注目記事:柴のペット保険人気ランキングを確認する。ペットの病気・ケガの治療費は全額自己負担です。
柴犬は感情表現が豊かな犬種です。悲しい時や嬉しい時は様々な仕草を飼い主に見せます。柴犬が嬉しい時の仕草を把握して適切に対応してあげましょう。今回のMOFFME記事では、柴犬が嬉しい時の仕草10選と飼い主の適切な対応方法を紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる柴犬は嬉しい時にどんな仕草をするの?柴犬の行動や仕草を紹介!
凛々しさとあどけなさが共存する豊かな表情や、くるんと丸まった尻尾、大きすぎず小さすぎないサイズ感。
勇敢で頭が良く、飼い主に従順という武士のような性格。
近頃、柴犬は海外からの人気も高く、いまや日本を代表する犬と言っても過言ではありません。
一方で警戒心が強く、馴れていない人には心を開かないという一面もありますが、そんな柴犬が嬉しい時に見せる行動や仕草には、どのようなものがあるのでしょうか?
そこで今回「MOFFME」では、柴犬が嬉しい時にする仕草を紹介していきます。
柴犬を飼っている方は愛犬の行動と照らし合わせながら、これから柴犬を飼いたいと考えている方は予習をしながらご覧ください。
またMOFFMEでは、柴犬のペット保険ランキングについても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひご覧ください。
柴犬が嬉しい時の仕草10選を紹介!<前半>
柴犬が嬉しい時に見せる仕草を、前半後半に分けてお伝えします。
まずは、前半の5つの行動について紹介していきます。
- 柴犬が嬉しい時の仕草① 飼い主の身体の上に座る
- 柴犬が嬉しい時の仕草② お気に入りを咥えて運んでくる
- 柴犬が嬉しい時の仕草③ 飼い主の物を隠す
- 柴犬が嬉しい時の仕草④ 飼い主と一緒に寝たがる
- 柴犬が嬉しい時の仕草⑤ 飼い主に体当たりする
柴犬が嬉しい時の仕草① 飼い主の身体の上に座る
柴犬は、嬉しい時に飼い主さんの身体の上に座ります。
柴犬の気持ちが高まり、飼い主さんに甘えたい時などによく見られる行動です。
飼い主さんと密着することで安心感を得るなど、信頼できる相手に対してだけ行います。
「犬が人間の上に乗るのは、人間を下に見ているため」という説もありますが、最近の研究ではそのような説は否定されています。
飼い主の身体に乗ることはマウントではなく、愛情表現や信頼度の高さを表しているのです。
柴犬が嬉しい時の仕草② お気に入りを咥えて運んでくる
柴犬は、嬉しい時におもちゃなどお気に入りのものを咥えて運んできます。
例えば外から帰宅した際など、出迎える愛犬の口にはお気に入りの物がありませんか?
お気に入りを咥えることで飼い主さんから注目を浴びたいという気持ちや、出迎える際に自分のお気に入りを飼い主さんに捧げたいという想いからそのような行動を取ることがあります。
喜びや歓迎を表す際に、柴犬はお気に入りを咥えて運んでくるのです。
柴犬が嬉しい時の仕草③ 飼い主の物を隠す
柴犬が飼い主さんの物を隠す時は、「遊んでもらえるかもしれない」という期待感が高まっています。
飼い主さんの物を隠したり勝手に持ち運んだ際、追いかけられた経験がある犬が「隠すと構ってもらえる」と間違って学習した可能性があります。
構ってもらえるかもしれないという嬉しさが、物を隠すという行動に繋がっているのです。
また、飼い主さんの物を隠し一人で堪能することで、大好きな飼い主さんの匂いに包まれる喜びを感じている場合もあります。
柴犬が嬉しい時の仕草④ 飼い主と一緒に寝たがる
犬同士はくっつき合って眠ることが多いですが、それは外敵から身を守るためであり、信頼できる仲間だけに見せる行動です。
同様に、柴犬が飼い主さんと一緒に寝たがるのは安心感を抱いている証拠です。
また、一緒に寝ることで温もりを感じたり、鼓動を感じて安らいでいるとも考えられます。
愛犬が飼い主さんの足元で寝ている場合は、より信頼度が高いと言われています。
飼い主さんのお腹で寝ている場合は友達関係、頭の近くで寝ているのであれば格下認定されているという説もありますね。
みなさんの愛犬は、どの位置で眠っているのでしょうか?
柴犬が嬉しい時の仕草⑤ 飼い主に体当たりする
愛犬が、頭や鼻をこつんとぶつけてくることはありませんか?
