夏の暑い時期などは愛猫のサマーカットなどが話題に上がりますが、実はどの季節でも猫の散髪はメリットがあります。ただし、愛猫の状態や猫種にもよるため注意が必要です。今回のMOFFME記事では、愛猫に散髪は必要か・メリット・散髪方法などを紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる愛猫に散髪は必要?愛猫の散髪のメリット・頻度・やり方など
愛猫の散髪を検討したことがありますか。
外に出ていない室内猫の場合は、飼い主が手入れしなくても、毛がふさふさで臭いもほとんどなく気にならないですよね。
猫は爪とぎを行い、毛づくろいで全身をなめ、自分で清潔を保っているから、散髪は必要ないと思うかもしれません。
しかし、愛猫の皮膚病や暑さ対策、毛が長い長毛種は毛玉取りなどで、人の手助けが必要なときもあります。
今回のMOFFME記事では、愛猫に散髪は必要か・メリット・散髪方法などをくわしく紹介します。
今回の項目
- 愛猫に散髪は必要なのか
- 愛猫に散髪をするメリットを紹介
- 愛猫の散髪頻度と散髪方法を紹介
ぜひ、最後までご覧ください。
愛猫に散髪は必要なのか
愛猫が長毛種の場合は、散髪が必要になることもあります。短毛種の場合は、基本的に必要ないでしょう。
長毛種の場合は、毛づくろいが追いつかず、汚れで毛玉になりやすいからです。
短毛種の場合は、基本的には必要ありません。しかし、体調を崩して毛づくろいができない場合や毛の抜け替わりの換毛期は、人の手助けが必要です。
特に、毛質が猫っ毛の子や皮脂分泌が多い子は、飼い主が定期的にブラッシングを行っていても毛玉になる可能性が高いでしょう。
この項目
- 長毛種の散髪はプロに任せた方が良い
- 短毛種の場合は基本的に散髪は必要ない
をくわしく紹介します。
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長毛種の散髪はプロに任せた方が良い
長毛種の散髪は、専門職の獣医師やトリマーなど、プロにお任せしましょう。
長毛種の猫は、自身の毛づくろいだけでは汚れを取り除くことができず、毛玉になりやすいからです。
愛猫のブラッシングは、1回3~5分を目安に行います。
ブラッシングを長時間行うと、必要な生えてる毛を抜いてしまい、痛みを与える可能性があるからです。
愛猫に毛玉ができた場合、1回のブラッシングでは取り除くことができません。また、毛玉を取る際に、引っ張ってしまい、痛みや皮膚を傷つけることがあります。
散髪をする場合は、かかりつけ医に相談してから散髪のプロに預けるとよいでしょう。
最初は何が起きるかわからないので、出来れば動物病院に併設のトリミングサロンがおすすめです。
短毛種の場合は基本的に散髪は必要ない
短毛種の猫は、基本的には散髪は必要ないでしょう。
短毛種は基本、自身の毛づくろいと、抜け替わりの換毛期のブラッシングだけで清潔を保つことができ、毛玉にもなりません。
しかし、愛猫が短毛種でも皮膚病で、定期的にシャンプーやカットが必要なときは、散髪が必要になります。
短毛種でも、肥満や心臓病などのにより、自身で毛づくろいが行えなくなる場合があります。毛づくろいが行えないと清潔を保てなくなるので、毛玉ができやすくなってしまうでしょう。
猫は犬より水を嫌い、自宅でのシャンプーするのは、結構大変です。
シャンプーや散髪が必要なときは、愛猫の性格や病状などを獣医師に相談し、トリミングを行うべきか相談するとよいでしょう。
愛猫に散髪をするメリットを紹介
愛猫に散髪することで、熱中症・皮膚病予防などの健康面、普段のお手入れ・抜け毛の軽減などのメリットがあります。
体温調整が上手な猫でも、全身毛に覆われているので、湿度も高くムシムシした暑い季節を乗り越えるのは大変です。
愛猫が熱中症や皮膚病予防のめにも、散髪を行うべきか、かかりつけ医に相談するのもよいですね。
暑さ対策や身体の通気性をよくする散髪で、得られるメリットは多いでしょう。
愛猫を散髪した場合のメリットを3つくわしく紹介します。
この項目
- ① 熱中症対策
- ② 抜け毛処理が楽になる
- ③ 皮膚病の予防
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メリット① 熱中症対策
愛猫を散髪するメリットは、熱中症対策ができることです。
猫は、自分にとって快適な場所、体温調整することは得意です。しかし、気温が自身の体温より高くなると、うまく体温調整ができなくなり熱中症になる危険があるでしょう。
