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みなさんは「ラグドール」という猫種をご存知でしょうか。ラグドールはブルーの瞳が特徴的なおっとりした猫ちゃんです。初心者にも飼いやすい猫種として愛されています。今回のMOFFME記事では、ラグドールの性格・特徴・寿命などを紹介します。
この記事の目次
目次を閉じるラグドールの平均寿命はどれくらい?性格・飼い方も紹介!
猫には様々な種類がいます。その中でラグドールという種類がいます。日本国内でも飼っている方が多くおり、人気の猫種になります。
そんなラグドールの平均寿命や性格などは知っているでしょうか。飼っている方が多くても特徴など知られていないことも多くあります。
この記事ではラグドールの平均寿命や性格、飼い方などがよく分かるようになっています。
今回「MOFFME」では
- ラグドールの特徴や平均寿命を紹介
- 寿命を伸ばすには?長生きする飼い方のコツを紹介
- ラグドールの気をつけたい3つの病気を紹介
ラグドールを飼っている方や将来的に飼いたいと思っている方は最後までご覧ください。
また、以下の記事でもラグドールについて特集しています。ぜひ本記事とあわせて読んでみてください。
ラグドールの特徴や平均寿命を紹介
ラグドールは、人気の高い猫種ですが、特徴などはそこまで知られていません。
平均寿命はどのくらいで、どのような特徴がある猫種なのでしょうか。平均寿命や性格などの特徴について紹介していきます。
ここからの内容は
- 特徴
- ラグドールの性格とは?オス・メス別に紹介!
- 平均寿命は?
ラグドールの特徴
ラグドールは、1960年代にアメリカで飼われていたシールポイントという猫種がベースとなっていて、2000年にアメリカの猫種登録協会に登録されました。
そんなラグドールの特徴としては
- 瞳が青い
- 白い長毛
- ポイントカラー(クリーム色・ブラウン・レッド・ブルー・チョコレートなど)
また、猫種の中でもラグドールは大型になり、丸みのある身体になりやすいです。
体重は、オスであれば5kg~7kg、メスであれば4kg~6kgになります。しかし、稀ではありますが、10kgを超えるラグドールもいます。
他の猫種と違う点として、多くの場合子猫は1年で成猫となるのですが、ラグドールは完全な成猫となるまでに3年程度かかります。
ラグドールの性格とは?オス・メス別に紹介!
ラグドールは、おとなしく、人に懐きやすい性格をしており、英語でぬいぐるみという意味の名前なので、名前にぴったりの性格をしています。
また、猫の中では珍しく、抱っこが大好きで、暴れることなく抱かせてくれます。
しかし、ラグドールの性格は、オスとメスで異なる部分があります。
- オス:活発・懐きやすい
- メス:警戒心が強い・神経質
すでに他の猫を飼っている場合や違う動物がいる場合でも上手に交流してくれるので、室内で飼う猫としては、最も優れています。
飼い主さんにも従順なので、初めて飼う方にもおすすめです。
ラグドールの平均寿命は?
