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とても可愛らしく不思議な生態のウーパールーパー。実はよく知られている白ピンク色の種類だけではありません。今回のMOFFME記事では、ウーパールーパーの種類5選・飼育方法・購入場所・ウーパールーパーの生態系などを詳しく紹介していきます。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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ウーパールーパーの種類は意外と豊富!飼育方法や購入場所も

皆さんはウーパールーパーという動物をご存知ですか?水中で暮らしているウーパールーパーは、魚でもトカゲでもありません

ウーパールーパーとは、1980年代に大流行したサンショウウオやイモリと同じ両生類です。今回のMOFFME記事では
  • ウーパールーパーの種類5選
  • ウーパールーパーの生態について
  • ウーパールーパーの飼育方法と購入場所

について詳しくご紹介致します。この記事を最後まで読んで頂ければ、今まで知らなかったウーパールーパーの生態について詳しく知ることができます。

ウーパールーパーについて知りたいかた・飼育を検討しているかたは是非最後までご覧下さい。

ウーパールーパーの種類5選を紹介

皆さんがよく知る「ウーパールーパー」は、白い姿ですが、これは動物実験を何度も繰り返し「突然変異」した姿です。


この白いウーパールーパー以外にも、実はたくさんの種類が存在します。今回ご紹介するウーパールーパーの種類は

  1. リューシスティック(黒目)
  2. アルビノ
  3. マーブル
  4. ゴールデン
  5. ブラック

です。5種類それぞれに特徴があり、見た目は全く異なります。ウーパールーパーの飼育を検討しているかたは、どのウーパールーパーがかわいいのか比べてみてはいかがでしょうか。 

ウーパールーパーの種類① リューシスティック(黒目)

ウーパールーパーの種類1つ目は「リューシスティック(黒目)」です。リューシスティックは、ウーパールーパーの種類の中で1番有名な種類で、白い体に黒い目が特徴的です。

ホワイト黒目と呼ばれることもあり、ウーパールーパーのファンの人々には「リューシ」と呼ばれ親しまれています。中には、体の表面や頭部に黒い模様が現れることがあります。

リューシスティック特有のもので「ソバカス」と呼ばれる模様は、成長とともに消える場合と出現する場合にわかれます。リューシスティックのエラは黒い色素が現れる場合や赤・紫などのエラをもつ個体も存在します。

黄色いエラのリューシスティックも稀に見かけますが、希少なため市場でみかけることはないでしょう。

ウーパールーパーの種類② アルビノ

ウーパールーパーの種類2つ目は「アルビノ」です。黒の色素が全くなく、目も含めて全身が真っ白い個体のウーパールーパーを「アルビノ」といいます。

アルビノには、赤い目を持つ個体も存在しますが、いずれも視力がとても弱く、餌だと思いなんでも食いつく傾向にあります。

そのため、アルビノは仲間かどうか分からず、共食いをしてしまうこともあります。目が悪いアルビノは、人がたくさんいる場所で飼育してもあまりストレスを感じることがありません。

一見、普通のウーパールーパーと比べて弱いイメージを持ちますが、実は飼育しやすいウーパールーパーの種類です。「アルビノ」にも「イエローアルビノ」「ゴールデンアルビノ」「ホワイトアルビノ」などの種類があり、見た目が若干異なります。 

ウーパールーパーの種類③ マーブル

ウーパールーパーの種類3つ目は「マーブル」です。マーブルは、メキシコサラマンダーの野生の姿に最も近いカラーをしています。

「マーブル」は、緑色の体に黒い斑点があるウーパールーパーですが、迷彩柄や薄い茶色、緑色が濃い薄いなど、カラーバリエーションが豊富にあるウーパールーパーです。

「マーブル」は、食欲旺盛で、ウーパールーパーの中で最も成長が早く、大きくなる種類です。野生に最も近い姿をしているため、爬虫類好きのかたに根強い人気のある種類です。

