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SNSを中心に人気が高まっているハリネズミ。実は飼育するのに難易度がとても高い動物だということをご存知でしょうか。今回のMOFFME記事では、ハリネズミの飼育難易度が高い理由・飼育のコツ・信頼関係を深めるために必要なことを詳しく紹介します。

この記事の目次

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ハリネズミの飼育は難易度が高いって本当?その理由や飼育のコツ

ハリネズミは、飼ってみたい小動物の中でも人気のペットです。

しかし、ハリネズミは特殊な小動物のため、飼うには難易度が高いイメージも強いかもしれません。実際にはハリネズミは飼うことが難しいのでしょうか。

ハリネズミを飼うことは、そもそも難易度が高いのでしょうか。

今回「MOFFME」では、
  • ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われる理由を2つ紹介!
  • ハリネズミの飼育ポイントを3つ紹介!
  • ハリネズミと信頼関係を築くために必要なことを3つ紹介!
について詳しく解説します。

難易度の高いハリネズミを飼ってみたい人は、ぜひチェックしてください。

ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われる理由を2つ紹介!


ハリネズミを飼うことは難しいと言われています。


では、なぜそうした噂が広がっているのでしょうか。どうやらハリネズミを飼うことは難易度が高いと言われるのは、日本の気候が大きく関わっているようです。


また、ハリネズミの独特な性格も、難易度が高いと言われる理由になっているようです。


ハリネズミを飼うのが難しいと言われる、その理由について2つ詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。


この項目では、

  • ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われる理由① 日本の気候
  • ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われる理由② 怖がりな性格
について解説します。

ハリネズミをこれから飼おうと思っている人は、この項目は必ず確認しておいてください。

ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われる理由① 日本の気候

ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われるのは、日本の気候が関係しています。

ハリネズミは西アフリカなどの暖かい気候で育っていますので、日本特有の四季はハリネズミにとっては辛い環境になります。

ハリネズミを育てるのに最適な気温は、27度と言われています。

また、最適な湿度は40%と言われており、日本の冬や梅雨時期はハリネズミの飼育に適しているとは決して言えません。

また、夏場になると部屋の温度はかなり上昇するため、快適な環境でハリネズミを飼うことは難しいです。

ハリネズミに最適な環境にするためには、部屋の温度や湿度を常に管理しなければなりません。こうしたことから、ハリネズミを飼うことが難しいと言われるのです。

ハリネズミの飼育は難易度が高いと言われる理由② 怖がりな性格

また、ハリネズミを飼うのが難しいと言われる理由として、かなり臆病な性格も関係しています。ハリネズミは人に完全になつくことはほとんどありません。

人を敵とし見るのではなく、安全な生き物として慣れることはありますが、ハリネズミの名前を呼ぶとついてくるようなことはありません。

さらには臆病な性格のため、なかなかゲージから出てきてくれないこともあります。また、ハリネズミは夜に行動しますので昼間はほとんど寝ています。

夜になると活動を開始するため、飼い主と時間が合わず、飼っている楽しさを感じにくいです。こうしたことから、せっかく飼ったハリネズミを手放す人もいます。

トイレのしつけもかなり難しいため、ハリネズミを飼うことは、難易度がかなり高いと言われるのです。

ハリネズミの飼育ポイントを3つ紹介!


ハリネズミを実際に飼うときには、どういったポイントに気を付けるべきでしょうか。


先ほども解説した通り、ハリネズミを飼うことは簡単ではありません。


むしろかなりハードルが高いですが、それでも飼ってみたいという人は、これから解説する内容をぜひ確認してください。


もし、これから解説する飼育ポイントをしっかりと守ることができれば、ハリネズミを安全に、健康的に飼い続けることができるかもしれません。


この項目では、

  • ハリネズミの飼育ポイント① 温度管理が大切
  • ハリネズミの飼育ポイント② ダニ症や肥満に注意
  • ハリネズミの飼育ポイント③ かじって危ないものは側に置かない
について解説します。

