カステラは幅広い世代に愛される良い匂いのスイーツの一つですよね。ですが、愛犬にとっては危険な食べ物になる可能性があります。今回は、愛犬のおやつにカステラを与えてはいけない理由・カステラの紙を食べた際の対処法・無添加の犬用カステラのレシピを紹介していきます。
この記事の目次
目次を閉じる愛犬にカステラを与えても大丈夫?食べた際の対処法などを紹介
愛犬にカステラを与えても大丈夫なのでしょうか。
自分がお菓子などを食べているときに、愛犬が欲しがるような仕草をすることはあるでしょう。
多くの場合は、しつけにより食べさせないようにするかもしれませんが、どうしても欲しがるのでカステラを与えてしまったという飼い主もいるかもしれません。
今回「MOFFME」では、
- なぜ愛犬にカステラを与えてはいけないのか
- 愛犬がカステラの紙を食べた際の対処法を紹介
- 犬用カステラの作り方とは?手作りレシピ3選を解説!
について詳しく解説します。
カステラは愛犬に与えてもいいのか、カステラを与えることで愛犬にどのような影響があるのかについて説明しますので、ぜひチェックしてください。
またMOFFMEでは、ペット保険のおすすめランキングについても紹介しておりますので、そちらも参考にしてみてください!
なぜ愛犬にカステラを与えてはいけないのか
結論を言えば、犬にカステラを与えてはいけません。
では、なぜ犬にカステラを与えてはいけないのでしょうか。愛犬にカステラを与えた場合は、長期的なリスクもありますが、短期的なリスクも発生します。
どのようなリスクが発生するのかについて、詳しく解説しますので、ぜひチェックしてください。
この項目では、
- NGな理由① 過剰なカロリーによる肥満リスク
- NGな理由② 砂糖の過剰摂取で下痢や内臓に負担
- NGな理由③ メープルの中毒性
NGな理由① 過剰なカロリーによる肥満リスク
まず、カステラはかなり高カロリーです。一般的なカステラの場合、100gあたり300kcal以上あります。
カステラはカットされているタイプが多いですが、その一切れはおおよそ50gのため、150kcalのカロリーを摂取してしまうことになります。
これは犬にとっては過剰なカロリー摂取になります。カステラを食べ続ければ、かなり高い確率で肥満になってしまいます。
人間でもカステラは高カロリーなため、たくさん食べることはリスクが伴いますが、犬の場合は余計に大きなリスクとなるでしょう。
また、肥満のリスクだけはなく、糖尿病になるリスクもあると言えるでしょう。この時点で、カステラを与えることは危険ということがわかるでしょう。
NGな理由② 砂糖の過剰摂取で下痢や内臓に負担
また、カステラはかなりの量の砂糖が含まれています。
もちろん、一時的に砂糖を過剰摂取してしまっても、犬にとってすぐに問題が起こることはありませんが、毎日のようにカステラで砂糖を摂取し続けていけば愛犬の体内でトラブルが起こります。
砂糖を過剰摂取することで、下痢が起こったり内臓に負担がかかるようなこともあります。
そもそも、犬は人間のように多くの砂糖を分解できる能力が内臓にはありませんので、下痢などの副作用が起こりやすいです。
一時的には愛犬は喜んで食べてくれますが、飼い主のその行動は大きなリスクが伴うといことは理解しておきましょう。
もし、長期的に愛犬にカステラを与えてしまった場合は、生命にかかわるようなことにもなりますので、必ず注意してください。
NGな理由③ メープルの中毒性
そして、カステラに含まれているメープルにも注意が必要です。メープルは少量でも中毒を起こす可能性があります。
これは犬にもよりますが、メープルに含まれているボツリヌス菌により中毒を起こす可能性があります。
つまり、カステラを与えることは、とても危険ということになります。
また、メープルによる中毒だけではなく、カステラに含まれている卵や牛乳、小麦粉などによりアレルギーを引き起こす可能性も否定できません。
これもその犬の体質によりますが、アレルギーを持っている場合は、少量でもすぐに反応するかもしれません。
重度のアレルギーを持っている場合は、飼い主が与えたカステラによって、とても危険が状態になることもありますので注意してください。
愛犬がカステラの紙を食べた際の対処法を紹介
もし、愛犬がカステラの紙を食べたときには、どのような対処法を取るべきでしょうか。
カステラと言えば、下面に薄い紙が貼ってあるのが印象的です。
この紙は食べることはできませんので剥がして食べますが、犬が誤ってこの紙ごとカステラを食べたときにはどうすればいいのでしょうか。
この項目では、
- 対処法① 動物病院へ連れて行く
- 対処法② 下手な応急処置はかえって危険
対処法① 動物病院へ連れて行く
対処法② 下手な応急処置はかえって危険
犬用カステラの作り方とは?手作りレシピ3選を解説!
もし、愛犬にどうしてもカステラを食べさせてあげたいときには、どうすれば良いでしょうか。
愛犬がカステラを欲しがっても、カステラに含まれている糖分などを考えれば与えるわけにはいきません。
しかし、そうした愛犬でも安心して食べるカステラがあります。
この項目では、
- 犬用カステラのレシピ:桜色カステラ
- 犬用カステラのレシピ:犬用キャロブ
- 犬用カステラのレシピ:玄米粉カステラ
犬用カステラのレシピ:桜色カステラ
桜色カステラは、愛犬だけではなく飼い主も一緒になって食べることができる手作りカステラです。用意する材料もとてもシンプルです。
薄力粉120gと、オリーブオイル、そして紅麹大さじ1と卵4個を用意してください。具材をしっかりと混ぜ込み、160度のオーブンで30分ほど焼いてください。
しっかりと粗熱を取れば、愛犬にも食べさせることができます。ポイントは薄力粉をそのまま使うのではなく、ふるいにかけて目の細かい状態で使うことです。
そうすることでフワフワの桜色カステラが完成します。含まれている材料は、愛犬の体に優しいものばかりため、安心して与えることができます。
また、飼い主が食べる場合は少し味気ないと感じるかもしれませんので、クリームやはちみつをつけて食べてください。
犬用カステラのレシピ:犬用キャロブ
犬用カステラのレシピ:玄米粉カステラ
まとめ:犬用のカステラなら与えても大丈夫
- カステラは糖分が多いため肥満や糖尿のリスクがある
- カステラについている紙を飲み込むミスクもある
- 紙を食べてしまった場合は早めに動物病院で相談を
- 低糖質な手作りのカステラなら与えても問題なし