内容をまとめると
- 猫は道路交通法で積載物扱いされる
- バイク積載の基準を把握しておく必要がある
- 原動機付バイクとそれ以外で積載の基準が分類されている
- 突然の事故や病気で病院に連れて行かなければならないときに小回りが効き、駐車しやすい
- 猫の治療費用は全額自己負担になるため、万が一に備えてペット保険への加入がおすすめ
たまの休日に愛猫と旅行ができたら楽しいですよね。ですが法律上は猫をバイクに乗せても大丈夫なのでしょうか。今回のMOFFME記事では、愛猫をバイクに乗せる際の道路交通法・おすすめグッズ・乗せるメリット・乗せ方などを紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる愛猫をバイクに乗せるのは大丈夫?ルールや方法を詳しく紹介
猫をバイクに乗せても良いのでしょうか。愛猫をどうしてもバイクに乗せたいと考えている飼い主は多いかもしれません。
旅行に行くのにバイクを使う場合、愛猫を乗せる必要があるでしょう。しかし、そもそも猫をバイクに乗せても良いのでしょうか。
今回「MOFFME」では、
- 愛猫をバイクに乗せる際の法律を紹介
- 愛猫をバイクに乗せるメリットを紹介
- 愛猫をバイクに乗せる際のグッズを紹介
- 愛猫をバイクに乗せる方法3選を紹介
愛猫をバイクに乗せる際の法律を紹介
そもそも、猫をバイクに乗せても良いのでしょうか。実は猫をバイクの乗せる場合は法律に沿った方法で乗せる必要があります。
つまり、自己のルールで飼ってに猫をバイクの乗せて移動することは法律に反してしまう可能性があります。
愛猫をバイクに乗せたいと考えている飼い主は、必ずこの項目からチェックしてください。
この項目では、
- 道路交通法でペットは積載物とされている
- 2区分あるバイク積載の基準を紹介
道路交通法でペットは積載物とされている
まず、道路交通法ではペットは積載物をしてみなされます。これは猫に限らず、犬なども同じということになります。
積載物として扱うことができるため、バイクに乗せることができるということです。
バイクでも後ろ部分に荷物を積んで乗せている場合があります。これと同じように、猫も積載物としてバイクに乗せることができます。
しかし、とくにバイクの場合は積載物を乗せるときに厳密なルールがありますので、しっかりと確認をしておかなければいけません。
また、もしバイクのサイドカーが付いているときには乗せることは簡単ですが、こうした積載する場所が小さい後ろに乗せる場合には、何匹も同時に乗せるこは難しいので注意する必要があります。
2区分あるバイク積載の基準を紹介
また、愛猫をバイクの乗せる場合には、基準をしっかりと理解しておく必要があります。基準には2区分あり、簡単に言えば原動機付バイクとそれ以外に分けられます。
原動機付バイクの場合は、長さは積載装置プラス30㎝まで、幅は積載装置プラス左右15㎝までとなっています。そして重量は30㎏までです。
その他の普通自動二輪車や大型自動二輪車の場合は、長さは積載装置プラス30㎝まで、幅は積載装置プラス左右15㎝まで、そして重量は60㎏まで可能です。
つまり、原動機付バイクでもその他のバイクでもはみ出せる長さや幅は同じということです。
違いは重量で普通自動二輪車などは原動機付バイクよりも30㎏多く乗せることができるということになります。
愛猫をバイクに乗せるメリットを紹介
愛猫をバイクの乗せることのメリットは何でしょうか。
実は、猫をバイクに乗せることはイメージしているよりも多くのメリットがあります。
乗せて移動するなら車でも良いのではと思ってしまいますが、車にはないバイクのメリットはたくさんあるのです。
次に解説するさまざまなメリットを知れば、愛猫を連れてバイクでどこかに行きたくなるかもしれません。愛猫をバイクの乗せるメリットについて詳しく解説します。
この項目では、
- メリット① 小回りが効く
- メリット② 駐輪しやすい
メリット① 小回りが効く
