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誰しも一度はシャーと猫に鳴かれたことがあるのではないでしょうか。実は、一概にシャー=威嚇というわけではありません。また子猫のシャーには成猫とは異なる理由があります。今回のMOFFME記事では、シャーと鳴く猫の理由や飼い主の対処法などを紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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シャーと鳴く愛猫の気持ちを紹介!対処法や子猫のシャーなど

愛猫がシャーと鳴くのは「怒っている」「嫌がっている」と思う飼い主さんが多いと思います。


猫がシャーと鳴くのは、威嚇警戒の気持ちを表していると言われています。しかし、ただ威嚇しているだけでなく、他にもいくつか理由があるんです。


そして、シャーと鳴いたときの対処のしかたによっては、信頼関係が崩れる、嫌われることもあります。


そのため、愛猫の気持ちを考えて慎重に対応することが大切です。


そこで今回のMOFFMEでは、

  • 愛猫がシャーと鳴く理由
  • 愛猫にシャーをされたときの飼い主の対処法
  • 子猫がシャーと鳴く理由は不安

愛猫がシャーと鳴く理由や対処法を解説していきます。


また、子猫が不安で鳴くときの対応の仕方もご紹介しているので参考にしてみてくださいね。

シャーと鳴く愛猫の理由を紹介


猫がシャーと鳴くのは、威嚇・警戒のサインです。

シャーと鳴いて威嚇し争いを防いだり、自分の身を守ったりしています。

猫の祖先であるリビアヤマネコは、天敵の毒へびから身を守るために、へびの鳴き声をまねてシャーと鳴いて威嚇していたそうです。

その名残で、今でもシャーと威嚇をすると言われています。

シャーと鳴くときの表情はかなりインパクトがありますよね。猫は大きな声で鳴けない代わりに、表情鳴き方で気持ちを伝えているんです。

また、シャーと鳴くのは飼い主さんの行動が原因である場合もあります。

ここでは、
  • 理由①飼い主に対する愛猫の信用度が薄い
  • 理由②飼い主が愛猫の嫌がることをした
  • 理由③飼い主が愛猫の縄張りに侵入した
  • 理由④子猫を守るために神経質になっている
  • 理由⑤何かに対して愛猫が驚いている
  • 理由⑥喧嘩やビニール袋に対して興奮している
愛猫がシャーと鳴く6つの理由を見ていきましょう。