気温が高くなる暑い日の留守番は、室内の気温も上がります。室内の愛猫は、逃げ場がなくなり、熱中症になってしまうことがあります。
特に長毛種の猫は、短毛種の猫より毛が長いぶん体温が上がりやすいのです。
散髪でサマーカットすることにより、毛が短くなり通気性がよくなります。猫の体感もかなり涼しくなるので、長毛種の猫のサマーカットはおすすめです。
散髪に行う場合は、愛猫の性格や特徴などを、獣医師に伝え相談してから行いましょう。
メリット② 抜け毛処理が楽になる
散髪を行うメリットとして、抜け毛処理が楽になります。
猫の飼い主あるあるで、必ず出かける前には衣類についた毛を取るほど、抜け毛が多いですよね。
愛猫の散髪でサマーカットやシャンプーをすると、抜け毛処理が減ります。被毛も短くカットするので、毛玉もできにくくなり、飼い主のケアも軽減するのです。
サマーカットをすることにより、家中に舞っていた抜け毛も減り、家庭での抜け毛処理が楽になります。
以前、23歳まで生きた猫っ毛の長毛種を飼っていた頃、サマーカットを毎年していました。毛玉も抜け毛も減り、生涯、熱中症や脱水知らずに生活できました。
ただし、猫の散髪は、ストレスがかかります。かかりつけ医に相談してから、行いましょう。
メリット③ 皮膚病の予防
散髪を行うメリットとして、皮膚病の予防にもなります。
暑い時期は、湿気も多く暑さで被毛の中が蒸れてしまい、猫の皮膚病を発症したり、悪化したりするからです。
猫の皮膚病の原因は、アレルギー、ダニやノミの外部寄生虫、皮膚真菌症などがあります。皮膚病を患うと、夏の湿度で熱が籠り、通気性が悪くなり、皮膚状態が悪化してしまうのです。
散髪をすることにより、通気性がよくなります。その結果、皮膚病予防や悪化予防になるのです。
散髪により、愛猫の皮膚状態を確認しやすくなるので、皮膚の異常にすぐ気づくことができるのもメリットの1つでしょう。
特に長毛種の猫には、サマーカットを行うことで、皮膚病の予防や悪化を防ぐことができるのでおすすめです。
愛猫の散髪頻度と散髪方法を紹介
- 愛猫の散髪頻度
- 愛猫の散髪方法
をくわしく紹介します。
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愛猫の散髪頻度
(出典:ネコホスピタルより)
愛猫の散髪頻度は、愛猫にとって適正なカット頻度を獣医師やトリマーと相談して決めましょう。
散髪の頻度は、猫の毛量、健康状態、種類、大きさなどにより異なります。
サマーカットでは、上記写真のライオンカットが多いです。顔と足先、しっぽの先に毛を残しあとは刈るスタイル。
短毛種の場合は、全身の被毛を散髪することはほとんどなく、シャンプーや肛門絞りなどのお手入れが多いでしょう。
長毛種の場合は、猫っ毛で毛玉ができやすい子、皮膚病を患っている子の場合は、定期的に散髪が必要になる場合もあります。
愛猫の散髪の頻度は、健康状態や年齢、毛量などにより違うので、獣医師やトリマーに相談してましょう。
愛猫の散髪方法
愛猫の散髪方法は、一般的に下記のことを行います。
- ブラッシング
- シャンプー
- 爪切り
- カット
- 肛門腺しぼり
- 耳掃除
- 歯磨き
しかし、皮脂分泌が多く、排泄物などで汚れている場合は、シャンプーが必要になります。
愛猫が暴れてしまい、家庭でのシャンプーが難しい場合は、無理をせず専門職にお任せしましょう。飼い主はトリミングのプロではないので、愛猫に負担をかけることもあるからです。
愛猫ができない耳掃除や歯磨きは定期的にを行いましょう。爪切りやブラッシングも一緒に定期的に行うとよいです。
肛門腺しぼりやカットは、できれば専門職にお任せすることをおすすめします。
まとめ:愛猫に散髪が必要かどうかは獣医師さんに聞いてみよう
今回は、愛猫の散髪のメリット・頻度・やり方などをくわしく紹介しました。いかがでしたでしょうか。
今回の項目
- 愛猫に散髪は必要なのか
- 愛猫に散髪をするメリットを紹介
- 愛猫の散髪頻度と散髪方法を紹介
愛猫の散髪は、特に長毛種は必要になりますが、皮膚病や被毛の脂分などにより短毛種でも必要になってきます。
猫の散髪は、愛猫に負担がかかるものです。無理矢理やると、猫にストレスを与えてしまいます。
愛猫に散髪が必要かどうかは、必ずかかりつけの獣医師に相談しましょう。
またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!