愛犬を叩いてしつける飼い主さんが稀にいますが、勿論叩く行為は絶対にNGです。もし叩かれて育った犬はどうなってしまうのでしょうか。今回のMOFFME記事では、愛犬を叩いてしつける方法がNGな理由・正しい叱り方などを紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる叩かれて育った犬はどうなるの?叩くしつけがNGな理由など紹介
皆さんは、愛犬や叩かれて育った犬がイタズラをしてしまったとき、どのような対応をしていますか?しつけにはいろいろな方法があり、飼い主さんによって対応はさまざまです。
飼い主さんの中には犬を叩く・怒鳴るなどしてしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。叩く・怒鳴るなどの行為を繰り返し、叩かれて育った犬とは信頼関係を築くことができません。
今回MOFFMEでは、
- 愛犬を叩いてしつけするのがNGな4つの理由
- 愛犬の正しい叱り方
- 愛犬の反省タイムはどのくらい必要なのか
について詳しくご紹介します。
今回の記事で叩かれて育った犬の特徴・正しいしつけの方法を身につけ、今後のペットライフに役立てて頂けると幸いです。
またMOFFMEでは、「ペット保険のランキング」についても詳しく解説しておりますので、そちらもぜひ参考にしてください。
愛犬を叩いてしつけするのがNGな4つの理由を紹介
モデル:むむ
「愛犬にイタズラをされて、ついつい叩いてしまった」「叩いてから、悪いことをする回数が増えた」そんな経験をした飼い主さんは、少なくないのではないでしょうか。
愛犬を叩く、怒鳴るなどのしつけを繰り返してしまうと
- 愛犬に怪我を負わせる危険性
- 愛犬が叩かれた理由を理解しない
- 飼い主との信頼関係が築けない
- 愛犬が問題行動を起こすようになる
など、飼い主や家族にとっていいことが1つもありません。また、叩かれて育った犬は、人間に対して恐怖心を抱き、噛み付く・飛びかかってくる場合があるため注意が必要です。
では、叩かれて育った犬は、どのような性格や問題行動をしてしまうのか詳しく紹介します。
NGな理由① 愛犬に怪我を負わせる危険性
愛犬や叩かれて育った犬を叩いてしつけするのがNGな理由1つ目は「愛犬に怪我を負わせる危険性」があるからです。
頭に血がのぼり叩くとき、力加減を気にしている飼い主さんは少ないはずです。子犬や小型犬などの身体が小さいわんちゃんは、少しの衝撃でも「よろめく」「倒れる」「足を滑らせ倒れる」などによって怪我をしてしまう可能性があります。また、身体的ダメージだけでなく、精神的なダメージも与えることになり、問題行動を助長させることになります。
子犬や小型犬だけでなく身体の大きい大型犬でも、力によっては足を滑らせる・驚いて身体を何処かにぶつけるなど、怪我をしてしまう可能性は充分あります。
愛犬が思うような行動をしてくれない場合でも、叩くなどの行動はせず、思うような行動ができたときにたくさん褒めてあげましょう。
NGな理由② 愛犬が叩かれた理由を理解しない
愛犬や叩かれて育った犬を叩いてしつけするのがNGな理由2つ目は「愛犬が叩かれた理由を理解しない」からです。
愛犬や叩かれて育った犬がティッシュペーパーを散らかす・トイレ以外でおしっこをしてしまうなどのイタズラをすることはよくあります。イタズラをしてすぐに怒れば、愛犬は「悪いことをしたんだ」と理解してくれます。
しかし、イタズラをしてから「時間がたっている」「普段から叩かれて育った犬」は、飼い主がなぜ怒って叩かれたのか理解できません。
上手にしつけるポイントは、問題行動をおこしたらすぐにしかることです。また、怒るときは叩かず言い聞かせるようにすることを心がけて下さい。
NGな理由③ 飼い主との信頼関係が築けない
NGな理由④ 愛犬が問題行動を起こすようになる
愛犬の正しい叱り方を紹介
モデル:むむ
愛犬や叩かれて育った犬を叩いてしつけてはダメな理由を4つご紹介しましたがいかがでしたか?
叩かれて育った犬の信頼回復には時間がかかりますが、叩かれて育った犬の正しいしつけや叱り方を身につけることで、犬との信頼関係を深め、今後のペットライフを楽しく過ごすことができます。
次に愛犬や叩かれて育った犬の正しい叱り方
- トイレ以外の場所で愛犬が粗相をした場合
- 飼い主の留守中に部屋を散らかした場合
- 褒めて育てるモチベーショナルトレーニング
について詳しくご紹介していきますので、叱り方やしつけの参考にしてください。
正しい叱り方:トイレ以外の場所で愛犬が粗相をした場合
愛犬や叩かれて育った犬が「トイレ以外の場所で愛犬が粗相をした場合」の正しい叱り方は、何事もなかったかのように無言で粗相した場所の匂いを消してください。
トイレの失敗を叱るのは絶対にNGで、犬は排泄したことを怒られていると思って隠れて排泄したり、排泄自体を我慢して病気になってしまうこともあります。トイレ以外の場所で粗相した場合は、叱るのではなくトイレでちゃんとできたときに褒めることが大切です。
トイレ以外の場所で粗相をしてしまう原因には
- 寂しがっている
- 不安な気持ちを抱えている
- 構って欲しいサイン
- トイレの場所が不適切である
など、犬の隠された気持ちが隠れている場合があります。再度、同じ場所で粗相をしないように、スプレーなどで臭いを消しておきましょう。
また、飼い主さんは「愛犬がなぜトイレ以外の場所で粗相をしてしまったのか」を考えてみて下さい。
恐怖心を与え言うことを聞かなくなってしまう、信頼関係が崩れてしまうなどのデメリットがあるため、間違っても叩いて叱ることはしないで下さい。
正しい叱り方:飼い主の留守中に部屋を散らかした場合
- 犬の届く場所にティッシュなどを置かない
- 話しかけられるペットカメラを設置する
- ケージに入っていてもらう(短時間の場合)
- 知育玩具を用意する
正しい叱り方:褒めて育てるモチベーショナルトレーニング
愛犬の反省タイムはどのくらい必要なのか
- 叩かれて育った犬がどのようになってしまうのか
- 叩いてしつけをするのがダメな理由
- 愛犬の正しい叱り方
- 反省タイムは15分〜30分を目安に
- 指示に愛犬が従ってから反省タイムを解除する
反省タイムは15分〜30分を目安に
愛犬がおとなしくなったら反省タイムを解除しよう
まとめ:叩いて育てるしつけ法はメリットなし
- 愛犬を叩いてしつけするのがNGな4つの理由
- 愛犬の正しい叱り方
- 愛犬の反省タイムはどのくらい必要なのか