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飼育中の金魚の体やヒレに白い点ができることがあります。この白い点は『白点病』という病気が考えられます。白点病は金魚以外の魚にも感染する可能性のある病気ですが、しっかり対処すれば治癒可能です。今回のMOFFME記事では、白点病について解説していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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金魚に白い点ができる場合は『白点病』かも!症状や原因を紹介

いつも「MOFFMEマガジン」をご覧頂きありがとうございます。はじめての方は、ぜひ、お見知りおきください。

日に日に寒さがましており、夏とは本格的にお別れの季節となりました。今年からはようやく夏祭りが再開される様になりました。楽しみましたでしょうか?

りんご飴、射的、かき氷、ヨーヨー釣り、フランクフルト、金魚すくい。夏祭りを代表する屋台です。

ところで金魚すくいの金魚を持って帰って飼育された方もいらっしゃるのではないでしょうか?その金魚には、体に白い点ができる『白点病』という病気が存在ますが、ご存知でしたか?

そこで、今回「MOFFME」では下記の記事をご紹介します。

  • 金魚に白い点ができる『白点病』について解説
  • 金魚の白点病の治療法を紹介

ぜひ、最後までご覧ください。


「MOFFME」では、無料でペット保険の相談を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

金魚に白い点ができる『白点病』について解説

『白点病』とは、金魚の体やヒレに白い点ができる病気です。初めて耳にする方も多いのではないかと思います。

金魚の体に白い点ができる白点病とはどんな病気なのでしょうか?どんな症状で、どの程度の症状なのでしょうか?何が原因なのでしょうか?また、他の魚に移ってしまうのでしょうか?

色々な疑問を持たれていると思います。そこで白点病の疑問について、詳しく解説します。

次の見出し以降で、下記の項目について記載しております。

  • 金魚の白点病とは
  • 金魚の白点病の症状
  • 金魚の白点病の原因
  • 他の魚に移る可能性がある
ぜひ、続きを読み進めてください。

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金魚の白点病とは

白点病とは、白点虫が金魚の体に寄生して発病する病気のことです。金魚の体に白い点ができることが特徴です。


白点虫とは、体長0.7mm程度の繊毛虫の一種です。大きい個体は1mmを超える為、肉眼で確認できます。水温が25度以下とき、白点虫の幼虫が魚に寄生します。


魚の抵抗力が落ちた際に発症することが多いと言われています。魚の抵抗力が落ちる要因は下記の通りです。

  • 急激に水温が下がる
  • 水温が短時間で上がったり、下がったりする
  • 水質が悪い状態が続く

季節の変わり目など、環境の変化で体調を崩す点は、人間と同じです。


また、ペットショップやお祭りの屋台から持ち帰った際も注意してください。家の水槽に移し替える際に、白点虫が持ち込まれることも、原因の一つとされています。


白点病の症状については、次の項目で解説します。

金魚の白点病の症状

金魚が白点病を発症すると以下の症状が現れます。

  • 金魚の体に白い点ができる
  • かゆみを伴うため、身体を底砂・流木・水草などにこすりつける
  • 食欲がなくなり衰弱する
  • 注水口や水面に集まる
  • 水槽の底で静止、あるいは狂ったような動きを見せる

金魚はかゆみに侵されているのではないかと言われています。かゆいがために金魚が不自然な行動を取っていると考えられているのです。


そして、症状が進行すると、白点虫に寄生された部分から粘液が分泌されます。最初は少なかった白い点も、あっという間に全身に広がってしまいます。


始めは白い点でしたが、だんだんと粉をまぶした様な見た目となります。最悪の場合は、死に至ってしまう、恐ろしい病気です。


予防方法と治療方法については、後ほど解説します。次に白点病の原因について、解説したいと思います。

金魚の白点病の原因

前途にも記載しましたが、白点病は、金魚の体に白点虫が寄生することで発症する病気です。白い点はその結果で、原因は下記の通りです。


白点虫は金魚の体の表皮を通過します。表皮の内側には真皮(しんぴ)と呼ばれる肌の組織があります。


白点虫は、金魚の表皮と真皮の間に寄生します。そこで繊毛運動を行いながら、上皮内の細胞血液を食べるのです。この動作によって、金魚の体の寄生された部位から粘液が分泌されます。


