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飼育している金魚のひれや身体が黒いことがあるかもしれません。金魚のひれが黒いのには大きく3つ原因があります。対処法を把握していれば大事に至る可能性は低いのでしっかりと把握しておきましょう。今回のMOFFME記事では、金魚のひれが黒い理由について解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

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金魚のひれが黒いのはなぜ?金魚の病気や治療法について解説

家で飼うとなると、犬や猫が一般的ですが、ペットショップで購入がしやすいなどの理由から金魚を飼う方も多くなってきています。


金魚のひれや身体の色は、一般的には赤色や白色であることが多いですが、黒い場合もあります。黒いのは見慣れないので、不安になってしまう方が多いと思います。


しかし、黒くなるのには理由があるので、その理由を知っておけば、正しく対処ができるので不安を軽減することができます。


今回「MOFFME」では、金魚のひれが黒い理由や病気、病気の治療法について解説していきます。


内容としては

  • 金魚のひれが黒い場合に考えられる原因を紹介
  • 金魚のひれが黒い原因の黒斑病・黒そぶの対処法を紹介
  • 金魚のひれが黒いのは白雲病などの病気が治っている証なのか
以上の3つになります。


金魚を飼っている方や今後飼いたいと思っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因を紹介

普段は赤色や白色をしている金魚のひれが黒い場合があるのですが、どのような原因から黒くなってしまうのでしょうか。


ひれが黒い場合に考えられる原因としては、病気やストレスが挙げられます。


ここからは、ひれが黒い場合に考えられる原因である病気やストレスについてより詳しく解説していきます。


ひれが黒い原因は

  • ① 黒斑病
  • ② ストレス
  • ③ 黒そぶ
です。


原因をしっかりと把握しておくことで、不安な気持ちを軽減できたり、金魚が大事に至ることを防ぐことができるかもしれないので、ぜひご覧ください。

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因① 黒斑病

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因として、黒斑病があります。黒斑病とは、身体やひれに黒い模様が現れる状態のことを言います。


黒い模様が現れる状態になるのは、白雲病という病気が治っている過程に起こります。


白雲病とは、身体などに白い斑点のようなものが現れる病気です。白い斑点のようなものは、金魚の粘液のことで、粘液は白雲病の病原虫のエサとなってしまいます。


また、エラに粘液が出たり、粘液がなくなって充血や出血がみられると死に至ることもあります。


白雲病を治療していく過程で感染したところがかさぶたのような形で黒くなります。この黒くなったのが黒斑病です。


黒いのは金魚が回復していくにつれて徐々に消えていくのでそこまで心配する必要はありません。

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因② ストレス

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因として、ストレスがあります。黒くなるのは先程書いたように黒斑病の症状なのですが、ストレスを感じていると症状が出やすくなります。

