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愛猫にとって肉球はとても大切な役割を担っています。愛猫の肉球がカサカサしていたら飼い主さんは心配ですよね。しっかりと対処することで治癒することが可能です。今回のMOFFME記事では、愛猫の肉球がカサカサしている場合の原因や対処法を紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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愛猫の肉球がカサカサしてる?カサカサの原因や対処法を紹介

ピンク色だったり小豆色だったり、個性豊かな肉球


かわいらしいだけでなく、足音を消したり、高所から飛びおりた際の衝撃を逃がしたりする役割もあり、にとっては重要なパーツです。


そんな肉球がカサカサになってしまったときの、原因や対処法をご存知ですか?


悪化すればヒビワレ・出血につながるだけでなく、肉球本来の役割も阻害されてしまい、ネコちゃんにとっては死活問題なのです。


そこで今回MOFFMEでは、ネコちゃんの肉球を良好な状態で維持できるように、肉球のカサカサについて、

  • なってしまった場合の対処法
  • カサカサになる原因
  • 猫にとっての肉球の役割

の3つにわけてお話していきます。


肉球の役割についても触れた内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

愛猫の肉球がカサカサの原因を紹介

肉球はデリケートな部分なので、触られるのを嫌がるもいますよね。


嫌がっているところを無理に触るのはもちろんダメですが、がくつろいで肉球を露出しているタイミングでそっと撫でるなど、肉球の状態をチェックする習慣をつけましょう。


ふだんから気を配ることで早期発見にもつながりますので、対策をとりやすくなりますよ。


本項では肉球をさわってみてザラザラ・カサカサしているときに原因として考えられる

  • 乾燥
  • 病気
  • 火傷

の3点について、予防にもふれながら詳しく解説していきます。


「なんだか愛猫の肉球がいつもよりカサカサしているみたい」


肉球のカサカサを予防したい」


と思ったとき、原因の確認と予防にお役だてくださいね。

愛猫の肉球がカサカサの原因① 乾燥

肉球がカサカサしているとき、よく見られる原因が乾燥です。


特に空気が乾燥しやすい冬場はカサカサしやすくなるだけでなく、重症化してヒビが入ったり、出血・化膿するリスクも高くなります。


そんなとき、チェックするのは部屋の湿度と猫用ヒーターなどの暖房器具です。


部屋の湿度が低くなりすぎているときは、加湿器や洗濯物の部屋干しなどで対処しましょう。


簡易のもので構わないので湿度計を準備して、湿度を60%前後に保つと安心です。


また、ペットヒーターなど直接肉球に触れる暖房器具の温度が高すぎないか、長時間触れすぎていないかも確認します。


万が一、ヒビ割れや化膿が発生したら、自己判断せず早めに獣医師に相談することが大切です。

愛猫の肉球がカサカサの原因② 病気

遊ぶのが大好きな


運動後は肉球も熱を持ちます。


また、肉球自体が外部に露出して直接地面や床に触れているので、気温の影響も受けやすいパーツでもあります。


しかし、上記以外のタイミングで、肉球がずっと熱すぎたり冷たすぎたりするときは、が風邪や心臓病を患っていることも。


カサカサ以外に、肉球にできものがあるとき、腫れているときにも病気の可能性があります。


悪化すれば命にかかわる問題ですので、見つけしだい動物病院で診察を受けましょう。


コミュニケーションの一環として、普段から体調のチェックをする時間を設けることで早期発見につながります。


触られると緊張してしまうタイプのネコちゃんは、横になってくつろいでいるときにこっそり確認するのがおすすめです。

愛猫の肉球がカサカサの原因③ 火傷

火傷を負ったときにも肉球がカサカサになることがあります。


予防として、ストーブやコンロを使っているときや、熱した鍋・ヤカンなどがあるときは、が誤って触れることがないようにそばを離れないようにするか、を別の部屋にかくりしておくなどの対策をとりましょう。


