SNS上などで、赤ちゃんが泣いたときに寄り添うような仕草をする様子や、赤ちゃんと一緒に成長するわんちゃんを見かけることがありますが、なぜ犬は人間の赤ちゃんに優しいのでしょうか?今回はその理由と、気をつけたいことについてご紹介していきます。
なぜ犬は人間の赤ちゃんに優しくしてくれるの?
SNSを見ていると、ワンコと赤ちゃんが仲良く遊んでいたり、寝ていたりする画像や動画がたくさん見られますよね。
ペットも家族の一員ですが、犬の場合は特に、赤ちゃんの兄や姉のように、あやしたり守ったりする行動をよく見せます。
これは、犬が赤ちゃんを守るべき存在であるということを認識しているからではないでしょうか。
犬が赤ちゃんに優しくする理由は、
- 自分よりも小さいから
- 周りの大人の対応が違うから
- 飼い主さんが大切にしているものを守りたいから
- 家族の一員だと思っているから
全ての犬が赤ちゃんに優しくできるの?
家族として共に生活しているワンコであれば、ほとんどの子が赤ちゃんには危害を加えないでしょう。
ただし、中には赤ちゃんが発する大きな声に驚いてしまったり、尻尾や鼻、耳などを掴まれることを嫌がる子もいます。
ワンコの性格にもよるため、全てのワンコが人間の赤ちゃんに優しい!とは言えません。
飼い主さんが赤ちゃんに付きっきりになることで、嫉妬するワンコもいるでしょう。
しかし、ワンコは基本的に飼い主さんが大好きです。共感力も持っており、飼い主さんが悲しんでいればワンコも悲しみます。
逆に、飼い主さんが嬉しい時や喜んでいる時は、ワンコも嬉しいのです。
飼い主さんが赤ちゃんを可愛がっている姿を見て、同じように可愛がってくれるようになることは十分あります。
最初から赤ちゃんに優しいワンコもいれば、徐々に慣れてくるワンコもいるので、焦らずゆっくり様子を見守りましょう。
犬が赤ちゃんと接するときの注意点は?
犬も赤ちゃんも言葉を話せません。ワンコが赤ちゃんにとても優しくても、予測できない事態が起こってしまう可能性があります。
そのため、ワンコと赤ちゃんが接している時は目を離さないこと!必ず二人っきりにはさせないよう注意してください。
また、赤ちゃんが来る前に、必要最低限のしつけをしておくことも重要です。
どれだけワンコが赤ちゃんに優しくても、行動を止めたい時があるかもしれません。その時のためにも「おすわり」や「待て」はしつけておきましょう。
そして、大切なのが、ワンコに寂しい思いをさせないことです。赤ちゃんが来てからも、ワンコとのコミュニケーションは欠かさず取りましょう。
ワンコが赤ちゃんによってストレスを感じないよう、飼い主さんが配慮してあげることで、ワンコも赤ちゃんも幸せな環境になるはず。
赤ちゃんと仲良くしてほしいなら、ワンコの気持ちも飼い主さんが考えてあげてくださいね。
まとめ:犬にも愛情を忘れずに!仲良く過ごせる環境作りをしてあげましょう!
ワンコは賢く、優しい動物です。飼い主さんの大切なものは大切にしてくれます。
赤ちゃんと仲良くしてもらうためには、飼い主さんの愛情が重要!
普段からしっかりとワンコを可愛がって、コミュニケーションを取っていれば、信頼関係が築けて、赤ちゃんもきっと可愛がってくれるでしょう。
赤ちゃんに近寄りたがらない…赤ちゃんに攻撃的…という場合は、寂しさを感じており、ヤキモチを妬いているのかもしれません。
人間の赤ちゃんと同じように、ワンコも愛情が必要な家族です。
赤ちゃんにもワンコにも愛情をたっぷり注いで、家族としての信頼関係や絆を築きましょう!
この記事をまとめると、
- ワンコが赤ちゃんに優しいのは家族だから
- 飼い主さんの大切にしているものを守りたいから
- ワンコと赤ちゃんを二人っきりにさせない
- どちらにも愛情が必要!