金魚はストレスを感じていないように思えますが、人間が思っている以上に感じています。

ストレスを感じるときは、水温が変わりやすかったり、水槽が狭かったりと様々あります。

また、ストレスを感じているときにする行動もあります。

その行動とは
  • 水槽の底にいる
  • 水面に浮いて動かない
  • 砂利などに身体を擦り付ける
  • 暴れる
  • 食欲低下
などです。

静かで暗めな所に水槽を置いたり、金魚の大きさに合っている水槽に入れてあげるなどストレスがかからないように注意して飼育するようにしてください。

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因③ 黒そぶ

金魚のひれが黒い場合に考えられる原因として、黒そぶがあります。黒そぶは黒斑病とは異なり、水温の低いときなどに身体やヒレの先が黒くなるときのことを言います。

この黒そぶは、寄生虫であるジプロストマムによって引き起こされる症状で、水温が上昇することで自然と消えるのでそこまで心配する必要はありません。

しかし、黒そぶが出るときは、水温や水質が適していないことから体力や免疫力が低下していることを表しているので、他の病気を発症する可能性が高くなります。

水質や水温をしっかりと管理していれば、黒そぶが出ることはないので、適度にチェックしするようにしましょう。

金魚のひれが黒い原因の黒斑病・黒そぶの対処法を紹介

金魚のひれが黒い原因として、黒斑病や黒そぶがあることを紹介してきました。黒斑病や黒そぶによってひれが黒くなった際には、どのように対処をすればいいのでしょうか。

長年金魚のお世話をしていたり、金魚について知識のある人でなければ、なかなかわからないと思います。

そのため、黒斑病や黒そぶによってひれが黒くなったときに心配する方が多いはずなので、正しい対処法について紹介していきます。

ここからの内容は
  • 金魚のひれが黒い原因の黒斑病の対処法
  • 金魚のひれが黒い原因の黒そぶの対処法
です。

金魚を飼い始めて月日が経っていなかったり、対処法を知らないという方はここで知っていただいて、活かしてもらえたら幸いです。

金魚のひれが黒い原因の黒斑病の対処法

金魚のひれが黒斑病によって黒くなってしまったときは、水槽の環境を良くして、様子を見るようにしてください。


黒斑病は、白雲病が治っている過程なので、治療などはする必要はありません。


しかし、黒いところが広がっていく場合には、白雲病の原因となる寄生虫であるコスティアやキロドネアが完全に消えていない可能性が高いです。


その場合は、水槽を掃除して綺麗にするなど対処しましょう。しかし、バクテリアが死滅すると環境が悪化するので、汲み置きしてカルキ抜きをした水を事前に用意しましょう。


水槽内の水温などの環境の管理を整えておくことで、あらゆる病気の対策となるので、常に金魚が快適に過ごすことが出来るように心がけましょう。

金魚のひれが黒い原因の黒そぶの対処法

金魚のひれが黒そぶによって黒くなってしまったときは、水温を少し上げてあげましょう。


黒そぶは、水温が低くなることで起こるので、25度以上を目安に水温を上げて1週間~2週間様子を見るようにしてください。


もし、回復しないようなら塩浴を行いましょう。塩浴とは0.5%程度の塩水を作って、そこで5分から10分程度泳がせてあげることです。


しかし、塩浴が苦手な金魚も中にはいるので、必ずそばで見守りながら行うようにしてください。

金魚のひれが黒いのは白雲病などの病気が治っている証なのか

金魚のひれが黒いのは、白雲病などの病気が治っている証拠となるので、心配する必要もなく、特に治療する必要もありません。


処置をしようとすると、回復するのが遅くなってしまったりと逆効果となることがあります。


白雲病になってすぐのときは、塩浴薬浴を行うことで、黒いのが早く消える可能性があるので、気になってしまう方は試してみてください。


しかし、黒そぶによってひれが黒い場合は、処置をしてもいいです。必ず処置をしなければいけないわけでがなく、飼い主さんが気になってしまう場合のみです。


基本的には処置を行う必要はなく、放置していて問題ありません。寄生虫によって黒くなっているので、心配になるとは思いますが、命にかかわることはないので大丈夫です。


ひれが黒くなったときは、基本的には放置で、水槽の中を整備しましょう。

まとめ:定期的に金魚の状態や水槽の環境をチェックしよう

今回は、金魚のひれが黒い理由や考えられる原因である黒斑病・黒そぶの対処法などについて書いてきました。 


 この記事では

  • 金魚のひれが黒い場合に考えられる原因を紹介 
  • 金魚のひれが黒い原因の黒斑病・黒そぶの対処法を紹介
  • 金魚のひれが黒いのは白雲病などの病気が治っている証なのか
以上の3つの内容を解説してきました。


金魚の身体やひれが黒くなる原因は黒斑病と黒そぶ、ストレスの影響でした。


金魚も人間と同じようにストレスを感じることがあるので、ストレスがかからないように水槽の環境を整えてあげましょう。


また、金魚の状態をよく見てあげて、異常があれば金魚の診察を行っている動物病院に連れて行ってあげましょう。


MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!