犬のしつけにコングが役立つ!メリット・デメリット、正しい遊び方とはのサムネイル画像

愛犬の知育やしつけに役立つ『コング』。留守番中も愛犬の分離不安を解消すると言われメリットがたくさんあるように見えます。ですが、正しく使わないとデメリットもいくつか存在します。今回のMOFFME記事では、コングの正しい遊び方やデメリットを紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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愛犬のしつけにコングが役立つ?デメリットや正しい遊び方など

愛犬にしつけはどのような方法で行っていますか。


実は犬のしつけにはゴングが役立つという噂があります。このゴングをどのような使い方でしつけをするのか気になる人は多いはずです。


そもそもゴングとはどのようなものなのか、そしてどのような方法でゴングを使用するのかについて詳しく解説します。


今回「MOFFME」では、

  • 犬の知育玩具『コング』とは
  • 犬のコングの正しい遊び方・使い方を紹介
  • 犬のコングのデメリットを紹介
について詳しく解説します。

おそらくゴングを今まで使ったことがないという飼い主が多いでしょうから、この内容をチェックしてゴングについて詳しくなってみてください。

またMOFFMEでは「ペット保険はいつから適用されるの?」についても紹介しておりますので、そちらも参考にしてみてください!

犬の知育玩具『コング』とは


そもそもゴングとはどのようなものなのでしょうか。


犬の知育玩具として知られているゴングについて詳しく解説します。犬を飼っている人でも、このゴングを使ったことがないという人は多いでしょう。


実はゴングはかなり歴史の長い犬の用の知育玩具で、長く愛用している飼い主も多いようです。


この項目では、

  • 犬の知育玩具『コング』について
  • 犬のコングは全部で4種類・5つのサイズがある
について説明します。

まずはゴングについて詳しくなってください。

犬の知育玩具『コング』について

犬用の知育玩具、ゴングはなんと40年以上の歴史のあるものです。ゴングと聞くと商品名だと思っている人も多いかもしれませんが、実はブランド名です。


ゴング製品には、ゴングフライヤーやゴングドット、ゴングトラックスなどが販売されています。


世界中で愛されている玩具で、天然ゴムを使用しているということから信頼性も高いという特徴があります。


また、犬用の玩具はどうしても長期間使っていると壊れてしまいます。


犬は噛んで遊ぶこともあるため、玩具が壊れてしまうことが多いですが、このゴングはかなり強度のあるゴムを使っていますので丈夫で壊れにくいのも特徴です。


また、ゴングが知育玩具と呼ばれているのは、この玩具の中におやつなどを入れることができるからです。


チョココロネのような形状になっている玩具の中におやつを入れることで、愛犬は遊びながらトレーニングを行うことができるのです。


このタイプが最も有名なゴングの知育玩具です。

犬のコングは全部で4種類・5つのサイズがある

ゴングに全部で4種類のタイプが用意されています。


先ほど解説したゴングフライヤーなどがそうですが、さらにゴングはサイズもそれぞれ5つ用意されているのです。


サイズはXSからXLまでありますので、愛犬のサイズに合わせて購入することができます。


XSサイズまで小さなものが用意されていますので、小型犬でもしっかりと知育玩具として使用することができます。


ただし、これからゴングを購入するときには、愛犬の口の大きさよりも大きめのサイズを選ぶように心掛けてください。


中におやつなどを入れるゴングの玩具は、犬が飲み込まないように大きめのサイズを選ぶことが基本です。


コングはサイズがしっかりとマッチすれば、最高の知育玩具となるでしょう。

犬のコングの正しい遊び方・使い方を紹介


犬のゴングを正しく選ぶにはどのようなポイントに気を付けるべきでしょうか。また、そもそもゴングはどのような使い方をするのが良いのでしょうか。


とくにこれからゴングを購入して使ってみたいと考えている場合は、解説する内容をしっかりとチェックしてください。


この項目では、

  • 犬のコングにおやつを詰める方法
  • ステップ① コング=おいしいを愛犬に覚えさせる
  • ステップ② おやつを少しずつ大きくする
  • ステップ③ 様々なフード・おやつを組み合わせる
について解説します。