その刺激と分泌された粘液がかゆみを発症していると考えられています。そして、金魚は体をこすりつける様な仕草を見せるのです。そして、症状が進行します。


それでは、次の項目で他の魚に移る可能性について、詳しく説明したいと思います。

他の魚に移る可能性がある

もちろん、他の魚に移る可能性はあります。同じ水槽で飼育する場合は、注意が必要です。他の魚の体にも白い点ができていないか、確認しましょう。


伝染力が非常に強いため、金魚の他にもメダカや鯉、熱帯魚など、ほぼすべての魚が発症するリスクを抱えています。前途に記載しましたが、白点虫は水温が25度以下の場合に、魚に寄生します。水温の高い環境で飼育されている熱帯魚は、白点虫に寄生されにくくなります。


金魚から栄養を得た白点虫は、金魚から離れます。そして水中で、増殖します。この時に発生した小さい白点虫が、再び金魚に寄生するのです。


これを繰り返して増殖するため、数日の間に他の魚にも移ります。魚種によっては、かかりにくいのですが、金魚は特にかかりやすい魚種です。毎日エサを与える際に、注意深く観察してください。

金魚の白点病の治療法を紹介

ここからは、金魚に発症する白点病の『治療法』を詳しく紹介します。白点虫が原因で発症するため、この原因を除去することが、治療のポイントとなります。

前途でもお伝えしましたが、放置はよくありません。金魚の体に白い点ができてしまったら、積極的に治療を進めてください。

そこで、白点虫の幼虫が寄生しにくくなる5つの方法を下記にまとめてみました。

  • 金魚の白点病の治療法① 水温を高くする
  • 金魚の白点病の治療法② 塩浴させる
  • 金魚の白点病の治療法③ 薬浴させる
  • 金魚の白点病の治療法④ 殺菌灯を使う
  • 金魚の白点病の治療法⑤ 鷹の爪を使う
  • 自然治癒は期待できない

具体的な説明は次の見出しで説明しております。治療に向けて、アドバイスさせて頂きますので、ぜひ最後までご覧ください。

金魚の白点病の治療法① 水温を高くする

白点病の治療法① 水温を高くしてください。


繰り返しになりますが、白点虫は水温が25℃以下の場合に魚に寄生します。金魚の体に付着している間の治療は、困難です。


そこで、寄生する時の水温が25℃以下という点を利用します。水槽内の温度を28~30℃に設定することで、魚の体から白点虫を離すことができるのです。その間に薬などを使用してせん滅を試みます。


水温を上げる方法は、熱帯魚向けの水中ヒーターを使用します。ただし、一気に温度を上げてしまうと、逆に金魚にとっては負担となります。


ヒーターは、温度管理が可能なタイプを選択してください。そして、温度を上げる場合は、1日に1℃ずつ挙げてください。


温度を上げた後は、次のステップに進みます。後途で解説する薬を併用してください。

金魚の白点病の治療法② 塩浴させる

白点病の治療法② 塩浴させて様子を見てください。


塩浴とは、塩水浴とも言います。水槽内の水に少量の塩を投入することで、塩の殺菌効果を利用する治療法です。


塩浴は白点病の治療法として確率されていますが、白点虫がせん滅することはありません。あくまでも、活動を抑制する事がねらいです。


塩分に弱くない魚種であれば、有効な方法です。金魚の場合、塩分濃度0.5%が、適正濃度です。濃すぎると金魚の負担になり、薄すぎると効果がなくなります。


塩浴を行いながら様子を見て、症状が改善したら、3日ぐらいの期間で淡水に戻してください。一度に戻すと、これも金魚への負担が大きくなります。


また、塩浴中は、水草を入れないでください。塩分に弱く、枯れてしまいます。

金魚の白点病の治療法③ 薬浴させる

白点病の治療法③ 薬浴させます。


白点病の治療に効果的な方法です。ただし、金魚の表皮と真皮の間で、寄生している白点虫のせん滅はできません。


そこで、白点虫を金魚の体から水中へとおびき出すために、水温を上げることが有効です。水温の上げ方は、前途をご覧ください。


薬液の種類によっては、水草や水槽内の装備に色が着いてしまいます。薬液を使用する期間は、一時的に移動させましょう。


また、薬液にもよりますが、およそ5~6日で効果が薄くなります。水をかえるタイミングなどで再び薬液を追加するとよいでしょう。その際の分量は、取扱説明書を参照してください。