愛猫にシャーとされる場合は、当てはまる理由がないか確認してみてくださいね。

シャーの理由① 飼い主に対する愛猫の信用度が薄い

愛猫がシャーと鳴いて逃げる場合は、信頼関係が築けていないかもしれません。

猫は信用していない人に対して警戒心が強く、近づくだけでシャーと鳴くこともあります。

特に警戒心が強い保護猫野良猫に多く見られ、急に距離を縮めると嫌われる原因になってしまいます。

この場合は、ゆっくり信頼関係を築き、心を開いてくれるまで待つことが大切です。

信頼関係が築けると、愛猫のほうから近づいてきたり、お腹を見せたりするようになりますよ。

また、来客や知らない人にも警戒しやすく、無理にスキンシップを取ろうとするとストレスになることもあります。

まずは、手のにおいを嗅がせて少しずつ距離を縮めていきましょう。

シャーの理由② 飼い主が愛猫のいやがることをした

触られたくない部分を触ると、シャーと鳴いて怒ることがあります。これは「触らないで!」というサインなので、すぐに触るのを止めてあげましょう。

特に、お腹やしっぽ、足先などを触られるのが苦手です。

シャーと鳴く前に、しっぽをパタパタさせたり唸ったりするのは嫌がっているサインです。

嫌がっているのにしつこく触ると、引っかかれることがあるので、嫌がっているときは触るのは止めてあげてくださいね。

猫はスキンシップが苦手な子が多いですが、スキンシップが好きな子もいますよね。そのため、愛猫に合わせてスキンシップを取ることが大切です。

また、猫は目をじっと見られるのを嫌がります。目が合うと、喧嘩を売られている、狙われていると思い緊張状態になります。

目が合ったときは、ゆっくりまばたきをしましょう。

シャーの理由③ 飼い主が愛猫の縄張りに侵入した

猫は、自分の縄張りに入られたときにシャーと鳴いて威嚇することがあります。これは、相手を遠ざけようとして、本能的に威嚇しているんです。

特に、家に迎えたばかりの保護猫野良猫によく見られます。

愛猫が休んでいるところに近づいてシャーと鳴く場合は、いったん離れて少しずつ慣らしていきましょう。

なお、子猫の頃から一緒に暮らしている子にはあまり見られませんが、自分の居場所を大切にしている子もいます。

愛猫が嫌がっているときは、無理に近づかないようにするのがいいですね。

また、多頭飼いで新しい子を迎え、仲良くさせようと近づけたときにシャーと鳴くこともあります。

これは、先住猫が自分のテリトリーに入られるのを嫌がっているサインです。急に距離を縮めようとせず、徐々に慣らしていくことが大切ですね。

シャーの理由④ 子猫を守るために神経質になっている

子育てをしている母猫は、子猫を守るために神経質になっています。そのため、急に近づいたり無理に触ったりするとシャーと鳴いて威嚇します。

子育て中はデリケートな時期なので、慎重に接することが必要です。可愛くて触りたくなりますが、むやみに触ると母猫のストレスになってしまいます。

また、子育てをしている場所に入られたときもシャーと威嚇することがあります。

2mが安全距離と言われていて、それ以上近づくと威嚇されるので注意しましょう。

近づいてシャーと鳴くときは、近づかないようにするのがいいですね。

また、病気怪我で神経質になっている場合もあります。

シャーと鳴いて触られるのを嫌がったり、いつもと違う様子が見られたりした場合は、獣医師に相談することをおすすめします。

シャーの理由⑤ 何かに対して愛猫が驚いている

猫は、危険だと感じたり驚かされたりすると、自分の身を守るためにシャーと鳴きます。

特に、急に大きな音が鳴る、自分より大きいものが急に現れるなど、急な動きや大きな音が苦手です。

子どもや子猫などが読めない行動をしたときに、シャーと鳴いて威嚇することもあるんです。しつこくすると、引っかかれることがあり、怪我の原因になるので注意しましょう。

シャーと鳴いているときは、離れて落ち着くまで近づかないようにするのがいいですね。

驚いてシャーと鳴くときは、耳を伏せて口や瞳孔が少し開いています。驚いて怖がっている場合は、怖がっているものを愛猫から遠ざけてあげてください。

そして、愛猫が驚くことは、なるべくしないようにしましょう。

シャーの理由⑥ 喧嘩やビニール袋に対して興奮している

喧嘩ビニール袋を被せられるなど、外からの刺激に興奮すると攻撃的になります。

このときにシャーと鳴くのは、自分の身を守るために攻撃的になっているので、噛んだり引っかかれたりすることがあります。

攻撃的になっているときは、耳を外に向けて牙が見えるほど口を大きく開け、シャーと鳴きます。

この状態で、飼い主さんが手を出すと怪我をする恐れもあるので、注意して対応しましょう。

また、多頭飼いで喧嘩をするときも、猫同士でシャーと鳴いて威嚇し合うことがあるかもしれません。

喧嘩は徐々におさまることが多いですが、ヒートアップしてやめないこともあります。

愛猫の様子を見て、喧嘩がおさまりそうにないときは、大きな音を立てたり霧吹きで水をかけたりして止めさせましょう。

愛猫にシャーをされた場合の飼い主の対処法を紹介


愛猫にシャーとされたときは、どんな対応をしますか?

落ち着かせるために、声をかけたり撫でたりしたくなるかもしれません。しかし、この対応は愛猫の信用を失う原因になることもあるんです。

そのため、愛猫の気持ちを優先して考え、対応することが大切です。

飼い主さんの気持ちだけで接すると、愛猫は不信感を抱くので注意しましょう。

また、シャーと鳴く理由が分かれば対処法も分かるので、チェックしてみてください。

ここでは、
  • 対処法①愛猫と距離を置く
  • 対処法②シャーの原因を見つける
  • 対処法③愛猫のおもちゃや爪研ぎを使う
  • 対処法④獣医師に相談する
愛猫にシャーと鳴かれたときの対処法を4つご紹介します。