意外と気がつかないのが、長時間触れることになりやすいペットヒーターや湯たんぽなどによる低温やけど。


熱い蒸気が出るスチームタイプの加湿器も、が面白がって遊んでいるうちに低温やけどすることがあるので注意が必要です。


火傷に気づいたら冷やすことも大切ですが、重症化のリスクを避けるためにも、まずは清潔なガーゼやタオルを患部に当てて、できるだけ早く動物病院に連れていきましょう。

愛猫の肉球がカサカサの場合の対処法を紹介


肉球は損傷してもある程度は回復しますが、やはり限度はあります。

肉球の健康が損なわれてしまえば、普段の活動にも影響が出るのは避けられません。

可能ならば、肉球が大切な役割をきちんと果たせるように、カサカサになった原因を正確に把握して迅速にケアできるといいですよね。

「でも実際にカサカサになってしまったとき、具体的にどう対処すればいいのかな」

と疑問に思われた方のために、本項では、肉球がカサカサになってしまった場合の対処法を

  • まずは愛猫の様子をチェック
  • 乾燥が原因の場合は肉球用クリーム

の2点にわけてご説明していきます。


どちらも対処法としてだけでなく、ふだんの生活に取り入れることで肉球のカサカサを未然に防ぐこともできる内容になっていますので、ここで予習していってくださいね。

カサカサの場合の対処法① まずは愛猫の様子をチェック

まずは愛猫の様子をチェックして、カサカサの原因を特定しましょう。


チェック項目は下記の4点です。

  • 元気があるか。
  • 不自然な熱の有無。
  • 食欲や排泄はいつも通りか。
  • 肉球に火傷のあとや怪我はないか。

該当する項目がなければ、カサカサの原因は乾燥と考えられます。


乾燥や怪我が気になって肉球を舐めることもあるので、最近よく肉球を舐めているな、というときは特に注意が必要です。


肉球の状態を確認するときに、可能ならマッサージもできれば血行が良くなり、カサカサ予防にもなります。


コミュニケーションの一環として、普段から体調のチェックをする時間を設けるのが理想です。


もしも火傷や外傷があったり、病気の可能性があったりしたときは、できるだけ早く獣医師に相談する必要があります。

カサカサの場合の対処法② 乾燥が原因の場合は肉球用クリーム

乾燥が原因の場合は、猫用の肉球用クリームで保湿してあげるのがおすすめです。


人間用クリームにはハーブや香料などが含まれているため、肉球を舐めたときに口に入ってしまう恐れがあります。


高精製度の白色ワセリンや食用のエクストラバージンオリーブオイルでも代用可能。


クリームを塗った後は足がベタベタになるので、床の汚れが気になる方はの移動を制限するか、床に敷物を敷きましょう。


肉球を触られるのを嫌がるネコちゃんの場合は、抱きあげたり手足をつかんだりせず、が横になってくつろいでいるタイミングで優しく塗布するようにします。


ただし、悪化すればヒビ割れ・出血のリスクもありますので、クリームで対処をはじめて1週間ほど経過しても効果がなければ、動物病院を受診しましょう。

愛猫にとっての肉球の役割5選を紹介


肉球」という名前の通り、肉球は脂肪と弾性繊維で構成されています。

プニプニとした触感はそういうところからきていたんですね。

また、の皮膚の厚さは通常0.02~0.04mmほどですが、肉球部分では1mmほど。

地面に直接触れる部分でもありますので、段違いに固く厚い皮膚で守られています。

外も歩くと家のなかですごす、老猫と子猫でも肉球の硬さは違いますが、役割は一緒です。


本項では、肉球が果たす主な役割として、

  • 足音を消す
  • クッション性
  • 滑り止め
  • ブラシ代わり
  • 物を掴む

の5点について詳しくお話していきます。


プニプニのかわいらしい肉球ですが、かわいいだけではありません。


肉球の魅力を再発見するお手伝いになりましたら幸いです。

役割① 足音を消す

猫は、ほぼ無音で歩くので、知らぬ間にネコちゃんが足元に寄ってきていて、びっくりしたことがある飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。


