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犬と猫は交尾が可能なのか気になったことがある方もいるかもしれません。実際に犬と猫が交尾をすることはありませんが、もし交尾を行った場合子供は生まれるのでしょうか。今回のMOFFME記事では、犬と猫のハーフが生まれることの可能性について解説します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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犬と猫のハーフが生まれることは可能なの?交尾の疑問について

ペットとして人気の犬と猫ですが、犬と猫のハーフが生まれることは可能なのか考えたことはありますか。


ミックス犬など見たことがある方も多いのではないでしょうか。


犬同士、猫同士の交尾は可能です。


では違う種類の動物の交尾はどうなのか疑問に思う方もいるかもしれません。


今回MOFFEMでは犬と猫のハーフは生まれるのか、交尾の疑問について解説していきたいと思います!


動物はなぜ交尾をするのか、動物の交配について興味がある方は是非チェックしてみて下さい!


  • 犬と猫のハーフは生まれるのか


犬と猫のハーフは生まれるのか


私たちの身近に存在している動物といえば、犬と猫なのではないかと思います。


どちらも違う特徴があり、人気の動物です。


では、犬と猫のハーフは生まれることは可能なのでしょうか。


ここからは


  • 犬と猫では染色体が異なるため子供は生まれない
  • 属が同じであれば異種でも可能性は多少高い

この2点について詳しく解説していきたいと思います。

犬と猫という動物達の交尾する理由は子孫を残すためだけではありません

動物達の交配には本能的な理由も存在します。

動物の交尾の基本的な知識についても紹介していきます。

犬と猫では染色体が異なるため子供は生まれない

基本的には、犬と猫では染色体が異なるため子供を生むことはできないと言われています。


そして、動物はが異なると受精することができません。


染色体の数が同じであっても、種が異なる場合は交配は不可能になります。


交配が不可能な理由としては、メスがもっている卵細胞には糖鎖とよばれるゼリー層があります。


この卵細胞にあるゼリー層は動物によって異なり、同じ糖鎖をもつ相手でなければ溶かすことができません。


卵細胞の中にはいることができないため、受精することができないのです。


染色体が異なる種間でも交配できる場合もありますが、染色体の数の違いが受精や子孫を残すことを不可能にする原因であることに間違いはありません。


同じ種間であれば交配することは可能ですが、猫と犬は染色体の数も種間も違うため、交配することは不可能です。

属が同じであれば異種でも交雑の可能性は多少高くなる

異種でもが同じであれば可能性は多少高くなるのではないかと言われることもあります。


哺乳類の属が同じ動物のミックスの数は少なくはなく、属が同じであれば交雑の可能性は低くはないことがわかります。


属間交配として有名な動物はラバ(オスの馬とメスのロバ)ライガー(オスのライオンとメスのトラ)などがあります。


どちらも大きな特徴として繁殖能力がありません。


犬や猫も違う種類同士を交配させたミックス犬などが存在します。


犬と猫は属や染色体の数も違うため、交配することは不可能なのかもしれません。


異種での交配は品種改良として行われることが多いのも事実です。


しかし、中には同じ属でなくても、遺伝子的に近い種であれば種間交雑は可能である例もあります。

まとめ

犬と猫のハーフが生まれるのかという疑問について解説してきました。


  • 犬と猫は染色体が異なるため、交配は不可能
  • 染色体が異なる場合でも、「属」が同じであれば交配することはできる。

犬や猫など種類が違う動物を交配させるためには、さまざまな条件があり、それが一致することで交配が可能になります。

現在は種が違う動物の交配は不可能です。

生まれたとしても、病気や繁殖能力などに問題があるということを忘れてはいけません。

これから品種改良や動物の進化のために、動物の交配の研究は進んでいくでしょう。

犬と猫のハーフが生まれることも不可能な未来ではないのかもしれません。

MOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!