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愛犬を飼育している飼い主さんなら犬のトイレ問題に頭を悩ませる方もいるのではないでしょうか。中でも、犬のトイレがはみ出る問題は様々な原因が考えられます。今回のMOFFME記事では、失敗する原因・愛犬のトイレに囲いを使う際のメリット・おすすめ商品などを紹介します。

記事監修者「森下 浩志」

この記事の監修者森下 浩志
フィナンシャルプランナー

早稲田大学基幹理工部出身。すべてのペットのお金と健康にまつわる問題を解決したい、という強い思いからMOFFMEを立ち上げ。ファイナンシャルプランナー、損害保険(ペット保険を含む)の公的資格取得。獣医師団体などと連携をして、ペットのWEB健康診断ツールの開発も行う。

この記事の目次

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愛犬のトイレには囲いを使おう!メリットやおすすめ商品を紹介

室内で犬を飼っている方を悩ませる問題として、トイレの失敗があります。

トイレ以外の場所でしてしまう、トイレシートでしてくれるけどはみ出してしまう。

このようなトイレ問題に悩む飼い主の方は多いと思います。

今回のMOFFME記事では、「トイレ失敗の原因」「囲いがおすすめな理由」「囲いを手作りする方法」などを解説します。

  • 愛犬がトイレに失敗する原因4つを解説!
  • ①トイレのしつけが不十分だから
  • ②トイレシートのサイズが合っていない
  • ③トイレシートが汚れているため
  • ④トイレをするとき足を上げてしまう
  • トイレの失敗対策に囲いを使うメリット3選!
  • ①トイレの認識がしやすくなる
  • ②トイレの失敗が減る
  • ③落ち着いてトイレができる
  • DIYでトイレを作る方法を解説!
  • コーナー部分の作り方
  • サークルの仕切りを作る
  • トイレシートのズレ対策
  • 滑り止めを設置
  • 角や切り口を保護する
  • トイレの囲い商品おすすめ3選!
  • ①やわらかプラダントイレ
  • ②しつけ用ステップ壁付きトイレ
  • ③スタイリッシュドッグサークル
  • まとめ
愛犬のトイレ失敗に悩む飼い主さんは、ぜひ今回の記事を参考にしてください。

愛犬のトイレはなぜはみ出る?4つの原因を解説!

愛犬がトイレをする際に、はみ出してしまうのは何故なのか。

ここでは考えられる原因を4つ解説します。

  1. 愛犬のトイレがはみ出る原因① トイレのしつけが不十分だから
  2. 愛犬のトイレがはみ出る原因② トイレシートのサイズが合っていない
  3. 愛犬のトイレがはみ出る原因③ トイレシートに汚れがついている
  4. 愛犬のトイレがはみ出る原因④ 足を上げてトイレをしてしまう
トイレを失敗してしまう原因がわかれば対策をすることができます。
当てはまっている原因がないか、確認してみてください。