この足音をおさえた歩き方は、猫が野生だった時代に狩りをして暮らした習性の名残だと言われています。


自宅に居ればご飯を提供してもらえるイエネコと違い、野生環境にあるは自分で餌を確保しなければいけません。


狩りの成功率をあげるため、足音で獲物に気づかれないよう、肉球には足音を消す役割がありました。


爪を自在に出しいれできる理由も同じです。


逆に、が足音をたてるときは遊びに夢中になっているか、自分の存在をアピールしたいタイミングとも言えます。


そんなときはネコちゃんが満足するまで遊んであげてくださいね。

役割② クッション性

が塀やキャットタワーの上でくつろぐ姿をよく見ますよね。


警戒心が強く上下運動が得意なは、周囲の状況を把握できる高い場所ですごすことを好みます。


必然的に、自分の身長の何倍も高い場所から、バッと飛びおりることも多いです。


人間だったら大怪我ですが、猫の場合は身体のバネと肉球のクッション性を活かして着地の衝撃を吸収し、怪我を防いでいるのです。


のアクロバティックな動きは肉球に支えられているおかげでもあるんですね。


もちろん衝撃を吸収するのにも限度はあります。


飼い主さんができる対策として、ネコちゃんがよく飛びおりる場所があるなら、着地地点にすべりづらく堅すぎないクッションマットなどを敷いておくと安心です。

役割③ 滑り止め

肉球には「エクリン腺」という汗腺があります。


これは肉球に汗をかくことで、歩いた場所ににおい付けしてマーキングする効果がある他に、肉球を湿らせて滑りづらくする働きがあります。


前述の通り、は周囲の状況を把握するため高いところにいることも多いので、高所を移動するときしっとりした肉球が滑り止めになって、移動を助けてくれるのです。


肉球がカサカサになると、特に影響が出る部分でもあります。


肉球まわりの毛が伸びてしまったら滑りやすくなるので、定期的にカットしてあげましょう。


ただし、ラグなどずれやすい敷物の上では、敷物ごと滑ってしまうことがありますので、できれば床に敷くものは滑り止めがついているものを選んであげると良いですね。

役割④ ブラシ代わり

肉球は毛づくろい時のブラシ代わりになります。


は清潔好きで、よく毛づくろいしますが、理由はニオイ・汚れの除去やノミ・ダニ対策、唾液の蒸発による冷却効果を狙った体温調整、愛情表現など、さまざま。


グルーミングが1日に占める割合は諸説ありますが、活動時間の半分を毛づくろいに費やすも存在するほど、ネコちゃんにとって重要度の高い習慣です。


その際、さすがに自分の顔周りを舐めることはできないので、肉球を舐めて湿らせ、ブラシ代わりにするのです。


ただし、グルーミングする様子を見せず、肉球をずっと舐め続けるときは肉球の汚れが落ちないか、乾燥・痒み・痛みなどの違和感があるのかもしれません。


チェックして異常があるようなら早めに動物病院に相談しましょう。

役割⑤ 物を掴む

の前片足には5本、後ろ片足には4本、合計で18本の指があります。


の手は意外と器用で、木などにしがみついたり、手を握りしめて物を掴んだりすることも可能です。


抱っこしたときに、が飼い主さんの体に手を当てて、ぎゅっと握りしめてきた経験がある飼い主さんも多いのではないでしょうか。


物を掴む行動は、イエネコだけでなく猫科の動物全般にみられます。


また、前足をねじって親指を外に向ける回外という動きも、霊長類以外にできる動物はあまりいないのですが、は数少ない例外です。


ライオンや虎なども木登りは得意ですし、イエネコも猫じゃらしをキャッチしようとする動きや、肉球で顔まわりのグルーミングをする動きに器用さが活かされていますよね。

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まとめ:猫にとって肉球はとても大切な場所!

最期に記事の内容を復習しますね。

  • 猫の肉球がカサカサになる原因は主に乾燥・病気・火傷の3つ。
  • 対処法は、まず愛猫の様子をチェックして、乾燥が原因の場合は肉球用クリームで肉球を保湿すること。
  • 怪我や病気の疑いがあるとき、クリームで乾燥が改善しないときは早めに獣医師に相談する。
  • 猫にとっての肉球の役割は足音を消す・クッション性・滑り止め・ブラシ代わり・物を掴むの5つで、猫の活動を助けている。
  • 肉球がカサカサしていると肉球の働きが損なわれてしまう恐れがある。

にとって肉球はとても大切な場所。


ネコちゃんがより快適に暮らせるように、飼い主さんがお手伝いできると良いですね。


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