バイクのメリットは何だと思いますか。車などにはない、バイクのメリットは小回りが効くということです。バイクはたくさんの荷物を載せることができません。
車ならたくさんの荷物を積んで旅行などに行くことができますが、バイクの場合はそうしたことは難しいでしょう。しかし、そのぶんバイクは小回りが効きます。
また移動もスムーズに行えるというメリットもあります。
例えば愛猫をすぐに病院に連れて行かなければならないときには、車よりもバイクの方が小回りが効いて早く病院に到着できます。
実際にバイクを乗っている人なら、こうしたメリットは既に感じているはずです。上手にバイクを活用することで、車にはないこうしたメリットを感じることができます。
メリット② 駐輪しやすい
車に乗っていると、駐車場がなかなか見つからないと感じたことはありません。
旅行先で、駐車場を見つけるのにとても時間がかかってしまったという経験は、多くの人が体験しているはずです。
もし、愛猫と一緒に車で旅行に行ったときに、いつまでも駐車できなくてイライラしてしまい、愛猫もストレスが溜まってしまうような状況になれば、楽しい旅行にはなりません。
しかし、バイクならこうしたストレスから解放されます。バイクは駐輪しやすいというメリットがあります。
とくに原動機付バイクの場合はとくに駐車場に困ることは少ないでしょう。また、その駐車場までスムーズに行くことができるのもバイクの魅力です。
車にはないスピーディー、スムーズさこそがバイクの大きな魅力です。
愛猫をバイクに乗せる際のグッズを紹介
愛猫をバイクに乗せるときには、ペット用のグッズを活用してください。
実はペット用品店などには、猫などのペットをバイクに乗せることを想定したグッズがたくさん販売されています。
そうしたグッズを上手に活用することで、愛猫とのバイク乗りが楽しくなるだけではなく、愛猫の安全もしっかりと守ることができます。
とくに、これから愛猫をバイクの乗せようと考えている飼い主はぜひ、チェックしてください。
この項目では、
- グッズ① ゴーグル
- グッズ② ヘルメット
- グッズ③ ライダースジャケット
グッズ① ゴーグル
実は猫や犬ようのゴーグルが販売されています。バイクに乗っているときには、風などが顔に当たってしまいますので、目が乾いて前の向きにくくなります。
そうしたことを防ぐこができるペット用のゴーグルを愛猫にも用意してあげてください。
また、ゴーグルは風から目を守ってくれるだけではなく、紫外線からも目を守ってくれます。
紫外線は目に危険ですが、長時間バイクに乗っていると常に紫外線にさらされてしまいます。
ゴーグルを着けることでこうした紫外線予防にもなるのです。さらには飛び石など、障害物などからも目を守ってくれるため必須アイテムと言えるでしょう。
着け始めは嫌がるかもしれませんので、徐々に慣らしてあげるようにしてください。
グッズ② ヘルメット
そしてバイクと言えばヘルメットも忘れてはいけません。
先ほども解説した通り、ペットをバイクに乗せることは積載物として扱われるため、ペットにヘルメットを着けることは必須ではありません。
しかし、もしバイクで転倒などをした場合は、犬や猫などのペットでも危険な状態になることはイメージできるでしょう。
そして当然、一番守っておかなければいけないのが頭です。
少し大きめのペットショップには、バイクにペットを乗せるためのヘルメットが販売されていますので、しっかりと愛猫用に用意してあげてください。
ペット用のヘルメットはに人間が着けるような思いタイプではなく、軽い素材で作られていますので、長時間着け続けることができますので安心です。
グッズ③ ライダースジャケット
そして、バイク用のライダースジャケットまで用意しておけば完璧と言えます。
実はペットショップなどでは猫や犬用のバイクの乗せるためのライダースジャケットまで用意されています。
しかも、かなりしっかりとした作りになっていますので、満足度はかなり高いでしょう。
ライダースジャケットは着せることで見た目が可愛くなるだけではなく、身体をしっかりと守ってくれます。
