猫の爪切りは病院でお願いできるって本当？料金・メリットを徹底解説

ほとんどの動物病院が、猫の爪切りだけでも応じてくれるようです。

猫は基本的に爪切りが嫌いですし、猫の爪切りに悩んでいる飼い主さんはたくさんいます。

猫の爪を切る事には立派な理由がありますが、羽交い絞めにされたり大人しくさせるためにタオルを頭からかぶせられたり、猫にとってもありがた迷惑な話です。

少し深く切ると血が出てしまうし猫は痛がって騒ぐしで、飼い主さんもへとへとです。

猫との関係が悪くなる前に思い切って動物病院にお願いするのも良い判断だと思います。

今回MOFFMEでは、動物病院に猫の爪切りをお願いする件について調べてみたいと思います。

• 愛猫の爪切りを病院でお願いするメリット5つ
• 愛猫の爪切りを病院でお願いする場合の料金
  
• 猫にとって爪切りはなぜ大切なのか
  

猫の爪が伸びてしまうと、カーペットやカーテンなどに爪をひっかけて猫自身が怪我をすることもあります。

でも爪切りがうまくいかないと、猫は「爪切りはこわい、痛い」というトラウマを抱えてしまい、爪切りだとわかると逃げ回ってしまいます。

猫にとっても飼い主さんにとってもストレスです。

そこで、思い切って猫の爪切りを動物病院でお願いしてみると、いろいろなメリットがあることがわかりました。

• 愛猫の爪切りを病院でお願いするメリット① 出血するリスクがない
  
• 愛猫の爪切りを病院でお願いするメリット② 爪切りに慣れる
  
• 愛猫の爪切りを病院でお願いするメリット③ ストレス軽減
  
• 愛猫の爪切りを病院でお願いするメリット④ 病院慣れする
  
• 愛猫の爪切りを病院でお願いするメリット⑤ 爪切りのコツをもらえる
  

猫の爪には根本から爪の長さの半分ぐらいまでピンク色の部分があります。

本来はピンク色の少し上を切るのですが、家での爪切りの時に猫が動いたはずみで誤ってピンク色の部分を切ってしまうことがあります。

そこには神経や血管が通っているので、猫に強い痛みを与え、出血してしまいます。清潔なコットンなどですぐ止血しますが、なかなか血が止まらないときには病院へ連れていきます。

飼い主さんも不安ですが猫も不安になってしまいます。

動物病院で爪切りをしてもらうメリットの一つとして、犬や猫の扱いに慣れた看護師さんなどが手早く切ってくれて、短時間で終わってしまうことが挙げられます。出血することもありません。

万が一出血しても素早く止血してくれるので、大変安心です。

動物病院で猫の爪切りをお願いすると、爪切りに慣れた病院の看護師さんなどが、短時間にリズムよく素早く切ってくれるので、猫も不安を感じる前に終わってしまいます。

猫が爪切りを嫌がる理由で一番多いのが、過去に痛い思いや怖い思いをしたことによるトラウマによるものです。

飼い主さんが自信なくおっかなびっくりやっていると、それが猫にも伝わり猫も不安になって逃げだそうと暴れてしまい、よけいに手元が狂ったりします。

病院での爪切りは痛くないし、すぐ終わる、看護師さん達も優しい、ということがわかってくると、爪切り自体にも慣れて不安を感じることがなくなってきます。

病院に来ることがストレスではなくなると、他の病気になった時にもスムーズに受診できます。

もし、お家での爪切りがなかなかうまくいかない場合、動物病院にお願いしてみるのも、一つの方法です。

猫の扱いに慣れている病院スタッフが手際よくスムーズに爪切りをしてくれることは、猫にとっても不要なストレスを感じないで済みます。

家では爪切りを怖い事と思い込んでいる猫が嫌がって逃げ回るのを追いかけたり、捕まえて爪を切ろうとして引っかかれるなど、それでは爪切りは飼い主さんにとってもストレスです。

爪切りを動物病院に託することで、飼い主さんも爪切りのストレスから解放され、ほっとするでしょう。

無理に頑張っていると、猫は飼い主さんに触られることを自体を警戒してしまい、信頼関係が結べなくなってきたりもします。

そうならないためにも思いきって動物病院へ託してみてはいかがでしょうか。

猫の爪切りのために定期的に病院に通っているうちに、病院では痛い事や怖いことはされないということが猫にもわかってきて、病院自体にも慣れてきます。

家で飼う猫は、ほとんど外に出ることもなく過ごしています。初めのうちはキャリーに入れられて病院へ行くだけで緊張し、ストレスでしょう。

具合が悪くて初めて病院へ連れてこられた猫で、暴れて採血や検査が出来なかったりすることは少なくありません。

また動物病院の獣医さんや看護師さんが体を触ることに慣れてくると、病気になって受診する時にもとても助かります。

爪を切る前に猫の健康をチェックしてくれる病院も多いので、気付かなかった猫の体の異変がわかったりするメリットもあります。

動物病院で猫の爪切りをお願いすると、獣医師さんや看護師さんなど慣れたスタッフの手際のよい爪切りで、猫もいつの間にか安心して爪を切ってもらうようになります。

病院での爪切りは、もしも深爪で出血しても素早く的確に止血してもらえるなど様々なメリットがあります。またプロの爪切りのやり方を近くで見ることができるのもメリットのひとつです。