犬のコングにおやつを詰める方法

まずは、ゴングの正しい使い方から理解してください。犬のゴングへおやつを詰める方法は、まずは少し大き目のおやつを用意します。

最初に大き目のおやつをしっかりとゴングの中に詰めていき、そしてゴング内の空いたスペースに小さな粒状などのおやつを詰めていきます。

ポイントは簡単に抜けないようにしっかりも詰め込むことです。コングは知育玩具とされていますので、簡単におやつを食べることができれば、知育の意味がなくなります。

また、ドックフードをお湯などで柔らかくしてゴングの中に詰め込むのもおすすめです。

また、ドックフードをふやかして詰め込む場合には、冷凍庫で凍らせれば長く使うことができますので試してみてください。いろいろと工夫をして試してみましょう。

ステップ① コング=おいしいを愛犬に覚えさせる

ゴングを使って愛犬にしつけをするときには、まずはゴングの存在をしっかりと覚えさせることが重要です。

ゴングの中には先ほども解説した通り、おやつを詰め込みます。そのため、ゴング愛犬にとってははとても良い臭いがして、自然と興味を引くものになります。

ゴングはおいしいものということを覚えさせれば、今後においてしつけがとても楽になります。

コングはおいしいものということを愛犬に覚えさせますが、実はこれはとても簡単です。

エサやおやつによりますが、犬は臭いにとても敏感なため、自然とおやつはおいしいものという認識を持ってくれるでしょう。

楽にそうしたことを愛犬に覚えさせるなら、できるだけ愛犬が好きなエサやおやつを詰め込むようにしましょう。

ステップ② おやつを少しずつ大きくする

そして、少しずつおやつなどを大きくしていくこともポイントになります。

ゴング内のおやつは最終的には食べれるようにしますが、最初は小さいおやつなどで取りやすくして興味を持たせるようにします。

簡単におやつなどを取れる状況が続けば、知育玩具としては成立しませんので、少しずつおやつなどを大きくしていくなかなか取れない状況にしていきましょう。

この少しずつ大きくしていくことが知育にとってとても大切なポイントになります。

愛犬のしつけのレベルも少しずつハイレベルにしていき、その度におやつなどのサイズを大きくしていき、なかなか取れないようにしていきましょう。

実察にゴングを使ってみて、愛犬がどういった反応をするのか確認してみましょう。

ステップ③ 様々なフード・おやつを組み合わせる

また、様々なフードを組み合わせて使うことも試してみましょう。犬によってはゴングだけに興味を持ってしまい、中のおやつなどには興味を示さないことがあります。

ゴングだけに興味を持ってしまうと、時間が経つとゴングに飽きてしまうでしょう。

飽きてしまうとしつけとしてゴングが使えなくなりますので、しっかりとゴングの中のおやつなどにも興味を持たせるため、様々なフードやおやつを組み合わせてください。

愛犬の大好きなおやつなどを詰め込むことも大切ですが、おやつの香りや味に飽きないように、他のおやつなどでも試すようにしてみてください。

大切なことは、まずはゴングに興味を持たせることです。興味をしっかりと持たせるために、おやつの選定は重視するようにしてください。

犬のコングのデメリットを紹介


犬のゴングにはたくさんのメリットがあることは事実ですが、実は有能に見えるゴングにもデメリットはあります。


ゴングを愛犬に使うときには、こうしたデメリットについても理解しておくようにしてください。


ゴングにはどういったデメリットがあるのかについて解説しますので、こうしたことも必ず確認をしてください。


この項目では、

  • デメリット① 手入れが疎かだと誤飲のリスクを生む
  • デメリット② 留守番中のコングは誤飲等の思わぬリスクがある
  • デメリット③ エナメル質の薄い犬は歯の摩耗や割れを起こす
について解説します。

デメリット① 手入れが疎かだと誤飲のリスクを生む

ゴングは手入れを疎かにしてしまうと、誤飲のデメリットが発生します。


ゴングはその形状からもわかる通り、少し手入れが難しく手入れを疎かにすると誤飲だけではなく、中のおやつなどが腐ってしまうデメリットもあります。


ゴングを手入れするときには、まずは中の汚れをしっかりと浮かせるようにしてください。ゴングの中にお湯を入れて汚れをまずは浮かせます。


そして汚れが浮いたら一度、中のお湯を出して今度はブラシを使って中の汚れを落としていきます。


使わなくなった歯ブラシなどを使えば、綺麗に狭い部分まで汚れを落とすことができます。


そして、綺麗に中の汚れを落とすことができれば、中の水はしっかりと乾燥させて保管しましょう。


中に水を残してしまうと、カビが生えるデメリットもありますので注意しましょう。

デメリット② 留守番中のコングは誤飲等の思わぬリスクがある

また、ゴングには誤飲をしてしまうというデメリットがあることも理解しておきましょう。


ゴングはかなり強度が高く作られていますので、壊れるようなことは少ないですが、長期間使い続けることでゴングのボディに亀裂が入ることがあります。


この亀裂部分から少しずつ劣化していき、ゴングがバラバラになることがあります。そうなってしまうと、愛犬が誤飲してしまうデメリットが発生します。


その誤飲時に飼い主が外出しており、愛犬が一人で留守番をしているときには、誤飲に長時間気が付かないかもしれません。


こうしたコングのデメリットを防ぐためには、日々ゴングの状態を確認することが大切です。亀裂などの劣化がないかなどを確認しておけば、留守番中でも安心です。

デメリット③ エナメル質の薄い犬は歯の摩耗や割れを起こす

そして、コングは歯のエネメルシ質の薄い犬の場合は、歯の摩耗を起こすデメリットもあることを理解しておきましょう。


ゴングはこうしたデメリットについてもしっかりと考えて作られてはいますが、エナメル質が薄い犬の場合は、歯の欠けや割れなどが起こることも十分考えられます。


犬用のおもちゃなどが壊れないようにかなり頑丈に作られていますが、頑丈に作られているがために、こうしたトラブルが起こることもあるのです。


ゴングは噛むことでしつけを行う玩具でもありますので、硬く作る必要がありますが、こうしたことがデメリットにもなっていることを理解しておきましょう。


こうしたデメリットが不安であれば愛犬の歯の状態を確認しながら利用するようにしてください。欠けたり割れたりした歯は元通りになりませんので注意してください。

まとめ:正しくコングを使ってメリットを享受しよう

ここまで、ゴングの使い方や、愛犬に与える場合のデメリット等について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか? 


この記事では、

  • ゴングは知育玩具として活用できるアイテム
  • ゴングの中におやつなどを詰め込んで知育を行う
  • 少しずつおやつなどを大きくすることでしつけのメリットを活かすことができる
  • ゴングはブラシなどを使ってしっかりと衛生的に管理する
  • ゴングは破損して誤飲する恐れもあるため注意する
以上の内容を詳しく解説してきました。

ゴングが愛犬のしつけに効果的なのは間違いないでしょう。

しかし、コングはあくまでも正しく使うことで効果を発揮しますので、デメリットも理解して正しい使い方を身に付けるようにしてください。

またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!