犬に吠えられるのはどんなオーラのせい?吠えられる人の特徴7選のサムネイル画像

理由は分からないけどいつも犬に吠えられる人っていますよね。オーラが問題だと言われることもありますが、実際はどうなのでしょうか。今回のMOFFME記事では、犬に吠えられるのはオーラのせいなのか・吠えられる人の特徴など紹介します。

記事監修者「望月 紗貴」

監修者望月 紗貴
一般社団法人愛玩動物健康管理協会(CAHA)代表理事

大型犬5頭、中型犬1頭、愛猫3匹と暮らす。長年犬の生物学の研究を行っており、ペットフードの委託開発を行う。その他、ペット用品開発、ペット関連事業者のコンサルタント、ペット用品の監修者、ペット関連教材制作者として活躍しながら、積極的に動物保護活動に参加。【保有資格:犬の管理栄養士・犬の管理栄養士/アドバンス・愛玩動物救命士・犬猫行動アナリスト・ペット看護士資格・ペット看護士資格マスターライセンス・ペット介護士マスターライセンス・ペットセラピスト資格・ドッグトレーニングアドバイザー・ドッグヘルスアドバイザー他】

この記事の目次

目次を閉じる

犬に吠えられるのはどんなオーラのせい?吠えられる人の特徴7選

歩いているだけなのに、犬に吠えられた経験ありませんか。


犬好きなのに吠えられるのは、ショックだったりしますよね。


犬に吠えられるのは「オーラ」が原因だと言われますが、どんなオーラだと吠えられるのでしょうか?


「オーラ」とは、人や物が発する微妙な雰囲気のことです。


犬は、オーラを敏感に感じ取って、その人を警戒するべきか判断します。


犬が吠えるオーラは、

  • 怒り
  • 恨み
  • 恐怖
  • イライラ
などのマイナスオーラです。

犬も同じで、近づきたくないから吠えるのですね。

オーラの他に、犬に吠えられる人の特徴はあるのでしょうか?

今回のMOFFME記事では、

犬に吠えられる人の特徴を7つご紹介します。
  • 特徴① 犬の頭を撫でる人
  • 特徴② 大きな声で話す人
  • 特徴③ 犬のテリトリーに入る人
  • 特徴④ 犬を正面から見つめる人
  • 特徴⑤ 無理に犬との距離を積める人
  • 特徴⑥ 表情が隠れる帽子やサングラスを着用している人
  • 特徴⑦ 犬に苦手意識を持っている人
歩いてるだけで犬に吠えられる方や、吠えられる事を克服したい方は、ぜひご覧ください。

またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらも参考にしてください。

犬のペット保険ランキングを確認する

前提:犬に吠えられるのはオーラではなく明確な理由がある


モデル:杏&蓮


犬に吠えられるのは、オーラではなく明確な理由があります。


犬は、予測できない動きや急に動くなどの動作に驚いて吠えたりします。


小さな子供の動きは、予測できないし、力加減も分からないので恐怖心で吠える犬もいますよね。


また、長い棒大きな物を持っていると、犬に吠えられることがあります。


長い棒やおおきな物は、犬にとって武器を持っているように見えるので、警戒心を煽ります。


犬の嫌がることを無理やりするのも、吠えられる原因のひとつですね。


このように、犬に吠えられるのは、きちんとした理由があるのです。


今回の記事では、犬に吠えられるのはオーラではなく明確な理由があるという前提で、解説していきますよ。

犬に吠えられる人の特徴7選を紹介

モデル:杏&蓮


犬に吠えられる人には、どのような特徴があるのでしょうか?


普通に歩いているだけなのに吠えられると、「何でだろう」と思います。


初対面の人だと、どんな人か分からないので犬の警戒心も強くなりますよね。


うちの愛犬は、最近一緒に住み始めた祖母に吠えます。


両親がいた部屋に見たことのない祖母がいるので、警戒しているようです。


犬の苦手な柑橘系やたばこなどのニオイをつけていると、ニオイに反応して吠えることがあります。


この項では、犬に吠えられる人の特徴について解説していきます。

  • 犬の頭を撫でる人
  • 大きな声で話す人
  • 犬のテリトリーに入る人
  • 犬を正面から見つめる人
  • 無理に犬との距離を積める人
  • 表情が隠れる帽子やサングラスを着用している人
  • 犬に苦手意識を持っている人

