子猫をカラスが襲うシーンをたまに見かけることがあるかもしれません。子猫をカラスが襲うのには理由があります。今回のMOFFME記事では、子猫をカラスが襲う理由・対処法・飼い猫をカラスから守る方法などを詳しく紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる子猫をカラスが襲う理由とは?子猫が襲わた場合の対処法など
子猫を飼っている人は、カラスに襲われることに注意してください。
子猫がカラスに襲われることはイメージできないかもしれませんが、実は過去にも子猫がカラスに襲われた事例はあります。
なぜ、カラスは子猫を襲うのでしょうか。また、襲われた場合の対処法についても合わせて解説していきます。
今回「MOFFME」では、
- 子猫をカラスが襲う理由を紹介
- カラスが飼い猫を襲った場合の対処法を紹介
子猫をカラスが襲う理由を紹介
まずは子猫をカラスが襲う理由について紹介します。
そもそも、なぜカラスは子猫を狙うのでしょうか。実はカラスがこうした行動に出るはっきりと理由がわかっています。
カラスの中にはお腹が空いていることで子猫を襲う場合もありますので、子猫にとってはとてんも危険です。
また、カラスはとても賢い生き物のため、子猫が自分の縄張りに入ってこられないように襲うこともあるようです。
この項目では、
- 子猫をカラスが襲う理由① 縄張り争い
- 子猫をカラスが襲う理由② カラスの巣が近い
- 子猫をカラスが襲う理由③ カラスが空腹
子猫をカラスが襲う理由① 縄張り争い
カラスが子猫を襲う理由として、縄張り争いの意識があります。
実はカラスはとても縄張り意識が強く、とくにエサを取る場所の縄張りに入ってくると人間にも攻撃をするほどです。
野良猫の場合はゴミ捨て場からエサを探すこともありますが、これはカラスも同じです。
ゴミ捨て場はよく縄張り争いの場所になりますが、子猫がそうした場所に迷い込んだ場合も、カラスは縄張りを荒らす敵とみなして攻撃を行います。
大きななった猫の場合は、カラスと戦って勝つことが多いですが、子猫の場合はまだ力もなく体力も少ないため、大きなカラスに襲われると命を落とすことも考えられます。
飼っている子猫を不用意に外に遊びに出すことは危険なことがありますので注意してください。
子猫をカラスが襲う理由② カラスの巣が近い
また、カラスの巣が近くにある場合も、子猫を襲うことがあります。
とくにその巣にカラスの卵がある場合や、孵化した雛がいるときには、カラスはかなり神経質になっています。
子猫がそのカラスに巣に迷い込んだ場合は、カラスは侵入者として判断して攻撃を行います。
子育てで意識を集中しているカラスは、人間が巣に近付いても攻撃をします。
よくカラスに追いかけられたという人がいますが、雛がいるカラスの巣の近くを通りかかった可能性があります。
どこにカラスの巣があるのか、さらにはその巣に雛がいるかどうかの判断は難しいため、不用意に子猫を外に出さないように注意しましょう。
子猫なら抵抗できないまま攻撃をされる場合もありますので注意が必要です。
子猫をカラスが襲う理由③ カラスが空腹
カラスは雑食のため、どのようなものでも食べます。つまり、カラスは子猫を襲って食べることもあるということです。
普段ならカラスも猫を襲うようなことはまず、ありません。子猫も知能が高く、さらには身体能力も高いため、カラスと戦った場合は猫が勝つことが多いです。
カラスも負ける可能性が高い戦いを不用意に行いません。しかし、かなり空腹で勝てる可能性のある子猫がいる場合は、エサとして子猫を襲うことがあります。
小さな猫の場合、大きなカラスに負ける可能性が高くなります。カラスは空腹時もかなり攻撃的になるため、失敗しても何度も子猫に攻撃をしかけます。
もし、カラスが諦めたとしても、子猫はかなりのダメージを負ってしまうかもしれませんので注意してください。
カラスが飼い猫を襲った場合の対処法を紹介
