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わたあめみたいな白いポメラニアンはSNS上でもよく話題になるほど人気な犬種です。白いポメラニアンは初心者でも飼いやすい性格だと言われています。今回のMOFFME記事では、白いポメラニアンの性格・注意点・病気を詳しく解説していきます。
この記事の目次
目次を閉じる白いポメラニアンはどんな性格?特徴・飼育ポイント・病気を紹介
わたあめみたいに真っ白でふわふわの白系ポメラニアンは人気の犬種です。
よく見かける薄茶のポメラニアンとはまた違った魅力がありますよね。
しかし、実際に家族として迎えることを考えると、気になるのはワンちゃんの性格や飼育ポイント。
一般的にポメラニアンは活発で好奇心旺盛、遊ぶのが大好きな性格と言われていますが、毛色が白いポメラニアンはどんな性格なのでしょうか?
今回、MOFFMEでは、
- 白いポメラニアンの性格を紹介!
- 白いポメラニアンを飼育する際の注意点を5つ紹介!
- 白いポメラニアンがかかりやすい病気を2つ紹介
の3つの項にわけて、詳しくご紹介していきます。
白いポメラニアンの性格を紹介!
ポメラニアンは体高18~22cm、体重1.8~2.3kgほど、サモエドやジャーマンスピッツを先祖とする小型犬です。
小さな顔と丸い瞳、短い足、ふさふさの長毛がチャームポイント。
人気の犬種なので街中で見かけることも多いですが、白い毛色の子はあまり見かけない分、性格の想像がつかないですよね。
ポメラニアン全体では使役犬の血をひくためか、元気が良くて人懐っこい性格の子が多いですが、毛色の違いによる性格の差はあるのでしょうか?
本項では、
- 白いポメラニアンの性格は活発で好奇心旺盛!
- 白いポメラニアンは甘えん坊な性格の個体が多い
の2点にわけて、飼育の際の注意点や白以外の毛色のポメラニアンの性格にもふれながら、ご紹介していきます。
またMOFFMEでは、ポメラニアンのペット保険ランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
白いポメラニアンの性格は活発で好奇心旺盛!
白いポメラニアンは他の毛色のポメラニアンたちと同じように、活発で好奇心旺盛な性格です。
ポメラニアンの先祖となっているサモエドやジャーマンスピッツは牧羊犬や猟犬、ソリの牽引で活躍してきた使役犬で、群れを作っての集団生活をしていました。
そのため子孫であるポメラニアンも社交的で協調性があります。
半面、警戒心が強く吠えやすい傾向もあるため、通りがかりの人や他の犬に吠えたてないように、子犬のころから無駄吠え防止のトレーニングが必要です。
白いポメラニアンは甘えん坊な性格の個体が多い
白いポメラニアンは他の毛色の子と比べて、甘えん坊な性格の子が多いことも特徴のひとつ。
飼い主によく懐き、撫でてもらうのも抱っこされるのも大好きで、かまいがいのあるワンちゃんです。
また、飼い主への依存性が高い分、忠誠心が強い性格でもあります。
忙しいときはなかなかかまってあげる時間をとるのが難しいかもしれませんが、すきま時間でひと声かけたり撫でてあげたりして、寂しがらせることがないようこまめにコミュニケーションをとりましょう。
白いポメラニアンを飼育する際の注意点を5つ紹介!
わたあめか、タンポポの綿毛のように真っ白でふわふわの白いポメラニアン。
ぬいぐるみのような愛らしさですよね。
賢く人懐っこいので初心者向けの犬種としても知られていますが、実はポメラニアン特有の注意点がいくつかあります。
具体的には下記の5点。
- 涙やけをしやすい
- 毛色が変わりやすい
- 吠えやすい
- 骨折しやすい
- 抜け毛が多い
健康や容姿にかかわるもの、近隣住民へのご迷惑になりかねないものもありますね。
ちょっと不安になってしまった方のために、本項では白いポメラニアンを飼育する際の注意点について、ひとつずつ詳しく解説していきます。
対処方法についてもお話していきますので、白いポメラニアンの飼育を検討されている方、すでに家族の一員としてお迎えしている方はぜひ参考にしてくださいね。
白いポメラニアンの注意点① 涙やけをしやすい
涙やけとは鼻涙管閉塞などで涙がこぼれ、濡れた被毛が涙に含まれる成分や細菌の繁殖によって茶色~黒色に変わってしまう状態です。
そのままにしておくと、細菌が繁殖して皮膚炎につながることもあります。
対策としてはまず涙やけ対策用のシートでこまめに拭いてあげること。
根本的な原因としては逆さまつげなどの物理的なものから、ドライアイや鼻涙管などの異常、フードの変更などがあります。
涙やけがあまりにもひどかったり、皮膚炎を発症してしまっていたりするようなら、獣医師に相談してみるのもひとつの手です。
白いポメラニアンの注意点② 毛色が変わりやすい
白いポメラニアンをお迎えする飼い主さんのなかには、真っ白な被毛に魅力を感じて飼育をはじめた方も多いでしょう。
