりなどの愛情表現をしていますが、顔や頭を擦り付ける以外にも愛情を表現する行動をします。


猫が愛情を表現する行動とはどのような行動なのでしょうか。。ここからは、愛情表現の行動について紹介していきます。


愛情表現の行動は

  • ① 頭突き
  • ② 舐める
  • ③ 尻尾を立てる
  • ④ ふみふみする
  • ⑤ グルーミングする
  • ⑥ へそ天する
  • ⑦ 一緒に寝る
  • ⑧ お土産をくれる

の8つになります。

愛情表現の方法を把握できれば、猫との仲がより深まるはずなので、愛情表現の行動を知っておきましょう。

顔を擦り付ける以外の愛情表現① 頭突き

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、頭突きがあります。頭突きには、愛情表現の他に挨拶の意味も込められています。


頭突きは、猫同士で行うことも多く、顔を擦り付けるのと同じ意味で仲間に挨拶をしている行為になります。


また、頭突きは強い立場への挨拶でもあり、相手のことを信頼している証になります。


頭突きをされるということは、信頼されているとともに愛されていることになりますので、飼い主さんも猫のことを愛して、可愛がってあげてください。

顔を擦り付ける以外の愛情表現② 舐める

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、舐めることがあります。主に子猫のときに多く見られる行為です。


舐めるという行為は、頭突きなどと同じくらいに愛していることを表している行為になります。


飼い主さんを舐める猫は、頻繁に毛づくろいをしたり、積極的に甘える猫が多く、警戒心の強い猫はあまりしません。


愛情表現以外にも気になる匂いがしたりで舐めることをするようですが、前提として好きでなければ舐めないので、舐められたら愛情表現と捉えてください。

顔を擦り付ける以外の愛情表現③ 尻尾を立てる

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、尻尾を立てることがあります。


猫は尻尾を使うことで気持ちを表しています。尻尾が垂直に立っていたり、反り立っているときは、飼い主さんに会えて嬉しいなど大好きなことを表しています。


また、嬉しさが最高潮に達すると尻尾の先が震えることもあります。大好きで甘えたいときなので、気が済むまで甘えさせてあげてください。


愛情表現の他にも親猫が子猫の排泄を促すために舐めるので、舐めやすいように尻尾を立たせることがあります。

顔を擦り付ける以外の愛情表現④ ふみふみする

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、ふみふみがあります。


ふみふみは、子猫のときに母猫のおっぱいを押して母乳を飲んでいたときの行為です。


この行為を飼い主さんにするということは、母親だと思っているということになります。


飼い主さん以外にも柔らかいタオルや毛布などにふみふみをすることもありますが、愛情を表現していることに変わりはありません。


また、ふみふみをしているときには、幸せな気持ちでリラックスしているので、邪魔はしないようにしてあげてください。

顔を擦り付ける以外の愛情表現⑤ グルーミングする

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、グルーミングがあります。


猫は、同居猫などの他の猫にグルーミングをすることがあり、飼い主さんも例外ではなく、グルーミングをされることがあります。


グルーミングをされることが普通だと感じている飼い主さんもいるかもしれませんが、仲間と認識し、信頼していることを伝えてくれている特別な行為です。

顔を擦り付ける以外の愛情表現⑥ へそ天する

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、へそ天があります。へそ天とは、お腹を上にして寝る状態のことを言います。


猫にとってお腹は最も弱い場所なので、安心した場所や信頼している相手の前でなければ、へそ天は基本的にしません。


ただ、気温が高かったり、暑い場合にへそ天をして熱を逃していることもあります。


ヘソ天を飼い主さんの前でするということは、信頼しきっていて、大好きであることの証です。

顔を擦り付ける以外の愛情表現⑦ 一緒に寝る

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、一緒に寝ることがあります。猫にとって寝ているときが最も無防備な状態のときです。


猫は警戒心の強い動物なので、無防備でも大丈夫と信頼してもらえなければ、一緒には寝てくれません。


一緒に寝てくれるということは、飼い主さんのそばが最も安全だと思ってくれているということになります。


寒くて飼い主さんの布団に来ることもありますが、信頼があってこそなので、狭くなるかもしれませんが、一緒に寝てあげてください。

顔を擦り付ける以外の愛情表現⑧ お土産をくれる

顔を擦り付ける以外の愛情表現の行動として、お土産をくれることがあります。


外に散歩に行かせたりすると、虫などを捕まえてきて、飼い主さんにプレゼントすることがあります。


飼い主さんとしては、嬉しくはないかもしれませんが、猫からの大切なプレゼントです。


いらないかもしれませんが、喜んで受け取って、褒めてあげましょう。また、完全室内飼いをしていれば、虫などをプレゼントをしてくることはありません。


虫などをプレゼントできない代わりに猫じゃらしやねずみのおもちゃなどを枕元などにプレゼントしてくることがあります。


その場合も、褒めてあげて、遊んであげてください。

まとめ:猫の愛情表現を把握して仲を深めよう!

今回は、猫が顔を擦り付ける理由や顔を擦り付ける以外の愛情表現の方法などについて書いてきました。


この記事では

  • 顔を擦り付ける5つの理由を紹介!
  • 顔を擦り付けたくなる人とそうでない人の違いを紹介!
  • 愛情表現は顔を擦り付ける以外にもたくさん!8つの行為を紹介

以上の3つの内容を解説してきました。


飼い主さんとしては、気づいていなかったり、当たり前になっているかもしれませんが、猫は、様々な方法で愛情表現をしています。


猫の愛情表現を把握してあげることで仲が深まるのでしっかりと把握して大好きというサインに気づいてあげてくださいね。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!