家で爪切りをするとどうしてもモタモタと時間がかかり、それも猫が不安を感じる原因になっています。

もちろんネットで検索すれば爪切りのやり方はたくさん出てきますが、実際に自分の猫の爪を切ってもらいながら、プロにコツを聞いたりアドバイスをもらえるのは、とても参考になります。

今回は、動物病院に猫の爪切りをお願いした際にかかる費用について調べてみました。

猫の爪切り料金は、幅はあるもののどの動物病院も同じような値段設定をしていますが、あまりに暴れるような場合は、追加の料金がかかったり場合によっては麻酔などの処置が必要な場合もあります。

料金については病院へ行く前に必ず確認してから行った方がよいでしょう。

また値段の安い方が助かりますが、長く待たされたり混雑して騒がしかったりすると、猫にストレスがかかることもあるので、よく調べてから行った方がよさそうです。

ここでは

• 病院での猫の爪切り費用相場は500円～1000円程度
  
• 場合によっては麻酔や鎮静剤の料金がかかる
  

動物病院での猫の爪切り料金は、500円～1000円というところが相場のようです。

爪切り料の他に初診料や診察料が必要になる場合もあるので、特に初回は2000円ぐらいになると思っていた方が良いようです。

「爪切りだけをしてくれればいいんだから」と思う人もいるようですが、病院である以上、触診して体調を観察したり疾患の有無や体温など健康状態をチェックしてから爪切りをする場合も多くあります。

しかし中には健康診断のついでや他の病気の診察時に「爪が伸びているから切りましょう」と、サービスで切ってくれる所もあるなど、病院によってまちまちなので行く前に確認しておいた方がよいでしょう。

あまりに暴れて大変な場合は値段が高くなる病院もあるようです。またペット保険も爪切りは通常は対象外です。

猫の爪切りを動物病院に託す方は、猫が暴れて自宅で爪切りが困難という理由の方が多いようです。

しかし病院でも恐怖心や緊張感から大暴れして、慣れたスタッフも手が付けられない状況で、猫にも人にも怪我のリスクがあると考えられる時は、鎮静剤を使って落ち着かせることもあります。

また、爪が伸びすぎて巻き爪になっており、肉球に食い込んでいて処置にかなりな痛みを伴うときなどは、麻酔を使っての治療を行うこともあります。

どちらも獣医師の判断によりますが、猫への負担も大きいのでよほどのことがない限り麻酔等は使用はしません。

鎮静剤を使う場合は約3000円、麻酔となると5000円～10000円ぐらいかかります。

動物病院で爪切をお願いするにしても、小さい時から少しづつ手足に触られることに慣れさせたりお家でできることをしておくと、病院でもよりはやくスムーズに対応してもらえますね。

猫は昔は獲物を捕獲するために鋭い爪が必要でした。

人間と一緒に生活するようになっても、野生の本能の名残として爪とぎをします。爪を研いで古い爪をはがし、新しい爪の先端を鋭くして獲物をつかみやすくしているのです。

それでカーテンにぶら下がったり絨毯に引っ掛かって猫自身が爪を折ることもあります。人間も引っかかれて怪我をしてしまいます。ひっかかれた所から細菌が入って「猫ひっかき病」や「パスツレラ症」に感染する恐れもあります。

爪を切るのは、そうした被害を少なくするためです。

また、爪を伸ばしっぱなしにしていると、次第に巻き爪となり肉球に食い込んで歩くのが苦痛になることもあります。ひどくなると「爪切り」ではなく動物病院で手術になってしまいます。

猫の爪切りを動物病院にお願いする理由は、ほとんどが爪切り時の恐怖心のトラウマによるものです。

猫の爪切りは必要なことですから、子猫の時から少しづつ対応できるようにしておくことが大切ですね。

猫が嫌がって爪切りがうまくできないと、悩んでいる方は多いようですね。

困ったときは、動物病院のプロにお願いしましょう。

猫にとってもストレスなく爪を切ってもらう方が良いに決まっています。

動物病院にお願いすることには、いろいろなメリットがあることが分かりました。

今回は

• 愛猫の爪切りを動物病院でお願いするメリット５つ
• 愛猫の爪切りを病院でお願いする場合の料金
• 猫にとって爪切りはなぜ大切なのか