ここ最近人気を高めているのが小動物のデグーです。デグーは食べると中毒症状が出てしまう食べ物が多いため、餌には十分に注意する必要があります。今回のMOFFME記事では、デグーの餌の種類や与えてはいけない餌の特徴を詳しく紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じるデグーにはどんな餌を与えればいい?餌の種類や注意点を紹介
- デグーの餌の種類は大きく2つを紹介!
- デグーのおすすめ専用餌4つを紹介!
- デグーの餌として与えてはいけない食べ物はたくさんある!
デグーの餌の種類は大きく2つを紹介!
- デグーの餌の種類① 牧草
- デグーの餌の種類② ペレット
- デグーの副食として与えるなら糖分や脂質が低い餌を選ぼう
デグーの餌の種類① 牧草
野生のデグーはアンデス地方の標高1,000mを超える山の上で生活しています。
食べ物が豊かではない、過酷な環境で生活しているため、その付近で食べることのできる野草やサボテン、樹皮などを食べて生活している粗食な生き物です。
ペットのデグーも完全草食なのには変わりがなく、ペットショップで購入することのできる牧草が主な主食となります。
うさぎやモルモットなども牧草を食べるため、馴染みのある方もいるかもしれませんね。
前述した通り、デグーは粗食な生き物のため高カロリーなものを主食とするとすぐに太って肥満になってしまいます。
そのため、低カロリーのイネ科の植物・チモシーを与えることをおすすめします。
チモシーは原産地によって違いがあり、外国産のチモシーは硬めの食感、国産のチモシーは柔らかめの食感などありますので、そのデグーの好みで選ぶのもいいでしょう。
デグーの餌の種類② ペレット
デグーの主食は牧草ですが、牧草だけでは足りない栄養を補うために固形の餌であるペレットも与えましょう。
栄養面だけで見れば、ペレットだけでもデグーの飼育は可能です。
ですが、野生のデグーは固い野草やサボテン、樹皮などを食べることで歯と歯が擦れ、正しい噛み合わせになっています。
ペレットだけの食生活になってしまうと噛み合わせに問題のある不正咬合になってしまう可能性が高くなってしまうので、牧草も必ず与えるようにしましょう。
割合としては牧草はいつでも好きなだけ食べられる状態に、ペレットは1日につきデグーの体重の5%を目安に与えるようにしましょう。
ペレットを与えすぎると肥満の原因にもなってしまうので注意が必要です。
デグーの副食として与えるなら糖分や脂質が低い餌を選ぼう
デグーはコミュニケーションがとれる動物なので、スキンシップをしながらおやつを与えることもあります。
その際、おやつ(副食)として与えるのは糖分や脂質の少ないものを選ぶようにしましょう。
栄養豊富な野菜を、豆粉とでんぷんで固めたベジドロップというおやつや、うさぎのおやつとしても知られるえん麦、パパイヤスティックなどペットショップや通販サイトなどでは多くのおやつが販売されています。
ハムスターや大きめのインコのおやつとして知られるひまわりの種はカロリーが高いため、あまりおすすめできません。
その他、人間用に品種改良された果物なども糖分が高いので与えてはいけません。
デグーのおすすめ専用餌4つを紹介!
- デグーのおすすめ専用餌① デグープラス
- デグーのおすすめ専用餌② ひかりデグデグ
- デグーのおすすめ専用餌③ デグーセレクション
- デグーのおすすめ専用餌④ 一番狩りプレミアムチモシー
デグーのおすすめ専用餌① デグープラス
デグーのおすすめ専用餌② ひかりデグデグ
ひかりデグデグはHikari(ひかり)が販売するデグー用ペレットです。
歯の伸び過ぎを防止するために噛みごたえを2倍にし、腸内環境を保つためのひかり菌を配合しています。
また、植物成分ユッカの働きで気になる尿の臭いも減らすことに成功。
ビタミンC配合、さらに糖質ゼロのため粗食のデグーに優しいペレットです。
デグーが持ちやすいスティック状のため、食べてる姿が可愛いのもポイントですね。
デグーのおすすめ専用餌③ デグーセレクション
デグーセレクションはイースター株式会社が販売するデグー用のペレットです。
良質のチモシーを主原料に用いた、消化の良さとデグーの成長に配慮されたペレットで、腸まで届く乳酸菌や高濃度殺菌菌体を配合し消化をサポート。
また、デグーの成長に欠かせないビタミンC、ミネラル類を配合しています。
おおばこやたんぽぽなどの野草も配合し、嗜好性も高いペレットとなっているため、食いつきがいいとの口コミも多く寄せられています。
デグーのおすすめ専用餌④ 一番狩りプレミアムチモシー
一番狩りプレミアムチモシーはイースターから販売されている牧草タイプのデグーの餌です。
チモシーは収穫時期によって春から初夏にかけて収穫される一番刈り、夏から秋にかけて収穫される二番刈り、その後に成長したものを刈り取る三番刈りと別れます。
一番刈りはミネラルや食物繊維が豊富で、なにより噛み合わせに必要になってくる硬さも程よいためデグーにはおすすめ。
さらに一番狩りプレミアムチモシーは気密性、遮光性があるアルミ包装のため、チモシーの香りや鮮度が長持ち。
そのため嗜好性も高く、多くのデグーの飼い主さんから「よく食べる」と評判の牧草です。
デグーの餌として与えてはいけない食べ物はたくさんある!
人間が食べられるものの中には、動物にとってはとても有害になる食べ物があります。
中には中毒症状が出て、そのまま命を落としてしまう可能性すらあります。
下記にデグーに与えてはいけない食べ物をまとめました。
- チョコレート
- アボカド
- アーモンド
- ジャガイモの葉や茎
- サトイモ
- ほうれん草
- ネギ類
- にんにく、ニラ
- セロリ
- ミント
- バジル
- フルーツ類全般(ドライフルーツ含む)
- りんご・梨・もも・梅・あんずの種
- 生の豆
- セージ
- コリアンダー
- ココナッツ
- 栗
- カシューナッツ
- アーモンド
- バナナ
まとめ:中毒症状が出ることもあるためデグーの餌には十分注意しよう
今回はデグーの餌についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
ポイントは
- デグーの餌は牧草とペレット
- おやつを与える場合は糖分や脂質の少ないものを与える
- 中毒症状がでる食べ物もあるので、与える際には注意する
またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!