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「猫ともっと仲良くなりたいのに逃げられる」そんな悩みを抱える猫好きさんは少なくないかと思います。野良猫でも飼い猫でも猫に逃げられるのには理由があります。今回のMOFFME記事では、猫に逃げられる6つの理由・5つの対処法について解説します。

この記事の目次

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猫に逃げられるのには理由がある!5つの理由や対処法など紹介

猫のことが好きで、触れ合いたかったり、仲良くなりたいという方は多くいます。しかし、猫に逃げられてしまうことが多いのも事実です。


なぜ、逃げてしまうのでしょうか。逃げてしまうのにも理由はしっかりあります。そのため、対処法も存在しています。


今回「MOFFME」では、猫に逃げられてしまう理由や逃げられないようにするための対処法について紹介します。


この記事の内容は

  • 猫に逃げられる6つの理由を紹介
  • 飼い猫に逃げられる場合の対処法を5つ紹介!
  • 飼い猫と野良猫とで逃げる理由は異なる!
以上の3つです。


猫のことが好きなのに逃げられやすい人や触れ合いたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。


またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひ参考にしてください。 

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猫に逃げられる6つの理由を紹介


最近は猫ブームで猫を飼う人や猫カフェが多くなりました。それに伴い、猫に触れ合うことが出来る機会も増えてはいるのですが、逃げられてしまうこともあります。


触ろうとして逃げられてしまったら悲しいですよね。猫が人から逃げてしまうのはなぜなのでしょうか。


逃げてしまう理由は様々ありますが、1つずつ紹介していきます。


猫に逃げられる理由は

  • ① まだ人に慣れていない
  • ② 香水などをつけている
  • ③ 声が太い
  • ④ 怖がっている
  • ⑤ 一人でいたい
  • ⑥ 追いかけっこしたい

以上の6つです。

猫が逃げてしまう理由を知っておけば、上手く付き合うことができるはずなので、それぞれの理由を知っておきましょう。

猫に逃げられる理由① まだ人に慣れていない

猫に逃げられてしまう理由として、人に慣れていないからというのが考えられます。


飼い猫であったとしても保護されて時間が経っていなかったり、譲渡されてすぐだと逃げやすいです。


警戒心が無くなるレベルまで慣れてしまえば、逃げることはほとんどなくなります。しかし、知らない人に対しては逃げてしまう可能性が高いです。


野良猫の場合は、人に慣れるまでの期間で逃げてしまう可能性が高いです。また、慣れるまでは、数ヶ月かかってしまうことがほとんどです。


野良猫を保護して飼う時などは、根気強く信頼関係を築きましょう。

猫に逃げられる理由② 香水などをつけている

猫に逃げられてしまう理由として、香水など猫が嫌がる匂いのものをつけているからというのがあります。


猫は、人間以上に匂いに敏感で嫌な匂いがしたときは逃げてしまいます。


猫が嫌がる匂いとしては、

  • 柑橘系
  • アロマ
  • ハーブ
  • 香辛料
  • タバコ
  • ミント
などです。


人間にとってはわからないような匂いであっても猫は感じ取ってしまうので、猫の嫌がる匂いはつけないようにしてください。


また、香水は匂いが強いため近づかなくなってしまいます。猫に近づくときには香水はつけないようにしてください。

猫に逃げられる理由③ 声が太い

猫に逃げられてしまう理由として、太い声を出しているからというのがあります。 


 猫は高い声や低い声を感情などで分けて鳴きます。高い声は嬉しいときなどに出し、低い声は怒っていたり、攻撃的なときに出します。 


 そのため、猫は、高い声を出す人に呼ばれたときには逃げづらく、低くて太い声を出している人だと逃げやすいです。 


 猫に近づくときには、高い声を出して呼ぶようにしましょう。

猫に逃げられる理由④ 怖がっている

猫に逃げられてしまう理由として、怖がっているからというのがあります。猫は人間の行動をよく見ていて、恐怖や不安を感じたりしてしまうと、逃げてしまいます。


どのような行動に恐怖や不安を感じるのかというと

  • 大きな足音を出して歩く
  • ドアなどを勢いよく閉める
  • 無理やり抱っこしようとする
  • 触られて嫌な思いをした
などです。


大きな音は恐怖などを感じやすいので、大きな音はできるだけ出さないようにしてください。


また、寝ているときに触ったり、無理やり抱っこしたりなど嫌がることはしないようにしましょう。

猫に逃げられる理由⑤ 一人でいたい

猫に逃げられてしまう理由として、一人でいたいからというのが考えられます。猫は、元々群れる動物ではなく、単独で行動をする動物です。


そのため、一人でいることを好んでいることが多く、逃げてしまうことがあります。


逃げてしまっても飼い主さんのことを嫌っているわけではないので、放って置いてあげましょう。


大好きな飼い主さんであっても、触ろうとして逃げられてしまうことはよくあることです。リラックスしているときには邪魔をせず一人でいさせてあげてください。

猫に逃げられる理由⑥ 追いかけっこしたい

猫に逃げられてしまう理由として、追いかけっこがしたいからというのが考えられます。


猫は、猫同士で追いかけっこをして捕まえ合うという遊びをすることがあります。しかし、多頭飼いをしていなければ、その遊びはできません。


そのため、飼い主さんと追いかけっこをしたくて逃げている可能性があります。


追いかけっこをしたがっているときは、逃げた後に振り返ったり、すぐに戻ってくるときです。


猫との追いかけっこは人間ではスピードが違うなどの理由から難しいので、猫じゃらしなどを使って遊んであげましょう。

飼い猫に逃げられる場合の対処法を5つ紹介!