ラグドールの平均寿命は14~16歳くらいと言われています。この平均寿命は長くも短くもなく、猫の全体と大差ありません。
ラグドールの年齢は、1ヶ月で1歳になり、2ヶ月で3歳と人間の5倍程度の早さで歳を取っていきます。
平均寿命の14~16歳のときには、人間の年齢で表すと72~80歳程度になります。ラグドールが歳をとるのはあっという間なので、1日1日を大切にしてください。
また、ラグドールはのんびりとしていることが多いので、遊べる時期に思う存分遊んであげてください。
触ることも容易にできるので、嫌がられない程度になでたりして多く触れ合っておきましょう。
ラグドールの寿命を伸ばすには?長生きする飼い方のコツを紹介
ラグドールの平均寿命は歳でした。しかし、飼い方次第では寿命を伸ばすことが可能です。
飼い主さんは皆、できる限り長生きしてほしいと思っているはずです。ラグドールに長生きしてもらうための飼い方のポイントを紹介していきます。
飼い方のポイントとしては
- ① 完全室内飼育
- ② 食事
- ③ ブラッシング・シャンプー
飼育ポイント① 完全室内飼育
ラグドールの寿命を伸ばす飼い方は、完全室内飼育をするということです。
外に散歩させていたりすると、交通事故に遭ってしまったり、帰ってこなくなってしまうことがあります。
そのため、完全室内飼育の方が寿命が長くなり、これはどの猫種にも言えることです。
特にラグドールは、おっとりとしているので危機察知が遅く、屋外での生活は向いていません。
完全室内飼育をするポイントとして、外を眺めさせることは良いことなのですが、実際に外に出してしまうのはNGです。
その理由としては、外に出る楽しさを知ってしまうと外に出たがるようになり、外にいけないことでストレスを溜めてしまうからです。
ラグドールに限ったことではありませんが、猫を少しでも長生きさせたいのであれば、完全室内飼育にするようにしましょう。
ただし、室内飼いでストレスを感じる猫もいます。
以下の記事では室内飼いのポイント等を解説しているのであわせてご覧くださいね。
飼育ポイント② 食事
ラグドールの寿命を伸ばす飼い方のポイントは、食事に気を遣う必要があります。
殆どの猫種は成猫になるまで1年程度ですが、ラグドールなどの大型の猫の場合は、成猫になるまで2~3年かかります。
そのため、成長するまでの間は高たんぱく、高脂質なキャットフードをあげる必要があり、栄養不足にならないように気をつける必要もあります。
キャットフードの中には総合栄養食という猫に必要な栄養が全て入っているものがあります。
総合栄養食を与えれば、栄養不足にはなりにくいので、おすすめです。
また、成猫担ってからも食事量が変わらないことがあります。その場合、運動をしなければ太る一方なので、遊んであげたりして適度に運動をさせてあげましょう。
飼育ポイント③ ブラッシング・シャンプー
ラグドールの寿命を伸ばす飼い方のポイントは、 ブラッシングとシャンプーを怠らないということです。
ラグドールは、長毛の猫種なので、グルーミングをしているときなどに毛を飲み込んでしまって病気の原因になってしまうことがあります。
そのため、ほぼ毎日ブラッシングをする時間を作るようにしてあげたほうがいいです。
また、適度にシャンプーをしてあげることもおすすめです。シャンプーは、汚れだけでなく抜け毛も落とせたり、猫アレルギーの対策にもなります。
しかし、シャンプーはブラッシングと違って、やりすぎてしまうと被毛のぱさつきの原因となるので、1ヶ月に1度のペースでするといいです。
ラグドールの気をつけたい3つの病気を紹介
猫は様々な病気にかかりますが、猫種ごとにかかりやすい病気があります。ラグドールにもかかりやすい病気があるのですが、知っているでしょうか。
かかりやすい病気を知らない方に向けて、注意しなければならない病気について紹介していきます。
注意しなければならない病気は
- ①:熱中症
- ②:毛球症
- ③:肥大型心筋症
注意すべき病気①:熱中症
ラグドールの注意すべき病気の1つ目は熱中症です。熱中症は人間でもよく発症するので、聞き馴染みがあるのではないでしょうか。
熱中症というのは、気温の高さなどの暑さに耐えることができなくなって、体温の調節ができなくなるという病気です。
ラグドールなどの長毛の猫種は、毛が多い分熱がこもりやすいので、暑さには弱いです。そのため熱中書にかかりやすくなってしまいます。
熱中書担った時の主な症状としては
症状 | |
---|---|
軽症 | ふらふらになる 呼吸が早くなる 嘔吐 下痢 体温が40度以上になる |
重症 | 痙攣が起こる ぐったりする 意識を失う |
また、重症になってしまうと脳や内臓に障害が残ってしまうこともあるので、軽症のうちに対処をしましょう。
