「猫を飼っているから旅行は諦めよう」。そう考える飼い主さんもいるのではないでしょうか。愛猫を旅行に連れて行く際のポイントに気をつければ一緒に旅行を楽しむことも可能です。今回のMOFFME記事では、愛猫と旅行に行く際のポイントや注意点などを解説します。
この記事の目次
目次を閉じる愛猫を旅行に連れて行く際のポイントを紹介!注意点など解説
家族で旅行に行くときに、猫も連れていきたいと思う飼い主さんは多いはずです。また、猫がいるから旅行をしないという家庭もあります。
しかし、ポイントと注意点を抑えれば楽しく旅行をすることは可能です。そのポイントと注意点とはどのようなことなのでしょうか。
猫と旅行に行くときのポイントと注意点について書いていきます。
今回「MOFFME」では、
- 基本的に旅行に連れて行かず、留守番させる方がおすすめ
- 旅行に連れて行くには?7つのポイントを紹介!
- 旅行に連れて行く際の注意点を紹介
- 猫と公共交通機関を使うことは可能か
- 旅行に連れて行く以外の選択肢を紹介
猫を飼っている方や今後飼うことを検討している方などは最後までご覧ください。
猫は基本的に旅行に連れて行かず、留守番させる方がおすすめ
猫のことを旅行に連れていきたいと思う方が多いと思いますが、旅行に連れて行かず、留守番させる方がおすすめです。
その理由としては
- 猫は環境が変わることが苦手
- ストレスが溜まってしまう
- 留守番するほうが安全
猫は、1泊2日程度であれば自宅で留守番することが可能です。自宅で留守番をさせるのであれば、水とご飯を十分に用意するようにしましょう。
また、長期的な旅行であっても、知人に預けたり、ペットホテルに預けるなど手段は多くあります。
愛猫を旅行に連れて行くには?7つのポイントを紹介!
愛猫をどうしても旅行に連れていきたいという飼い主さんもいるでしょう。そんな飼い主さんに向けて愛猫を旅行に連れて行くときのポイントを紹介していきます。
旅行に連れて行くためのポイントは
- 愛猫の体調等に配慮する
- 愛用トイレを持っていく
- ケージを用意する
- キャリーバッグを使う
- 迷子札をつける
- 愛用キャットフードを持って行く
- 愛用タオルや毛布を持って行く
ポイント① 愛猫の体調等に配慮する
旅行に行くときは何かしらの乗り物を使うことになります。猫は乗り物に乗ることが苦手です。
そのため、乗り物に乗ること自体が大きなストレスとなってしまい、乗り物酔いなどで体調を悪くしてしまう可能性があります。
主な症状としては
- あくびの回数の増加
- よだれの量が多くなる
- 吐いてしまう
- 下痢になる
- 失禁してしまう
また、旅行前から体調を悪くしている場合などは、悪化させてしまう恐れがあるので、連れて行かないほうがいいです。
ポイント② 愛用トイレを持っていく
猫を旅行に連れて行く際は、いつも使っているトイレを持っていきましょう。
いつも使っているトイレを持っていく理由としては、知らない環境で不安になってしまう猫は、トイレをしなくなったりしてしまうことがあるからです。
もし、トイレの持ち運びが難しいのであれば、携帯できるトイレを持っていきましょう。
しかし、旅行先で携帯用トイレをいきなり使わせようとしても難しいので、事前に携帯用トイレに慣らせておきましょう。
ポイント③ ケージを用意する
猫を旅行に連れて行く際は、ケージを用意したほうが良いです。ケージがあることで、猫にとって落ち着くことができる場所ができます。
旅行先だと猫は不安な気持ちが強くなり、なかなか落ち着かないので、ケージが必要です。
しかし、大きなケージを使っている飼い主さんが多いと思うので、持ち運びは難しい場合が多いです。
大きなケージを使っている場合は、折り畳んで持ち運びができるケージを用意しましょう。
また、トイレ同様に事前に使用して、猫自身の匂いを付けておくと自然と使ってくれるので、旅行前から使うようにしてください。
ポイント④ キャリーバッグを使う
猫を旅行に連れて行く際は、キャリーバッグを用意したほうが良いです。公共交通機関で移動する場合は、キャリーバッグに猫を入れなければなりません。
また、自家用車での移動であっても、キャリーバッグに入れたほうが良いです。
その理由としては、車の中で自由にしていて、ドアを開けたときなどに脱走してしまうことがあるからです。
荷物が多い場合や、両手が物で塞がる可能性がある場合は、背負えるリュックタイプのキャリーバッグを使用することをおすすめします。
ポイント⑤ 迷子札をつける
猫を旅行に連れて行く際は、首輪などに迷子札をつけるようにしましょう。