実は、ポメラニアンは子どもの頃は真っ白でも、成長するにつれて被毛が茶味がかったクリーム色へ変化することがあります。
クリーム色のポメラニアンも優しげな雰囲気でとても可愛らしいのですが、白い被毛にこだわりのある飼い主さんは、被毛の色が変化する可能性もあることを念頭に置いておいた方が良いかもしれませんね。
白いポメラニアンの注意点③ 吠えやすい
ポメラニアンは可愛らしい見た目に反して、吠えやすい一面があります。
これは牧羊犬や猟犬などの使役犬として活躍してきたサモエドとジャーマンスピッツが、ポメラニアンのルーツとなっているため。
動くものに反応して警戒する本能があるんですね。
また、吠えている自分の声に興奮して吠えつづけてしまうこともあります。
できれば子犬のうちから無駄吠えのしつけを行い、ご自宅での解決が難しいようならプロのトレーナーのトレーニングを受けさせてあげるのがおすすめです。
白いポメラニアンの注意点④ 骨折しやすい
これは被毛の色にかかわらずポメラニアン全体に言えることなのですが、身体が小さい分、とても骨が細いため骨折や脱臼など骨に関するトラブルが起こる可能性の高い犬種です。
椅子の上などのちょっとした高所からのジャンプや床・廊下で足をすべらせることも原因となりえます。
できれば床や廊下にクッションフロアを敷くなどの滑り止め対策をほどこし、ソファーなどには上がらせないようにしましょう。
ラグなどを敷く際も、裏面に滑り止め加工がされているものを選ぶように注意が必要です。
白いポメラニアンの注意点⑤ 抜け毛が多い
ポメラニアンはダブルコートといってオーバーコートという長い被毛と、アンダーコートという短い被毛で構成される二層構造の被毛を持つ犬種です。
ダブルコートの特徴は春と秋に換毛期があり、夏毛・冬毛に切りかわること。
ふだんも抜け毛はありますが、毛の生えかわりの時期には特に多くなります。
ダブルコートに適したブラシでこまめなブラッシングを行い、抜け毛を処理し、皮膚の通気性を保ってあげましょう。
ブラッシングの他にはシャンプーや着衣などの対策方法もあります。
白いポメラニアンがかかりやすい病気を2つ紹介
ここまで白いポメラニアンの性格と、実際に飼育する際の注意点についてお話してきました。
その他に気になるのはやはり「患いやすい病気はないのかな?」ということですよね。
予備知識を備えておけば、もしもの場合もきちんと対処することができます。
本項では白いポメラニアンがかかりやすい病気として、下記の2つについてお話していきます。
- 白いポメラニアンがかかりやすい病気① 骨折・脱臼
- 白いポメラニアンがかかりやすい病気② 皮膚疾患
小さな体と細い足や豊かな被毛はポメラニアンのチャームポイントですが、飼育環境などを整えておかないと、怪我をしやすくなる原因にもなりえます。
病気の概要以外に予防や対処方法についてもご説明していきますので、万が一の場合に備えて、本項で予習していってくださいね。
白いポメラニアンがかかりやすい病気① 骨折・脱臼
毛色にかかわらずポメラニアンは四肢が細く、ソファーから飛びおりたり滑って転んだりした衝撃など、日常のちょっとしたことで骨折してしまいます。
愛犬の骨折・脱臼防止のためにも、滑りやすいフローリングや階段にフロアマットや滑り止めマットを敷いたり、ベッドやソファーなどからジャンプしなくても下りられるように、背の低い家具を使うか、犬用にステップ・スロープを設置したりするなどの対策をとっておきましょう。
抱っこのときも誤って落としてしまうと骨折の危険性があるため注意が必要です。
白いポメラニアンがかかりやすい病気② 皮膚疾患
ふわふわの長毛が魅力的なポメラニアンですが、実は脱毛などの皮膚疾患を患いやすい犬種でもあります。
なかでも多いのは毛周期停止とバリカン後脱毛(毛刈り後脱毛)のふたつ。
毛周期停止は広範囲に広がる左右対称性の脱毛症で、皮膚の乾燥や皮膚炎を引き起こす事があります。
バリカン後脱毛(毛刈り後脱毛)は毛を刈った部分が脱毛し、再生しなくなる脱毛症です。
毛が抜ける以外の症状はなく、数年以内に自然に発毛が再開します。
どちらも原因不明で予防法のない症状です。
もしも疑わしい症状を発見したら、自己判断せず、獣医師の指示をあおぎましょう。
まとめ:白いポメラニアンは初心者でも飼いやすい
最期に記事の内容を復習しますね。
- 白いポメラニアンは活発で好奇心旺盛な性格。
- 他の毛色のポメラニアンたちと比べて、甘えん坊な性格の子が多い。
- 飼育する際の注意点は涙やけをしやすい・成長に伴い毛色がクリーム色っぽくなることがある・吠えやすい・骨折しやすい・抜け毛が多いこと。
- 骨が細く、骨折・脱臼しやすいため、滑り止めマットや犬用の踏み台を置くなどの対策が必要。
- 毛周期停止とバリカン後脱毛(毛刈り後脱毛)などの脱毛症にかかりやすいので、その際はすぐに獣医師に相談する。
白いポメラニアンは初心者でも飼いやすいワンちゃんです。
もし家族に迎える機会があったら、ぜひ飼育を検討してみてくださいね。