注意点ですが、薬浴を行っている間は、ろ過フィルターは使用できません。薬の成分がろ過されたり、フィルターに定着しているろ過バクテリアが死滅したりするからです。


また、薬浴の間は、水中が酸欠になりやすいです。『エアレーション』を行いながら、こまめな換水を行い、水質も悪くならない様に注意してください。

金魚の白点病の治療法④ 殺菌灯を使う

白点病の治療法④ 殺菌灯を使って白点虫を殺虫します。


紫外線を照射することで、殺虫効果があります。さらに殺菌灯には、水中を漂う有機物を分解する作用もあるため、コケ対策にも有効です。


紫外線と聞くと有害なイメージがあります。ですが、「殺菌灯」から照射される紫外線と、「日焼け」に作用する紫外線とは波長が異なります。安心して使用してください。


しかし、設置に即しては、初期費用がかかります。また、一部の商品はフィルターと接続して設置するのですが、フィルターによっては殺菌灯を接続することができません。この点にはご注意ください。


設置が可能かどうかは、導入前に確認しましょう。わからない場合は、ショップで店員さんに相談しましょう。

金魚の白点病の治療法⑤ 鷹の爪を使う

白点病の治療法⑤ 鷹の爪の殺菌作用を利用します。


この方法は”民間療法”です。利用については自己責任であることを、あらかじめご承知おきください。


鷹の爪には、「カプサイシン」という成分が含まれています。カプサイシンには殺菌作用があるため、この殺菌作用を用いて治療を試みます。


鷹の爪療法のメリットとデメリット

メリットデメリット
入れるだけで、非常に簡単
白点病への効果は立証されていない
費用が安価フィルターや良質なバクテリア、水草への
影響は不明


水10リットルに対して、1本の割合で使用します。鷹の爪は輪切りにして使用しますが、水中で拡散しない様に、ネットを併用してください。


鷹の爪を投入後、3日経過しても効果が確認できない場合は、中止してください。その場合は、他の方法に切り替えてください。

自然治癒は期待できない

結論:自然治癒は期待できません。


白点虫は、自身が幼虫のときに、金魚に寄生します。そして成虫になると金魚から離れるため、一時的に改善された様に思います。


ですが、水中で増殖し、幼虫再び金魚の体に寄生します。その後も、このサイクルを繰り返して、白点虫は増殖します。


治療には、このサイクルを断ち切らなければなりません。このサイクルを断ち切るには白点虫をせん滅させる必要があります。


白点虫をせん滅させるには、金魚の体から離れた段階で白点虫を殺菌する必要があります。ですから、自然治癒は、ほぼ不可能とお考えください。


金魚やメダカ、熱帯魚の飼育を始める場合には、白点病が発症する前に、前もって対策しておく事を、おすすめします。

まとめ:水槽内を定期的に清掃しよう

金魚の体に白い点ができる、『白点病』について紹介しました。病気の存在自体、ご存知なかった方もいらっしゃるかもしれません。

これを機会に、病気の存在を認識し、金魚やメダカなどの飼育を開始する場合は、前もって対策することをお勧めします。

金魚に白い点ができてしまった場合の治療プロセスは以下の通りです。

  1. 温度を上げて金魚の体から白点虫を離します。
  2. 白点虫を殺菌する療法で、白点虫の殺菌、せん滅させます。
  3. 水質を一定に保ちます。
  4. その後も金魚の体に白い点がないか、引き続き観察してください。

最後までご覧頂きありがとうございました。この記事がお役に立てれば幸いです。


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