中には、頭や体をこすりつけてくる場合もあるのではないでしょうか。
飼い主さんに体当たりをする行動は、構ってほしいという要求の気持ちが隠されています。
以前このような行動をした際に、飼い主さんに撫でてもらえて嬉しかったのでしょう。
それを学習した結果、構ってもらえると期待して体当たりをしてくるのです。
心を開いていない相手とは、一定の距離を保つ柴犬。
そんな柴犬に体当たりなんてされたら、思いっきり構ってあげたくなっちゃいますよね。
柴犬が嬉しい時の仕草10選を紹介!<後半>
続いては、後半です。
次の5つの行動について解説していきます。
- 柴犬が嬉しい時の仕草⑥ へそ天する
- 柴犬が嬉しい時の仕草⑦ 飼い主にくっつきたがる
- 柴犬が嬉しい時の仕草⑧ 甘噛みする
- 柴犬が嬉しい時の仕草⑨ 飼い主を見つめる
- 柴犬が嬉しい時の仕草⑩ 飼い主を舐める
柴犬が嬉しい時の仕草⑥ へそ天する
へそ天とは犬がおへそを天井に向ける行動で、ゴロンと寝転がりお腹を露わにすることを言います。
へそ天はリラックスや甘え、構ってもらえるかもしれないという期待感を表しています。
急所であるお腹は、犬にとって守るべき場所です。
そんなお腹を見せる行為は、飼い主さんを絶対的に信頼している証拠なのです。
お腹を優しく撫でることで柴犬は喜び、飼い主さんとの信頼関係がより深まっていきます。
柴犬が嬉しい時の仕草⑦ 飼い主にくっつきたがる
犬は野生時代、リーダーを中心に群れの仲間とくっつくようにして眠っていました。
くっつくという行為は、温もりを感じることで安心感を得たり、信頼の証として考えられています。
飼い主さんにくっつきたがるのにはそのような心理があり、また飼い主さんに愛情を伝えている行動でもあるのです。
くっついている時に愛犬が背中を向けている場合は、信頼度が高いサインです。
犬の背中は死角であるため、本当に安心できる相手にしか見せられないのです。
愛犬が背中を見せてきたら、やさしく撫でてあげてくださいね。
柴犬が嬉しい時の仕草⑧ 甘噛みする
子犬の時に多い甘噛みですが、成犬になっても見られる場合があります。
子犬の頃の甘噛みは噛みたいという本能的な欲求が強かったり、歯が生え変わる時期のむず痒さを紛らわすための行動です。
一方で、テンションが上がり、嬉しい気持ちが高まると甘噛みをすることもあります。
成犬の場合は「遊んでほしい・構ってほしい」という要求である場合が多く、「甘噛みをすると飼い主さんが反応をしてくれる」と誤った理解をしてしまっているのです。
甘噛みは怪我などのトラブルに繋がる可能性が高く、大変危険な行為です。
子犬の頃から甘噛みをやめさせるようにしつけを行いましょう。
柴犬が嬉しい時の仕草⑨ 飼い主を見つめる
動物同士が見つめ合うのは、警戒や威嚇など敵意があることを意味します。
しかし愛犬が飼い主さんをじっと見つめるのは、飼い主さんへの信頼度が高い証拠です。
愛犬を見つめ返すことで、犬と人間両方にオキシトシンという愛情ホルモンが分泌され、さらに信頼度が高まると言われています。
また、散歩やごはんなどを期待している時にもじっと見つめ、飼い主さんの行動を観察しようとします。
その際、お散歩に連れて行ってもらえたり、おやつがもらえるなどの成功体験がある柴犬は、要求の意味で見つめることが多くなります。
要求吠えなどの問題行動に繋がらないよう、愛犬からの要求を全て受け入れるのはやめましょう。
柴犬が嬉しい時の仕草⑩ 飼い主を舐める
飼い主のどこを舐めるかによって、柴犬の気持ちに違いがあります。
例えば、飼い主さんの口を舐める場合は、嬉しさや甘え、好きという気持ちを表しています。
手を舐めるのには構ってほしいという意味が込められており、一緒に遊びたい時などによく見られる動作です。
柴犬が嬉しい時の仕草や行動を見たらかまってあげよう!
柴犬が嬉しい時の仕草や行動には、どのようなものがあるのかをお伝えしました。
ほとんどが愛情表現や、信頼度が高いサインでしたね。
今回紹介した仕草や行動は、柴犬だけでなくどの犬種にも当てはまります。
愛犬が上記のような仕草や行動をした時には、優しく声をかけたり撫でるなど、たくさん構ってあげてくださいね。
ただし、要求からくる行動の場合には注意が必要です。
愛犬の要求に応え続けると、要求吠えや要求噛みに繋がる恐れがあるのです。
愛犬の要求は時々無視をするなど、問題行動を助長させないよう意識しましょう。
また、愛犬に口元や手を舐められた後には、洗ったり除菌シートで拭くなどの衛生管理を徹底してください。
犬の口内には「パスツレラ菌」という細菌が存在していることがあり、犬に舐められると」人間にも感染する可能性があります。
気管支炎や髄膜炎などを発症する恐れがあるため、免疫力が低い高齢者や乳児などは特に注意しましょう。
まとめ:柴犬が嬉しい時の仕草を見せるのは飼い主が好きだから!
- 飼い主の身体の上に座る
- お気に入りを咥えて運んでくる
- 飼い主の物を隠す
- 飼い主と一緒に寝たがる
- 飼い主に体当たりす
- へそ天する
- 飼い主にくっつきたがる
- 甘噛みする
- 飼い主を見つめる
- 飼い主を舐める