愛猫がたまに布団に潜り込んできたり、飼い主さんの顔や足元で寝たりすることがあるかもしれません。実は愛猫が寝る位置から猫の気持ちをある程度読み取ることが可能です。今回のMOFFME記事では、愛猫の寝る位置からわかる気持ちや飼い主と一緒に寝る理由を紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる愛猫の寝る位置で猫の気持ちはわかる?飼い主と寝る理由など
猫を飼っていると、布団に入ってきたり、足元や顔の近くなどに来たりして同じ布団で寝ることがあると思います。
そのときの寝る位置によって、猫の気持ちを読み取ることができます。では、どの位置がどのような気持ちの表れとなるのでしょうか。
また、猫が飼い主さんと一緒に寝ようとする理由はなんなのでしょうか。
今回「MOFFME」では、寝る位置によっての気持ちや一緒に寝る理由、注意点について書いていきます。
内容としては
- 愛猫の寝る位置からわかる気持ちを紹介
- 飼い主と一緒に寝る理由5選を紹介
- 一緒に寝る際の注意点を紹介
猫を飼っている方や今後飼う予定がある方などは最後までご覧ください。
愛猫の寝る位置からわかる気持ちを紹介
愛猫と一緒に寝ているという飼い主さんは多くいますが、なんでこの場所で寝るのだろうと疑問に思うことがあるのではないでしょうか。
実は、寝る位置によって猫の気持ちがある程度わかります。猫は気温やそのときの気持ちによって様々な場所で寝ています。
- 枕元・顔
- 足元
- お腹
- 布団の中
- 布団の上
- 布団から離れた場所
愛猫の寝る位置① 枕元・顔
猫が寝る位置として、枕元や顔の近くで寝るときがあります。そのときは、高い信頼を得られていると考えることができます。
他にも、後ろを向いて寝るということが信頼を得ていると考えられます。
自分以外に背を向けるということは、防御することや避けることができないので、信頼していなければ決して背を向けることはしません。
また、猫は匂いに敏感なので、飼い主さんの匂いが安心することから顔付近で寝ることもあります。
愛猫の寝る位置② 足元
猫が寝る位置として、足元で寝るときがあります。そのときは、甘えたい気持ちはあるけど、くっつきたくはないという気持ちがあります。
動物はそもそも警戒心が強いので、自分を守るために本能的に足元で寝ています。
足元で寝ているからといって信頼していないわけではなく、安心できる場所が足元だったということです。
そもそも信頼をしていなければ、一緒に寝ようとすらしないはずなので、無理に距離を縮めようとはせず、猫の方から縮めてくれるのを待ちましょう。
愛猫の寝る位置② お腹
猫が寝る位置として、飼い主さんのお腹の上で寝るときがあります。そのときは、とても安心できる場所だと思って寝ています。
また、稀にですが、ふみふみをする猫もいます。飼い主さんとしては重かったり、寝返りができなかったりと辛いときは、我慢するか、ゆっくりとお腹から下ろしましょう。
猫がお腹の上で寝るときは、安心している以外に、具合が悪いという場合もあります。
気持ち的に不安になっているところをお腹の上で寝ることで落ち着けようとしているということです。
信頼しているからこそ、乗ってくることに変わりはありません。
愛猫の寝る位置③ 布団の中
猫が寝る位置として、飼い主さんが寝ている布団の中に入って寝ることがあります。このときの気持ちとしては、暖かくて心地いいと感じています。
布団の中は、主に冬など気温が低くなると入ってきやすくなります。
また、飼い主さんを独り占めできるということで、存分に甘えることができ、幸せな気持ちで寝ています。
布団の中で寝る猫は、人間への警戒心が薄く、温厚な性格の場合が多いです。
甘えたいという気持ちで布団に入ることがほとんどなので、思う存分甘えさせてあげましょう。
愛猫の寝る位置④ 布団の上
猫が寝る位置として、飼い主さんが寝ている布団の上で寝ることがあります。このときの気持ちとしては、居心地がよく、リラックスしていることを表しています。
布団の上で寝る猫は、膝の上に乗ることが好きであったり、なでられることが好きな場合が多いです。
布団の上は、飼い主さんを守るという意味も込められています。人間は寝るときに寝返りをするので、布団の上は安定していません。
安定していない場所にも関わらず寝ているということは、信頼を得ることができていると考えられます。