もし、カラスが飼い猫を襲った場合は、どのような対処法を取るべきでしょうか。
カラスは賢いため、いつどのような場所で襲われるかわかりません。
家から出ていなくても、飼っている猫がベランダで日向ぼっこをしているときに襲われる可能性もあります。
いつ飼っている猫が襲われても良いように、正しい対処法を理解しておきましょう。
この項目では、
- カラスが飼い猫を襲った場合の対処法
- 飼い猫をカラスから守る方法① 室内飼い
- 飼い猫をカラスから守る方法② 庭やベランダに出す場合
カラスが飼い猫を襲った場合の対処法
カラスが飼い猫を襲ってきた場合は、どのような対処法が有効でしょうか。急に襲われた場合は、猫も驚いて適切な判断ができず無防備に攻撃されるかもしれません。
飼い主もそうした状況を見て、驚いてしまうでしょう。大抵の場合には、飼い主はカラスに対して攻撃をし返すはずです。
しかし、カラスはとても賢く飛び立ってその攻撃を避け、またタイミングを見計らって攻撃をしてきます。
さらにカラスはとても賢く、攻撃してきた相手の顔を覚えています。飼い主も顔も覚えますので、後日、そのカラスが付きまとってくるようなこともあります。
また、一度逃げても仲間を連れて攻撃をしてくるようなこともあります。こうしたことを防ぐには、傘を活用してみましょう。
傘を広げて顔を隠しながらカラスに向かって行ってください。カラスは驚いて逃げていくはずです。
また、こうした攻撃なら顔もカラスに見られていないため、後日し返しをしてくることを避けられるかもしれません。
また、こうしたカラスの撃退方法は猫に対してだけではなく、人間が襲われたときにも有効です。
身近にある傘を上手に活用することでカラスを撃退できますので、カラスに襲われたときにはまずは冷静になって近くにある傘を探してください。
飼い猫をカラスから守る方法① 室内飼い
飼い猫を完全にカラスから守るなら、室内飼いをしてください。多くの飼い猫は室内飼いをしていますが、たまに外に出すということもしているかもしれません。
外に出すとカラスに襲われる可能性がありますので、外に一切出さない飼い方をすれば、カラスに襲われることはまずないでしょう。
また、猫を室内で飼うことで他の猫との接触もなくなります。猫が病気になる可能性として、他の猫との接触も考えられるためそうしたリスクを防ぐこともできます。
愛猫を守るために、普段から室内にしっかりと慣れさせて、外に出ることがないように飼っていきましょう。
子猫の頃から室内にしっかりと慣れさせることで、外に出して欲しいとせがむこともなくなります。
飼い猫をカラスから守る方法② 庭やベランダに出す場合
ただ、完全に室内で飼い続けることはあまりいいことではありません。たまには猫も外の光を直接浴びて、日向ぼっこをしたいと思うはずです。
そうしたときには、完全に外に出すのではなく、家のベランダに出してあげましょう。また、家の敷地内の庭であれば、ある程度安全に猫を遊ばせることができます。
ただし、庭やベランダであってもカラスは猫を見つけて襲う可能性があります。
カラスは空から獲物を探していますので、庭やベランダにいる猫を見つけて攻撃を仕掛けてきます。
こうしたトラブルを避けるには、猫を庭やベランダで遊ばせているときには、飼い主がしっかりと見守っておくことが大切です。
もし、カラスが近付いてきたと感じたときには、すぐに室内に猫を入れるように心掛けてください。
まとめ:カラスが寄ってこない家作りも大切
ここまで、カラスは子猫を襲うことがあることや、猫をカラスから守る方法等について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- カラスは縄張り争いのために猫を襲うことがある
- カラスが空腹の場合は子猫をエサとして襲うこともある
- 傘を広げて向かっていくことでカラスを撃退できる
- 室内飼いをすることでカラスからの攻撃を防げる
- 庭やベランダに出すときには飼い主がしっかりと見守る