愛犬のトイレがはみ出る原因① しつけが不十分だから

愛犬のトイレがはみ出してしまうのは、しつけの不十分が原因かもしれません。

トイレからはみ出すだけでなく、トイレ以外の場所でも排せつしてしまう場合は、トイレのしつけが不十分な可能性が高いです。

また、大体のトイレの場所はわかっているけど「トイレシートの中で済まさなければいけない」ということまで理解できていないのかもしれません。

この場合はトイレシートの場所を1m程ずらしてみたり、部屋に複数トイレシートを敷いて、トイレシート自体を覚えさせるようにしましょう。

愛犬のトイレがはみ出る原因② トイレシートのサイズが合わない

愛犬の体格に対して、使っているトイレシートのサイズが合っていないかもしれません。

サイズが小さいと、犬は排せつの際にしっかり狙いを定めてトイレをしなければならないので大変です。

また、犬によってはトイレシーツの上で排せつする位置を選ぶ犬もいます。
排せつする位置を選べるよう、犬の大きさに対して余裕のあるサイズを選ぶようにしましょう。

サイズが小さいことが、はみ出しの原因になっているなら、大きいトイレシートに変えることで解決する可能性が高いです。

愛犬のトイレがはみ出る原因③ トイレシートの汚れ

犬はトイレシートが汚れていると、汚れている場所を踏まないように避けてトイレをすることがあります。

避けて排せつするので、トイレシートからはみ出してしまっているのかもしれません。

この場合は、愛犬のトイレ後にすぐ新しいシートに変えてあげることで解決できます。

大きめのトイレシートを使っていて、部分的な汚れだけだと交換するのがもったいないと感じる人は、小さいサイズのトイレシートを敷き詰めて設置してみてください。

愛犬がトイレをしたシートだけを交換できるので、もったいないと感じにくく、トイレを清潔に保てるのでおすすめです。

愛犬のトイレがはみ出る原因④ 用の足し方がおかしい

オスの場合室内でも足を上げてトイレをすることがあり、床や壁に飛び散ってしまっている。

はみ出す原因が足を上げての排せつが原因なら、囲いを設置するのが効果的です。

トイレシートの周りに囲いを設置してしまえば、犬のはみ出しはなくなります。

また、足上げの対策として、囲いの柵にクリップでトイレシートを垂らして壁を作ってあげましょう。

トイレシートの壁があれば、犬が足を上げて排せつしても、おしっこの飛散を防ぐことができるのでおすすめです。

愛犬のトイレに囲いを使う3つのメリットを紹介!

ただトイレシートを床に敷いただけだと失敗してしまうワンちゃんには、囲いを使うと改善されるかもしれません。


ここでは愛犬のトイレに囲いを使った場合のメリットを3つ紹介します。

  1. 愛犬のトイレに囲いを使うメリット① トイレが認識しやすくなる
  2. 愛犬のトイレに囲いを使うメリット② トイレの失敗が減る
  3. 愛犬のトイレに囲いを使うメリット③ 落ち着いて排せつに集中できる
囲いを設置することで、トイレのはみ出し対策やトレーニングにもなります。

愛犬のトイレに囲いを使うメリット① トイレが認識しやすい

犬は視力があまり良くありません。

そのため、トイレシートを敷いているだけではトイレだと認識しにくい状態になっている場合があります。

特にシニア犬は、視力が弱くなり認識しずらくなってくるので、囲いを設置することでトイレの場所が認識しやすくなります。

また、囲いを設置する場合は犬がケガをしないように、安全性の高い物を使用しましょう。

手作りで囲いを作る場合は、角や端などで犬がケガをしないように対策が必要です。

愛犬のトイレに囲いを使うメリット② トイレの失敗が減る

愛犬がトイレの場所では排せつしてくれるけど、トイレシートからはみ出してしまう。

この場合は、トイレシートの周りに囲いを設置することで、物理的にトイレシートからはみ出ることがなくなります。

さらに囲いの柵にもトイレシートを垂らしておけば、壁や床への飛散も防止できます。

現在愛犬が大体のトイレの場所は把握しているけど失敗してしまっている。


このような状態なら、囲いを設置することでトイレの失敗を減らすことができるかもしれません。

愛犬のトイレに囲いを使うメリット③ 落ち着いてトイレができる

過去にトイレシートからはみ出して、飼い主から叱られたり、細かな反応をしていた場合は、落ち着いてトイレができなくなっている可能性があります。

トイレに囲いを設置してあげると、トイレシートからはみ出る心配がなくなり、愛犬も落ち着いて排せつでいるようになります。

注意として、トイレを失敗したからといって叱ってはいけません。

犬は叱られたのはトイレを失敗したからではなく、排せつ自体が駄目なのかと勘違いして
飼い主の前でトイレをしなくなってしまいます。

トイレの失敗をしてしまうワンちゃんに対しては、叱るのではなく、失敗しないように導いてあげるという意識でトイレトレーニングをしていきましょう。

愛犬用トイレの囲いをDIYで作る方法を紹介!