愛猫の寝る位置⑤ 布団から離れた場所
猫が寝る位置として、布団から離れた所で寝ることもあります。
このときの気持ちとしては、他の猫よりも一層警戒心が強く、自分のスペースを守っておきたいということを表しています。
一見飼い主さんのことを信頼していないようにも感じられますが、離れた所から飼い主さんを見守りたいという気持ちがあり、信頼していないわけではありません。
過去に布団などで一緒に寝ていて潰されそうになったり、身の危険を感じたことがある場合は、トラウマになってしまっていて、離れた所で寝ている可能性もあります。
愛猫が飼い主と一緒に寝る理由5選を紹介
猫は、飼い主さんとは別の部屋などで寝ていることもありますが、寝るときは、毎日飼い主さんと一緒がいいと思っている猫も多くいます。
一緒に寝るのにも様々な理由がありますが、どのような理由があるのでしょうか。
一緒に寝る理由としては
- 信頼関係がある
- 甘えたい
- 飼い主を守りたい
- 温度が丁度良い
- 体調が悪い
一緒に寝る理由① 信頼関係がある
猫が、飼い主さんと一緒に寝る理由としては、信頼関係を築けているからです。
猫は、元々群れで活動はせず、単独で行動することがほとんどなので、警戒心がとても強い動物です。
警戒心が強いため、猫は守ることも逃げることもできない状態になってしまう寝るという行為は、信頼している相手の前でなければしません。
他の猫などと一緒に寝るということは野生ではほぼありえない行為です。一緒に寝てくれるのは信頼している証となります。
一緒に寝る理由② 甘えたい
猫が、一緒に寝る理由としては、甘えたいという気持ちもあります。
生まれてから家族が決まるまでの間に母猫のそばで寝て育っていた場合は成猫となってからも母猫のそばで寝たいと思うことが多いです。
そして、母猫の代わりである飼い主さんと一緒に寝ようとします。
また、守ってもらって、安心して寝たいという気持ちもあります。そして、ふみふみをしたりゴロゴロと鳴くことがありますが、それは、甘えていることを表しています。
一緒に寝る理由③ 飼い主を守りたい
猫が、一緒に寝る理由としては、自分の縄張りにいる飼い主さんを守りたいという気持ちがあります。
猫は夜行性なため、人間をはほぼ真逆の時間帯で活動をしています。そのため、寝ている飼い主さんを守ろうと考えています。
一緒に寝ることによって守ることができているという充実感を得ています。守ってもらえる飼い主さんは、猫にとても愛されているということになります。
一緒に寝る理由④ 温度が丁度良い
猫が、一緒に寝る理由としては、布団の温度が猫にとって丁度良いと思っているからです。
猫は体温は人間よりも高いですが、寒がりな動物です。そのため、飼い主さんが寝ていたことで温まった布団で寝ようとするのです。
飼い主さんと寝ている間は、温度が保たれるので、猫自身が暑いと感じない限りは一緒に寝てくれます。
猫と一緒に寝たい場合は、猫にとって心地よい温度を保つことを心がけましょう。
一緒に寝る理由⑤ 体調が悪い
猫が、飼い主さんと一緒に寝る理由としては、体調が悪いからということもあります。
普段だと遠くの場所で寝ていたり、一緒に寝たことが一度もないのに布団に来た場合などは、猫が体調を崩している可能性があります。
普段と違った様子が見られたら、注意深く猫の様子を見るようにしましょう。
また、飼い主さんの体調が悪いときに近くで寝て、見守ってくれることも多くあります。
愛猫と一緒に寝る際の注意点を紹介
愛猫が布団に入ってきたり、近くで寝てくれたらとても嬉しいですよね。しかし、猫と一緒に寝る上で注意しなければならない点も多くあります。
しかし、どのようなことに気をつけなければならないのかをわかっている飼い主さんは少ないです。
ここからは、猫と一緒に寝る際に注意しなければならない点を紹介していきます。
注意点としては
- 羽毛布団はNG
- ワクチン接種やブラッシング
- 寝相に気をつける
- 電源コードに注意
- ノミやダニの予防
- 爪のケア
猫と安全に寝るためにも注意すべきことを覚えておきましょう。
一緒に寝る際の注意点:羽毛布団はNG
一緒に寝るときに注意しなければいけないこととして、羽毛布団を使わないということです。
なぜ、羽毛布団を使ってはいけないのかというと、粗相をされやすいからです。粗相をされてしまうと飼い主さんも困ってしまうはずです。
羽毛布団が粗相をしやすい理由としては、カサカサとする音がトイレの砂に似ているからです。
粗相を一度してしまい、気持ちいいと感じてしまったら繰り返し粗相をしてしまいます。猫と一緒に寝るときは羽毛布団を使うことは避けるようにしましょう。
一緒に寝る際の注意点:ワクチン接種やブラッシング
一緒に寝るときに注意しなければいけないことは、ワクチン接種やブラッシング行っておくということです。
ワクチン接種は、猫の健康のためにも、安心して猫と寝るためにも必ず接種しましょう。
また、夏場など気温が上がる季節は、抜け毛が多くなるので、一緒に寝る前にブラッシングをしておきましょう。
ワクチン接種をしていたとしても体調を悪くすることはあります。
具合の悪いときは基本的に離れたところで寝ようとするので、無理に一緒に寝ようとはしないようにしてください。
一緒に寝る際の注意点:寝相に気をつける
一緒に寝るときに注意しなければいけないこととして、寝相に気をつけるということです。
猫と一緒に寝ているときに飼い主さんの寝相が悪いと、圧迫させてしまうことがあります。
大きな猫であれば、圧迫することはないかもしれませんが、子猫や小さい猫の場合は、圧死させてしまうこともあります。
猫に怪我などの危険な目に合わせないためにも寝相には注意するようにしましょう。
一緒に寝る際の注意点:電源コードに注意
猫と一緒に寝るときに注意しなければいけないこととして、電源コードに注意しなければいけません。
寝るときにスマートフォンの充電をするという方は多くいます。その電源コードを猫がかじったりしていしまうと感電してしまう可能性があります。
猫は夜行性の動物なので、飼い主さんが寝ている間にかじってしまっていることも少なくありません。
猫が電源コードをかじってしまう可能性がある場合は、電源コードを猫の届かない場所に置くようにしましょう。
また、スマートフォンの充電などは、寝る前や起きてから充電することがベストです。
一緒に寝る際の注意点:ノミやダニの予防
猫と一緒に寝るときに注意しなければいけないこととして、ノミやダニの予防をしておくということです。
ノミやダニが寄生してしまうと、アレルギーや様々な感染症を引き起こしてしまうことがあります。
ノミやダニの予防を行うということは、猫の健康を維持する上でとても大切なことです。また、飼い主さんのアレルギーや皮膚炎を予防することにも繋がります。
基本的に完全室内飼いをしていれば、猫に寄生していることはありませんが、散歩をしたり、外に出している場合は寄生していることが多いです。
布団などで増えてしまってからだと大変なので、外から帰ってきたら猫用のシャンプーで洗ったり、室内を掃除したりしましょう。
一緒に寝る際の注意点:爪のケア
一緒に寝るときに注意しなければいけないこととして、猫の爪のケアをしておくということです。
爪を伸びたままにして一緒に寝てしまうと、毛布などの寝具に爪が引っかかってしまって、爪が割れるなど思わぬ怪我をしてしまう恐れがあります。
また、飼い主さんの身体を使って、ふみふみをしたときに痛い上に傷ができてしまうこともあります。
猫が安全に安心して寝てもらうためにも爪は切っておきましょう。
一緒に寝る際の注意点:おしっこのしつけ
猫と一緒に寝るときに注意しなければいけないこととして、おしっこのしつけを行っておくということです。
トイレを用意して、トイレでおしっこができるようにしつけるようにしましょう。
また、トイレの砂が嫌だったりすることもあるので、何種類か砂を変えてみることも試しましょう。
また、粗相の回数があまりにも多いときは、泌尿器官の病気に罹っている可能性もあるので、一度獣医師に相談してみましょう。
まとめ:猫の気持ちをしっかり理解しよう
ここまで、猫の寝る位置によっての気持ちや一緒に寝る理由などについて書いてきました。
この記事では、
- 愛猫の寝る位置からわかる気持ちを紹介
- 飼い主と一緒に寝る理由5選を紹介
- 一緒に寝る際の注意点を紹介
以上の4つの内容を詳しく紹介してきました。
猫が一緒に寝る理由として、甘えたかったり、飼い主さんを守りたかったりと様々でした。
猫の気持ちを理解できれば、より仲良くなれるので、どこで寝ているのか確認して気持ちを読み取ってあげましょう。
MOFFMEでは、他にも様々なペットや保険について解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!