卵から産まれる確率の高い「マーブル」は、入手しやすいのも特徴の1つです。いろいろなカラーバリエーションをもつマーブルは、観ているだけでも飽きなさそうですね。

ウーパールーパーの種類④ ゴールデン

ウーパールーパーの種類4つ目は「ゴールデン」です。「ゴールデン」は、ウーパールーパーの中で1番美しいと言われています。

その理由は、しっぽや体にキラキラとしたラメ模様があるためです。このキレイなラメ模様は、成長とともに減少してしまう傾向にあるといわれています。

また、アルビノの中でも黄色が強い体をしており、ゴージャスな見た目の「ゴールデン」は、アルビノと同じく視力が弱い傾向にあります。しかし、食欲旺盛なので、弱々しい見た目に反してタフなウーパールーパーの種類です。

「ゴールデン」もアルビノと同じで視力が弱いため、手足を餌だと思い共食いしてしまう事故が多く、飼育の際は注意が必要です。

ウーパールーパーの種類⑤ ブラック

ウーパールーパーの種類5つ目は「ブラック」です。サンショウウオの愛好家にも人気がある「ブラック」は、薄い濃いなどの個体差はありますが、体と目など全てが黒色に近いのが特徴です。

少し青みがかった個体は「ブルー」と呼ばれ親しまれています。「ブラック」は、歳を重ねごとに黒色が濃くなっていくため、長く飼育すればするほど「ブラック」の良さを体感できます

ブラックの中にも、特に黒色が強い個体を「スーパーブラック」や黒の斑点模様が強い「グレースポット」などの種類がいます。

「スーパーブラック」は、同じ因子を持ったウーパールーパー同士からしか産まれないため、とても希少です。そのため、専門店でも入手することが出来ないこともあります。 

ウーパールーパーの生態について解説

ウーパールーパーは、1980年代以降、CMをキッカケに日本でも流行し人気者になりました。

「ウーパールーパー」には、1番有名な「リューシスティック」以外にも、たくさんの種類がいることがわかりましたね。種類によって、見た目や性格が違うのにも驚きです。

では、ウーパールーパーは、どのような生態なのでしょうか。次に
  1. ウーパールーパーの体の大きさ
  2. ウーパールーパーね寿命

について詳しくご紹介していきます。まだまだ知らない「ウーパールーパーの生態」について、少しでも興味をもち楽しんで頂けると嬉しいです。

ウーパールーパーの生態① 体の大きさ

ウーパールーパーの体の大きさには個体差が大きく、小さいものだと20センチから25センチ大きいものだと30センチ近くまで成長することがあります。

また、ウーパールーパーは成長のスピードが早く、大きくなるまでに約半年程度です。ウーパールーパーは、5センチから10センチと小さい頃に迎えることが多いですが、水槽は成長したときのサイズをイメージして購入することをオススメします。 

ウーパールーパーの生態② 寿命の長さ

ウーパールーパーの寿命は、5年から8年程度です。個体差にもよりますが、体調の管理・水槽の管理を正しくし、丁寧に飼育すると10年から20年近く生きてくれるウーパールーパーもいます。

5年程度の寿命を目指すのであれば、買い始めにかかる費用や飼育はしやすいといえます。しかし、正しく飼育し10年以上の寿命を目指す場合は、クーラーファンを付ける・ろ過機能が高いフィルターが必要・適切な水換え頻度など、少し費用と飼育の手間がかかります。

そのため、世話が苦手なかたやズボラな性格のかたは、ウーパールーパーの寿命は5年程度と考えておきましょう。

ウーパールーパーの飼育方法と購入場所を紹介

上記の記事では
・ウーパールーパーの種類・ウーパールーパーの生態

についてご紹介しましたがいかがでしたか?ウーパールーパーは、種類によって見た目だけでなく性格も違うため、いろいろな種類を飼育してみたくなりますね。

また、ウーパールーパーは、比較的飼育しやすく、価格は2,000円から3,500円程度です。(希少なスーパーブラックは20,000円から30,000円)次に
  1. ウーパールーパーの購入場所
  2. ウーパールーパーの飼育方法

について分かりやすくご紹介しますので、飼育する際の参考にして下さい。 

ウーパールーパーの購入場所

ウーパールーパーを購入する場所は
  1. ホームセンター併設のペットショップ
  2. 熱帯魚を扱うペットショップ
  3. 爬虫類を扱うペットショップ

などです。ウーパールーパーは、3月〜7月に産卵するため、5月〜6月頃が1番多くの種類・場所で販売されます。

時期を逃すと、お目当てのウーパールーパーを見つけることができないので、欲しい種類がある場合は、シーズンをしっかり把握しておきましょう!