正しい知識を習得しておけば、難しいハリネズミの飼育も可能性かもしれません。

ハリネズミの飼育ポイント① 温度管理が大切

ハリネズミの飼育の難易度高いと言われるのは、温度管理が難しいからです。


そのため、まずは温度管理をしっかりと意識して飼育するとがポイントになります。


ハリネズミを飼うときには、エアコンなどをしっかりと活用して飼育してください。


温度は27度くらいに保つようにして、湿度も40%くらいを意識して育ててください。こうした温度管理を怠るとハリネズミの寿命に大きく影響してきます。


温度計、湿度計を設置して、しっかりと管理してください。

ハリネズミの飼育ポイント② ダニ症や肥満に注意

また、ハリネズミの飼育の難易度高いと言われる理由に、病気にかかりやすいこともあります。


ハリネズミはダニ病にかかりやすいため、ダニの多い日本では気を付ける必要があります。


こうしたトラブルを伏せぐには、ゲージの中の掃除を怠らないようにしてください。


また、ハリネズミは肥満にもなりやすいです。とくにゲージ内では動き回ることが難しいため、太りやすいです。


エサの管理もこまめに行い、日々体調管理を意識するようにしてください。

ハリネズミの飼育ポイント③ かじって危ないものは側に置かない

ハリネズミは物をかじることがあります。


ゲージの中に入れておけばトラブルになる可能性は低いですが、ゲージの外に出して遊ばせるときには注意してください。


とくに電気コードなどは注意が必要です。ハリネズミは噛む力がかなり強いため、電気コードなどはかじり切ってしまいます。


感電の恐れもありますので、こうしたトラブルには注意してください。また、薬品や医療品なども置いておく場所に注意してください。


手に届く物は全てかじってしまうと考えておいた方が良いでしょう。

ハリネズミと信頼関係を築くために必要なことを3つ紹介!


ハリネズミは、神経質で警戒心が強いため、飼い始めはなかなか信頼関係が築けないでしょう。


しかし、ハリネズミの性格や行動パターンなどをチェックすることで、ハリネズミと信頼関係を築くことができるかもしれません。


また、ハリネズミは鳴きますので、その鳴き声からどういった感情なのかも読み取ってみてください。


ハリネズミを飼うことは難易度が高いことは間違いないでしょう。


しかし、一度信頼関係を築くことができれば、長く付き合っていくことができるかもしれません。


この項目では、

  • ハリネズミと信頼関係を築く方法① 警戒心が強いことを理解する
  • ハリネズミと信頼関係を築く方法② 鳴き声から感情を読み取る
  • ハリネズミと信頼関係を築く方法③ 適度な運動をさせる
について詳しく解説していきます。

ハリネズミと信頼関係を築く方法① 警戒心が強いことを理解する

ハリネズミと信頼関係を築くには、まずはハリネズミは警戒心強い生き物ということを理解することです。


飼い始めは、ゲージの見えない場所に隠れてしまい、なかなか出てこないことにイライラするかもしれません。


しかし、警戒心が強いため、慣れるまでは見えない場所に隠れて落ち着いています。


そうしたことを理解しないまま無理に引っ張り出してしまうと、ハリネズミは警戒心がより強くなり、慣れることはなくなるかもしれません。


じっくりと時間をかけて慣れるようにしてください。

ハリネズミと信頼関係を築く方法② 鳴き声から感情を読み取る

実はハリネズミは鳴きます。この鳴き声からハリネズミの感情を理解することがある程度できます。


ハリネズミが「ぴー」という鳴き声や「ふんふん」という声を出しているときには、機嫌が良いことを現しています。


また、「ふしゅふしゅ」や「しゅーしゅー」など、空気が漏れるような音を出しているときには怒っている可能性がありますので注意してください。


この鳴き声をしっかりと理解すれば、難易度が高いハリネズミの飼育も楽になるかもしれません。

ハリネズミと信頼関係を築く方法③ 適度な運動をさせる

適度な運動をさせることも、信頼関係が築けるポイントです。


ハリネズミは動き回ることが大好きで、とくに活動的になる夜には4㎞近い距離を動くこともあります。


しかし、動き回れるスペースがなければ、ハリネズミはストレスに感じてしまうため気を付けてください。


ゲージの中に回し車などを設置して、常にハリネズミが運動できる環境を整えてください。


運動不足になるとストレスが溜まってしまうだけでなく、肥満の原因にもなりますので注意してください。

まとめ:ハリネズミに心を開いてもらうのは長い道のり

ここまで、ハリネズミの飼い方や、信頼関係の築き方等について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 


この記事では、

  • ハリネズミを飼うときには温度や湿度管理をしっかりと行う
  • ダニや病気に感染することにも注意
  • ハリネズミは警戒心が強いため徐々に慣れさせる
  • 適度な運動も忘れないようにする
以上の内容を詳しく解説してきました。

ハリネズミを飼うことは難易度が高いことは間違いありません。

しかし、難易度が高いぶん、しっかりと管理すれば長生きしてくれますので、解説した内容をもう一度チェックして飼ってみてください。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。