バイクで転倒した際に身体を守ってくれるアイテムなのはもちろん、季節によっては寒いことが想定されますので、寒さからも愛猫の身体を守ってくれます。
また、バイクに乗っているとき以外でも活用できますので、一着用意しておけば活用できます。
何よりライダースジャケットまで用意しておけば、気分がとても高まります。
愛猫をバイクに乗せる方法3選を紹介
ゴーグルやライダースジャケットなどを揃えれば、いよいよ愛猫と一緒にバイクで旅行などに行けます。
しかし、そもそもどうやって愛猫をバイクに乗せれば良いのでしょう。
おそらく今まで猫をバイクの乗せたことがない飼い主は、どうやって乗せれば良いのか戸惑ってしまいはずです。
この項目では、
- 乗せる方法① キャリーボックス
- 乗せる方法② ペット用リュック
- 乗せる方法③ サイドカーのシート
乗せる方法① キャリーボックス
愛猫をバイクの乗せる、もっとも簡単な方法はキャリーボックスを使用する方法です。
キャリーボックスとは、バイクの荷台に乗せるボックスで、荷物をバイクの積んでいる人もこのアイテムを活用して運んでいます。
ペット用のキャリーボックスもたくさん販売されていますので、愛猫のサイズにマッチしたものを選んでみてください。
また、キャリーボックスに愛猫を入れた場合、どうしてもバイクの揺れなどで中は快適とは言えません。
少しでも快適な状態にするため、キャリーボックス内に毛布などを敷き詰めてください。
そうすることでキャリーボックス内が揺れても、衝撃を毛布でカバーすることができます。
キャリーボックスは強い衝撃から守るため硬い素材になっていることが基本のため、毛布などを上手に活用して内部はふわふわにしてあげてください。
乗せる方法② ペット用リュック
ペットを運ぶことができるリュックを活用する方法もおすすめです。
この方法なら先ほどのキャリーボックスと同じように、しっかりと愛猫がホールドされるため安定感が良いです。
また、飼い主がそのまま愛猫を背負うスタイルになりますので、安全性も高く安心感が得られます。
そして、常に愛猫の状態を確認できることもおすすめのポイントです。
愛猫がゴソゴソと動き回っているときには、休憩をした方が良いと判断できるなど、状況が把握しやすいのもペット用リュックが良い理由です。
また、ペット用リュックは比較的リーズナブルな価格で購入できます。
初めて愛猫をバイクに乗せるときには、まずはこの方法から試してみてください。きっと愛猫も気にいるはずです。
乗せる方法③ サイドカーのシート
そして長距離の移動などを想定しているときには、思い切ってサイドカーの購入を検討してみましょう。
サイドカーなら十分なスペースが確保できるため、先ほどのキャリーボックスやペット用リュックに比べると広々と快適に移動することができます。
旅行などで長距離の移動を愛猫としたいときには、このサイドカーは最高です。
また、実は50㏄以下の原動機付バイクにもこのサイドカーは取り付けることができます。ただし、50㏄以下の場合は人間は乗せることができません。
ペットの場合はあくまでも積載物として扱われるため、乗せることができるということです。
サイドカーはどうしても高額なため、設置するまで面倒と感じてしまいますが、実際に購入すればとても楽しめるアイテムになってくれます。
まとめ:法律や安全を確保した上でツーリングを楽しもう!
ここまで、愛猫をバイクに乗せる場合の注意点や、おすすめのバイク用グッズ等について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
愛猫と一緒にバイクで旅行をしたいと考えている飼い主は、ぜひ今まで解説した内容をもう一度チェックしてください。
この記事では、
- 猫は道路交通法では積載物として取り扱われる
- 原動機付バイクとその他のバイクとでは積載重量に差があるので注意
- 愛猫用のゴーグルやヘルメット、ライダースジャケットなどもある
- バイクに乗せる方法としてキャリーボックスやペット用リュックなどがある
- 長距離の移動を想定している場合はサイドカーの検討もおすすめ