囲いを作るだけなら、そこまで難しい加工もなさそうだし、自分で作ってみようと思う人もいるかもしれません。


ここではそんな人に向けて、トイレの囲いをDIYで作る方法を紹介していきます。

  1. 愛犬用トイレの囲いの作り方:コーナー部分の作り方
  2. 愛犬用トイレの囲いの作り方:囲いの中に仕切りを作る
  3. 愛犬用トイレの囲いの作り方:トイレシートのズレ防止
  4. 愛犬用トイレの囲いの作り方:滑り止めを付ける
  5. 愛犬用トイレの囲いの作り方:切り口を保護してケガの防止

必要な材料もダイソーなどの100均で揃えることができます。


近くにダイソーがない場合でも、今ではたくさんの100均ショップがあるので、材料の入手には困らないと思います。


主な必要な材料

  1. プラスチック段ボール(プラダン)
  2. 粘着テープ
  3. マジックテープ
  4. フロアマット(クッションマット)
  5. タオルクリップ(粘着タイプ)
  6. 滑り止めマット
  7. エッジガード(コーナーガード)


自作で作ろうと考えている人は、是非こちらの作り方を参考にしてみてください。

愛犬用トイレの囲いの作り方:コーナー部分の作り方

トイレのコーナー部分は、犬がぶつかって歪んでしまわないように、補強パーツをつけましょう。

プラダンの片面だけに、縦にカッターで切り込みを入れて折り曲げられるようにします。
プラダンの中にある筋に沿ってカットすると切れ目が入れやすいです。

折り曲げられるようになったプラダンを、囲いの四隅のコーナー部分に取り付けて補強します。

取り付ける場所は、コーナー部分の内側外側どちらでも大丈夫です。

カットした部分が切れやすくなっているので、ケガ防止のために粘着テープなどで保護しておきましょう。

愛犬用トイレの囲いの作り方:サークルの仕切りを作る

ベッドとトイレが一緒になったケージのような囲いを作る場合には、囲いの中にベッドスペースとトイレを分けるための仕切りを付けます。

仕切りを作ることで、周りを気にしてしまうワンちゃんの目隠しと、トイレトレーニングの効果が期待できます。

プラダンでスペースを仕切るための仕切り板を作ります。

仕切り板の端と、取り付ける壁部分に粘着テープでマジックテープを付けます。

マジックテープで仕切り板を固定すると簡単に脱着可能になるので、水洗いなどのお手入れをする際に便利です。

愛犬用トイレの囲いの作り方:トイレシートのズレ防止

床にフロアマットまたはフロアクッションを敷いて、その上にトイレシートを敷きます。

ただ、このままだとトイレシートがズレてしまうので、タオルクリップを使ってズレ防止対策をします。

粘着タイプのタオルクリップをフロアマットまたはフロアクッションの四隅に固定。

固定したタオルクリップにトイレシートを挟み込んで設置するとズレにくくなります。

タオルクリップを囲いの内側の四隅に固定すると、トイレシートのズレ防止だけでなく、囲い自体のズレ防止にもなります。

愛犬用トイレの囲いの作り方:滑り止めを付ける

トイレシートのズレ対策として、滑り止めマットを敷くのもおすすめです。


犬が排せつ場所を決められず、シートの上でウロウロしていると、だんだんトイレシートがズレくることがあります。


トイレシートの下に滑り止めマットを敷いておくと、シートがズレなくなり、トイレ前にシートがぐちゃぐちゃになってしまうのを防ぐことができます。


トイレシートのズレ対策としてタオルクリップと滑り止めマットを紹介しましたが、これはどちらを使用しても大丈夫です。


両方使用すると、囲いのズレとトイレシートのズレをより防止できます。

愛犬用トイレの囲いの作り方:プラダンの切り口を保護する

最後にプラダンの角や切り口を保護します。

プラダンの切り口は意外と固く鋭利になっています。

擦れて切ってしまう可能性があるので、ケガ防止のために切り口をしっかり保護しておく必要があります。

家具やテーブルの角に使用するエッジガード(コーナーガード)や、テープなどを使って切り口や角を保護しましょう。

犬のケガ防止だけでなく、小さなお子さんがいる場合には、子供のケガ防止にもつながるので、しっかり保護するようにしてください。

犬用トイレの囲い商品おすすめランキング3選!