熱中症になった時の対処法としては
- 首や脇を冷やす
- 全身の冷やしてあげる
- 慎重に水を飲ませる
エアコンで室内の温度を調節したり、水飲み場を複数用意するなど対策はして、熱中症にならないようにしましょう。
注意すべき病気②:毛球症
ラグドールの注意すべき病気の2つ目は毛球症です。毛球症は、グルーミングをしたときなどに毛を飲み込むことによって、胃や腸で毛が絡んでしまって発症する病気です。
この病気は長毛の猫に多く見られ、症状としては
- 食欲低下
- 便秘
- 嘔吐
毛球症にならないための対策としては、ブラッシングをしたり、毛玉ができにくくなるキャットフードをあげるなどです。
また、ストレスなどにより抜け毛が多い場合に発症しやすいので、ストレスをなくすことを心がけましょう。
毛球症は、市販の毛玉除去剤で治ってしまうこともありますが、重症だと手術をする必要が出てくるので、動物病院を受診することをおすすめします。
注意すべき病気③:肥大型心筋症
ラグドールの注意すべき病気の3つ目は肥大型心筋症です。肥大型心筋症は、心臓の筋肉が厚くなることにより、心臓の機能が低下する病気です。
この病気は、ラグドールのような大型の猫種が発症しやすいです。
症状としては
- 食欲低下
- 口呼吸
- 呼吸困難
また、血栓症という病気を併発してしまうこともあります。血栓症とは、血流を阻害する血栓が心臓にできる病気です。
血栓症を併発してしまったときの死亡率が高く、生きれても後ろ足が麻痺してしまうなどの後遺症が残ってしまうことがあります。
肥大型心筋症は、初期段階では気づくことが難しい病気なので、何かしらの症状が見られたらすぐに動物病院に行くようにしてください。
また、病気や怪我を負ってしまったときに備えてペット保険に加入することが大切です。
MOFFMEではラグドールのペット保険について紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
ラグドールのペット保険加入時に注意が必要なこと
ここまで、ラグドールの保険加入の必要性について解説してきました。
ただ、保険であればどれでも良いというわけではありません。
ラグドールのペット保険を選ぶ際には、かかりやすい病気やケガに合わせて選ぶことが重要です。
また病気やケガの他にも注意してほしいことがいくつかあります。
ここからは、ラグドールのペット保険加入時に注意が必要なことについて、解説していきます。
子猫など猫の年齢によっては保険に入れないことがある
ペット保険には、保険ごとに年齢制限が設けられています。
また加入はできても、保険契約を継続できる年齢の上限が定められているところが非常に多いです。
猫の先天性の病気などは補償対象外になってしまう
年齢的には保険加入できる年齢だとしても、先天性の病気を持っている場合は、補償対象外とされてしまうことがあります。
先天性の病気とは以下のようなものです。
- 肥大型心筋症
- 膝蓋骨脱臼
- 骨軟骨異形成症
- 小脳低形成
ラグドールの保険加入はしっかりと選ぶことが大事
ここまで、ラグドールの保険加入時に注意が必要なことについてお伝えしてきました。
かかりやすい病気やケガに加えて、年齢や先天性の病気にも気を配らなければならないことがお分かりいただけたかと思います。
先天性の病気が補償対象外となるのかどうか等は免責事項に記載されているため、良く確認するようにしましょう。
免責事項は細かく記載されていることが多いため、読むのが面倒になってしまう方もいるかもしれませんが、免責に書かれていることを理解していないがために補償してもらうことができず、全額自己負担になってしまうケースもあります。
ペット保険を選ぶ際には必ず免責事項や加入条件、加入継続年齢をよく確認するようにしましょう。
まとめ:ラグドールの特徴を理解して飼育判断をしよう
今回は、ラグドールの特徴や平均寿命などについて書いてきました。
この記事では
- ラグドールの特徴や平均寿命を紹介
- 寿命を伸ばすには?長生きする飼い方のコツを紹介
- ラグドールの気をつけたい3つの病気を紹介
- ラグドールのペット保険の選び方
以上の3つの内容を解説してきました。
ラグドールの特徴は、瞳が青い、白い長毛、ポイントカラーがあることでした。平均寿命は14~16歳と言われていますが、飼い方次第では伸ばすことが可能です。
また、懐きやすく、従順な猫種なので猫が好きであれば飼いやすいです。特徴などをしっかりと理解した上で飼うことを検討してみてください。
MOFFMEでは、ラグドールのペット保険の他、様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!