適切な対応をして愛猫との仲を深めていきましょう。

シャーの対処法① 愛猫と距離を置く

シャーと鳴いて威嚇してきたら、落ち着くまでそっとしてあげましょう

鳴いていたら落ち着かせようと、声をかけたくなりますよね。しかし、このときに声をかけたり触ったりして落ち着かせるのは逆効果になります。

間違った対応をすると、状況が悪化することもあるので注意が必要です。

落ち着いたら愛猫のほうから近づいてくるので、それまで待ってあげてくださいね。

また、一緒に遊んでいるときや、スキンシップを取っているときにシャーと鳴く場合も、構わずに距離を置きましょう。

ここで構ってしまうと、構ってほしくてシャーと鳴くようになることがあります。

飼い主さんの反応がないと分かると、愛猫も理解してシャーと鳴かなくなるのでやってみてくださいね。

シャーの対処法② シャーの原因を見つける

愛猫が何に対してシャーと鳴くのか原因を見つけ、不安ストレスを取り除いてあげましょう。

例えば、家の窓から見える鳥や虫、他の猫などに対して鳴いている場合もあります。

この場合、外が気にならないようにカーテンを閉めたり、見えない場所に移動したりするなどの対策をするといいですね。

多頭飼いで先住猫が新しく迎えた子に威嚇する場合は、少しずつ慣れるようにサポートしてあげます。

例えば、新しい子が使っているものを先住猫に嗅がせる、ケージ越しから徐々に行動範囲を広げるなどお互いに慣れるまで見守ってあげてくださいね。

興奮状態が続くと、ストレスが溜まってしまうので、早めに原因を見つけて対処しましょう。

シャーの対処法③ 愛猫のおもちゃや爪研ぎを使う

猫用おもちゃ爪研ぎなどでストレス解消ができる場合もあります。

1人で遊ぶのが好きな子には、ボールやぬいぐるみ、据え置きの猫じゃらしなどがおすすめです。

飼い主さんと遊ぶのが好きな子は、愛猫が好きな遊びをしてあげると喜んでくれますよ。

愛猫が気に入っているおもちゃがあれば、いつでも遊べるように近くに置いてあげるのもいいですね。

猫はストレス発散をしたり、興奮した気持ちを落ち着かせたりするために爪研ぎをします。そのため、爪研ぎがあれば愛猫の好きなときにストレス発散ができます。

爪研ぎには、素材や形など様々な種類があり、愛猫に合ったものを選ぶことが大切です。

また、1人でリラックスできる場所があると愛猫も安心できます。猫用ベッドやキャットタワー、ハンモックなど落ち着いて過ごせる場所を作るのもいいでしょう。

シャーの対処法④ 獣医師に相談する

触ったり近づこうとしたりしてシャーと鳴く場合は、怪我病気が原因かもしれません。

シャーと鳴く以外に、元気がない、震えている、食欲がないなどいつもと違う症状があれば獣医師に健康状態を診てもらうのがいいですね。

シャーと鳴いている様子や気になる症状があるときは、動画に撮っておくとより正確に症状を伝えられます。

原因が分かれば、すぐに対処でき、獣医師から対処法を聞くこともできます。

シャーと鳴く原因が見つからないときにも、獣医師に相談してみるといいでしょう。気になったときは、些細なことでも聞いておくと安心できます。

また、定期的に健康診断を受けることも大切です。病気の早期発見や予防にも繋がるので、受けておくことをおすすめします。

子猫のシャーをする理由は『不安』


子猫がシャーと鳴くのは、不安に感じているからだと言われています。

母猫から離されたときや、家に迎えたばかりのときなどによく見られます。環境が変わると不安に感じるのは人間も同じですよね。

子猫がシャーと鳴くときは、落ち着ける環境を作ってあげましょう。猫は、囲まれた場所や高い場所が好きな子が多いです。

例えば、ベッドやキャットタワーを置く、日当たりが良い所にくつろぎスペースを作るなど安心して過ごせる場所を作るのもいいですね。

猫は大きな音が苦手なので、テレビの近くや家族がよく通る場所は避けましょう。

愛猫がリラックスできる場所を探してあげてくださいね。

また、驚かせたり不安に感じたりすることはしないように注意しましょう。

まとめ:愛猫のシャーの意味を理解して適切に対処しよう

愛猫がシャーと鳴く理由と対処法、子猫がシャーと鳴く理由について見てきました。


今回のMOFFMEでは、

  • 愛猫がシャーと鳴くのは、自分の身を守ったり警戒したりしているサイン
  • 愛猫にシャーと鳴かれたときは、距離を置いて落ち着くまで待つ
  • 不安でシャーと鳴く子猫には、落ち着ける環境を作ってあげる

についてご紹介しました。


愛猫がシャーと鳴くのは、ただ怒っているからではなく、自分の身を守ろうとしているんです。


そのため、叱ったり撫でたりすると余計に警戒してしまうので、いったん離れて愛猫から寄ってくるのを待ちましょう。


またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!