自分は不器用だから自作は難しい。

自分で作ったものだと不安なので、きちんと商品として販売されているものを使いたい。


このような方におすすめの、トイレの囲い商品を3つ紹介します。

  1. ①:やわらかプラダントイレ
  2. ②:しつけ用ステップ壁付きトイレ
  3. ③:スタイリッシュドッグサークル
軽量で持ち運びが簡単なもの、壁付の飛び散り対策商品、おしゃれでスタイリッシュなどいろいろあります。

購入を検討されている方は、こちらで紹介する商品を参考にしてみてください。

①:やわらかプラダントイレ

プラスチックでできたプラダンという段ボールを使用した商品です。

(商品ページ:やわらかプラダントイレ


超軽量なので女性でも簡単に持ち運びが可能。


プラスチック素材で、お手入れがしやすく、水洗いもできて衛生的です。


バリアフリーでまたぎやすいので、トイレや介護サークルとして使用できます。


トイレシートのズレ防止で、シートの下に敷くシリコンゴムシート付。


シーツの踏み心地やニオイでトイレの位置がわかりやすく、トイレトレーニングにも最適です。

②:しつけ用ステップ壁付きトイレ

トイレのしつけがしやすく、おしっこが飛び散りにくい壁付きタイプのトイレです。

プラスチック製でお手入れがしやすく、水洗いも簡単です。

ゴム脚付きなので、ズレにくく設置場所の床をキズつけません。

トイレシーツの上にかぶせるメッシュ付きで、トイレシートの噛みちぎりや引っかきなどのいたずらを防げます。

しつけが終わった後は、必要に応じてメッシュを取り外して使用することも可能です。

③:スタイリッシュドッグサークル

おしゃれでスタイリッシュな多目的アイアンサークル。

アイアンサークルなので、インテリアに良く馴染みます。

本体は適度な重量感があり、ゲートの開閉部は二重ロック構造になっています。

組み立ては工具不要で女性一人でも簡単に組み立てることができます。

ジョイント部分の固定ロックを外すと、パネルを連結したまま自由に角度を変えることができて、そのまましまうこともできます。

また、さまざまな用途へ使用可能になっていて、壁の取り付けパーツキットを使用すると進入防止のフェンスとしても使うことができます。

まとめ:囲いを上手く使って愛犬のトイレ問題を解決しよう

今回の記事では愛犬のトイレ問題について解説しました。


解説した内容

  • 愛犬がトイレに失敗する原因4つを解説!
  • ①トイレのしつけが不十分だから
  • ②トイレシートのサイズが合っていない
  • ③トイレシートが汚れているため
  • ④トイレをするとき足を上げてしまう
  • トイレの失敗対策に囲いを使うメリット3選!
  • ①トイレの認識がしやすくなる
  • ②トイレの失敗が減る
  • ③落ち着いてトイレができる
  • DIYでトイレを作る方法を解説!
  • コーナー部分の作り方
  • サークルの仕切りを作る
  • トイレシートのズレ対策
  • 滑り止めを設置
  • 角や切り口を保護する
  • トイレの囲い商品おすすめ3選!
  • ①やわらかプラダントイレ
  • ②しつけ用ステップ壁付きトイレ
  • ③スタイリッシュドッグサークル
トイレ問題で悩んでいる飼い主さんは多いと思いますが、紹介した原因や対策を参考にして実践していただけたらと思います。

今回紹介した内容が、愛犬のトイレ問題の解決に、少しでもお役に立てたら幸いです。


またMOFFMEでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!