最近では、マイクロチップを入れるという方法もありますが、マイクロチップを入れているだけでは、飼い主さんのことなどは機械が読み取るまでわかりません。
また、首輪がなければ野良猫のようにしか見えないです。そのため、首輪と迷子札をつけたほうがいいです。
ただ、首輪は猫が外してしまったり、何らかの理由で外れることがあるので、注意しなければいけません。
ポイント⑥ 愛用キャットフードを持って行く
猫を旅行に連れて行く際は、愛用のキャットフードを持って行くようにしましょう。
猫は好き嫌いが多い場合がほとんどで、初めてのキャットフードなどは食べようとしないことが多いです。
また、初めての環境であったりすると、余計に食べたことがないものは食べようとしない場合が多いです。
旅行先に普段食べているものが売っていればいいですが、もし、売っていなかった場合は、食べるものがなくなってしまいます。
旅行先で確実に食べてもらうためにも愛用のキャットフードを持っていってください。
ポイント⑦ 愛用タオルや毛布を持って行く
猫を旅行に連れて行く際は、いつも使っているタオルや毛布を持って行くようにしましょう。
その理由としては、初めての環境での不安やストレスを少しでも軽減するためです。
移動する際のキャリーバックやケージの中に猫自身の匂いがついたタオルや毛布を入れておくことで、少しは安心してくれます。
不安やストレスで体調を悪くする可能性を低くするためにも、普段使っているタオルや毛布を用意しておいてください。
愛猫を旅行に連れて行く際の注意点を紹介
ここまで、愛猫を旅行に連れて行く際のポイントを紹介してきましたが、注意点もあります。どんなことに注意しなければいけないのでしょうか。
注意点の内容は
- 猫は旅行に向いていない
- 環境の変化が苦手
- 脱走する可能性
注意点① 猫は旅行に向いていない
旅行に行く際に猫を連れて行くときの注意点としては、そもそも猫は旅行に向いていないということです。
初めての環境が苦手であることも理由ではあるのですが、猫と一緒に泊まることができるホテルや宿が見つかりにくいことが一番の理由です。
あくまで、見つかりにくいだけなので探せば見つかる可能性はあるのですが、猫にかかるストレスなどを考えたら、旅行に連れて行かない方が無難です。
注意点② 環境の変化が苦手
旅行に行く際に猫を連れて行くときの注意点としては、猫は、初めての環境であったりする、環境の変化が苦手ということです。
初めての場所であったりすると、不安になったり、ストレスを感じてしまったりします。その結果、食欲低下やトイレをしなくなることがあります。
また、子猫だとご飯や温度の調整を頻繁に行う必要があるので、子猫のときに連れていくことは止めておきましょう
環境が変化することを苦手とする猫を旅行に連れていくことはおすすめできることではありません。
注意点③ 脱走する可能性
旅行に行く際に猫を連れて行くときの注意点としては、脱走する可能性があるということです。
自宅からの脱走であれば、家に帰ってくる可能性は高いですが、初めての環境である旅行先だと帰ってくる可能性は無いに等しいです。
首輪などをつけているから安全だと考える飼い主さんもいるかもしれませんが、猫は液体と言われるほどすり抜けたりすることが得意なので、外れてしまう可能性があります。
そのため、絶対に脱走しないようにする方法を見つけなければなりません。
愛猫と公共交通機関を使うことは可能か
旅行に行くときに、自宅の車を使うこともありますが、長距離になると公共交通機関を使うことも多いです。
公共交通機関を使うとなったときに、猫がいても大丈夫なのでしょうか。猫と一緒に公共交通機関を使っている方を見ることがないので、わからない方が多いと思います。
猫を連れていても公共公共交通機関を使うことができるのかについて書いていきます。
内容としては
- 電車は可能
- 飛行機は国内線・国外線でルールが変わる
- バスは種類やシチュエーションによって断られる
- タクシーは可能
① 電車は可能
猫と一緒に旅行に行くとなると一緒に電車に乗ることは可能なのでしょうか。結論としては、可能です。
しかし、各鉄道会社が決めているルールを守らなければなりません。また、新幹線や特急電車も乗ることができます。
猫と一緒に乗るためのルールは、鉄道会社ごとに異なるので、利用する電車が決まった時点で、鉄道会社に確認するようにしましょう。
② 飛行機は国内線・国外線でルールが変わる
猫と一緒に旅行に行くとなると一緒に飛行機に乗ることは可能なのでしょうか。結論としては、一緒に乗ることはできない可能性がありますが、乗ることはできます。
どういうことかというと、航空会社ごとのルールにはなりますが、国内線だと猫は預ける荷物と同じ扱いとなるため、猫も預けなければなりません。