特徴① 犬の頭を撫でる人

犬の撫でる人は、犬に吠えられます。


犬は、から触られるのが好きではありません。


初対面というだけでも警戒するのに、上から頭を触られるとさらに警戒心が強くなります。


犬に触る時には、ゆっくり近づいて、グーの形にした手を犬の前に出してください。


敵じゃないと分かれば、犬が手のニオイを嗅いで近づいてきてくれます。


犬の警戒心が解けたら、ゆっくり頭の下の方を撫でて下さい。


初対面の場合は、撫でられるのにストレスを感じる犬もいるので注意が必要です。

特徴② 大きな声で話す人

大きな声で話す人も犬は苦手です。


犬の聴力はかなり優れていて、人間の聞こえない高周波の音まで聞こえます。


人間でも、大きな声を聞くとビックリしますよね。


聴力が優れた犬なら、もっとビックリしますし怯えます。


犬の前で話す時には、ゆっくり落ち着いたトーンで話しましょう。


トーンも関係していて

  • 高い声:褒められる時・嬉しい時
  • 低い声:叱られる時・他の犬が唸る声
上記のように犬が感じるため、声の低い男性のほうが犬に吠えられることが多いですよ。

特徴③ 犬のテリトリーに入る人

犬は縄張り意識が強い動物です。


「家族を守らないと」という使命感を持っている犬は、自分が縄張りだと思っている場所に入ってくる人を警戒して吠えます。


縄張り意識の強いオスに多くみられるようですね。


家にいろいろな物を配達してくれるドライバーさんは、犬が自分の縄張りだと思っている場所に入るので、吠えられるのは仕方ないですね。


ただ、犬がドライバーさんのニオイを覚えて、警戒心が解けたら吠えるのもやめてくれますよ。

特徴④ 犬を正面から見つめる人

親しくないのに犬の目を近くで長く見つめると、喧嘩をうっていると感じる犬もいます。


動物同士で目を合わせることは、敵意を表す行為。


人も同じで正面から見つめると、犬は警戒心を強めます。


信頼関係を築く前の犬に、目を合わせたり、正面から見つめたりすると恐怖心から吠えるようになります。


目は合った時は、目をそらすことで「敵意はありません」という表現になりますよ。


飼い主さんからじっと見つめられることも苦手なので、目を見つめるのは避けたほうがいいですね。

特徴⑤ 無理に犬との距離を積める人

無理に犬との距離を縮めようとすると、犬が不安になって警戒心を強めます。


犬が不安を感じている時に行うしぐさは、

  • そっぽを向く
  • 体をブルブル振る
  • あくびをする
  • 鼻を舐める
  • 地面を嗅ぐ
  • 耳が横や後ろに垂れている
  • 姿勢を低く構える
などです。

この状態で、犬に近づくと吠えられたり、最悪の場合には噛まれたりすることもありますので、注意が必要です。

犬が慣れてから、少しづつ距離を縮めていきましょう。

特徴⑥ 表情が隠れる帽子やサングラスを着用している人

犬は、飼い主さんの微妙な表情の変化に気づくほど、人の表情をよく見ています。


いろいろな研究の結果から、犬は人の表情から感情を読み取ることが分かってきました。


笑顔と怒った顔の区別がつくようですね。


表情から感情を読み取るのに、表情を隠してしまうと犬の不安感緊張感が強まります。


また、犬の目は、黒い色が見にくいです。


黒い服を着ている人に手を出されると、急に手が出てきたように見えると言われています。


黒い服のコーディネートだと、吠えられる可能性が高いですね。

特徴⑦ 犬に苦手意識を持っている人

犬に苦手意識がある人は、無意識に犬をチラチラ見たり、そわそわ落ち着かない行動をします。


犬が苦手な人は、犬も寄りつきませんよね。


犬が苦手な人が放つ緊張不安が、犬にも伝わって犬も警戒してしまいます。


狩りをしていた本能で、落ち着かずそわそわしている人は、弱っている獲物に見えると言われます。


犬が苦手な人は、犬も分かっているので、犬の方から近づいてこないように吠えて威嚇します。


ゆっくり落ち着いて行動することが大事ですね。

まとめ:敵意がないことをアピールするのが大事

今回は、犬に吠えられるオーラについて解説してきました。


オーラ以外でも犬に吠えられる原因がありました。

  • 頭をなでる
  • 声が大きい
  • 縄張りに入る
  • 犬を正面から見つめる
  • 無理やり近づく
  • 表情を隠す
  • 犬に苦手意識がある
何かひとつでも当てはまったら、改善してみて下さい。

「敵意がない」ことを犬にアピールすることが、いちばん大事ですよ。

敵意がないことが分かれば、吠えられることがなくなります。

ただ、飼い主さんを守るという正義感から吠える犬もいますので、飼い主さんの側にいるだけで吠えられることもありますよね。

そんな場合でも、目や体を犬から背けて「敵意がない」ことをアピールしましょう。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットやペット保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください。