愛犬は飼い主さんの腕などに顎を乗せるかわいい仕草をすることがあります。この『あごのせ』仕草を愛犬がしたらそれは信頼や愛情を飼い主さんに持っている証拠です。今回のMOFFME記事では、愛犬があごのせで寝る際の気持ちや教え方などを紹介します。
この記事の目次
目次を閉じる愛犬があごのせをした場合の心理を紹介!教え方なども解説
そんなあごのせですが、何か意味があるのでしょうか?愛犬に何か”思惑”があるのでしょうか?
そんな愛犬の心理を理解することができれば、愛犬にあごのせをされたことがない飼い主さんも、愛犬のあごのせを経験できるかもしれません。
ということで、今回MOFFMEでは
- 愛犬が飼い主の指や足にあごのせをした際の心理5選を紹介
- 愛犬にあごのせをしつける方法を解説
解説したいと思います。ぜひ、最後までお付き合いください。
愛犬が飼い主の指や足にあごのせをした際の心理5選を紹介
愛犬が飼い主さんの指や足にあごのせをした際の心理5選を紹介します。
- 愛犬のあごのせ理由① 甘えたい
- 愛犬のあごのせ理由② ご飯が欲しい
- 愛犬のあごのせ理由③ かまってほしい
- 愛犬のあごのせ理由④ 気分が良い
- 愛犬のあごのせ理由⑤ 安心している
- 補足:愛犬がクッションなどのモノにあごのせをする理由とは
愛犬のあごのせ理由① 甘えたい
あごのせの理由① 甘えたい
最初にあげる理由は、「甘えたい」です。愛犬のあごのせ行為と同時に、つぶらな瞳で目線を合わせてこようものなら、ほぼ間違いありません。
飼い主さんにスキンシップを求めています。もちろん、愛犬が甘えたい時の行動は、あごのせだけではありません。
飼い主さんの手をペロペロ舐めたり、すり寄ってきたりなど、自分の身体を「なでる」様に要求する様な仕草を見せてきます。
その様な行動を見せた場合は、ぜひ、優しくなでてあげてください。
愛犬のあごのせ理由② ご飯が欲しい
あごのせの理由② ご飯が欲しい
次にあげる理由は「ごはん」や「おやつ」を要求している場合です。一説によると、「こうするとおやつがもらえた」などの経験からあごのせをする愛犬もいる様です。
SNSを見ると、愛犬のかわいい表情に”キュン死”する飼い主さんが続出している様です。そんな姿に、つい、おやつをあげてしまいがちです。与えすぎると肥満の原因となる為、注意が必要です。
また、人間の食べ物は身体の小さい犬にとっては、塩分量が多すぎです。おねだりされても、絶対に与えないでください。
愛犬のあごのせ理由③ かまってほしい
あごのせの理由③ かまってほしい
3番目の理由は「かまってほしい」場合です。「甘えたい時」との違いは、「遊んで欲しい」など、アクティブな行動を要求している点です。
あごのせをすることで、飼い主さんの気を引こうとしているのです。”声をかける”または”おもちゃを見せる”など、応えてあげましょう。
どうしても直ぐに遊べないときは「後で遊ぼうね」などと声をかけてください。無視するとストレスを与えてしまいます。
とはいえ、構い過ぎてしまうことも、クセになります。何事も適度が大切です。
愛犬のあごのせ理由④ 気分が良い
あごのせの理由④ 気分が良い
「気分が良い」ときもまた、愛犬はあごのせをする場合があります。
人間も気分が良く、リラックスしていると、脱力して物に寄りかかることがありますよね?それと似ていると言えます。
人間には理解しがたい、意外な場所であごのせをしている場合があります。この場合も、愛犬にとっては落ち着く場所を意味しています。暖かく見守ってください。
ですが、階段の踊り場など、危険な場所で行っている場合は注意が必要です。
愛犬のあごのせ理由⑤ 安心している
あごのせの理由⑤ 安心している
前途の「気分が良い」とやや類似点はありますが、「安心しているよ」と愛犬からの意思表示です。
犬は本来、群れで行動する生き物です。習性として体をくっつけ合って、温め合う、または安心感を得ます。
この習性から、飼い主さんの身体にあごのせしたり、くっついたりする行動は本能と言えます。愛犬にとって安心できる場所なのです。
安心している=信頼関係が成立していると言えます。愛犬があごのせをしてきたら、思いっきり甘えさせてあげてください。
補足:愛犬がクッションなどのモノにあごのせをする理由とは
愛犬がクッションなどのモノにあごのせをする理由
愛犬がクッションなど、モノにあごのせをする理由は、「あごのせした状態が楽だから」と言えます。
さらに詳しく解説すると、「モノに顎をのせた高さが丁度いい」、あるいは「その態勢・姿勢がリラックスできる」ということです。
愛犬が一休みしている状態を意味しています。静かに見守って、その環境を維持してください。どうしても接触したい場合は、優しく撫でる程度にしましょう。
愛犬にあごのせをしつける方法を解説
愛犬にあごのせをしつける方法を解説します。
- まずは心構えが大事
- 愛犬にあごのせを教える方法① 飼い主の手を犬の顎につける
- 愛犬にあごのせを教える方法② おやつを手に持ち愛犬を呼ぶ
愛犬とスキンシップを図りたい飼い主さんにとって必見です。ぜひ、最後までご覧ください。
まずは心構えが大事
まずは心構えですが、芸を覚えることが苦手な愛犬には、無理強いをしないことです。無理強いをすることで、ストレスを感じてしまいます。
「あごのせ芸」は「待て(Wait)」や「おすわり(Sit)」と比較すると、優先順位は高くありません。しつけと言うよりも、信頼関係の構築、つまりコミュニケーションの一環です。
愛犬の目線で、「あごのせしたから、おやつがもらえた」と思わせる位が丁度いいでしょう。やさしく語りかけることを心がけてください。
できなくても、叱ることはNGです。
愛犬にあごのせを教える方法① 飼い主の手を犬の顎につける
あごのせをしつける方法① 飼い主さんの手を愛犬の顎につける
一つ目の方法は、シンプルに飼い主さんの方から愛犬の顎に手を付けてください。これができたら、おやつをあげてください。繰り返すうちに、しつけられる様になります。
また、愛犬の顎に飼い主さんの手をつける際、「あご」などと声かけを行います。この声かけが合図となり、愛犬が”あごのせ”をしてくれる様になります。
しつけはディープラーニングと似ていますが、愛犬にストレスを与えない様にしましょう。
愛犬にあごのせを教える方法② おやつを手に持ち愛犬を呼ぶ
あごのせをしつける方法② おやつを手に持ち愛犬を呼ぶ
二つ目の方法は、おやつを手に持って愛犬を呼ぶ方法です。一つ目との違いは、飼い主さんから手をつけるのではなく、愛犬を呼び寄せることにあります。
2本の指でアルファベットの『V』の字を作ります。その際、おやつを別の指に忍ばせます。呼んでも愛犬が来ない場合は、おやつを見せてから、閉じている指に、忍ばせます。
V字の指にあごのせができたら、おやつをあげましょう。徐々にV字型の指を見るだけで、おやつを食べにくる様になります。そうなると、しつけは完了です。
まとめ:愛犬のあごのせは飼い主に対する愛情表現
愛犬があごのせをした場合の心理を紹介!しました。愛犬のあごのせは、「飼い主さんとの信頼関係の証」だと言えます。
愛犬のあごのせには
- 甘えたい、かまってほしい
- ご飯が欲しい
- 気分が良い、安心している
- あごのせの状態は愛犬の身体がリラックスできる
また、しつの方法は、①愛犬の顎に手をつける、あるいは②愛犬を呼んで顎を指に乗せてもらう、の2種類の方法がありました。そして、これらの方法を実践すると同時におやつを与えることでした。
最後までお読み頂きありがとうございます。ぜひ参考にしてみてください。
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