国外線の場合は、航空会社によっては、機内に一緒に乗れるところもあります。一緒に乗れるかどうかは、利用することが決まった航空会社に確認しましょう。
③ バスは種類やシチュエーションによって断られる
猫と一緒に旅行に行くとなると一緒にバスに乗ることは可能なのでしょうか。結論としては、種類やシチュエーション次第で変わります。
路線バスであれば、運行会社が決めたルールを守れば、乗ることができる可能性が高いですが、混雑していたりする場合は断られることがあります。
長距離を移動する際に利用する高速バスや夜行バスの場合は、乗ることができない場合がほとんどです。
④ タクシーは可能
猫と一緒に旅行に行くとなると一緒にタクシーに乗ることは可能なのでしょうか。結論としては、可能です。
可能ではあるのですが、運転手がアレルギーなどで猫がダメであったりすることもあるので、念のため乗る前に運転手に確認を取ったほうがいいです。
基本的にどの公共交通機関でも乗ることはできますが、その心配をしないためにも、自家用車で移動することがおすすめです。
愛猫を旅行に連れて行く以外の選択肢を紹介
愛猫を旅行に連れて行く方に向けてここまで注意点などを紹介してきましたが、旅行に連れて行かないという選択をすることもできます。
その場合どのような選択肢があるのでしょうか。ここからは、旅行に連れて行かない場合の選択肢について書いていきます。
旅行に連れて行かない場合の選択肢は
- 家族や友人に預ける
- ペットシッターを利用する
- ペットホテルや動物病院を利用する
- 留守番をさせる
① 家族や友人に預ける
猫を旅行に連れて行く以外の選択肢として、 家族や友人に預けるという方法があります。
しかし、この方法は、家族や友人の中に猫が好きであったり、猫を飼った経験がある人がいなければ預けることは難しいです。
猫のお世話も簡単にできることではないので、できるだけ動物に慣れていたり、過去に飼ったことがある人に預けたほうがいいです。
猫を預ける際は信頼できて、預けても安心な人に預けるようにしましょう。
② ペットシッターを利用する
猫を旅行に連れて行く以外の選択肢として、 ペットシッターを利用するという方法があります。
ペットシッターとは、飼い主さんの代わりにお世話をしてくれる人が自宅で犬や猫のお世話を全て引き受けてくれるというものです。
他にも健康管理やしつけのトレーニングを引き受けてくれる場合もあります。
ペットシッターであれば、自宅ということで環境が変わらないので、猫にストレスはかかりにくくなります。
誰かにお世話をお願いしたいけど、環境は変えたくないという場合は、ぜひ、利用してみてください。
③ ペットホテルや動物病院を利用する
猫を旅行に連れて行く以外の選択肢として、ペットホテルや動物病院を利用するという方法があります。
近くにペットホテルがあればいいですが、見つからない場合があります。その場合は、預かってくれる動物病院を探してみましょう。
ペットホテルや動物病院であれば、ペットに関する資格を持っている人がお世話をしてくれるので、突然の体調不良などにも迅速かつ適切に対応してくれます。
そのため飼い主さんも安心して預けられると思います。
ペットホテルに関しては一部の都道府県ではありますが、MOFFMEで紹介しています
紹介している都道府県は以下のとおりです。
④ 留守番をさせる
猫を旅行に連れて行く以外の選択肢として、自宅で留守番をしてもらうという方法もあります。
猫を飼ったばかりの飼い主さんとかだと猫岳で留守番をさせることに不安を感じるかもしれません。
しかし、猫は、十分なご飯と水があればマイペースに生活をする動物なので、1泊2日程度であれば問題ありません。
預けられるところがない場合は、十分に用意をして、留守番をさせることも考えてみてください。
まとめ:愛猫に配慮して旅行に連れて行くかどうかを決めよう
ここまで、猫を旅行に連れて行く際のポイントや連れて行かない場合の選択肢などについて書いてきました。
この記事では、
- 基本的に旅行に連れて行かず、留守番させる方がおすすめ
- 旅行に連れて行くには?7つのポイントを紹介!
- 旅行に連れて行く際の注意点を紹介
- 猫と公共交通機関を使うことは可能か
- 旅行に連れて行く以外の選択肢を紹介
以上の5つの内容を詳しく紹介してきました。
猫を旅行に連れて行くには、多くのポイントと注意点がありました。旅行に連れて行くかどうかの判断は、性格や体調などを配慮した上で判断しましょう。
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!