また、通販での購入も可能です。しかし、状態や大きさを選ぶことができない・安いショップは生体管理がされていない場合があるなど、デメリットもあります。

ウーパールーパーの飼育方法① 水槽について

ウーパールーパーを上手に飼育する方法1つ目は「水槽」に気をつけることです。ウーパールーパーは購入する際、およそ5センチから10センチです。

そのため、購入時のサイズで水槽を選んでしまうと失敗してしまうため注意して下さい。ウーパールーパーは、およそ25センチほどに成長し、また成長スピードも早いため、水槽は45センチくらいの大きめを用意するのがオススメです。

その後は、成長に応じて水槽の大きさを変えてあげると、より長生きする傾向にあります。また、多頭飼いをする場合や「隠れ家」を複数用意する場合は、より大きな水槽にしましょう。水槽のサイズ目安は、2〜3匹で60センチ程です。 

ウーパールーパーの飼育方法② 水温

ウーパールーパーを上手に飼育する方法2つ目は「水温」に気をつけることです。ウーパールーパーは、冷たい水には強いですが、高温の水には弱い種類の生き物です。

夏場の適温は22度から24度です。水温が27度になると要注意、30度は危険で死んでしまう場合もあります。

水温が高くなりすぎないように、冷却ファンなどを使用し水温を管理しましょう。また「ウーパールーパー」は、熱帯魚のように「水合わせ」が必要です。

熱帯魚ほど慎重に行う必要はありませんが、1時間程度袋に入れたまま水槽水に浮かべておきましょう!「水合わせ」をしないと、ウーパールーパーが環境の変化に対応することができず、ショック死してしまう場合もありますので、注意が必要です。 

ウーパールーパーの飼育方法③ 水槽の掃除と水換え

ウーパールーパーを上手に飼育する方法3つ目は「水槽の掃除と水換え」に気をつけることです。

水槽には、餌の食べ残し・フン・尿など、目には見えない毒素が蓄積しています。水槽の掃除は、水換え1週間に1回、1回3/4程度の水を換え、夏場は週に2回、2/5程度水を換えるのが理想です。

また、フィルターを設置しない場合は、水槽とウーパールーパーの大小に関わらず、毎日水換えが必要になります。全く水換えをしなかった場合、毒素による中毒、病気などで3年程で死んでしまう可能性もあります。

注意点は、水のカルキを抜いた水道水を使用することです。また、ろ過フィルターを掃除する場合も、液体カルキ抜きを使用した水を使って洗うか、飼育水で洗うようにしましょう!

ウーパールーパーの飼育方法④ 餌

ウーパールーパーの餌の種類主に2つです。アカムシは、幼虫の「ユスリカ」を冷凍保存しているもので、使用するときは必要な分量だけ取り出し、ウーパールーパーの口元に持っていき与えます。

アカムシには、多くの成長ホルモンが含まれているため、小さなウーパールーパーに適しています。

アカムシは、熱帯魚を扱うペットショップで購入することができますが、アカムシによく似た「乾燥アカムシ」や「人工アカムシ」は、ウーパールーパーが食べてくれないので間違えて購入しないように気をつけましょう!

その他にも、ウーパールーパー専用の人工飼料(エビや魚の肉などを練り合わせた乾燥タイプの餌)があります。虫が苦手なかたにオススメです。

しかし
  1. 赤ちゃんの時期には食べてくれない
  2. ぷかぷか病になる可能性が高くなる

などデメリットもあるため、飼い主さんはよく検討してから餌を選ぶようにしましょう。

まとめ:基本的な管理を怠らなければウーパールーパーは飼いやすい

今回のMOFFME記事では
  • ウーパールーパーの種類5選
  • ウーパールーパーの生態について
  • ウーパールーパーの飼育方法と購入場所

について詳しくご紹介しましたがいかがでしたか?ウーパールーパーの飼育は、難しいイメージがありますが、難易度は「金魚」と同じくらいです。この機会に、ウーパールーパーの飼育を初めてみてはいかがでしょうか。

MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!