猫を飼っていて信頼関係が築けていない場合は仕方ありませんが、信頼関係が築けていても逃げられてしまうこともあります。


飼い猫が逃げてしまう場合にできる対処法があります。対処法は複数あり、全てすぐにでも実践することが可能なので、それぞれ紹介していきます。


飼い猫に逃げられる場合の対処法は

  • ① 距離感を把握する
  • ② 見下ろさない
  • ③ 目線を合わせすぎない
  • ④ 声を高めにする
  • ⑤ 時間をかけて慣れてもらう
になります。


逃げられた場合の対処法を知っているかどうかで信頼関係なども変わってくるため、それぞれの対処法を覚えておきましょう。

飼い猫に逃げられる場合の対処法① 距離感を把握する

飼い猫に逃げられる場合の対処法としては、猫との距離感を把握するという方法があります。


猫は、適切な距離感というのを本能的に持っています。そのため飼い主さんは、その距離感を見定めて保たなければなりません。


飼い猫には触りたくなったり、ちょっかいをかけたくなったりするかもしれませんが、逃げられる原因となるので、無理やり距離を縮めようとはしないようにしましょう。

飼い猫に逃げられる場合の対処法② 見下ろさない

飼い猫に逃げられる場合の対処法としては、見下ろさないという方法があります。


猫を見るときは上から見下ろしてしまいがちですが、猫目線で人間を見ると巨大な存在が目の前にいることになるので、恐怖心を感じやすくなってしまいます。


恐怖を感じてしまったら、逃げやすくなって近づいてくれません。


そのため、しゃがんだりして猫の目線に合わせて接してあげることで、恐怖心を感じにくくしてあげましょう。

飼い猫に逃げられる場合の対処法③ 目線を合わせすぎない

飼い猫に逃げられる場合の対処法としては、目線を合わせすぎないという方法があります。


猫にとって目線を合わせるということは、敵意があることを表しており、喧嘩に発展してしまいます。


人間相手に本気で喧嘩をする飼い猫は滅多にいませんが、目線を合わせることで敵意を感じてしまうので、目線はあまり合わせないようにしましょう。


しかし、目線を合わせてゆっくりと瞬きをすることは安心感を与えることができるので、目が合ってしまったらゆっくりと瞬きをしましょう。

飼い猫に逃げられる場合の対処法④ 声を高めにする

飼い猫に逃げられる場合の対処法としては、声を普段よりも少しだけ高めにするという方法があります。飼い猫を呼ぶときに低い声を出してしまうと、逃げやすくなってしまいます。


猫が低い声で逃げやすくなってしまうのは、低い音を苦手としているからです。逆に高い声は好んでいるので、声を少し高くしてあげるだけで逃げづらくなります。


声を高くすると大きな声になりがちですが、大きな声も猫は苦手なので、声量には注意するようにしましょう。

飼い猫に逃げられる場合の対処法⑤ 時間をかけて慣れてもらう

飼い猫に逃げられる場合の対処法としては、時間をかけて人間や環境に慣れてもらうという方法があります。


飼い猫が逃げてしまうときの多くは、人間や生活する環境に慣れていないことがほとんどです。


猫は環境や新しい飼い主さんに慣れるまでに結構な時間が必要となります。また、慣れるかどうかは人間にはどうすることもできず、時間が解決することです。


猫が過ごしやすくなるように様々な対策をしつつ慣れてもらうのを気長に待ちましょう。

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飼い猫と野良猫とで逃げる理由は異なる!


飼い猫と野良猫では、人間から逃げてしまう理由が異なります。


まず、飼い猫が逃げてしまう場合は、飼い主さんの行動などに問題があって嫌がられている可能性が高いです。


飼い主さんがしてしまいがちで猫に嫌がられる行動は

  • 大きな声で近づく
  • 寝ているときに抱っこする
  • 触りたくて食事や毛づくろいの邪魔をする
  • 撫で方が雑で痛くしてしまう

です。

飼い猫に逃げられてしまう場合は、自身の行動を振り返ってみてください。

次に、野良猫に逃げられてしまう場合は、人間のことを怖がっている場合がほとんどです。

野良猫は人間に慣れておらず、恐怖心を抱いてしまいます。また、野良猫の中には人間にひどいことをされたり、捨てられた子も中にはいます。

そのため、人間のことを怖がり、逃げてしまうことは当たり前のことです。

しかし、稀に人間のことが好きで近づいてきてくれる野良猫も存在しています。野良猫には、無理に近づこうとはせず、近寄ってくれた場合のみ触るのが良いです。
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まとめ:急がず気長に猫との仲を築くことが大切!

今回は、猫に逃げられる理由や逃げられる場合の対処法などについて書いてきました。


 この記事では

  • 猫に逃げられる6つの理由を紹介 
  • 飼い猫に逃げられる場合の対処法を5つ紹介!
  • 飼い猫と野良猫とで逃げる理由は異なる!

 以上の3つの内容を解説してきました。


猫は警戒心の強い動物なので、簡単に仲を築くことは難しいです。しかし、時間をかければ、心を許してくれることも多いです。


そのため、無理やり触ったり、追いかけたりなど猫が嫌がること絶対にやらないようにして、時間をかけて徐々に仲を深めていくことが大切です。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。